日本三大朝市ってどこ?それぞれの開催日や特徴・お楽しみポイントは?

2018年6月21日 (2018年12月10日最終更新)

日本各地にある朝市は、長年にわたり地元の食を支えてきました。その中でも古い歴史を持つ日本三大朝市と呼ばれるところがあります。そこで日本三大朝市に挙げられる朝市3か所プラス1か所について開催日や時間、見どころなどを紹介します。

目次

  1. 日本三大朝市を体験したい
  2. 朝市の魅力
  3. 日本三大朝市とは
  4. 日本三大朝市紹介1-1:輪島朝市の場所
  5. 日本三大朝市紹介1-2:輪島朝市の歴史
  6. 日本三大朝市紹介1-3:輪島朝市の見どころ
  7. 日本三大朝市紹介2-1:勝浦朝市の場所
  8. 日本三大朝市紹介2-2:勝浦朝市の歴史
  9. 日本三大朝市紹介2-3:勝浦朝市の見どころ
  10. 日本三大朝市紹介3-1:宮川朝市の場所
  11. 日本三大朝市紹介3-2:宮川朝市の歴史
  12. 日本三大朝市紹介3-3:宮川朝市の見どころ
  13. 日本三大朝市のおまけ
  14. 日本三大朝市を楽しむために
  15. 日本三大朝市で地元の味を

日本三大朝市を体験したい

旅行に出かけた時の楽しみの一つは、その土地でしか味わえないものを食べることではないでしょうか。中でも朝市では、朝どりの名産品の新鮮な状態が味わえるということで、最近人気となっています。その朝市には日本三大朝市というものがあるのだそうです。日本三大朝市はどこか、そのアクセスや開催日、時間などを紹介します。

朝市の魅力

朝市は本来、その日の朝に採れた産物を地元の人に売る市場です。ですから日本だけではなく、世界各地にありますし、その規模も数百軒にも及ぶほどの大規模なものもあります。また函館などのように、常設店舗になっていて毎日同じ場所で行われるものや、決められた日だけ行われるものなどもあります。

本来の朝市は交通の結節点となるような場所に自然発生的に生まれました。ですから、比較的アクセスがよい場所にできることが多かったのです。しかし中心になる交通機関が変化してきていることによって、近年では駐車場が確保できるような場所などに店舗を設営するようなタイプも増えてきています。

近年では、朝市そのものが人気ということもあって、日帰りの朝市ツアーなども企画されるようになりました。さすがに日帰りとなると、早朝出発もしくは時間が長い朝市でなくては厳しいのですが、比較的近くに住んでいる方であれば日帰りで楽しむことも可能です。

日本三大朝市とは

このように、日本各地で朝市は行われているのですが、その中でも特に有名な朝市として挙げられるのが「日本三大朝市」です。その日本三大朝市は輪島朝市、宮川朝市、勝浦朝市です。おそらく名前を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

なぜこの3か所が日本三大朝市と言われるのかというと、何といってもその歴史の古さがポイントです。次から詳しく見ていきますが、この朝市は最も新しいものでも江戸時代から、つまり400年以上昔から現在に至るまで、地元の食文化を支えてきているのです。行く機会があったら、ぜひともその歴史とそこでしか味わえない味を楽しみたいところです。

日本三大朝市紹介1-1:輪島朝市の場所

輪島朝市は石川県輪島市で開かれている朝市です。開催日は正月の3が日と第2・第4水曜日を除く毎日、時間は午前8時から12時までとなっています。ただし、休日や繁忙期などにはこの日に営業することもあるそうです。だいたい7時半ごろになると店が出始め、11時ごろになるとそろそろ売り切れになる店がでてくると言われています。

朝市が開かれる場所は「朝市通り」と呼ばれる商店街です。約360メートルの通りに200以上の露店が立ち並びます。輪島朝市へのアクセスですが、輪島朝市は輪島マリンタウンの近くにあるので、そこを目指してアクセスするとよいでしょう。

東京方面から列車を利用する場合は、北陸新幹線でまず「金沢」駅まで行きます。関西方面からの場合は特急「サンダーバード」などを利用します。金沢駅からは「奥能登特急バス」が出ており、これで約2時間で「輪島マリンタウン」まで来ることができます。なお、輪島駅という駅は2001年に廃止になっています。

遠方から飛行機を利用してアクセスする場合は石川県輪島市にある「のと里山空港」が最寄りとなります。空港からはバスの輪島特急線、もしくは「ふるさとタクシー」という乗合タクシーを利用して輪島市内に入ります。所要時間は20分程度見ればよいでしょう。

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また、飛行機を利用してアクセスする方には、ふらっと訪夢、または和倉温泉バスターミナルから発車する定期観光バス「おくのと号」を利用すると、輪島朝市や周辺の観光スポットを回り、のと里山空港まで行くことができます。時間があまり取れないという方はこちらもおすすめです。

このように、輪島朝市は、公共交通機関を利用してアクセスする場合はあまり便利がよくありません。ですから車やレンタカーを利用してアクセスするという方もいるのではないでしょうか。その場合は朝市通りから徒歩ですぐのところにある朝市駐車場を利用しましょう。日帰りで朝市を楽しむという場合も車でこの駐車場利用が便利です。

駐車場は休みの日などは混雑しがちなので、早めにアクセスする必要があるかもしれません。一方、気をつけなければならないのは、この駐車場は12時、つまり朝市が開催されている間は出庫の際に料金がかかるということです。逆に言うと、朝市が終わった後で出庫させる分には駐車場が無料で利用できるのです。

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ですから、車で輪島朝市にアクセスする場合には、12時以降に車を出庫させましょう。周辺には「永井豪記念館」などもありますので、もし時間が余るようでしたら、これらを見て時間調節をするのもおすすめです。いずれにしても、日帰りでアクセスするのは少し大変な朝市かもしれません。

日本三大朝市紹介1-2:輪島朝市の歴史

輪島朝市は、現在数ある朝市の中でも最も古い朝市として知られています。文献によるとなんと平安時代からあったとのことなので、1000年以上の歴史があることになります。最初は神社の祭礼などの際に品物をもちより、物々交換を行っていたようです。

室町時代ごろになると、輪島朝市は4と9のつく日に市が開催されるようになったとされており、今のようにほぼ毎日朝市が開かれるようになったのは明治時代になってからのことだそうです。朝市に店を出すためには組合に加入し、権利を得なければならないのですが、先祖代々この営業権利を引き継いでいる店も多いようです。

日本三大朝市紹介1-3:輪島朝市の見どころ

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輪島朝市は他の朝市と同様に、地元の台所として古くから利用されてきました。出店している店が扱っている商品も幅広く、生鮮魚介類はもちろん、草花や農産物、工芸品、民芸品などもあります。でもやはり一番の見どころと言えるのは、能登の海産物ではないでしょうか。炭火コーナーがあり、そこで買った新鮮な魚を焼いてすぐに食べることもでき、人気です。

輪島朝市で面白いのは、商品に値段がついていないものが多いということです。これは、お店の人との話し合いで値段が決められるということ、つまり値切ることができるのです。元気な朝市のお店の人とコミュニケーションを取るのも朝市の楽しみ方の一つですから、ぜひチャレンジしてみてください。

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前述したように、輪島朝市は組合があり、どこにどの店が出店しているのかが公式サイトで確認できるようになっています。ですから、日帰りなどでお目当てのものを効率よく見たいという方は、このサイトで店の場所を確認して行くとよいでしょう。

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日本三大朝市紹介2-1:勝浦朝市の場所

勝浦朝市は千葉県勝浦市で行われている朝市です。勝浦朝市の開催日ですが毎週水曜日と6月第一火曜日、1月1日が定休日で、他が開催日となります。ただし勝浦朝市の場合、場所が変わります。1日から15日は下本町朝市通り、16日から末日までは仲本町朝市通りとなります。開催時間はいずれも6時から11時ごろまでとなっています。

この下本町朝市通りと仲本町朝市通りは、勝浦の中央商店街をはさむように位置しています。開催日のところで水曜日が定休日だというのは、この中央商店街など市内の商店街の休日に合わせる形でこの日程となっているようです。

勝浦朝市へのアクセスですが、最寄り駅はJR外房線の「勝浦」駅です。勝浦駅は特急「わかしお」が停まるので、時間さえうまく合わせられれば、東京あたりからでも日帰りで勝浦朝市に行くことができます。勝浦駅から勝浦朝市へのアクセスも徒歩で10分ほどと近く、どこからでも最も行きやすい朝市からもしれません。

車でアクセスする場合の駐車場は、勝浦駅から勝浦朝市までの間に市営駐車場が2か所あります。どちらも6時30分から使えるので、朝市を見て歩くときにも使いやすい駐車場です。車の場合は圏央道市原鶴舞ICから国道297号線を経由して約40分でアクセスできます。

日本三大朝市紹介2-2:勝浦朝市の歴史

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勝浦朝市は1591年から始まりました。当時勝浦城主だった植村土佐守泰忠という人物が、農業、漁業の奨励をはかるため、勝浦の寝古屋に物資の交換の場として開設したのが始まりと言われます。当時は開催日が毎日だったので、一ヵ月のうち上旬を上本町、中旬を仲本町、下旬を下本町と、開催日に合わせて場所を移動させていました。

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しかし、車の交通量が増加していくのに伴い、一時的に仲本町に固定させたこともありましたが、1987年、朝市の発展を機に現在のように月の前半と後半で場所を移動させる形になり、現在に至りました。約70軒の店が立ち並び、地元の台所として、また観光客の観光スポットとしてにぎわっています。

日本三大朝市紹介2-3:勝浦朝市の見どころ

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勝浦朝市は千葉県第2位の漁獲量を誇る勝浦港が近いため、豊富な海産物が並ぶ点が見どころです。もちろん産直野菜も豊富です。また勝浦朝市で外せないのが食べ歩きです。朝市そのものはもちろんですが、漁港に近いほうに「朝市新鮮広場」があり、新鮮な魚介類をふんだんに使った料理を味わうことができます。ぜひその味を存分に楽しんでください。

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日本三大朝市紹介3-1:宮川朝市の場所

宮川朝市は岐阜県高山市で開かれている朝市です。宮川(神通川)沿いで行われることからこの名前がつきました。開催日は年中無休ですが、4月から11月は6時ごろから、12月から3月の冬の間は7時ごろから12時までの時間で開催されています。現在は約50から70軒の店が営業を行っています。

宮川朝市も「朝市通り」で行われています。周辺は高山陣屋跡や古い町並みがある場所で、開催日には江戸時代の雰囲気が漂い、その点でも魅力的です。アクセスも非常に便利です。最寄り駅は「高山」駅で、駅から徒歩で10分ほどで到着できます。特急「ひだ」が使えるので、多少距離があっても日帰りで朝市を楽しむこともできるでしょう。

「ひだ」は大阪方面から名古屋を通ります。ですから東京方面からアクセスする場合は、名古屋まで東海道新幹線を利用するか、北陸新幹線で富山まで行って、そこからひだを利用して高山駅までアクセスすればよいということになります。駅からも近く、楽しみやすい朝市です。

ちなみに高山には宮川朝市のほか、高山陣屋そばで行われる「陣屋前朝市」もあり、高山の朝市の双璧をなすと言われます。こちらの開催日も宮川朝市と同様年中無休ですが、営業が始まる時間が1時間ほど遅いです。ですから宮川朝市を一通りみてから陣屋前朝市も見るのがおすすめです。

なお、宮川朝市に車でアクセスすることも可能です。高山市内は全地域が駐車禁止となっているので、宮川朝市の近くにある市営駐車場などに停めることが必要です。また、これらの駐車場はどこもすべて有料駐車場となっています。

日本三大朝市紹介3-2:宮川朝市の歴史

高山で朝市が行われるようになったのは江戸時代中頃のことだと言われます。もともとは高山にある高山別院照蓮寺付近で行われていたものとされています。当時は米や桑、花などの市が中心だったそうです。そして明治の中頃になると、野菜なども並べられるようになってきました。

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第二次世界大戦後、1947年になり、安川朝市組合が結成されました。当時は安川通りで朝市が行われていたためこの名前がついたようです。しかし1953年、安川通りが国道158号に含まれることになり、そこで朝市をすることができなくなりました。そこで現在の宮川沿いに移転し、宮川朝市として現在に至ります。

日本三大朝市紹介3-3:宮川朝市の見どころ

宮川朝市は高山市という山がちの所で行われている朝市です。そのため見どころとしては新鮮な野菜や果物、花などが多く扱われているという点があげられます。また、それらの野菜を使って作った漬物や、有名な朴葉味噌などは他のどこでも味わえない一品が揃います。

また、さるぼぼや一位一刀彫などの民芸品や工芸品なども多く扱われているのが特色で、日帰りなどの場合にここで高山の土産を購入するのもおすすめです。ぜひ地元の高山ことばを聞きながら、どこでも手に入らないような一品やおいしい野菜を手に入れてください。

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日本三大朝市のおまけ

日本三大朝市というと、以上挙げた三ヶ所なのですが、もう一つ紹介しておきたい朝市があります。それは佐賀県唐津市にある呼子朝市です。上に挙げた3つと共に四大朝市と言われることも、また、日本三大朝市の一つに呼子朝市を含める場合もあるので、こちらも紹介しましょう。

呼子朝市は江戸時代に漁師と農家の人々が産物を物々交換したことに始まるとも、大正時代初期に魚が多くとれたときに市ができたことに始まるとも言われています。開催日は元旦を除く毎日で、時間は7時30分から12時までとなっています。

呼子朝市へのアクセスですが、最寄り駅はJR「唐津」駅となります。駅からは徒歩10分ほどのところにある大手口バスセンターに移動し、「呼子」で下車すると徒歩1分ほどで到着します。場所にもよりますが、日帰りで楽しむには少し遠いかもしれないので、唐津駅周辺からアクセスするようにすると楽でしょう。

呼子朝市は玄界灘で獲れたさまざまな種類の魚を楽しむことができます。お土産にするのであれば一夜干しなどに加工されたものがおすすめです。また呼子と言ったら外せないのがイカです。その他にも季節によってウニや焼いたカキなども味わうことができます。

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日本三大朝市を楽しむために

以上、日本三大朝市に挙げられる朝市を紹介しました。ぜひ朝市で新鮮な地元の食材を味わってみたいという方は多いのではないでしょうか。それでは日本三大朝市をより楽しむためのポイントをいくつか紹介します。

まず、朝市に行く時間です。朝市というくらいですから、できれば朝早い時間に行った方がお目当てのものを手にできる可能性が高まります。日帰りで行く予定の場合はなかなか早い時間に行くのは難しいかもしれませんが、日帰りでない場合はがんばって早起きして、朝食前に行ってみましょう。可能ならば朝市で朝食をいただくのがおすすめです。

それから、朝市はスーパーなどとは違い、地元の人と触れ合いを楽しむというのも大きな魅力の一つです。輪島朝市のように値段がついていない場合はもちろんですが、そうでない場合でも積極的にお店の人と話をしてみましょう。名物のよりおいしい食べ方など、いろいろ教えてもらうとさらに楽しめるでしょう。

日本三大朝市で地元の味を

日本三大朝市は、それぞれ古い歴史を持ち、地元の生活を支える重要な役割を果たしてきました。ここでしか味わえない名産品やここでしか購入できない工芸品などがたくさん販売されています。お店の人とのコミュニケーションを楽しみながら、朝市巡りを楽しみませんか。

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よしぷー

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