風見鶏の館へ行こう!神戸を代表する異人館の歴史・見どころ・アクセスは?

2018年5月22日 (2018年7月16日最終更新)

風見鶏の館は神戸市中央区北野にある異人館です。風見鶏の館がある北野異人館街は故国を離れた外国人たちが海の見える高台に邸宅を構える形で形成された外国人街です。その異人館街のシンボル的存在が、風見鶏と赤レンガの外壁を持つ風見鶏の館です。

目次

  1. 神戸・風見鶏の館へ行こう
  2. 神戸・風見鶏の館へのアクセス
  3. 神戸・風見鶏の館の歴史と建物
  4. 神戸・風見鶏の館の開館時間と料金
  5. 神戸・風見鶏の館の見どころ
  6. 神戸・風見鶏の館のイベント
  7. 神戸・風見鶏の館周辺の異人館1:萌黄の館
  8. 神戸・風見鶏の館周辺の異人館2:うろこの家
  9. 神戸・風見鶏の館周辺の異人館3:山手八番館
  10. 神戸・風見鶏の館周辺の異人館4:英国館
  11. 神戸・風見鶏の館周辺の異人館5:神戸トリックアート不思議な領事館
  12. 神戸・風見鶏の館周辺のその他の施設
  13. 神戸・風見鶏の館周辺のスターバックスコーヒー神戸北野異人館店
  14. 神戸・風見鶏の館周辺のお土産店
  15. 神戸・風見鶏の館を満喫しよう

神戸・風見鶏の館へ行こう

風見鶏の館は神戸市中央区の高台にある、北野異人館街の一角にある洋館です。北野異人館街は、異国の文化と歴史を学び体験できる異国情緒豊かな街です。その街のシンボルとも言える風見鶏の館は風見鶏と赤レンガの外壁を備える有名な観光名所です。ここでは、そんな神戸の風見鶏の館について、歴史や見どころ、アクセス、お土産などについての情報を交えつつ紹介します。

神戸・風見鶏の館へのアクセス

風見鶏の館への電車によるアクセスの場合、梅田駅、新大阪駅からJR新快速で約30分ないし35分程度で三宮駅に到着します。三宮駅からはシティループバスを使えば約15分でアクセスできます。徒歩の場合は、阪急三宮駅東口から北側に坂を上ってゆけば、約20分ほどで北野異人館街にアクセスできます。帰りは下りとなるため、徒歩でも15分程度で三宮駅に着きます。

風見鶏の館へ徒歩でアクセスする場合の具体的な行き方は、まず、三宮駅から生田神社の入口を目指します。そして神社の左側にあるゆるやかな上り坂を信号まで歩きます。その信号を渡ったところにあるハンター坂と呼ばれる坂道を上ったところが北野通です。その道をまっすぐ歩いてゆけば、歴史に溢れる街、北野異人館街にアクセスできます。

風見鶏の館へ車でアクセスする場合は、阪神高速神戸線、生田川または京橋インターから北の方面に向かいます。山麓バイパス三宮方面出口からは西へ、また、新神戸トンネル有料道路、布引出口からも西の方向に走ってゆけば、目的地である異人館街にアクセスできます。

異人館街のほとんどの施設やショップには駐車場がないため、近隣のコインパークを利用する必要があります。異人館街周辺は駐車場が少ないだけでなく、道路の道幅が狭く一方通行や通行できない道も多いため、できれば車でのアクセスを避け、バス、電車等の公共の交通機関を利用することをおすすめします。

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神戸・風見鶏の館の歴史と建物

江戸期から明治期に移行した際、それまで鎖国状態だった日本は外国にいくつかの港を開放しましたが、その一つが神戸です。その当時、神戸に来た外国人は、神戸港付近に住まうよう明治政府と約束を交わしたようですが、海岸沿いの整備が整わず、例外的に港から離れた場所に住むことが許可されました。その一つが北野で、この地は北野異人館街と呼ばれるようになりました。

風見鶏の館は、かつて神戸に暮らしていたドイツ人貿易商、ゴッドフリート・トーマス氏の住宅として、1904年に建てられた歴史ある建物で、国指定の重要文化財になっています。室内の内装は、ドイツの伝統様式を取り入れつつ、1900年前後に流行したアールヌーボーの要素も取り入れており、見どころが満載です。

もともとトーマス氏の邸宅として建てらた風見鶏の館には、トーマス一家の写真も飾られています。また、この異人館は、以前、NHKの連続テレビ小説「風見鶏」が放映され、注目を浴びました。この歴史的建築物は、神戸で起きた大地震により、煉瓦の壁にひびが入る被害を受けたことがきっかけとなり、大地震にも耐えられるような改修も施されています。

神戸・風見鶏の館の開館時間と料金

風見鶏の館の開館時間は9時から18時で、入館時間は17時45分までとなっています。また、原則的には年中無休ですが、6月と2月の第一火曜日のみ休館日となています。入館料は、大人が500円、風見鶏の館と萌黄の館の2館券が650円、シティプール1日乗車券持参の人は450円、高校生以下の子どもと65歳以上の神戸市民、障害者は無料です。また、30名以上の団体は一人400円です。

神戸・風見鶏の館の見どころ

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北野・山本地区に現在でも残っている歴史的な異人館の中にあっても、レンガの外壁を持つ建物は、この風見鶏の館のみとなっています。見た目も鮮やかなレンガの色調や、石を積み上げた玄関ポーチ、2階の木骨構造など見どころが多く、この建物独特の重厚で優雅な雰囲気が際立ち、存在感に溢れています。

1階各入口の扉に付いている把手に施されているデコレーションや玄関ポーチの柱頭飾り、応接間のシャンデリア、書斎の風刺画などに、アール・ヌーボー風の装飾が見られます。また、食堂には、中世の古城を思わせる天井小梁や飾り戸棚、暖炉飾りなどが見られます。この建物は、明治後半から大正初期にかけて日本でも活躍したゲオルグ・デ・ラランデ氏によって設計されています。

風見鶏の館のシンボルとも言える風見鶏は、風向きを知らせる役目を持つことは勿論ですが、その他にも、雄鶏は警戒心が強いことから、魔除けの意味も持っているようです。また、この地でキリスト教を普及させる効果もあったとのことです。この見どころの多い歴史的な建物の前にある広場にはオブジェがあり、写真スポットとしても喜ばれれています。

神戸・風見鶏の館のイベント

神戸・風見鶏の館のイベント1:風見鶏の館探検ツアー

風見鶏の館には3つののイベントツアーがあります。一つ目は風見鶏の館探検ツアーというツアーで、土居寛著による風見鶏の館の歴史やトーマス家についてのお話に続き、普段なかなか見ることのできない地下室や屋根裏部屋など、館のすみずみまで約60分かけて探索する見どころの多いツアーとなっています。ツアーの申し込みは当日受け付けています。

神戸・風見鶏の館のイベント2:神戸今昔写真展

風見鶏の館の2つ目のイベントツアーは、神戸今昔写真展という催しで、次回は6月1日から6月30日までの間、9時から18時まで開催されます。この写真展では、観光地となる前の静かなたたずまいを残していた昭和40年代から現在に至るまでの北野異人館街や三宮周辺の風景が、モノクロ写真を中心に、アマチュアカメラマンによって納められています。

神戸・風見鶏の館のイベント3:アート&フォトツアー

3つ目は、アート&フォトツアーというイベントで、風見鶏の館に残るアール・ヌーボーのデザインを「見て・聞いて・撮る」というツアーです。19世紀末から20世紀初めにかけて一世を風靡したアール・ヌーボーの全盛期に建てられた風見鶏の館を見学しながら、当時の西欧の流行を学び、館の魅力をカメラに納めます。次回は6月16日の11時及び14時の2回、各30分程度で実施されます。

神戸・風見鶏の館周辺の異人館1:萌黄の館

北野異人館街には、萌黄(もえぎ)の館と呼ばれる旧シャープ住宅があります。この歴史ある洋館は、1903年にアメリカの総領事「ハンター・シャープ」の邸宅として建設されました。萌黄の館は、その名に相応しく萌黄色の外壁で覆われています。そして、見どころの多い2階のサンルームからは神戸の美しい街並みをゆったり眺めることができます。

萌黄の館は木造二階建て、下見張りの構造になっており、2つの異なったフォルムの張り出し窓やアラベスク模様の階段、重厚な暖炉など、贅を尽くした建物や家具に溢れています。1980年に国の重要文化財に指定されて以来、長期に渡って「白い異人館」と呼ばれてきましたが、1987年以降の改修により、建築当時の淡いグリーンの外壁が復元され、萌黄の館と名付けられました。

萌黄の館は、9時から18時までオープンしており、基本的には年中無休ですが、2月の第3水曜日と木曜日のみ定休日となっています。入館料は大人が350円で、高校生以下の子供及び65歳以上のシニア、障害者は無料です。また、この見どころ満載の2件の歴史的建造物、風見鶏の館と萌黄の館を両方見られる2館券が650円で販売されています。

神戸・風見鶏の館周辺の異人館2:うろこの家

北野異人館街の一角にあるうろこの家は外国人向けの高級借家として建てられた古い歴史を持つ洋館で、北野異人館街では最初に公開されました。この見どころ満載の異人館は国の登録文化財に指定されており、建物の外壁を覆う3000枚ほどの天然石のスレートが魚の鱗に似ていることから、「うろこの家」と名付けられています。
 

館内には、アンテーィークな家具や調度の他にも、西欧の王室が愛用したゴージャスな陶磁器などが展示されています。デンマーク王室御用達のロイヤル・コペンハーゲンや、英国でも最も古い名釜で造られたペインテッド・フルーツ、アール・ヌーボーのガラス工芸品など、垂涎(すいぜん)ものの調度品に溢れています。

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また、隣接のうろこ美術館には、主に西欧とロシアの近代、現代の絵画が集められており、マチス、ユトリロ、キスリングなど、著名なアーティストによる見どころ満載の作品が多数展示されています。また、3階では、神戸出身の画家によって描かれた個性的な水彩画が公開されており、高台に位置するうろこの家美術館の3階からは、神戸市街の美しい景観が一望できます。

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うろこの家の庭には、ポルチェリーノと言う名の仔豚のオブジェがあり、鼻を撫でると幸運に恵まれると伝えられていることが評判を呼び、うろこの家のシンボル的な存在となっています。うろこの家の入館料は1050円で、4月から9月までが、9時半から18時、10月から3月までが9時半から17時までオープンしており、年中無休となっています。

神戸・風見鶏の館周辺の異人館3:山手八番館

北野異人館街にある山手八番館は、大正時代にサンセン氏の自邸として建てられた歴史ある洋館で、チューダー様式の、塔の形をした家が3棟連なるユニークな外観の邸宅です。館内では、ロダンやブールデル、ベルナール、レンブラントなど、西洋、東洋の彫刻を主体とした美術品が展示されています。

山手八番館で評判を呼んでいるのはサタンの椅子で、この椅子に座ってできるだけ詳細に願い事を強く念じると必ずその願い事が叶うと言われています。この椅子に座りたい一念でこの館を訪れるリピーターも多いそうです。山手八番館は年中無休で営業しており、オープン時間は4月から9月が9時半から18時、10月から3月が99時半から17時、入館料は550円です。

神戸・風見鶏の館周辺の異人館4:英国館

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北野通の一角にある英国館は、イギリスの建築家によって建設され、ドイツ人の医者、フデセック氏が暮らしていた洋館です。この洋館の2階にはシャーロックホームズの世界が再現されています。入口付近にはホームズのトレードマークとなった英国風のマントと帽子が置いてあり、無料で借りることができます。そして、それらの衣装を身に着けたまま館内を散策できることで英国館は人気を集めています。

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館内には17世紀から19世紀にかけて、英国の貴族が使用していた家具や調度品が並んでいます。1階のバーカウンターは、公開時間が終了する17時になると、バー「キング・オブ・キングス」となり、深夜1時まで営業します。廊下にはホームズ愛用のパイプ煙草や小物が展示され、二階にはホームズ関連の展示品や作品に出てくるシーンを再現した小物が多数あります。

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建物の裏に広がるイングリッシュガーデンも素晴らしく、ホームズ生誕160年を記念するブロンズ像やロンドン地下鉄のベーカーストリート駅を再現したコーナーがあり、写真撮影には事欠かないポイントとなっています。入館料は750円で、年中無休で営業しており、オープン時間は山手八番館と同様の時間帯となっています。

神戸・風見鶏の館周辺の異人館5:神戸トリックアート不思議な領事館

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神戸トリックアート不思議な領事館は、見て、触って、遊べるミュージアムで、写真撮影もできる参加型の洋館です。外観は石垣の上に建つお洒落な異人館で、もともとは明治後期にヒルトン氏の自邸として建てられた木造2階建ての建物です。白い壁に緑の柱や桟が映え、明るい雰囲気が感じられる建物です。

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神戸トリックアート不思議な領事館では、ヨーロッパでだまし絵として生まれたトリックアートが多数展示されており、錯視の世界や迷宮の部屋、名画の世界など、6つのコーナーに分かれています。背の高さが左右違って見える部屋や、今にも落ちそうな大きな穴の淵に立たたされる場面など、錯覚を利用したユニークなアートスポットに溢れています。

神戸・風見鶏の館周辺のその他の施設

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北野異人館街には、まだまだたくさんの異人館や施設があります。オーストリア館やオランダ館、デンマーク館、ベンの家、洋館長屋、現在工事中のラインの館、旧レイン邸などの他にも、神戸北野美術館、プラトン装飾美術館など語り尽くせないほどの施設があります。北野異人館街は思わず足を伸ばしてみたくなる異国情緒豊かな街です。

神戸・風見鶏の館周辺のスターバックスコーヒー神戸北野異人館店

スターバックスコーヒー神戸北野異人館店は、スターバックスの数ある店舗の中でも異彩を放つカフェで、北野異人館街の雰囲気に溶け込んだコンセプトストアーです。それもそのはずで、この建物は、1907年にこの場所から300メートルほど先の場所に建てられた木造2階建の住宅を復元したものです。

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この住宅は当初アメリカ人によって所有されていたものですが、阪神大震災で被災した際に、解体され神戸市に寄贈されました。その後、この建物は民間の手により2001年に復元されました。店内はお洒落な洋館の雰囲気が漂います。また、2階にはいくつかの部屋があり、各部屋ごとに趣が異なり、どの部屋もそれぞれお洒落でユニークです。

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絵画や写真が飾られた部屋、大きな古めかしい世界地図が掛けられ、両脇に古い洋書が積み上げられている部屋など様々な部屋があります。290円のシナモンロールや470円の抹茶クリームフラペチーノなど、スターバックスでもお馴染みのメニューがオーダーできる他、タンブラー(2000円)やマグカップ(1800円)は、兵庫県内の店でしか手に入らない限定デザインのため、お土産として最適です。

神戸・風見鶏の館周辺のお土産店

北野異人館街には、お土産を購入できる様々なショップがあります。その一つが風見鶏の館近くにある風見鶏館です。このお店の代表的な商品はオリジナルのチーズケーキとプリンです。風見鶏チーズケーキは一口サイズのなめらかな口当たりが大好評で、3個入りが648円、6個入りが1166円となっています。その他にも種々のお土産品やオリジナル洋菓子が販売されています。

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北野異人館街の付近にあるアクアレールは、ジャムやコンポート、ソースなど、オリジナルの瓶詰を販売する保存食専門店で、店内には約70種類の瓶詰が並びます。中でも一番人気の商品は「とってもいちご」で、ワイルドなストロベリーの濃厚な香りが心地よく、お土産にも最適な商品です。

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Kitano marineでは、神戸限定のお土産品などを多数取り扱っています。天使の置物はじめ、美しいクリスタル商品、革製風見鶏財布などが人気を集めています。また、プラプラガラス館にある「福うさぎ」は縁起物で、お土産として人気があります。

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北野異人館街の一角にある、香りの家オランダ館の「オリジナル香水」も、女性に人気のあるデザインと香りが評判で、かさ張らずお土産向きの商品です。また、風見鶏の館から東に50メートルほどのところにあるチップリップでは、お土産品や雑貨、帽子、バッグ、淡水真珠なども扱っており、お土産を購入するにはもってこいのお店です。

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神戸・風見鶏の館を満喫しよう

風見鶏の館は、かつて神戸に住んでいたドイツ人貿易商、ゴッドフリート・トーマス氏の住宅として建てられた洋館です。ドイツの伝統様式とアール・ヌーボーの要素をミックスした優雅な造りが外観にも内装にも見られます。ここでは、そんな風見鶏の館について、北野異人館街の歴史や見どころ、お土産、アクセスなどを含め説明してみました。

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この記事のライター
南真州

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