能郷白山の登山情報まとめ!おすすめルートやアクセス方法は?

2018年6月11日 (2018年6月11日最終更新)

岐阜県と福井県にまたがってそびえ立つ能郷白山(のうごうはくさん)は、奥美濃の最高峰です。日本二百名山にも選ばれている標高1617mの山で、爽快な景色と美しい植物がみられるということで多くのハイカーに人気です。今回はその能郷白山についてご紹介します!

目次

  1. 岐阜県と福井県にまたがる能郷白山(のうごうはくさん)とは?
  2. 登山初心者には能郷白山は春から秋がおすすめ!
  3. 岐阜県と福井県にまたがる能郷白山は急登!
  4. 能郷白山でみられる植物1:春時期
  5. 能郷白山でみられる植物2:初夏から夏
  6. 能郷白山登山の見どころ1:白山神社奥の院
  7. 能郷白山登山の見どころ2:頂上付近の木々
  8. 能郷白山登山の見どころ3:頂上付近からの眺め
  9. 能郷白山近くの温見峠への酷道とは?
  10. 能郷白山のおすすめルート1:温見峠ルート
  11. 能郷白山のおすすめルート2:能郷谷ルート
  12. 能郷白山登山で注意したいこと
  13. 能郷白山に行ったら温泉にも行こう!
  14. 能郷白山へのアクセス方法は?
  15. 能郷白山登山で爽快な気分を味わおう!

岐阜県と福井県にまたがる能郷白山(のうごうはくさん)とは?

今回ご紹介する能郷白山は岐阜県の本巣市と揖斐郡、そして福井県の大野市と3つの地域にまたがってそびえ立つ越美山地の最高峰です。深田クラブに日本二百名山に選定されており美しい景色が望めることで登山者に人気の山です。今回はその岐阜県と福井県にまたがる能郷白山へのアクセス方法やおすすめのルート、そして酷道温見峠についてご紹介します!

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登山初心者には能郷白山は春から秋がおすすめ!

岐阜県と福井県は冬に大雪が降るのはご存知かと思います。したがってこの能郷白山周辺も例外ではありません。豪雪地帯と言われるこの能郷白山への初心者登山家は、春から秋にかけての登山しやすい時期がおすすめです。春の時期にはは新緑に囲まれて清々しい登山が楽しめますし秋時期には紅葉を眺めながら登山もができて能郷白山を気持ち良く楽しめます。

もちろん能郷白山へ訪れて雪道を歩きたいという登山愛好家の方もたくさんいます。しかし登山に慣れている方で立派な登山用具を使用したとしても下山の際に最新の注意を払わないと大変危険ですしとても体力を消耗します。急な道が続く能郷白山の登山道はまずは歩きやすい季節にアクセスしてみて登山に慣れてきたら積雪登山に挑戦する方が良さそうです。

岐阜県と福井県にまたがる能郷白山は急登!

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岐阜県と福井県にまたがる能郷白山は急登としても有名です。非常に急なので、軽い気持ちで登山を開始してしまうと序盤で体力を消耗してしまってスタミナが持たないかもしれません。体力にあまり自信が無い方は、休憩を取りながら自分のペースで登った方がいいでしょう。他の人のペースに合わせて急いでしまうと、頂上にたどり着く前にばててしまいます。

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能郷白山の急登ルートを登り終えた先には素晴らしい景色の展望が待っています。急登ルートを頑張って登りきった達成感と、能郷白山からの美しい景色は言葉では表現しがたい清々しさと爽快感を感じることができます。天気の良い日には360℃あたりの山々を見渡すことのできる大パノラマが待っています。ぜひ、お天気の良い日にアクセスしてみたい山です。

能郷白山でみられる植物1:春時期

岐阜県と福井県をまたがる能郷白山には多くの花が咲いているということでも有名です。山の植物を鑑賞することも登山を楽しむ1つとしている登山家も多いのでは無いでしょうか。新緑に囲まれた清々しい能郷白山を登山し、山頂へ着くまでの間にたくさんの植物を見つけることができれば、疲れた体にも活力が湧いてまた1歩、また1歩と足を前に進められます。

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能郷白山の春先、4月から5月にかけてイワウチワというピンク色の可愛らしい花を見ることができます。イワウチワは(岩団扇)という字を書きますが、山の岩場などに見ることができる日本の固有種の植物です。葉っぱの形が扇に似ていることがら名付けられ、冬が終わり、雪解けが春を告げる頃にひょっこりと岩の上に現れて、私達を楽しませてくれます。

続いて「座禅草」というお花をご紹介します。こちらは能郷白山で1月から3月あたりにかけて見ることができる不思議な形をした花で植物に興味が無くても気になってしまうような魅力がある花です。名前の由来はその名の通り、僧侶が座禅をしている姿に似ているということにちなんで名付けられました。悪臭でハエを呼び、咲くときに発熱する不思議な花です。

その他にも淡い紫色の花カタクリや、小さな黄色い花が可愛らしいオオバキスミレなども見ることができます。カタクリの花は、種が土の中に入ってから8年もの歳月をかけて花を咲かすという辛抱強い花です。この長い歳月をかけて花を咲かせるカタクリは、大群集を作り出すことがありあ辺り一面をカタクリの可愛い花が埋め尽くす光景を見ることもできます。

能郷白山でみられる植物2:初夏から夏

続いては初夏から夏にかけて能郷白山を彩る植物のご紹介です。まずはコバイケイソウというふわふわとした白い花が可愛らしい多年草です。こちらは穂の先に白い花を咲かせて群生しているので咲いているとすぐにわかるでしょう。数年に1度花をつけるこのコバイケイソウの根には有毒成分が含まれているので間違って食べてしまわないよう注意してください。

次は能郷白山に咲くニッコウキスゲという黄色く可愛らしい花です。ニッコウキスゲのニッコウは栃木県の「日光」と同じ字を書きますが、特に日光の固有種では無いそうです。日本各地で見ることができるこのニッコウキスゲの開花時期は6月から8月となっており、群生している風景は圧巻の美しさです。草原や湿地などが全て黄色に染められて美しいです。

能郷白山登山の見どころ1:白山神社奥の院

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岐阜県と福井県の県境にある能郷白山には「白山神社奥の院」があります。能郷白山山頂から10分ほど歩いた場所にある奥の院はもとは美濃根尾の白山神社があった場所です。しかし今は奥の院として山の上にひっそりと佇んでいてこちらの場所から眺める風景はまさに絶景で、白山神社奥の院にたどり着くまでの過酷な道のりを全て忘れてしまいます。

能郷白山登山の見どころ2:頂上付近の木々

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岐阜県も福井県も冬にはたくさんの雪が降り積もるという豪雪地域のため、能郷白山の上に生えている木々も雪によって押しつぶされてしまいます。長年雪に押しつぶされて育った木々は、幹が変形して地を這うような形になってしまうことがあります。そういった環境で育った木々が辺り一面に見ることができる山頂付近はなんだか不思議な風景に感じます。

その上に伸びることができなかった不思議な形をした木は「臥龍ダケカンバ」と呼ばれているそうです。そもそもダケカンバは一見白樺の木とも見える木ですが、白樺よりも高い標高の場所に分布しています。明るい場所を好んで生える、森林破壊後に1番に生えてくるなどの性質は白樺と同じです。しかし樹脂が赤茶色なので見た目にも違いがわかると思います。

能郷白山登山の見どころ3:頂上付近からの眺め

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能郷白山の頂上から眺めることができる風景より、熊笹が広がる草原状の能郷白山頂上付近で眺める風景が素晴らしくおすすめのビューポントです。辺りの山々を一望でき、360℃見渡すことができます。疲れた体をその美しい景色で癒してください。草原状になった頂上付近は体を休める場所としてもおすすめで、そこで食べるお昼ご飯は格別な美味しさです。

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能郷白山の頂上付近には日陰がないので、真夏の日差しはもしかしたら暑いかもしれません。しかし能郷白山頂上は標高が高いので日差しが強くても気温が低く、少し肌寒い場合もあります。どちらにも対応できるような準備をしていくといいでしょう。夏でも肌寒い場合は少なくありませんので、温かい飲み物などがあると、ほっと一息できます。

能郷白山近くの温見峠への酷道とは?

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岐阜県と福井県をまたがる山、能郷白山へのルートは主に2種類ですが、そのうちの温見峠へ続く国道157号が、国道ならぬ「酷道」と言われているのをご存知ですか?福井市内から温見峠までの道のりで通る157号線は、およそ国道とは思えない道幅の狭さや年間の半分は雪で閉鎖されてしまう環境、そして、何と言っても路面状態の悪さなどが挙げられます。

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この温見峠を通る酷道ですが、福井県側から岐阜県側に入った場所には「洗い越し」と呼ばれる不思議な光景を見ることができます。川が道路を横断している箇所が洗い越しと呼ばれ、初めて見る人を驚かせる風景です。そして細い道で見通しが悪い上にガードレールがなく、転落したらひとたまりもないような恐ろしい道で、まさに酷道といった感じなのです。

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こちらの酷道は、酷道マニアの人たちにも人気のある酷道で、ところどころに立てられている「落ちたら死ぬ!」という看板が有名です。しかしこの看板には冗談はみじんもなく、本当に落ちる危険と隣り合わせで、実際に転落事故も起きたことのある本当に危険な国道なのです。運転に自信がない方は、頼れる方と一緒に行った方がいいでしょう。

能郷白山のおすすめルート1:温見峠ルート

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温見峠は福井県と岐阜県のちょうど県境にあります。駐車場はありませんので能郷白山登山口付近に路肩駐車して行きます。車を停めたらすぐに能郷白山の登山口の看板が見えますのでそこから山へアクセスしてください。距離にして約2.4キロ、平均タイムが片道約2時間です。このルートは比較的時間がかからずに山頂へアクセスできるルートになっています。

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能郷白山へ入山して初めの頃はブナの木々を抜けるなだらかなルートで、比較的登りやすいです。進んでいくうちに急になったり、滑りやすかったりと足元が悪くなりますので注意が必要です。滑りやすい場所にはロープなどがありますので状況によって使うといいでしょう。夏場などは草が頭の高さまで伸びている場合もあるので足元に気をつけてください。

能郷白山のおすすめルート2:能郷谷ルート

こちらの能郷谷ルートで登山する場合は距離にして約4.5キロ、平均タイムが片道約3時間10分ということで、日帰りにもぴったりの登山ルートです。能郷谷林道ゲートからの登山道が土砂崩れで通れなくなっているため登山口まで1時間ほど歩くことになります。そして沢を越えるルートになっているので前日に雨が降ったりすると多少苦労するかもしれません。

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こちらのルートは温見峠ルートよりも急登が続くルートになっています。永遠に続くのではないかと思うくらいにひたすら急な道を登らなくてはいけないので、体力のない方はまずは温見峠ルートでチャレンジしてからこちらの能郷谷ルートに挑戦してみるのもいいかもしれません。しかし急な道を登り終えたら目の前に美しい風景と稜線歩を楽しむ事ができます。

能郷白山登山で注意したいこと

能郷白山は急登の山になります。登りが急ということは、下山は相当ハードなものになると言っていいでしょう。登山は登りよりも下山の方が体力を消耗しますので、気をぬいて足を滑らせてしまったりしなように気をつけてください。また暖かい夏の時期などには虫がたくさんいますので、虫除けスプレーなどを持っていくと虫刺されの心配がなく快適でしょう。

そして何と言っても能郷白山は熊が出没する場所でもありますので、熊よけは必ず持参した方が身のためです。熊注意の看板もありますが、どこかで「熊なんて出るわけない」と甘く見ていると、実際に目撃した時に気が動転してしまいます。急に現れておかしな行動をとってしまわないように、できるだけ熊に自分の存在を知らせながら歩いてください。

能郷白山に行ったら温泉にも行こう!

岐阜県の自然豊かな土地には、素晴らしい温泉に浸かることのできる施設があります。「うすずみ温泉四季彩館」は伊勢湾の太鼓の海水が源になっているという温泉があり、たくさんの効能があることでも人気です。腰痛や神経痛、関節リウマチや糖尿病など、様々な症状効果があるということです。登山で疲れた体を癒すにはぴったりの効能がたくさんあります。

こちらの温泉は宿泊者だけではなく日帰りで温泉を楽しむこともできますので時間がない方でも登山帰りに汗を流してさっぱりすることが可能です。営業時間は10時〜20時で、休館日は月曜日です。料金は大人850円と子供450円という金額になっています。この料金にタオルは含まれていないので、温泉に寄る場合はタオルを持参していった方が便利でしょう。

うすずみ温泉四季彩館

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住所:
岐阜県本巣市根尾門脇422
アクセス:
樽見駅より無料シャトルバスにて約10分
料金の目安:
9,100円〜
提供: Rurubu banner
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能郷白山へのアクセス方法は?

では能郷白山へのアクセス方法をご紹介いたします。能郷白山へのアクセス方法はやはり車で向かうことがおすすめです。公共交通機関でアクセスすることももちろん可能ですが、融通が効きづらいので少し不便に感じるかもしれません。温見峠まではJR東海で大垣駅から樽見鉄道に乗って樽見で下車して、そこからタクシーを拾って50分ぐらいかかります。

車で温見峠へアクセスする場合は名神高速で岐阜羽鳥インターを降り、先程ご紹介した国道157号線を走って温見峠まで約1時間50分程度かかります。駐車場はありませんので、なるべく路肩に寄せて駐車してください。そしてトイレもないため、事前に済ませておくといいでしょう。温見峠までの道のりは運転に慣れていない人は難しいかもしれない酷道です。

車で能郷谷登山口へアクセスする場合は名神高速を岐阜羽鳥で降りて、県道232号線で向かいます。その後県道92号線に入り、国道157合線に入ります。能郷谷の登山口までは約1時間45分程度です。こちらは駐車場が登山口手前3km地点にありますので、そちらに車を停めて登山口へアクセスしてください。トイレはありませんので事前に済ませておきましょう。

能郷白山登山で爽快な気分を味わおう!

お天気の良い日に臨む能郷白山への登山は最高に気持ちの良いものです。景色が良く、四季折々の風景を味わうことができて目にも楽しい登山ができます。急な登りを歩き終えた先に広がる景色は格別な感情を抱かせてくれます。山の天気は変わりやすく、はじめは晴れていてもガスがかかることもありますが、なるべくお天気な日を狙って行ってみてください!

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