氷川丸(横浜)は見学できる!歴史やおすすめの観光情報を紹介!

2017年12月24日 (2018年3月30日最終更新)

氷川丸は昭和の初めに作られ、以後80年以上にわたり、日本の移り変わりを見てきました。氷川丸は戦前に造られた船として、国の重要文化財にも指定されています。氷川丸の歴史や見学の料金、関係のある場所の観光などの情報を紹介します。

目次

  1. 氷川丸を見に行こう
  2. 氷川丸とは?
  3. 氷川丸はどこで見られる?
  4. 氷川丸の歴史
  5. 氷川丸の見学料金
  6. 氷川丸の観光ポイント
  7. 氷川丸のイベント
  8. 氷川丸に関係する観光スポット
  9. 氷川丸の周辺観光スポット
  10. 氷川丸で歴史に触れる

氷川丸を見に行こう

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横浜というとたくさんの観光スポットがありますが、中でも横浜港沿いにある氷川丸は、横浜を象徴するものの一つではないでしょうか。しかし氷川丸がどういう歴史を持つ船なのかということについてはそれほど知られていないかもしれません。そこで氷川丸の歴史、おすすめ観光スポットなどについて調べてみました。

氷川丸とは?

氷川丸というのは日本の貨客船です。歴史は古く、竣工したのは1930年のことです。以来、第二次世界大戦などの激動をくぐり抜け、現在に至ります。2016年8月には国の重要文化財に指定され、現在は歴史博物館として多くの見学者を集めています。

氷川丸はどこで見られる?

氷川丸は前述したように、現在神奈川県横浜市にいます。1960年まで貨客船として運航されていたのですが、それが終わったあと、横浜港の山下公園前に繋留されています。そのため、氷川丸を見学したいときには、山下公園に行けばいいということになります。

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しかし、横浜にあまり行ったことがない方は、少々わかりづらいかもしれません。そこで氷川丸へのアクセスを紹介します。氷川丸に見学に行くためには、電車、市営バス、水上バス(シーバス)でのアクセスが使えます。駐車場はないので、車でのアクセスの場合は近くの有料駐車場を利用することになります。

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まず、電車の場合です。電車の最寄り駅は横浜高速鉄道のみなとみらい線の「元町・中華街」駅です。ここから4番出口を出ると徒歩で3分ほどで到着します。みなとみらい線はJR横浜駅から出るので、遠方からの場合は横浜駅から乗車するとよいでしょう。JRの場合は根岸線の「石川町」駅もしくは「関内」駅が最寄りですが、徒歩15分と少し距離があります。

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もしJRを利用するのであれば、バスを利用するのがおすすめです。JR桜木町から26系統のバスに乗り、「山下公園前」のバス停で下車すると、みなとみらい線よりも近くで降りることができます。こちらは下車すぐです。他の系統でも「中華街入口」で下車すると徒歩3分ほどです。

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また、シーバスでのアクセスは、JR横浜駅のシーバス乗り場から乗って、終点の「山下公園」で降りると、すぐ氷川丸に到着することができます。天候などかよい時期ならば、シーバスでのアクセスもおすすめです。いずれにしても山下公園そのものが有名観光スポットなので、アクセスには不自由はしないでしょう。

氷川丸の歴史

さて、氷川丸が歴史的に価値があるのは、第二次世界大戦前から現存する貨客船は氷川丸が唯一のものであるという点です。前述しましたが、氷川丸が竣工したのは1930年、昭和5年のことです。当時北太平洋では、アメリカやカナダとの間に貨客船就航の競争が起こっており、新しい貨客船が求められていました。氷川丸はその流れのなかで造られました。

1930年に就航した氷川丸は、シアトルと日本を結ぶ船として、そのサービスのよさから多くの客を運びます。皇族や有名人などが多く乗船し、華々しく活躍します。しかし1941年にシアトル航路が閉鎖されることが決定すると、氷川丸は日本政府に交換船として徴用されることになりました。

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日本政府に徴用された氷川丸は、病院船として第二次世界大戦を過ごします。機雷を受けて損傷するなどもありましたが、なんとか終戦を迎え、今度は帰国者の引き揚げの任務を行い、1953年、ふたたびシアトル航路に就航します。以後238回、太平洋を横断し、1960年、引退しました。

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引退後、氷川丸は横浜に回航されました。解体の計画もあったのですが、市民などからの保存を望む声があがったことから、補修が行われ、ユースホステル、観光船として第二の人生を歩み始めます。2008年、氷川丸就航から78年目に現在の運営会社のもとでふたたび一般公開されました。

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その後、前述したように2016年には船としては2例目となる、国の重要文化財指定を受けました。なお、海上で保存されている船舶としては、氷川丸が初の文化財となっています。また参考までに、もう一つの船の重要文化財は明治丸で、大学のキャンパスに保存されています。

氷川丸の見学料金

氷川丸には見学料金がかかります。2017年現在、一般の料金は400円、65歳以上のシニアが200円、高校生以下が100円となっています。学生証や年齢を証明するものが必要な場合もあるので、念のために持参することをおすすめします。

ただ、日本郵船歴史博物館も一緒に見学する予定がある場合は、料金が異なります。というのは、中学生以上の場合は両施設のセット券があり、こちらを利用すると料金がオトクになるからです。例えば一般料金ではセット券の場合は200円料金が割引になります。

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小学生の場合は、日本郵船歴史博物館が無料なので、セット券の設定がありません。ですから家族連れで見学をする場合は、小学生は氷川丸のチケットで、中学生以上はセット券を購入するのが、料金的にはオトクになります。見学前に確認することをおすすめします。

氷川丸の観光ポイント

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氷川丸の内部は見学ルートが設定されており、そのルートで見学できる場所が網羅できるようになっています。まずは見学前に注意点をあげておきます。氷川丸の船内は操縦室も合わせて4階分の高さになっており、段差もあります。そのため、歩きやすい靴を履いて行くことをおすすめします。

船内は大きく分けて、客室を見学する「客船エリア」、乗組員の仕事を紹介する「乗組員エリア」、そして氷川丸の歴史について学ぶことができる「展示エリア」の3か所に分けられます。客船エリアでは一等室と三等室のほか、一等社交室や一等特別室などが見学できます。

一等食堂には、当時の食事のコースが並べられており、給仕の様子なども見ることができます。また、一等社交室や喫煙室には、船内のアールデコ調の細かい装飾などがそのまま残されているので、当時の姿を思い浮かべることができます。

また、乗組員エリアでは、操舵室や機関室などが見学できます。中でも機関室は当時の技術の粋を尽くしたエンジンをそばで見ることができます。当時、操作が難しく、船長などは製造会社の訓練を受けたということです。このエンジンで太平洋を横断したのかと思うと、技術のすごさをあらためて感じます。

氷川丸のイベント

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氷川丸ではさまざまなイベントも行われます。土、日、祝日はオープンデッキの開放が行われています。10時から16時までですが、みなとみらいや横浜マリンタワーなどの景色を一望できる、おすすめのイベントです。

また、第2、第4土曜日には「氷川丸船内ガイドツアー」も行われます。こちらは氷川丸の歴史を教えてもらいながら、船内をめぐるというイベントで、予約はいらないのですが、先着10名という小規模でゆっくりと見学ができます。1日2回あるので、時間をチェックして一度参加してみてはいかがでしょうか。

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そして毎日正午には汽笛が鳴らされるほか、新年のカウントダウンで汽笛が鳴らされるのも慣例となっています。こちらもタイミングが合うようであれば、ぜひ聞いてみたいところです。

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そのほか、季節ごとにライブや縁日、もちつきなどさまざまなイベントが企画されています。これらは近くなってから発表されるものも多いので、氷川丸に行こうと考えているなら、イベントカレンダーをチェックしてから計画を立てるのもいいかもしれません。

氷川丸に関係する観光スポット

大宮氷川神社

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「氷川丸」の名前はこの神社に由来しています。さいたま市大宮区にあり、毎年元日早朝に皇居で行われる四方拝のときに遥拝される神社の一つです。第5代孝昭天皇のころに創建されたとされており、古い歴史を持つ神社です。氷川丸には氷川神社の神棚が祀られています。

明治丸

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国の重要文化財となっているもう一つの船が明治丸です。灯台巡視船として建造され、1874年に竣工しました。現在は東京海洋大学の越中島キャンパス内にあります。開館される日が限定されているので、行くならば確認して行きましょう。

氷川丸の周辺観光スポット

山下公園

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氷川丸があるのは山下公園の中です。横浜で最も有名な公園と言えるかもしれません。美しい海の眺望、海外との交流がわかる多くの記念碑などが多くあり、見どころに事欠きません。また春と秋は美しいバラを楽しむこともできます。

日本郵船歴史博物館

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氷川丸から徒歩で15分ほどのところにあります。日本の海運の歴史について学ぶことができる博物館で、建物は1936年に作られた、ギリシャ・コリント式の建物となっています。近代化産業遺産にも認定されているので、ビルそのものも歴史が感じられます。

氷川丸で歴史に触れる

氷川丸は昭和から平成まで、80年以上の日本の移り変わりを見てきました。そんな歴史が今目の前にあるということがすごいことです。氷川丸を見学して、昭和初期の豪華なインテリアを楽しんで、海の景色を堪能してみてはいかがでしょうか。

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