京都・萬福寺の普茶料理とは?中国様式のお寺の魅力を徹底紹介!

2017年11月5日 (2017年11月6日最終更新)

京都の萬福寺は、中国明朝様式の伽藍に加え、中国から伝えられた精進料理「普茶料理」も満喫できるお寺です。そんな魅力満載の萬福寺について、アクセス方法・駐車場・拝観料・御朱印など含め、事前に知っておきたい情報についてまとめてみました!

目次

  1. 日本寺院とは異なる風情が楽しめる京都萬福寺で普茶料理も!
  2. 京都萬福寺の知っておきたい情報1:歴史
  3. 京都萬福寺の知っておきたい情報2:隠元禅師
  4. 京都萬福寺の知っておきたい情報3:黄檗宗
  5. 京都萬福寺の知っておきたい情報4:布袋尊・韋駄天
  6. 京都萬福寺の知っておきたい情報5:魚梛(かいぱん)
  7. 京都萬福寺の知っておきたい情報6:御朱印
  8. 京都萬福寺の普茶料理1:起源・特徴
  9. 京都萬福寺の普茶料理2:菜単(ツァイタン)・献立
  10. 京都萬福寺の普茶料理3:メニュー・予約方法
  11. 京都萬福寺のアクセス・駐車場・拝観料情報
  12. 事前に萬福寺の理解を深めて充実した参拝を!

日本寺院とは異なる風情が楽しめる京都萬福寺で普茶料理も!

@miyagawacho_kikuyaさんの投稿
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京都宇治市の萬福寺は、中国明朝様式で造営されている寺院で、中国から伝えられた美しい精進料理「普茶料理」も堪能できるお寺です。ここでは、そんな萬福寺を参拝する前に知っておきたい情報として、アクセス方法・駐車場・拝観料のほか、大ブームとなっている御朱印情報含めまとめてみました!

京都萬福寺の知っておきたい情報1:歴史

京都府宇治市に所在する黄檗山萬福寺は、中国明朝時代の臨済宗を代表する僧である隠元(いんげん)禅師により1661年に開創された寺院。ちなみに寺名の由来ですが、隠元和尚の中国における自坊と同じ名前を付けたそうです。御本尊は、大雄宝殿(だうおうほうでん)内に鎮座する釈迦如来三尊像です。

@licaさんの投稿
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萬福寺の大きな特徴は、すべての伽藍建築が中国明朝様式で造営されている点で、日本の寺院とは異なる趣きを感じさせる希少価値の高いお寺です。ちなみに、下に紹介する普茶料理(ふちゃりょうり)のほか、隠元豆(いんげんまめ)・西瓜(スイカ)・蓮根(れんこん)・孟宗竹(タケノコ)なども隠元禅師が日本に来られてからもたらされたようです。

京都萬福寺の知っておきたい情報2:隠元禅師

@lizzzzzy.68さんの投稿
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黄檗山萬福寺の開創である隠元禅師は、日本から度重なる招請を受け、63歳だった1654年に20人あまりの弟子とともに来日した形です。そしてその後、徳川幕府からの崇敬を受けることによって、宇治大和田に寺地として約9万坪の土地を賜ることになり、1661年の萬福寺開創につながるのです。

@eikichi_2825さんの投稿
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隠元禅師は「黄檗清規」などを刊行することにより、停滞していた日本禅宗の発展に大きな功績を残されたことから、日本禅宗中興の祖師とされています。また、心の面でも、物の面でも、その両面において日本文化の発展にも大きく貢献されたと当時の皇室より高い評価を受け、国師号・大師号の名前を授けられています。

京都萬福寺の知っておきたい情報3:黄檗宗

@lotus.f403さんの投稿
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黄檗宗の起源は、日本でも広く知られる達磨大師から11代目の臨済義玄(りんざいぎげん)禅師を宗祖と仰ぐ臨済宗。当初は「臨済宗黄檗派」と称していましたが、明治9年(1876年)に独立して「黄檗宗」を公称。儀式・作法などは中国式ですが、根本的には臨済宗の流れを汲んでいるため、現在でも日本の臨済宗各派とは繋がりが強いようです。

@yamaguchi_yuukiさんの投稿
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黄檗宗の大切な教えは「自己の究明」。人として生まれてきて自分はいったいどう生きるのか。まずは自身の解決が肝要ということです。ちなみに、黄檗のお経に「梵唄(ぼんばい)」と呼ばれるものがありますが、4拍子のリズムを基本とし、鐘や太鼓などに合わせて唱える音楽的なお経で、一般的なお経のイメージとは大きく異なる興味深いものです。

京都萬福寺の知っておきたい情報4:布袋尊・韋駄天

中国寺院では一般的に玄関の役割とされている天王殿(てんのうでん)。その中に鎮座しているのが、中国・唐の時代に実在した僧の契此(かいし)がルーツとされていて、その太鼓腹に親近感を覚える布袋尊です。最古の七福神まいりといわれる「都七福神まいり」の布袋尊でもあり、金運・開運招福などの御利益を授けてくださる神さまとされています。

布袋尊の裏側には、日本の寺院では珍しい韋駄天が鎮座しています。足の速い人のことをよく韋駄天にたとえますが、仏舎利(ぶっしゃり)を盗んだ捷疾鬼(しょうしつき)を追いかけて取り返したことから足の速い神さまとされています。ですので、不謹慎な表現かもしれませんが、アスリートような肉体を持ち、ちなみに顔もイケメンです。

京都萬福寺の知っておきたい情報5:魚梛(かいぱん)

拝観料500円を支払ってでも一度は見ておきたいところはこれです。僧侶が食事をする斎堂(さいどう)の前の回廊に、とても印象的でインスタ映えする魚の形をした物体が吊るされています。これが魚梆(開梛かいぱん)と呼ばれるもので、叩いて音を出すことによって時を報せる法具です。なお、萬福寺では今でも実際に使用されているようです。

@kouno_yuukiさんの投稿
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ちなみに、なんとなく想像できそうですが、この魚梛は木魚の原型と言われているものです。なお、口に玉のようなものをくわえていますが、これは「貪瞑痴(とんじんち)の三毒」と呼ばれるもので、貪り・怒り・愚かさの3つを吐き出して取り除こうとしている姿が表現されているそうです。

京都萬福寺の知っておきたい情報6:御朱印

@sin.yamihosuさんの投稿
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「御朱印ガール」といった言葉が生まれるほど大ブームの御朱印。昔は、書写した般若心経などを納めた「納経の証」として授与されていたのが御朱印ですが、今は参拝の証として拝受できます。ただし、お手軽にもらえるからといってスタンプラリー的な感覚で収集するのは問題ですので、少なくともしっかりと参拝した上で拝受してください。

萬福寺では5種類の御朱印を拝受できます。上にも紹介した「布袋尊」「韋駄天」のほか、「大雄寶殿」「萬徳尊」の御朱印もいただけます。そしてもう1つが「魚梛」の御朱印。魚の形をした印がとてもかわいいですし、ほかの寺院ではなかなか見かけることはなく、希少価値も高いおすすめの御朱印です。

京都萬福寺の普茶料理1:起源・特徴

@valkumikoさんの投稿
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普茶料理とは、隠元禅師により中国から伝えられた精進料理のこと。ちなみに「普茶」とは、「幅広い大衆と茶を供にする」という意味から生まれた言葉ですが、実際、卓を囲む各人で大皿に盛りつけられた料理を取り分けて満喫する形です。

@clover.rieさんの投稿
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なお、三百年以上の伝統を持つ料理ですが、日本の精進料理とはイメージが異なり、葛と植物油が多く使用された濃厚な味わいが特徴です。高タンパク・低カロリーで栄養価が高く、盛りつけも美しいので見た目でも楽しめて、インスタグラムなどのSNS投稿にも好適な料理です。

京都萬福寺の普茶料理2:菜単(ツァイタン)・献立

@asukaka7さんの投稿
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普茶料理で味わえる代表的なものとしては、ゴマの旨味と香りを堪能できる麻腐(マフ)。ごま豆腐の元祖といわれる逸品です。また、大皿に旬野菜や乾物の煮物などを盛り合わせたのが筝羹(シュンカン)。見た目は天ぷらですが、衣自体に味がついていて唐揚げに近い料理が油じ(ユジ)で、梅干しや饅頭など幅広いバリエーションを楽しめます。

@kobachan8000さんの投稿
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「もどき」という言葉は日本語でもよく使われますが、普茶料理においては、精進の食材を使って鰻の蒲焼やカマボコに見立てて作られた料理のことです。そして、食後のデザートは水果(スイゴ)で、口の中をすっきりとさせてくれて、食事の最後を締めくくるのにふさわしい味わいの逸品です。

京都萬福寺の普茶料理3:メニュー・予約方法

@yoshimi1961120さんの投稿
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メニューとしては、普茶料理の代表的な料理を松花堂弁当に詰めた「普茶弁当」で、お吸い物も付いてきて、1名から楽しめて、価格的にも一番リーズナブルです。また、2名からの利用となりますが、予算で選べる豪華なコース料理も2つ設定されています。

ご予約はご利用希望日3日前の午前中までに行ってください。営業時間は11時30分から14時30分なので、13時までには入店する必要があります。なお、萬福寺の拝観料が別途必要となります。ちなみに、車で萬福寺の大駐車場にアクセスされた場合、普茶料理の利用者は駐車場料金が無料になります。

住所:京都府宇治市五ヶ庄三番割34
電話番号:0774-32-3900

京都萬福寺のアクセス・駐車場・拝観料情報

@kuro0115さんの投稿
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電車でのアクセスは、JR奈良線の黄檗駅・京阪宇治線の黄檗駅が最寄り駅となり、どちらの駅からも徒歩約5分となります。車でのアクセスは、滋賀方面からは京滋バイパス宇治東ICから約5分・大阪方面からは京滋バイパス宇治西ICから約10分となります。

@junji_drago_asaiさんの投稿
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車でアクセスされた方は、萬福寺の南側に位置するところに60台を収容できる大駐車場が用意されており、駐車場料金は1時間30分まで500円・以降30分ごとに200円となります。萬福寺の拝観料は、高校生以上500円・小中学生300円です。ちなみに「ほていまつり」が開催される毎月8日は、拝観料500円が無料になります。

事前に萬福寺の理解を深めて充実した参拝を!

@yujimangooさんの投稿
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京都萬福寺に対する印象はいかがでしたでしょうか?よく目にする日本のお寺とは異なる雰囲気を味わえますし、木魚の原型といわれる魚梛も興味深い見どころの1つでインスタ投稿にも好適。なかなか味わえない普茶料理に加え、ブームとなっている御朱印のほか、アクセス・駐車場・拝観料など、旅の計画づくりの際に参考の1つになれば幸いです!

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