マオリ族とは?歴史・文化・人口・ニュージーランドでの交流スポットもご紹介!

2017年9月14日 (2017年9月19日最終更新)

イギリス人が入ってくる前からニュージーランドに住んでいたマオリ族。特徴的な文化や習慣のマオリ族に関係する場所はニュージーランドの旅行でも外せない観光スポットとなっています。そんなマオリ族の歴史や文化、マオリ族と交流できるスポットなどをご紹介します。

目次

  1. ニュージーランドのマオリ族をご紹介!
  2. マオリ文化を伝えるマオリ族
  3. マオリ族の歴史はニュージーランドの歴史
  4. 高度な技術を持つマオリ族
  5. マオリ族の現在の人口は?
  6. マオリの言葉はどんなもの?
  7. マオリ族の儀式は緊張感満点
  8. 大迫力のマオリ族の踊り
  9. マオリ族と交流できるスポット
  10. さらにマオリ族の文化を知れる場所も
  11. 独特の文化を持つマオリ族に会いに行こう!

ニュージーランドのマオリ族をご紹介!

@leancaulfieldさんの投稿
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イギリス人が入ってくる前からニュージーランドに住んでいたマオリ族。特徴的な文化や習慣のマオリ族に関係する場所はニュージーランドの旅行でも外せない観光スポットとなっています。そんなマオリ族の歴史や人口、文化、マオリ族と交流できるスポットなどをご紹介します。

マオリ文化を伝えるマオリ族

@u4bikさんの投稿
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マオリ族はニュージーランドにイギリス人が入ってくる前から住んでいた先住民族(タンガタ・フェヌア)です。彼らは約1000年前、ポリネシア諸島の「ハワイキ」という島から大型のカヌーに乗ってニュージーランドにやってきたと言われています。

@yoshida_tatsumiさんの投稿
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この「ハワイキ」がどの島にあたるのかは判明していませんが、マオリ族の人々は死後、その魂が、ニュージーランド北島北端の岬、ケープ・レインガから自分たちの故郷であるハワイキに旅立つと考えています。今日、マオリ族はニュージーランドの全人口の約14%を占めています。マオリ族の歴史的な言語と伝統は、ニュージーランド文化の根幹をなしています。

マオリ族の歴史はニュージーランドの歴史

1,000年前にハワイキという島からカヌーでニュージーランドまでやってきた当初、マオリ族の人々は魚や動物を食べることで生計を立てていました。その後15世紀以降はサツマイモとタロイモを育てる生活に変化をしていきました。また夏の間に漁業も行われるようになりました。しかし、16世紀に入ると気候の変動により魚介類が大幅に減少し、マオリ族の人々は内陸で新たな生活に順応することを迫られました。

@shoki.shibataさんの投稿
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1769年10月、初めてのヨーロッパ人のクック船長ことジェームズ・クックらが初めてニュージーランドにやってきました。それ以降、多くのヨーロッパ人がニュージーランドにやって来ました。マオリ族の人々とヨーロッパ人とのトラブルが続き、死者まで発生していました。しかし一方では、マオリとヨーロッパ人との交流も行われるようになっていきました。 

@nanga83さんの投稿
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1840年、イギリスとマオリ族の人々との間でワイタンギ条約が結ばれました。この条約により、ニュージーランドはイギリスの植民地になったのです。しかし、この条約の内容はニュージーランドにとって不利な条件の不平等なものでした。そのためワイタンギ条約は今でも問題に挙がることが少なくありません。

第二次世界大戦後、マオリ族の人々は都市部にも居住するようになりました。マオリ族も英語を話すようなったためマオリ語を話すマオリ族の人々の人口は減少しています。また、生活も西欧化、現代化が進み、マオリ族の伝統は消えつつあります。そのためマオリ族の歴史や文化を残す運動も盛んになりました。マオリ族への差別を禁じた法律の整備やマオリ語の教育、文化の保護が進められています。

高度な技術を持つマオリ族

@yearbook.nzさんの投稿
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約1000年前というと羅針盤などの計器類も一切ない時代です。マオリ族の人たちはそんな時代に星の動きから方向を読み取り、何千kmもの距離を航海してきました。風や波、星の動きなどを読み取るマオリ族の航海技術の高さは相当のものといえるでしょう。

@valentina.c33さんの投稿
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また、文字を持たないマオリ族は、先祖からの教えを物語や歌にして語り継いできています。また彫刻や刺青が先祖の物語を表している場合もあります。マオリ族の建物や装身具には、目を見張るほど繊細な彫刻が施されていますが、それらの模様ひとつひとつには意味が込められています。

全国の博物館や文化施設では貴重な装飾品や伝統的な武器を見ることができます。マオリ族を知ることでニュージーランドの歴史も知ることができます。刻や織物の実演を見ると、昔ながらの技術が今も多く使われていることを実感することができます。

マオリ族の現在の人口は?

@okiokicafeさんの投稿
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2013年の調査によると、ニュージーランドに暮らすマオリ族の人口は約60万人です。これはニュージーランドの人口の約15%を占めています。ただし、白人との混血が進んでいるため純粋なマオリ族はとても少ないと言われています。

@visionok1996さんの投稿
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また、ニュージーランド国外のマオリ族の人口ではオーストラリアが最も多く、イギリスやアメリカ、カナダに暮らすマオリ族もいます。これらの人たちも含めると、マオリ族は全体では約75万人ほどの人口数がいると考えられています。

マオリの言葉はどんなもの?

@seira_kizimuさんの投稿
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マオリ語は英語に並び、ニュージーランドの公用語の1つでもあります。音節が必ず母音で終わり、ローマ字に近いため日本人には親しみやすく発音もしやすい言語の一つです。英語のHelloは「kia ora(キヨォラ)と」いいます。

@kenbow1978さんの投稿
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まずはマオリ族の基本的な挨拶である「ホンギ」ではホンギでは「Kia Ora(キヨォラ)」と言いながら、お互いの鼻と鼻をこすり合わせます。お互いの鼻が触れることで「生命の息吹が宿る」とされ「相手と一体になる」ことができると言われています。現在では日常的に見られることは少ないですが、ぜひ機会があればマオリ式の交流にチャレンジしてみましょう。

マオリ族の儀式は緊張感満点

@vivekalinさんの投稿
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マオリ族の関係施設に入る際には、「ウェロ(チャレンジ)」と呼ばれる歓迎の儀式があります。この儀式ではマオリ族の戦士が出てきて、こちらを威嚇し、雄叫びをあげながら地面にシダの葉っぱを置きます。客の代表者は、マオリ族の戦士の目を見ながらこの葉っぱを拾い上げなくてはなりません。

この儀式の一連の動作には、客側に戦う意思がないことを確かめる目的があります。もし怪しげな行動をとれば即座に攻撃されるかもしれないという、非常に緊迫感のある儀式です。敵ではないことが証明されたら、友好の印として、互いの鼻をつけて挨拶を交わします。この挨拶もマオリ族独特です。

大迫力のマオリ族の踊り

@willmaninteriorsさんの投稿
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マオリ族には代表的な踊りで祈りを表す「チャント」の他、ラグビーでおなじみの男性の踊り「ハカ」やポイボールを使用した「ポイダンス」などがあります。あります。どれも迫力満点の歌と踊りです。ぜひ、マオリ村や博物館を訪れて鑑賞することをおすすめします。

「ハカ」はラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)が国際試合前に舞う民族舞踏として有名ですが、元々はマオリ族の戦士が戦いの前に、手を叩き足を踏み鳴らし自らの力を誇示し、相手を威嚇する舞として、また歓迎の挨拶などでも踊るものです。また女性だけの優美な歌や踊りもあり、特に「ポカレカレアーナ」という愛の歌が有名です。

マオリ族と交流できるスポット

@laetichaat1さんの投稿
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マオリ文化が色濃く残っている町が、ニュージーランド北島のロトルアという町です。もともとマオリ族の人口が多く、また温泉地でもあるこの町は、ニュージーランドを代表する観光地として、昔から世界中の旅行者が訪れてきました。現在も多くの施設でマオリ族の文化に触れることができる場所です。

ロトルアで最も代表的な施設が、テプイアです。「ポフツカイザー」という高さ30mも噴き上げる間欠泉など、ロトルアは地熱地帯特有の風景で有名ですが、敷地内にはマオリ族の伝統的なマラエ(集会所)もあり、中ではマオリ族のショーを見学することができます。

@bethf0xさんの投稿
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テプイアでは、マオリ族の伝統料理のハンギ(地面に穴を掘り、焼いた石と食材を入れて、蒸し焼きにしたもの)をいただきながらショーを見ることができます。マオリ族の人々が植物を利用して工芸品を作る様子を見学したり、実際に作ってみたりすることもできます。

さらにマオリ族の文化を知れる場所も

@hlw_17さんの投稿
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ロトルア郊外にあるタマキ・マオリ村にはマオリ族の食事からコンサートまでマオリ族の文化が学べる文化エンターテイメント施設があります。マオリ族の文化を深く知りたければ、夕食付きのツアーがおすすめです。夕食はマオリ族の間で昔から食べられているハンギディナーになります。ツアーの中では歌やハカはもちろん、マオリ族のゲームまで紹介してくれます。日本語のパンフレットもあるので安心です。

またタマキ・マオリ村近くのロトルア湖の真ん中に浮かぶ、モコイア島はマオリの聖地となっている島です。この島は、ヒネモアとツタネカイというカップルの愛の伝説が伝わる島でもあり、二人の名前はロトルアの町の通りの名前にもなっています。モコイア島のガイドツアーでは、マオリ族の人々が様々な植物をいかに食事や工芸品や薬などに使っているかも聞くことができます。たくさんの野鳥を見ることもできます。

@wheres_the_next_adventureさんの投稿
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ミタイ・マオリ村ではマオリの集落が見事に再現されています。そしてミタイ村ではなんとマオリ族がカヌーに乗って出迎えてくれます。マオリ族の凛々しい姿に驚かれる方も多いでしょう。その後、ハカなどで迫力ある歓迎行事が行われます。伝統的な料理を食べた後は、ガイドに従って村を散策します。神聖な場所「妖精の泉」などが見られ、野生植物も楽しむことができます。

独特の文化を持つマオリ族に会いに行こう!

@kelkadi19さんの投稿
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マオリ族の歴史や人口、文化、マオリ族と交流できるスポットなどをご紹介してきましたがいかがでしたか?特徴的な文化や習慣が色濃く残っているマオリ族。ニュージーランド旅行の際はマオリ族と交流できるスポットにもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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