駒門風穴の観光情報まとめ!アクセスや入場料に所要時間は?

2018年5月10日 (2018年5月14日最終更新)

静岡県御殿場には富士山の大爆発によって出来た洞窟の駒門風穴(こまかどかざあな)があります。御殿場のアウトレットからも近い為、買い物ついでに気軽に立ち寄ることが出来ます。それでは駒門風穴の魅力と、入場料や駐車場等、まとめてみました。

目次

  1. 買い物ついでに洞窟探検!?静岡の駒門風穴をご紹介!
  2. 町中に突如現れる異空間!静岡の駒門風穴とは?
  3. 1万年前の富士山の大爆発で出来た駒門風穴
  4. 静岡の駒門風穴をご神体とするパワースポット
  5. 駒門風穴入り口の3つの祠
  6. 駒門風穴の神様と養蚕の歴史
  7. 静岡の駒門風穴に住む世界でここだけの生き物たち
  8. 駒門風穴へ入る前の注意点
  9. 静岡の駒門風穴を探検しよう!
  10. 駒門風穴のさまざまな奇景を観察しよう!
  11. 駒門風穴洞内部の歴史
  12. 駒門風穴の営業時間のご案内
  13. 駒門風穴の入場料や貸出のご案内
  14. 静岡の駒門風穴へ電車のアクセス
  15. 静岡の駒門風穴へ車のアクセス
  16. 駒門風穴の駐車場のご案内
  17. 氷柱が美しい富士山麓の溶岩洞窟
  18. 静岡の駒門風穴で1万年の時間を体験しよう!

買い物ついでに洞窟探検!?静岡の駒門風穴をご紹介!

静岡県御殿場市駒門にある駒門風穴(こまかどかざあな)は、富士山の大爆発により出来た溶岩洞窟です。電車や車でのアクセスも良く、買い物ついででも気軽に立ち寄れる場所にありながら、溶岩洞窟の自然のままの状態が見られる人気の場所です。そんな駒門風穴の魅力と、入場料や見学時間、そしてアクセス、周辺駐車場などをご紹介します。

町中に突如現れる異空間!静岡の駒門風穴とは?

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駒門風穴は約1万年前の富士山の噴火で出来た溶岩洞窟です。富士山麓には富士山の噴火に伴って出来た大小100以上もの溶岩洞窟がありますが、現在観光として有名なのは山梨県側にある青木ヶ原樹海周の3つの洞窟です。静岡で見られるこの駒門風穴は山梨にある洞窟に比べても圧倒的に古く、日本最古の洞窟とも言われています。

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静かな民家の近くに地面に大きく口を開けたこの溶岩洞窟は、1万年という長い時間を経た今も原型をほぼとどめている珍しいものです。洞内はY字型になっており、途中で枝分かれしています。本穴は243.72メートルで、その内公開部分約160メートル。そして枝穴は105.89メートルで、その内公開部分約45メートルとなっています。また洞窟は標高355メートルに位置しています。

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洞内部の平均気温は13度と、夏は涼しく冬は暖かな状態です。洞窟の中は富士山の噴火により流れ出した溶岩の跡がリアルに残っており、様々な奇岩や鍾乳石がを見ることができます。また、洞窟の奥には多数のコウモリや微生虫と呼ばれるものなど多くの生き物が生息しているそうです。

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この駒門風穴は富士山の噴火により出来た洞窟の中でも比較的大きいほうで、学術資料としても大変貴重な物として大正11年3月に国の天然記念物に指定されています。 溶岩の動きや爆発などによって出来た奇岩や巨岩等の奇景は、御殿場市の「観光十二選」に指定されています。

1万年前の富士山の大爆発で出来た駒門風穴

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駒門風穴が出来た約1万年前の富士山の噴火は、新富士火山の初期の活動時期に当たります。この噴火の規模は大きく、流れた出した溶岩は約2キロの幅で静岡県御殿場を通り、現在の三島市街地まで到達するほどだったそうです。その為、駒門風穴は三島溶岩流で出来た溶岩洞窟だと言われています。

富士山は成層火山(せいそうかざん)と呼ばれるほぼ同じ場所から何度も噴火している火山です。そして、現在の富士山の構造は一番古い噴火順から先小御岳(せんこみたけ)火山、小御岳(こみたけ)火山、古富士(こふじ)火山、新富士火山の4段階の間に何度も何度も溶岩などが積み重なって現在の美しくなだらかな稜線が出来ているそうです。

静岡の駒門風穴をご神体とするパワースポット

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藤棚の下にある受付で入場料を支払い受け取ったチケットには、大きく「開運」、そして「機運に風穴をあけ、幸せを呼ぶ駒門風穴」と書かれています。入場すると目の前には鳥居があり、横には鐘があります。実は駒門風穴はそれ自体をご神体する、「風穴神社」と呼ばれる神社なのです。また、受付ではパンフレットや記念スタンプ等がおいてあります。

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「駒門風穴内の地図」を見ると、洞窟内の本穴と横穴のそれぞれ一番奥には「奥の院」がある事が分かります。残念ながら、どちらの穴も途中までしか行けませんが、この洞窟探検は少々厳かな気持ちで行かないと行けないのも知れません。また、入場料の受付付近には柄杓で受けてそのまま飲める富士山の美味しい地下湧水が流れ出ています。

駒門風穴入り口の3つの祠

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駒門風穴への遊歩道を進んで行くと、洞窟の手前に3つの小さな祠が並んでいます。それらは、木花咲耶姫神(こなはなさくやひめのかみ)を祀る「子安神社」、そして志那津比古神(しなつひこのかみ)と志那津比売命(しなつひめのみこと)を祀る「風神社」、そして大気都比売神(おおげつひめのかみ)を祀る「蚕養神社」です。

駒門風穴の神様と養蚕の歴史

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「子安神社」として祀られている木花咲耶姫神は富士山の神様です。夫の疑いから無実を晴らす為に火中出産に挑み、無事に子供を生んだ事から安産や子育てにご利益があるとして有名です。また、「風神社」で祀られるのは風を操る志那津比古神です。護国豊穣や台風や風向きによる被害から人々の生活を守る為に祀られるようになった神様です。

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そして、「養蚕神社」は大気都比売神を祀っています。この神様は口や鼻や尻等、体中から食べ物を取り出して振舞ってくれる神様です。ある時、乱暴者の素戔嗚が助けた際に、体から取り出し調理しているのを見て、素戔嗚は「そんな汚い物を食べさせていたのか!」と怒り、大気都比売神を斬り殺してしまったそうです。その時に頭から蚕が生まれ、目から稲、尻からは大豆などが生まれたと言われています。

養蚕業と駒門風穴

昭和の前半あたりまで、御殿場は養蚕業が盛んだったそうです。1年を通して13度をキープしている駒門風穴は蚕が生んだ卵を保管するには適正な場所として活用されていたそうです。蚕を含む様々な穀物を生んだ神様として「大気都比売神」が祀られたのは、御殿場に養蚕の歴史があったからの様です。

静岡の駒門風穴に住む世界でここだけの生き物たち

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駒門風穴が国の天然記念物として観光化をあまりせずに保護されているのは、虫の名前に「コマカド」と付く、コマカドチビゴミムシ、コマカドオビヤスデ、コマカドツチカニムシなど、世界中でここにだけしか生息しない生き物いるからです。また、暗所で光を反射させることで黄金色に光る植物のヒカリモは洞内の壁面に発生するらしく散策中に唯一見られる可能性があるものです。

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また、コウモリの生息地としても保護されています。そのコウモリは、コギクガシラコオモリ、ユビナガコオモリ、オオキクガシラコオモリ、ネズミコオモリだそうです。洞内は最後まで行く事が出来ず、途中からは本道も枝道も立ち入り禁止区域となっています。その区域が、これら学術的に貴重な生き物たちの棲家になっているそうです。

駒門風穴へ入る前の注意点

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駒門風穴は他の洞窟に比べ観光用に整備されていないため、照明も暗めで足元も濡れて滑りやすい状態のままになっています。また、天井からの高さも低い場所は1メートルほどしかない場所もあり、走り回ったりふざけるのは危険なので止めましょう。洞窟内に入る時は、運動靴や懐中電灯、また寒い上に天井からはポタポタと水滴が落ちてきますので上着や多少汚れても良い服装をおすすめします。

静岡の駒門風穴を探検しよう!

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さて、遊歩道から続く階段を降りた場所に突然として駒門風穴が現れます。風穴は思った以上に大きく住宅地の中にあるとは思えないサイズ感で探検気分がいっきに盛り上がります。その入口には注連縄が張られており、近づくと地下へ入る階段が現れます。一歩足を踏み込めば、冷気と静寂に包まれた溶岩洞窟探検の始まりです。

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洞内の見どころである「溶岩鍾乳石」や「肋骨状溶岩」、「餅型状溶岩」他、通り道にも「1のふもと」や「東雲峠」「春雨橋」等の名前が付いています。また、「頼朝公駒形石」や「平石」、「すべり石」などの奇岩や、「波状紋」「花天井」と言った名称が付いた場所はそれぞれ溶岩が生み出した奇景を見ることが出来ます。

駒門風穴のさまざまな奇景を観察しよう!

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溶岩洞窟の成り立ちは、噴火により流れ出した溶岩が外から徐々に冷えて固まり始めると、まだ固まっていない内側の溶岩がそこから流れ出して空洞が出来ます。その空洞内や溶岩内に溜まったガスが爆発して出来たものが洞窟だそうです。流れ出す溶岩がこの過程を繰り返しながら下へ下へと流動する際に幾重にも重なり様々な奇景をつくるのです。

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こちらの洞内で見られる奇景の一つで「溶岩鍾乳石」と呼ばれるものがあります。溶岩洞窟の天井から垂れ下がるツララ状の溶岩です。固まっていない内側の溶岩が流れ出し空洞になった時に出来たものです。外側が固まっても、内側はなかなか固まらずに溶岩が天井からしたたり落ちた様子がそのまま形となっています。

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また、「餅型状溶岩」は、固まり始めた外側の溶岩の内側から、軟らかい溶岩の部分が餅の様に押し出された状態のまま固まったものです。そして、「波状紋」は押し出されて流れている溶岩の波のような奇景です。そして、人の助骨に見える事から名付けられた「肋骨状溶岩」も同じく溶岩が押し出された後に出来た奇景です。

駒門風穴洞内部の歴史

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洞内の「蝙蝠座敷のあと」と名前の付く場所は、昔、高い天井のくぼみ部分にコウモリが群をつくって棲んでいた場所の跡だそうです。また、Y字の分岐地点の神棚と呼ばれている場所からは、溶岩の隙間から室町時代に修験道がこの洞内に持ち込んだものだとされる直径11センチの青銅鏡なども発見されています。しかし、この洞窟は修験道たちの修行の場になる事は無かったそうです。

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1万年という長い時間を掛けて形成された洞内は、昭和に養蚕業で蚕の卵の保管場所として使用されるまで、ほどんど外からの影響を受けていないからこそ、そこでしか見られない生き物の棲みかになっていたようです。そして、駒門風穴の入り口付近には、完全に非公開になっているもう一つの溶岩洞窟も発見されており、こちらの方は「駒門新風穴」と呼ばれているそうです。

駒門風穴の営業時間のご案内

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駒門風穴の営業時間は3月から11月までが9時から17時で、この期間の定休日はありません。そして12月から2月の間は時間は9時から16時です。また、休日は12月が毎週月曜日と31日、1月は16日以降が毎週月曜日、2月は毎週月曜日となっています。ただし月曜祝日の日は営業されているそうです。

駒門風穴の入場料や貸出のご案内

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駒門風穴へは、大人の入場料300円、中学生や高校生の入場料200円、小学生の入場料100円、幼児の入場料は無料となっています。また、25名以上の団体他、割引入場料もそれぞれ設定されていますが予約は不要です。また、こちらではガイドは行われていないそうです。洞内は暗いので、入る前にパンフレット等は一読しておくと、より一層楽しめる事でしょう。

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駒門風穴洞内見学の所要時間は約30分程度です。受付では、長靴や懐中電灯の貸し出しも行われているそうです。洞窟内の足元は大変悪く、コケも生えて濡れているため大変滑り易くなっています。運動靴以外の履物で来られている方は入場料を払う際に借りられる事をおすすめします。また、ペットは入場禁止ですのでご注意下さい。

静岡の駒門風穴へ電車のアクセス

最寄り駅から徒歩でのアクセスと時間

電車で行く場合はJR富士岡駅からのアクセスが便利です。JR富士岡駅はJR御殿場駅から沼津方面行きの普通電車で2駅目です。駅から駒門風穴までは、1.1キロで歩いて15分程度です。県道155線に出るまでは、静岡県を流れる一級河川の黄瀬川を眺めながらのんびりアクセス出来ます。駒門風穴の目印は県道155号線沿いの赤いポストと2台並んだ自動販売機です。

静岡の駒門風穴へ車のアクセス

車でのアクセスは東名高速道路の高速御殿場ICが駒門風穴の最寄りの降り口です。そして、裾野バイパスの国道246号線から駒門風穴交差点を右折して県道155号線に入り、西側にある駒門風穴の駐車場を目指します。東京からのアクセスでも1時間半程度なのでドライブにもおすすめです。また、御殿場のアウトレットからも車で18分と時間もかからず近いので、是非買い物のついでに足を延ばしてみるのもおすすめです。

Original御殿場アウトレットへのアクセス方法は?車やバスに電車での行き方をご紹介!

駒門風穴の駐車場のご案内

見落としやすい駐車場にご注意を

駐車場は県道155号線を挟んだ西側にあり、駒門風穴とは反対側にあります。この駐車場には乗用車20台程が停められる無料駐車場になっています。この駐車場は駒門風穴受付への進入口からも10メートルほどしか離れていない為アクセスも便利です。県道155号線にも駐車場の看板も出ていますが横道に入った奥にあるので見えにくい為、行き過ぎ無いよう気を付けて下さい。

氷柱が美しい富士山麓の溶岩洞窟

山梨県の青木ヶ原樹海付近には「富岳風穴」「鳴沢氷穴」「西湖コウモリ穴」の3つの有名な溶岩洞窟があります。「富岳風穴」「鳴沢氷穴」は、溶岩がつくりだした奇景もさる事ながら、標高1000メートルを超える場所にあるため洞内の平均気温3度で夏場でも氷柱が見られます。また、コウモリの冬眠する場所として保護されている富士山麓で最大級の「西湖コウモリ穴」も見ごたえがあります。

「富岳風穴」や「鳴沢氷穴」は約1150年ほど前に、そして「西湖コウモリ穴」は約850年ほど前に出来た洞窟です。「富岳風穴」や「鳴沢氷穴」ではライトアップされた幻想的な氷柱が見られるなど、観光施設として整えられており、洞内は小さい子供やご年配の方でも歩きやすいそうです。勿論、駐車場も完備してあります。

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静岡の駒門風穴で1万年の時間を体験しよう!

いかがでしたか?1万年前の歴史を残す駒門風穴は、そのむき出しな自然を気軽に体験できるおすすめの場所です。駐車場もあり、駅からもそう遠くはない駒門風穴は天然の冷房が効いているので夏は特におすすめです。大人も子供もワクワクとした気分を味わいに、是非、家族や友達同士で洞窟探検を楽しんでみて下さい。

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