鑁阿寺(足利市)の御朱印やご利益など紹介!国宝の見どころや歴史は?

2018年4月8日 (2018年4月11日最終更新)

足利市にある鑁阿寺(ばんなじ)は2013年に国宝に指定された文化遺産です。何度も改修され保存され続けてきた長い歴史を持つ鑁阿寺は、桜の時期にはライトアップされ観光スポットとしても高い人気を誇ります。今回は足利氏の鑁阿寺の見どころをまとめてご紹介いたします。

目次

  1. 見どころたっぷり!足利市の鑁阿寺
  2. 鑁阿寺について
  3. お城としての鑁阿寺
  4. 鑁阿寺の歴史について
  5. 鑁阿寺は国の史跡・重要文化財に指定!
  6. さらに2013年、本堂が「国宝」に指定された!
  7. 鑁阿寺の見どころ1:本堂
  8. 鑁阿寺の見どころ2:不動堂
  9. 鑁阿寺の見どころ3:鐘楼
  10. 鑁阿寺の見どころ4:多宝塔
  11. 鑁阿寺の見どころ5:一切経堂
  12. 鑁阿寺の見どころ6:大銀杏
  13. 鑁阿寺の見どころ7:桜の時期限定のライトアップ!
  14. 鑁阿寺のご利益
  15. 鑁阿寺の御朱印
  16. 鑁阿寺で味わうグルメ!揚げシューマイ
  17. 鑁阿寺へのアクセス
  18. 鑁阿寺周辺の観光スポット1:足利学校
  19. 鑁阿寺周辺の観光スポット2:太平記館
  20. 国宝になったばかりの鑁阿寺に行こう!

見どころたっぷり!足利市の鑁阿寺

栃木県足利市にある鑁阿寺(ばんなじ)は、真言宗大日派の本山にあたる寺院です。寺院ですが敷地内には武家居宅やお堀が残り足利一門の歴史を今に伝えています。境内には国宝指定の本堂など貴重な建物も多く残されており、春はライトアップされるなど見どころ満載のスポットです。今回は鑁阿寺の見どころを中心にその魅力をたっぷりお届けします!

鑁阿寺について

足利市の鑁阿寺は、足利氏の邸宅内に建立された足利氏の氏寺です。平安時代末期に足利氏の始祖・源義国が居館を築き、のちに1234年三代目当主・足利義氏の時代に入り国宝・鑁阿寺が建立されました。現在でも足利の大日様と呼ばれその大きなご利益は多くの人に信仰されています。春は桜のライトアップされ観光スポットとして人気を集めています。

鑁阿寺はなんと4万平方メートルもある広大な敷地です。大イチョウの大木や国宝、重要文化財に指定された歴史ある建造物が立ち並び、見る人を飽きさせません。四季折々の木々や草花を眺めながら、お天気の良い日に散策し15代も続いた足利氏一門の始まりを感じてください。きっと歴史の重みを感じられることでしょう。

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お城としての鑁阿寺

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鑁阿寺はお寺ですが、お城としての機能も持ちあわせているため城郭として「日本100名城」に認定されています。敷地の周辺はお城らしくお堀があり、武士の館(お城)としての役割を持っていたことが分かります。お城としての名称は「足利氏館」で、日本100名城の城スタンプも設置されています。春にはお堀がライトアップされ見どころも多いです。

日本100名城の城スタンプは、本堂に向かって右側のお守り授与所に置かれています。拝観時間は9時から16時までですので、受付時間内にスタンプをもらいに向かいましょう。鑁阿寺がお城とは思わずに、スタンプブックを携帯せずに出かけてしまう人も多いので、鑁阿寺に出かけるときはスタンプブックを必ず持参してください。

住所:栃木県足利市家富町2220
電話番号:0284-41-2627

鑁阿寺の歴史について

12世紀半ば足利氏の始祖の手により足利氏の居宅として創建された鑁阿寺。ここに1196年足利義兼が自宅に大日如来を奉納した持仏堂を建てたことが鑁阿寺の歴史の始まりとなりました。「鑁阿寺」というお寺の名前は足利義兼の戒名が「鑁阿」であったことが由来とされています。また「鑁」と「阿」はそれぞれ大日如来を現す語とも言われています。

さらに時を経た1234年、三代目当主・足利義氏が伽藍(がらん)を整備したのち鑁阿寺は足利氏の「氏寺」となります。もともとは由緒ある武家の屋敷であったことから鑁阿寺の周りはおで囲まれておりお城のような造りになっています。これらの貴重な建造物が「足利氏居宅跡」として国の史跡に指定されたのは1922年(大正11年)のことでした。

鑁阿寺は国の史跡・重要文化財に指定!

足利市の鑁阿寺は足利一門の歴史や功績を今に伝える重要な建築物です。寺院としての価値だけに留まらず、中世に名を轟かせた足利氏の居宅跡としての価値もたいへん高く貴重なものとされています。そのため、鑁阿寺の敷地内の鐘楼や経蔵は国の重要文化財に指定されており、また「足利氏宅跡」としては境内全体が国の史跡に指定されています。

さらに2013年、本堂が「国宝」に指定された!

鑁阿寺の本堂は1950年当時は国の重要文化財に指定されていました。しかし時を経た2013年、鑁阿寺の本堂は「国宝」に指定されます。鑁阿寺の本堂の建築様式は「禅宗様」を貴重として建てられていながら組入天井や板敷の床など「和様」の建築要素も備えています。これは密教寺院・禅宗様仏堂の例として歴史的にも非常に貴重な遺産なのです。

国宝と重要文化財の違いは?

「国の重要文化財」と「国宝」この2つの違いをご存知でしょうか。その違いは「価値の高さ」にあります。文化財は大きく「無形文化財」と「有形文化財」に分けられ、「有形文化財」は重要度に応じて「重要文化財=重要なもの」と「国宝=特に重要なもの」の2つに分類されます。つまり、鑁阿寺の本堂は鐘楼・経蔵よりもさらに重要ということになります。

鑁阿寺の見どころ1:本堂

足利市の鑁阿寺の最初の見どころは一番大きな建物の「本堂」にあります。国宝に指定される本堂は、日本建築の歴史に大きく影響を与えた珍しい建築様式が施されています。本堂は日本古来の「和様」のスタイルと、宋から伝えられた「禅宗様」のスタイルの2つを取り入れ、新しいスタイル「折衷様」を生み出したと伝えられています。

現在の本堂は、足利家7代目当主によって再建されたものです。鎌倉時代に7年もかけて再建された本堂は、その後も室町時代・江戸時代と何度も改修されています。特に室町時代の大改修では、屋根をすべて本瓦葺きに変えるなど大掛かりな改修が行われました。長い歴史の中、それぞれの時代の人たちが心を込めて保存した国宝級の本堂をしかとご覧ください。

本堂を見学するときは、本堂を支えている「柱」や「扉」「壁」などに注目してみましょう。柱の上下が丸くすぼんでいる「粽柱」(ちまきばしら)や、框(かまち)の間に薄い板を入れた「桟唐戸」(さんからと)竪板壁(たていたかべ)などは禅宗様の代表的スタイルです。その中に「組入天井」や板敷の床など、和様スタイルが見事に融合しています。

また本堂はたいへん大きな建物で、お堂の中にはご本尊の大日如来や弘法大師などの像や、明治以後廃寺となるまで12カ所に安置されていた各地のご本尊が安置されています。迫力いっぱいの本堂を包む約4万平方メートルといわれる鑁阿寺の広大な敷地を、ゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。

鑁阿寺の見どころ2:不動堂

本堂のお隣に建てられているのが「不動堂」です。お堂の中には成田山新勝寺からお迎えした興教大師作の不動明王像が安置されています。現在の不動堂は1593年に再建されたものです。再建された当初は本堂と繋がっていましたが現在は1つの独立した建物になっています。歴史の重みの感じられる建物ですが、文化財としての指定はまだされていません。

怖いお顔の不動明王様が与えて下さるご利益は、主に「厄難除災」です。災難となるさまざまな妨げを取り除いてくださるので出世や勝負ごとにも強いご利益があります。鑁阿寺をお参りするときは、本堂だけではなく不動堂の不動明王様に参拝することも忘れないでください。

鑁阿寺の見どころ3:鐘楼

国の重要文化財に指定されている鐘楼には、1688年(元禄年間)に作られた天明鋳物(てんみょういもの)の鐘が吊るされています。また、鐘を吊るしている建物は、足利義兼によって1196年に建てられたもので、鐘は500年ほど年代に開きがあります。建物の形は建築方法など、鎌倉時代の禅宗様建築がみごとに現れ、重要文化財に指定されています。

鑁阿寺の見どころ4:多宝塔

「多宝塔」は、徳川家5代将軍・綱吉の生母「桂昌院」から1692年に寄進されたものと伝えられています。多宝塔は二重塔で、下層部は正方形・上層部は円形に建てられた素晴らしい建築が見どころとなっています。道内には徳川家代々の位牌や、大日如来、十六羅漢像がお祀りされています。こちらの多宝塔も国の重要文化財に指定されています。

鑁阿寺の見どころ5:一切経堂

こちらも重要文化財に指定されている建造物「一切経堂」です。足利義兼が妻の供養のために建てたとされ、1407年と1708年に再建と大規模な改修が行われています。お堂の中には歴代の足利将軍の像や、二千巻以上もある一切経を納める珍しい回転式の書架「輪蔵」が公開されています。この「輪蔵」には触れることができますが写真撮影は禁止されています。

鑁阿寺の見どころ6:大銀杏

秋限定の境内の最後の見どころは、本堂の前にある大イチョウの木です。この大イチョウの木は樹齢650年といわれ、高さ30メートル・周囲10メートルもある大迫力の巨木です。秋になると鮮やかに色づき、黄金の葉を地面に落としてくれます。かつては避雷針の役割も務めたという、鑁阿寺の歴史を見つめ続けたシンボルとして長年守り続けられています。

鑁阿寺の見どころ7:桜の時期限定のライトアップ!

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鑁阿寺の境内や敷地周辺にはたくさんの桜の木が植えられています。春になれば満開を迎え、見事な桜並木を創りだします。鑁阿寺では、この美しい桜並木をより華やかに演出するライトアップが行われます。桜の開花状況に合わせてライトアップの日程が決定されますが、だいたい毎年3月末ごろから4月初旬までを中心にライトアップは開催されます。

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鑁阿寺の桜並木のライトアップは、18時から21時の3時間限定です。鑁阿寺の太鼓橋西側のお堀の水に映る、ライトアップされた桜の幻想的な景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。足利駅からのアクセルも徒歩10分程度なので、ライトアップシーズンにはぜひ足を運んでみてください。ライトアップの開催時期は、随時ホームページなどで公開されます。

鑁阿寺のご利益

足利氏の鑁阿寺にお祀りされているご本尊は大日如来です。ご利益には合格祈願・厄除け・安産・子育て・商売繁盛・心願成就・交通安全・方災除けなど多くのご利益があり、人生におけるさまざまなシーンにまつわるご利益を授けていただけます。人生の節目や勝負どきには、より大きなご利益がいただけるよう御護摩や祈願を受けてみてはいかがでしょうか。

また境内には足利七福神のお1人「大黒天」もお祀りされています。大黒天様のご利益は有福・財宝・闘戦です。多くのご利益を求めるなら「足利七福神巡り」もおすすめです。足利七福神は全部で8キロメートルあるく散策コースです。長寿や芸事・商売繁盛や和合など、七福神お1人お1人からご利益をいただきましょう。

鑁阿寺の御朱印

鑁阿寺では3種類の御朱印が拝受できます。いただける御朱印は鑁阿寺ご本尊の大日如来の御朱印と境内にお祀りされる足利七福神「大黒天」の御朱印と、下野二十八番「聖観世音」の御朱印です。御朱印の初穂料は大日如来の御朱印のみ400円それ以外の御朱印は300円です。御朱印がいただける場所は授与所です。御朱印の受付時間は9時から16時までです。

鑁阿寺で味わうグルメ!揚げシューマイ

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鑁阿寺に来たらぜひ食べてもらいたいのが、大日茶屋の「揚げシュウマイ」です。あっさりめのシュウマイに、地元で有名な「月星ソース」をかけて食べるユニークなシュウマイです!このほか。焼きそばやクラフト栃木ゆず のクラフトチューハイもおすすめです。散策の後の一息に人気のスポットとなっています。

鑁阿寺へのアクセス

足利市の鑁阿寺へのアクセスは、公共交通機関・マイカーのどちらでもスムーズにアクセスできます。公共交通機関を利用する場合は東武伊勢崎線「足利市駅」またはJR両毛線「足利駅」が最寄の駅となります。「足利市駅」からのアクセス時間は徒歩10分程度、「足利駅」からのアクセスも徒歩10分程度です。どちらの駅も北口から出ると便利です。

マイカーでアクセスする場合

鑁阿寺へマイカーでアクセスする場合は。北関東自動車道・足利インターで下り国道293号線を市役所方向に進んでください。足利インターから現地までのアクセス時間は約10分程度です。現地には50台粉の無料駐車場があります。また観光用として「太平記館」にも無料駐車場があります。ライトアップの時期は混雑する可能性がありますのでご注意ください。

鑁阿寺周辺の観光スポット1:足利学校

足利市に訪れたら、必ず立ち寄りたいのが足利学校」です。岡山県の閑谷学校(しずたにがっこう)と肩を並べる「日本最古の学校」です。創建された年はいろいろな説がありますが、中世から近世にかけて栄え、学徒三千といわれるほどの隆盛しフランシスコザビエルに「日本最大で最も有名な大学である」とまで言わしめました。

足利学校も大正10年に国の史跡に指定された文化的遺産です。応仁の乱などの戦乱の中でも学問の灯火は絶え間なく灯し続けられ、廃校直後には教育の原点として保存運動が展開されました。平成2年には復元が完成し、足利市の貴重な文化財として大切に保存されています。拝観料は一般400円、高校生210円となっています。

鑁阿寺周辺の観光スポット2:太平記館

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鑁阿寺のすぐ隣にある観光施設「太平記館」では、足利市観光に関する情報やレンタサイクルの貸し出しが行われています。もちろん足利市のお土産の購入や、一休みの時間にも利用できます。また、足利七福神巡りをするときに必要な「足利七福神巡り色紙」はここで1枚900円で販売されています。

国宝になったばかりの鑁阿寺に行こう!

足利市の鑁阿寺は長い歴史を誇る足利氏の氏寺です。足利の地は足利氏の歴史にとっては非常に重要な拠点となり、日本の歴史を語る上で外すことができない足利尊氏を排出しました。もし、足利に拠点を置かなかったら足利氏はここまで栄華を極めていなかったかもしれません。2013年国宝となった鑁阿寺で歴史ロマンを感じてみてはいかがでしょうか。

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