至仏山へ日帰り登山に行ってみよう!ルートやアクセス情報もご紹介!

2017年12月12日 (2017年12月14日最終更新)

至仏山は群馬県の北東部にあり、みなかみ町と片品村との境界に位置する標高2228メートルの山です。至仏山は尾瀬周辺の尾瀬ヶ原の西端にあり、東の燧ヶ岳と並び尾瀬を代表する名山です。また、この至仏山は尾瀬国立公園に属し、高山植物の宝庫としても知られています。

目次

  1. 至仏山に登ろう
  2. 至仏山へのアクセス
  3. 至仏山の駐車場
  4. 至仏山登山のルールとマナー
  5. 至仏山への登山ルート1:鳩待峠ルート
  6. 至仏山への登山ルート2:山ノ鼻ルート
  7. 至仏山の高山植物
  8. 至仏山の山小屋
  9. 至仏山の麓の尾瀬散策
  10. 至仏山登山を満喫しよう

至仏山に登ろう

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至仏山(しぶつさん)は群馬県の北東部にある山で、標高2228メートルを誇る名山です。山頂には二等三角点「至仏山」が設置されています。また、至仏山は、尾瀬ヶ原の西に位置し、山頂から眼下に眺望する尾瀬ヶ原の景観は美しく、西には奥利根や谷川岳の山並を眺めることができます。ここでは、そんな至仏山登山について、アクセスやおすすめルート、日帰りコースなども含めて紹介します。

至仏山へのアクセス

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至仏山へ電車とバスを使ってアクセスする場合は、まず新宿駅からJR湘南新宿ラインに乗車し、高崎駅でJR上越線に乗り換え、沼田駅で下車します。そして、JR沼田駅から路線バスに乗り継ぎ、登山口の鳩待峠まで行きます。バスでアクセスする場合は、新宿から「戸倉・大清水」行きの高速バスで戸倉まで行き、鳩待峠行きのシャトルバスに乗り換えるのが一般的な方法です。

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新宿から戸倉までは、高速バスで4時間から5時間半ほどかかります。ただし、この高速バスでのアクセスは、5月末から10月中旬までのシーズンに限定されます。マイカーによるアクセスも、5月下旬から10月上旬までのシーズン中は、津奈木と鳩待峠口の区間が全面通行止めとなる日がほとんどのため、マイカーを戸倉の駐車場に停め、シャトルバスに乗り換えて鳩待峠に行く必要があります。

至仏山の駐車場

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至仏山登山のための駐車場は3カ所あります。鳩待峠駐車場は鳩待峠登山口にあり、約120台の車が駐車でき、料金は2500円です。。尾瀬第一駐車場と尾瀬第二駐車場は、尾瀬戸倉温泉付近にあり、鳩待峠まで少し離れていますが、それぞれ、280台、250台の駐車が可能で、料金はどちらも1日1000円となっています。

至仏山登山のルールとマナー

至仏山登山の場合、山開きから7月中旬頃までは雪が残り、雪崩などの危険度が高いため、初心者は入山しない方がいいでしょう。登山の途中で滑り易いガレ場や鎖場が多いので、滑りにくい登山靴を着用し、歩行には注意して登りましょう。至仏山にはトイレが無いため、登山口でトイレを済ませてから登りましょう。植生保護のため、登山道から外れて踏み入れないようにしましょう。

至仏山への登山ルート1:鳩待峠ルート

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まず一番目の日帰り可能な登山コースは、鳩待峠からオヤマ沢田代、小至仏山を通って至仏山に登り、同じルートで下山するという、最もポピュラーでおすすめできるコースです。このルートは標高差が700メートルほどあり、およそ4時間で往復するコースとなっており、日帰りが十分可能です。まず、鳩待峠の登山口からスタートします。

鳩待峠から明るいブナ林を西の方向に登ってゆくと、オヤマ沢田代までの1時間20分ほどは、樹林帯の歩き易い登山道が続いています。オヤマ沢田代を越えると、眼下に展望が開けてきます。尾瀬ヶ原やその先に見える燧ヶ岳の展望を楽しみながら30分ほど針葉樹の増えた登山道を登ってゆくと小至仏山に至ります。

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小至仏山から至仏山までは、大きな蛇紋岩の岩を縫って歩きます。急斜面ではないので危険は少ないものの、滑り易いため注意が必要です。特に雨の日は要注意です。岩間にはオゼソウなどの高山植物が随所に見られるようになり、30分ほどで山頂に登頂できます。至仏山に登れるのは7月1日から冬期通行止めになる11月10日前後までとなります。

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鳩待峠から約2時間20分ほどで山頂に着きます。至仏山山頂からは360度のパノラマを楽しむことができます。尾瀬ヶ原や、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、谷川岳、武尊山、日光白根山など、標高2000メートル級の山々を見はるかすことができます。下山は同じコースを辿り、1時間50分ほどで鳩待峠に戻ることができます。至仏山から山ノ鼻へは、登山のみで下山できませんので注意が必要です。

至仏山への登山ルート2:山ノ鼻ルート

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二番目の日帰りルートは、山ノ鼻ルートです。鳩待峠から山ノ鼻までは、徒歩で約50分かかります。尾瀬ケ原の西端にある山ノ鼻はビジネスセンターや公衆トイレ、キャンプ場、3軒の山小屋などの施設が集まり、尾瀬の中心的な存在となっています。この山ノ鼻は至仏山の登山口でもあります。残雪期の5月中旬から6月末まではこのルートは全域登山禁止となっていますので注意が必要です。

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山ノ鼻にある至仏山荘前の広場から出発し、尾瀬植物研究見本園の木道を進みます。樹林帯に入ると、すぐ急な登り坂となりますので、石畳や階段、木道などの敷かれた坂道を30分ほど登ってゆくと低木帯に変わり、見晴らしが良くなります。蛇紋岩に架けられた鎖場がありますが、鎖を掴まずに通過できます。高天ヶ原までは木道が延々と続きます。

高天ヶ原まで登れば、山頂まではもう一息です。このあたりから尾瀬ヶ原の向こうに燧ケ岳がを眺めることができます。高天ヶ原からは、広い尾根を登ってゆけば至仏山山頂に着きます。鳩待峠から山頂まで約3時間半程度で登頂できますので、日帰りは十分可能です。至仏山一帯は高山植物が随所に咲き乱れており、それを保護するため、登山道から出ないようロープが張り巡らされています。

岩場にはホソバツメクサなどの高山植物が咲いています。山ノ鼻から至仏山山頂までのルートは一方通行のため、下山には使用できません。下山の場合は、鳩待峠ルートで降りる方法が一般的です。下山には1時間50分ほどを要しますので、このルートはトータルで5時間強となりますが、日帰り登山には問題ない時間で帰ることができます。

至仏山の高山植物

至仏山は、蛇紋岩(じゃもんがん)という特異な岩石でできており、植物が育ちやすい岩のため、岩の間に種々の高山植物が咲いています。5月初旬から7月上旬はミヤマキンバイ、6月中旬から7月上旬は、ハクサンチドリ、コケモモ、イワカガミ、シナノキンバイ、チングルマ、6月下旬から8月上旬はハクサンコザクラなど、至仏山は高山植物の宝庫となっています。

至仏山の山小屋

至仏山の山小屋1:至仏山荘

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至仏山の麓、尾瀬には多くの山荘があります。ほぼ全ての山小屋には入浴施設があり、個室利用も可能なため、初心者や家族での宿泊でも快適に過ごせる魅力があります。至仏山荘は、山ノ鼻にある山小屋で、ペンション風の内装がおしゃれでおすすめできる山荘です。部屋は清潔で過ごし易く、家族連れの登山客にも人気の山小屋で、テント場も備えています。

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宿泊料金は一泊二食付きで8500円、素泊まりは5500円となっています。至仏山荘で食べるランチの中でもとりわけユニークなメニューが、おすすめの至仏丼です。中に入っている焼き海苔、山芋、舞茸、オクラ、明太子などの具で至仏山の風景が描かれており、常に話題をさらっています。他にも、花豆ソフトクリーム始め、多くのメニューが揃っています。

至仏山の山小屋2:山ノ鼻小屋

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山ノ鼻小屋は至仏山荘の裏手にある山小屋で、80年以上の歴史があります。山小屋らしい雰囲気に溢れ、静かで落ち着いたたたずまいを見せています。お風呂にはサウナもついており、快適な山荘ライフを過ごすことができます。料金は一泊二食付きで8640円、素泊まり5400円、収容人数は100名です。ランチは、上州麦豚を使用した豚丼や勝重などの他、手作りのおしるこ等がおすすめです。

至仏山の山小屋3:国民宿舎尾瀬ロッジ

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国民宿舎尾瀬ロッジは国民宿舎協会が運営するロッジで、一般の山小屋より大きな宿泊施設となっているため、初心者でも安心して宿泊することができます。一泊二食付きで9000円から、素泊まりの場合は6000円からの利用料金となります。ランチは軽食メニューが中心で、尾瀬ロッジカレーや牛丼、ラーメン、そして地元産のアイスクリームなどがおすすめです。

至仏山の山小屋4:竜宮小屋

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竜宮小屋は尾瀬ヶ原の真ん中に位置する山小屋で、1件のみぽつんと建っており、ここを通過するとすぐ福島県に入ります。日中は尾瀬ヶ原を散策する人々で賑わいを見せますが、近隣に施設がないため、静かな尾瀬の夜を楽しむことができるおすすめの山荘です。また、この山小屋は湿原に囲まれているため、尾瀬の景色を撮るカメラマンの利用が多いそうです。

至仏山の山小屋5:鳩待山荘

鳩待山荘は至仏山への玄関口、鳩待峠にある山荘です。休憩所が隣接されており、バスの発着が多いため、常に賑わっていますが、宿泊ができることはあまり知られていません。宿泊料金は、一泊二食付きで8500円、素泊まりの場合は5500円で、収容人数は66名となっています。休憩所のランチは、定食はじめ、ラーメンやそばなどメニューも豊富ですが、上州コロッケが特におすすめです。

至仏山の麓の尾瀬散策

尾瀬は福島、新潟、群馬3県にまたがる湿原で、東西12キロ、南北9キロの広さを誇ります。この尾瀬ヶ原には、沼や滝、吊り橋などがあり、至仏山や燧ヶ岳を眺めながら、また、水芭蕉やニッコウキスゲなどの花々を愛でながらゆっくりと散策を楽しむことができます。ハイキングコースは、植生保護のため、木道が整備され、歩きやすくなっています。

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至仏山登山を満喫しよう

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群馬県の北東部にある至仏山は尾瀬ヶ原の西端に位置する美しい山です。また、この山は尾瀬国立公園に属し、高山植物の宝庫としてもよく知られている名山です。山頂からのパノラマの眺望は素晴らしく、尾瀬ヶ原始め奥利根や谷川岳などの山々を望むことができます。ここではそんな至仏山について、おすすめの日帰りルートやアクセスなどを含め説明してみました。

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この記事のライター
南真州

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