カメルーンの治安特集!首都ヤウンデや観光地は?旅行時の注意点も網羅

2017年9月12日 (2017年9月15日最終更新)

カメルーンという国はサッカー好きな人なら割と馴染みの有る国名です。ですがこの国を旅行した人、あるいは観光や治安について知識の有る人は少ないでしょう。そこで今回はカメルーンの治安、そして観光の際の注意点を全て網羅してお伝えします。

目次

  1. カメルーンってどんな国?
  2. 治安に影響も・カメルーンの位置と周辺国
  3. 治安の為の予備知識!カメルーンの地域区分
  4. カメルーンの首都ヤウンデ・治安は?
  5. 治安レベル1・アダマワ州以南全て
  6. 治安レベル2・北部州とナイジェリア国境付近
  7. 治安レベル3・チャド及び中央アフリカ国境付近
  8. 治安レベル4・カメルーンで一番危ない極北州
  9. 魅力的なカメルーンの観光地
  10. 治安以外でも・カメルーン旅行での注意点
  11. 治安に注意して安全なカメルーン旅行を

カメルーンってどんな国?

@kokkis.clubさんの投稿
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カメルーンはアフリカ大陸中央部に位置する国家で、古くはドイツ、後にフランスとイギリスに分割統治されていた過去が有ります。1960年にフランス統治下にあった東側が独立しその後1972年にイギリス統治下だった西部も独立、合併の末現在に至ります。首都はヤウンデ。公用語はフランス語及び一部地域は英語。

治安に影響も・カメルーンの位置と周辺国

@toshi10413さんの投稿
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カメルーンは南西部のギニア湾を除いた全域が周辺国に囲まれています。北東部はチャド、東部は中央アフリカ、南部は赤道ギニア、ガボン、コンゴに接しており、そして西側は残虐行為で世界的に非難を集めているボコ・ハラム等のテロ組織を抱えているナイジェリアにも国境を接しています。その他隣国とも国境問題を抱えています。

治安の為の予備知識!カメルーンの地域区分

@ktjmacchoさんの投稿
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カメルーンは10の州と58の県に区分されています。イギリス委任統治領であった南西州、北西州、そしてフランス統治下にあったアダマワ州、東部州、極北州、北部州、西部州、南部州、商業都市ドゥアラの有るリトラル州、そして首都ヤウンデの有る中央州が有ります。治安対策としてこの地域区分を頭に入れておく事が重要になります。

公用語は2か国語・でもバイリンガルではない?

@rlpvdsさんの投稿
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植民地統治時代の影響で公用語がフランス語と英語の2か国語となっていますが、かといって現地の人達が両方の言語を使いこなせる訳では有りません。北西州と南西州のみ英語話者が多く、他の州はほぼ全てフランス語話者ばかりです。英語話者とフランス語話者の社会的待遇の違いが摩擦を生み、上記2州では独立運動も起こっています。

カメルーンの首都ヤウンデ・治安は?

@tatsuro_photographerさんの投稿
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カメルーン国内において政治の中心でもあり、経済規模がドゥアラに次いで大きいのが首都ヤウンデ。標高700メートルに位置し、湿気が無く涼しい街です。美しいモニュメントや博物館等の観光地が点在しているこのヤウンデですが、外務省の海外渡航情報では治安レベル1となっており、旅行者を狙った強盗も発生しています。

治安レベル1・アダマワ州以南全て

@izanefgさんの投稿
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まずカメルーンで危険度の低い地域はアダマワ州以南の全ての州です。首都ヤウンデや国内で一番の経済規模を誇るドゥアラも含まれます。ただやはり各地で詐欺や旅行客を狙ったタクシー内での運転手や他の乗り合い客からの強盗、警察による賄賂の要求、更には道路を塞いでの車両強盗が横行しており、観光地に向かう際も注意が必要です。

治安レベル2・北部州とナイジェリア国境付近

@shaaban.salahさんの投稿
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治安レベル2は北部州とナイジェリア国境付近です。国境地帯は警備が手薄な上に政情不安定であり、北部州も含めボコ・ハラムのメンバーの潜伏の可能性が高い事や、国境南端のバカシ半島沖においては航行中の船舶が武装集団に襲撃される事件も起こっています。旅行時は不要に北部州や国境30メートル以内に近づくのは避けましょう。

治安レベル3・チャド及び中央アフリカ国境付近

@dongmo615さんの投稿
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治安レベル3はチャド及び中央アフリカ国境付近、そして北部州のナイジェリア国境付近です。治安レベル3となっると、注意点どころか外務省サイトでは渡航中止勧告地域となる地域です。中央アフリカの旧反政府分子の侵入に伴う戦闘の頻発、武装集団の商業バス襲撃と乗客の殺害、隣国から違法に持ち込まれた武器も発見されています。

治安レベル4・カメルーンで一番危ない極北州

@zaoulerou_さんの投稿
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最後は旅行の注意点を述べる余地すら無い最大警戒地域、極北州です。ここは以前からボコ・ハラムが侵入している地域で、カメルーン軍への襲撃、一般市民の拉致、ボコ・ハラムによる地雷の設置そして2015年には自爆テロ等で多数の死者が出ています。ルムスィキ等の美しい観光地が有りますが、残念ながら旅行出来る情勢では有りません。

魅力的なカメルーンの観光地

@cameroun_loversさんの投稿
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国土全体が最低でも治安警戒レベル1以上、地域によっては最高レベル4にもなるカメルーン。そんな危険なイメージのカメルーンですが、美しい自然の景観や動物の生態系を観察できる動物保護区、そしてカメルーンの歴史を今に伝える博物館やモニュメント等、一見に値する立派な観光地が国内に複数有ります。

観光地その1・ルムスィキ

@alizingstraさんの投稿
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自然の美しいカメルーンの観光地の中でも特に目を引く景観がこのルムスィキ。噴出したマグマが固まって出来たこの奇岩群、一番高いものでは1224メートルも有ります。ただし残念ながらこのルムスィキは最大警戒区域である極北州に有る為、現在は訪れる事の出来ない観光地となってしまっています。

住所;Mokolo,Extrême Nord

観光地その2・再統一記念像

続いての観光地はヤウンデ市内にある再統一記念像。この記念像は1961年の仏領カメルーンと英領カメルーンの統一を記念して建立されたもので、壮大ならせん状のモニュメントとその前に松明を掲げた力強い青年と子供達の像が建っています。ダイナミックながらも温かみのあるこのモニュメントはカメルーンの象徴となっています。

住所;Boulevard de la Réunification, Yaounde
電話番号;0699999663

観光地その3・メフー保護区

ステップ気候とサバナ気候の北部から南部に行くにつれて気候が湿潤になり熱帯性気候になるカメルーンは、ミニアフリカと呼ばれアフリカの縮図と捉えられます。そんなミニアフリカを体験出来る観光地がメフー保護区です。首都ヤウンデから少し離れた場所に有るこの保護区では、様々な霊長類が自然に近い形で飼育、保護されています。

住所;Mvog Mbi, Yaoundé

観光地その4・聖アナスタシア森林公園

ヤウンデの街は首都と言う事も有って活気が有るのですが、そんな中でも静かに散策したいという方におすすめなのが聖アナスタシア森林公園です。広々とした公園内には森林だけでなく小川と美しい花々、そして石像の佇む落ち着いた雰囲気の広場がヤウンデ市民の憩いの場になっています。

住所;Briqueterie, Yaoundé

観光地その5・ヤウンデ国立博物館

ヤウンデの官庁街にそびえ立つこの立派な外観の建物は、カメルーンの歴史を今に伝えるヤウンデ国立博物館です。先史時代のカメルーン北部由来の伝統芸術、特に絵画や彫刻等の考古学資料が大変豊富で見ごたえが有ります。建物の美しさと博物館前のモニュメントも圧巻です。

住所;Musée National du Cameroun,75058 Yaounde

治安以外でも・カメルーン旅行での注意点

@yanntrailさんの投稿
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ここまでカメルーンの地域ごとの治安状況をお伝えしてきましたが、治安レベル1の地域でも犯罪の絶えないカメルーン。治安レベルに関係無くカメルーン観光において頭に入れておきたい注意点はまだまだ沢山有ります。ここでは観光時の行動シチュエーションに応じた注意点について細かくお伝えします。

夜は出歩かない・昼間でも複数名で行動を

まず一番の注意点は夜間の外出をしない事ですが、今日のカメルーンではそれだけでは不十分で、不況から来る貧困により日中でも窃盗や走行中の車を狙って道路を塞いで強盗する等の犯罪が多発しています。特に観光客は狙われやすいので、日中でも単独行動は避け、高価な装飾品を身に着けるのも避けた方が良いでしょう。

タクシーは貸切る

次の注意点は交通機関の利用についてです。まずタクシー利用の際は乗り合いは絶対に避けましょう。カメルーンでは日中でも観光客狙いの強盗が多く、タクシーの運転手と乗客がつるんで乗り合いになった観光客から金品を巻き上げるといった事件も発生しています。必ず複数名で貸し切り利用しましょう。

ホテル室内でも必ず施錠

@queenrosenさんの投稿
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旅行中に一番油断しやすいのがホテル滞在の時です。日本ではホテルの従業員はきちんとしているというイメージが有りますが、カメルーンでは事情が違い従業員による強盗も発生しています。滞在時はきちんと施錠し、従業員がドアをノックしてもドアを開けずにまずはフロントに電話を掛け何の用件であるかを確認しましょう。

信頼のおけるガイドを雇う

@pony0181さんの投稿
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これは費用が掛かってしまう手段ではありますが、やはり複数名での行動とはいえ観光客という時点で現地の犯罪者からは既に足元を見られていると思っていても間違いないでしょう。多少費用は掛かったとしても、安全を買うつもりで信頼のおける現地を良く知るガイドに案内を依頼するのが望ましいです。

万一襲われた時用に現金を

@cyrilsoaさんの投稿
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これはあまり想像したくない状況ですが、もし万が一強盗に有ってしまった場合には何よりも抵抗しない事です。相手は武器を隠し持っている危険が有る為、むやみに抵抗すると命の危険もあり得ます。そんな状況ではある程度まとまった金額を隠し持っておき、襲われた際に強盗に渡す事で身を守るというのも一つの方法です。

治安に注意して安全なカメルーン旅行を

@imfromoverthereさんの投稿
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さて、ここまでカメルーンの治安についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。渡航にあたっては上記の情報の他にもその都度外務省の情報に目を通し、在留大使館の連絡先を控える等の対策もおすすめします。常に日本とは違うという事を念頭において周囲の状況に最大限の注意を払い、安全に楽しく旅行しましょう。

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