世界一幸せな国を幸福度やその理由で紹介!日本の順位は何位?

2018年7月20日 (2018年7月20日最終更新)

毎年国連が発表する「世界幸福度ランキング」。世界一幸せな国には、ノルウェーやフィンランドなど北欧の国々をはじめ、かつてはブータンなどアジアの国が1位になったこともあり、話題となっています。気になる日本の順位も合わせて、今回は世界一幸せな国の情報をまとめます!

目次

  1. 世界一幸せな国はどこ?気になる日本の順位もご紹介!
  2. 世界一幸せな国の常連国と言えば?
  3. 世界一幸せな国を決める基準はなに?
  4. 世界一幸せな国として知られるブータンの今は?
  5. 世界一幸せな国ランキングで日本の順位はどれぐらい?
  6. 世界一幸せな国ランキング10位:オーストラリア
  7. 世界一幸せな国ランキング9位:スウェーデン
  8. 世界一幸せな国ランキング8位:ニュージーランド
  9. 世界一幸せな国ランキング7位:カナダ
  10. 世界一幸せな国ランキング6位:オランダ
  11. 世界一幸せな国ランキング5位:スイス
  12. 世界一幸せな国ランキング4位:アイスランド
  13. 世界一幸せな国ランキング3位:デンマーク
  14. 世界一幸せな国ランキング2位:ノルウェー
  15. 世界一幸せな国ランキング1位:フィンランド
  16. 世界一幸せな国へ行ってみよう!

世界一幸せな国はどこ?気になる日本の順位もご紹介!

「世界一幸せな国」と聞くと、みなさんはどこを思い浮かべますか?かつて話題となった世界一幸せな国と言えばアジアの小国ブータンが挙げられますが、毎年上位にランクインしているのは北欧の国々です。世界一幸せな国は、どのような基準で決められているのか?2018年の上位10ヶ国と合わせて、日本の順位やそれぞれの国の特徴もご紹介いたします。

世界一幸せな国の常連国と言えば?

国連が発表する「世界幸福度ランキング」。毎年、世界の156ヶ国の様々な地域に、国連が独自に調査を行って発表されています。「世界一幸せな国」の調査結果が発表されるようになったのは、2012年からとなっており、比較的歴史も浅く、今年でまだ6回目となっています。毎年、トップ10にランクインする国々は北欧地域が中心となっています。

2017年と2018年のトップ5の国々については、順位に入れ替わりがあったものの、ランクインした国の大半が北欧地域という結果になりました。国民に対する福利厚生が充実しており、ヨーロッパの中でも先進的な取り組みが行われている北欧地域は、そこで暮らす人々の満足度が高く、生活水準の高さが国民全体の幸福度を上昇させているという傾向です。

北欧地域は、雪深く交通や移動も大変なエリアです。また、日本その他の先進各国に比べても人口の少ない国が大半を占めています。このようなデメリットがありながらも北欧の国々が世界一幸せな国のランキングの上位にランクインし続ける陰には、北欧諸国の高い教育水準なども挙げられます。税金や物価も世界一高いですが、その分福利厚生が充実しています。

世界一幸せな国を決める基準はなに?

国連が行っている世界幸福度調査は、調査対象国156ヶ国の国と地域の中で、1000人を対象に調査が行われています。世界一幸せな国を決めるための調査基準は、「所得」「健康と寿命」「社会支援」「自由」「信頼」「寛容さ」など、経済的な要素だけでなく、国民の精神的幸福度や自由度も調査内容の中に含まれているのが特徴です。

そのため、必ずしも経済的に裕福な国だけが、世界一幸せな国の上位国になるとは限らず、かつて選ばれた国の中には、アジアの小国ブータンなどもあります。ちなみに、2018年の調査で、ランキングで最下位となった国はアフリカの「ブルンジ共和国」で、1位にランクインした国と比較すると、幸福度のポイントが半分以下という結果になったようです。

世界一幸せな国として知られるブータンの今は?

世界一幸せな国というキャッチフレーズで一斉を風靡した国と言えばアジアの小国「ブータン」です。ブータンは、今も世界一幸せな国なのでしょうか?国連が実施した2018年の世界幸福度調査では、ブータンは残念ながら97位と順位をかなり下げています。2005年の国勢調査では、国民の97%が幸せだと答えたブータンですが今はどうなっているのでしょう?

2006年から2015年まで、GDP成長率が平均7.5%という高い成長率を続けてきたブータンは、急速な都市開発や経済発展の影響で、深刻な公害問題を抱えています。また、ブータンでは、2016年には若年者の失業率が13.2%にも達し、困窮している人々の人口も増加しています。かつて世界一幸せな国であったブータンは、今は幸せではない国なのかもしれません。

世界一幸せな国ランキングで日本の順位はどれぐらい?

ブータンの現状をお伝えしましたが、日本国民としてやっぱり気になるのは自分たちの国の順位です。2018年の世界幸福度ランキングで、日本の順位は54位でした。ちなみに、2017年のランキングで日本の順位は51位だったので、今年度は3位順位を下げたことになります。50位までにランクインしている国の中には、南米の国々もたくさんあります。

日本よりも、ずっと所得が低く、治安も最悪な地域もあるにも関わらず、日本人よりも幸せな国だと感じている国民がいるというのが驚きです。日本の近隣国である、韓国の順位は57位、中国は86位と極東アジアは、世界一幸せな国には程遠い地域が多いようです。ちなみに、日本人にとって最も身近な国の一つアメリカの順位は15位となっています。

世界一幸せな国ランキング10位:オーストラリア

ここからは、世界一幸せな国にランクインしたトップ10の国々をご紹介していきます。まず、第10位にランクインしたのはオーストラリア。オセアニアの国々は、ノルウェーやフィンランドなど北欧の国々と同じく、国民の幸福度が高い地域です。日本人観光客にも人気のオーストラリアは、大自然の中で暮らすコアラやカンガルーなどの有袋類も幸せに暮らしています。

世界一幸せな国ランキングのトップ10入りしたオーストラリアですが、国内にまったく問題がないわけではありません。2018年の10月から登山禁止となったオーストラリアの世界遺産と言えば「エアーズロック」ですが、元々、この地はオーストラリアの先住民アボリジニーたちの聖地でした。民族問題が深刻化し、聖地ウルルは登山禁止となったようです。

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世界一幸せな国ランキング9位:スウェーデン

世界一幸せな国ランキング、第9位にランクインしたのは、北欧スウェーデン。日本では、北欧家具のIKEAでお馴染みの国スウェーデンは、社会支援や高いGDP額、さらに健康寿命の長さなどが評価されて、去年より順位を1つ上げた国です。縦に長い国土のあるスウェーデンは、大半が雪や山に囲まれており、人口は100万人ほどと少なめです。

スウェーデンは、他の北欧の国々同様、ユーロの導入に反対した国として知られています。通貨はスウェーデンクローナですが、外国投資家からの投資に頼っていたため、世界金融危機で大打撃を受け、失業率が急上昇するなど厳しい状況に置かれました。しかしながら2015年にはスウェーデンの国内総生産(GDP)は4926億ドルとなり高い所得水準を維持しています。

世界一幸せな国ランキング8位:ニュージーランド

世界一幸せな国ランキング第8位にランクインしたのは、大自然が広がるオセアニアの国「ニュージーランド」。人間の数よりも羊の頭数の方が多いと言われるニュージーランドは、牧歌的風景が広がるのどかな国です。ニュージーランドキウイや、フクロウオウムなど、独特の生態系を持つ不思議な生き物たちが暮らしており、とにかく環境のよさが魅力です。

イギリスのエリザベス女王をニュージーランド国王に定め、国家元首に制定しており、政治は立憲君主制を強いています。また、女性首相が活躍しているため、男女雇用の機会も日本に比べるとかなり平等に近く、こういった点も国民が幸せな国となった要素と考えられます。オーストラリアよりGDPは低いですが、寛容さについてはニュージーランドの方が上となりました。

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世界一幸せな国ランキング7位:カナダ

続いてご紹介する世界一幸せな国はカナダ。世界幸福度ランキングで第7位にランクインしました。北米地域の中では、唯一トップ10にランクインすることができたカナダは、カナディアンロッキーの大自然や、日本人観光客に人気のイエローストーンのオーロラなど、雄大で美しい自然が魅力的な国です。世界中の人々が移住したいと憧れる人気の国となっています。

カナダは、フランス語と英語が公用語となっていることからも分かるとおり、フランス系移民、イギリス系の移民、また北部地域の先住民族など、様々なバックグラウンドのある民族が共存している国です。そのため、2018年の調査では、多様性のある社会的要因が国民の評価に大きく貢献し、2017年と変わらない高順位となったようです。

世界一幸せな国ランキング6位:オランダ

続いてご紹介する世界一幸せな国はオランダです。世界幸福度ランキングで第6位にランクインしたオランダは、美しいチューリップと風車の風景でお馴染みの観光国。「アンネの日記」でも知られるオランダはかつて、ヒットラーによるユダヤ人迫害の歴史の中で、甚大な被害を受けた地域です。今では、多様性のある社会が評価され幸せな国の一つになりました。

ヨーロッパの中では、かなり小国となるオランダですが、かつてはアジア各国に植民地がありました。日本が鎖国を敷いていた江戸時代にも交易のあったオランダは、日本とのゆかりも深い国として知られています。幸福度ランキングの決定要因の一つであるGDPも、2014年のGDPは6628億ユーロとなっており、EU諸国の中でも非常に高い国となっています。

世界一幸せな国ランキング5位:スイス

続いてご紹介する世界一幸せな国は、第5位にランクインしたスイス。永世中立国として知られるスイスは、世界中の富が集まるスイス銀行があることでも知られていました。近年ではタックスフリーのアジアの国々に資金が流出し、スイス銀行の評価は以前より下がっています。スイスは、2013年の国民一人当たりのGDP4320億ドルと高い水準を維持しています。

寛容さや健康寿命の長さなども、平均的にハイスコアな結果となったスイスは、国民の福祉も充実しています。また、スイスは世界で最も国際競争力の高い国となっており、世界経済フォーラムではかつて世界第1位の国にもなったことがあるほどです。国民全体に占める富裕層の割合も高く、金融資産が100万ドルを越える世帯が9.5%を占めると言われています。

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世界一幸せな国ランキング4位:アイスランド

世界一幸せな国ランキングも残すところ4ヶ国となりました。第4位にランクインしたのはアイスランド。惜しくもトップ3入りは逃しましたが、アイスランドは、世界トップの治安のよさで知られる国で、観光国としても人気があります。北欧諸国と同様、厳しい自然環境にあるアイスランドは、国の資本のほとんどを金融からの所得に頼っている国家です。

日本からは、オーロラ観測ツアーで大人気のアイスランド。首都レイキャビクからは、主要観光地である温泉地ブルーラグーンへ行く現地ツアーなども催行されています。アイスランドは、世界でもっとも汚職の少ない国と言われており、政治面でも国民の満足度が高い国です。社会支援や保証制度の充実度が高く、介護の面でも先進国家の一つと言えるでしょう。

世界一幸せな国ランキング3位:デンマーク

世界一幸せな国ランキング、第3位にランクインしたのはデンマーク。ノルウェー、フィンランドなど北欧諸国とも近い位置にあるデンマークは、バルト海と北海に挟まれたユトランド半島と周辺のいくつもの島々からなる立憲君主制の国家で、人口は500万人ほどの小国です。古くは、ノルウェー、スウェーデンも支配したカルマル同盟の支配下にありました。

日本とデンマークの関係は、現在放映中の大河ドラマ「西郷どん」にも登場している岩倉具視使節団が、コペンハーゲンを訪問した記録が残されており、日本の皇室とデンマークの王室も交流があるようです。2017年は、ノルウエーを押さえて第2位にランクインしていたデンマークですが、2018年もすべての分野で高い指標をマークしてトップ3入りしたようです。

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世界一幸せな国ランキング2位:ノルウェー

世界一幸せな国ランキング、惜しくも第2位にランクインしたのは、北欧諸国「ノルウェー」。スカンジナビア半島に位置する細長い国ノルウェーは、フィヨルドに削り出された美しい海岸線の景観が素晴らしい人気の観光国です。過去3年間常にトップ5に入り続けているノルウェーは、ノルウェー国民だけでなく、移民からの評価も非常に高い国として知られています。

世界で最も男女雇用機会が均等な国家として知られるノルウェーは、一人当たりのGDPや平均寿命、そして就学率もすべてトップレベルで、2006年の「人間開発指数」(HDI)では、世界1位にランクインしました。ノルウェークローネは、世界一高い通貨で、通貨価値の高さを測るビッグマック指数では1300円超えという驚きの金額を叩き出しています!

世界一幸せな国ランキング1位:フィンランド

ノルウェーを押さえて、世界一幸せな国第1位に輝いたのはフィンランド。日本人には、ムーミンのふるさとまたは、サンタクロースの村で知られている湖と森の国です。フィンランドは、世界一教育水準が高い国としても知られており、宿題も出さない、とにかく「なぜ」を追求する独自の教育システム「フィンランドメソッド」が日本でも話題となりました。

2017年は第5位だったフィンランドは、自国民だけでなく移民からも高い評価を受けて世界一幸せな国に選ばれました。フィンランドの人口とGDPの規模は、日本の北海道とほぼ同じぐらいで、1980年代からは農業や林業ではなく、携帯電話産業で世界に君臨。フィンランドが誇る携帯メーカー「ノキア」は世界有数のシェアを誇るトップブランドです。

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世界一幸せな国へ行ってみよう!

世界一幸せな国をランキング形式でご紹介しました。今回はご紹介していませんが、50位までの国々の中には、日本よりもずっと環境の悪そうな、アフリカ地域の国々や南米の国々もランクインしています。何を持って幸せと思うかは、人それぞれではありますが、世界一幸せな国を訪れてみれば、その秘密が分かるかもしれません!

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この記事のライター
Yukilifegoeson