「四海楼」は長崎ちゃんぽん発祥の老舗!コースメニューやお土産もおすすめ!

2018年7月31日 (2018年8月4日最終更新)

長崎の観光名所、大浦天主堂やグラバー邸まで歩いてすぐそばにある中華料理「四海楼」は、長崎ちゃんぽん発祥の老舗のお店です。四海楼は、ちゃんぽん、皿うどんの歴史を物語るちゃんぽんミュージアムや長崎土産などがある四海楼名店街などを備えた長崎ちゃんぽんの博物館です。

目次

  1. 長崎ちゃんぽん発祥の四海楼
  2. 長崎における四海楼の歩み
  3. 長崎港を眼下に眺める四海楼
  4. 豪華絢爛な造りの長崎四海楼ビル
  5. 長崎四海楼おすすめメニューその1:ちゃんぽん
  6. 長崎四海楼おすすめメニューその2:皿うどん
  7. 長崎四海楼おすすめメニューその3:エビチリ
  8. 長崎四海楼おすすめメニューその4:酢豚
  9. 長崎四海楼おすすめメニューその5:ハトシ
  10. ボリューム満点な長崎四海楼のコース料理
  11. 四海楼名店街にあるおすすめの長崎お土産
  12. 長崎四海楼の営業時間と定休日
  13. 世界遺産もある四海楼そばの観光名所
  14. ハーバービューが広がる芝生広場と長崎港
  15. 四海楼の長崎ちゃんぽんで歴史を噛み締めよう

長崎ちゃんぽん発祥の四海楼

長崎ちゃんぽんは全国に知られた長崎の郷土料理です。その長崎ちゃんぽん発祥といわれるお店が、中華料理の四海楼です。四海楼には、ちゃんぽん、皿うどんの歴史が分かるちゃんぽんミュージアムや長崎のお土産が買える名店街が完備した中華レストランです。ここでは、その四海楼のおすすめメニューやコース、お土産物などを紹介していきます。

長崎における四海楼の歩み

中国福建省出身の陳平順が一旗当てようと長崎に降り立ったのが明治25年のことでした。その後、平順は砂糖貿易商を営んでいた縁者の元に身を寄せ、行商をしながら資金を蓄えます。そして明治32年、唐人屋敷の近くに中華料理兼旅館の「四海楼」を開業します。1899年の今から119年も前のことで、これが四海楼の始まりです。

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四海楼を軌道に乗せた平順は、自分が苦労したこともあり世話好きな性格もあって中国から渡航してくる華僑や留学生の身元引受人になっていました。そんな折に彼らの貧しい食生活を見かねて何とかしたいという思いから生まれたのが、安くてボリュームがあり栄養満点の「支那饂飩」でした。そして支那饂飩は瞬く間に長崎中華街で広まっていきます。

支那饂飩がちゃんぽんと呼ばれるようになった由来については、諸説あるようです。ちゃんぽんそのものには、さまざまな物を混ぜる、という意味がありますが、漢字「攙」chanの混ぜるという意味と「烹」pengの調理することを意味する言葉が繋がってできたのがchanpeng、すなわち「ちゃんぽん」となったのではないかという説があります。

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その後ちゃんぽんは、明治後半に入り東洋日之出新聞などで支那留学生の好物として紹介され、長崎市内に十数店のちゃんぽん屋が出来ます。さらに大正に入ると長崎名物として有名になり観光客の間で広まっていきました。四海楼は、そのちゃんぽん発祥の店として多くの文化人や著名人などが訪れ、その美味しさがさらに全国へ広まっていきました。

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長崎港を眼下に眺める四海楼

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四海楼は、長崎港から程近い長崎市松が枝町の一角にあり、5階建ての建物の最上階にある展望レストランからは、情緒溢れる長崎港の景色を眺めることができます。年間300回以上も大型客船が寄港するということもあり、その展望レストランでは、大型客船寄港の際には、多くの観光客の人気に拍車がかかり時間待ちとなることが多々あります。

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展望レストラン窓際の席は、長崎港へ寄港している大型客船などを間近に見ることのできるベストシートです。希望すれば席へ案内してもらえることもありますが、基本、座席の予約は出来ないので混み合っている時は、うまく座れたら幸いです。じっくりと豪華客船や港を行き交う船を眺めながら、ゆったりとした雰囲気で楽しめます。

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長崎港へのクルーズ船の寄港数は年間300回を超えます。年々増加傾向にあり、その主な要因として上げられるのが、中国発着のクルーズ船の増加です。長崎は中国から近いこともあり日本観光ブームに乗って増加の一途のようです。他にも韓国、台湾、マレーシア、シンガポールなどアジア各国からのクルーズ船で賑わっています。

豪華絢爛な造りの長崎四海楼ビル

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四海楼の建物は、豪華絢爛そのものです。入口フロアへ入る幅広い階段の中央には、長崎の代表的郷土芸能に使われる龍踊りの龍のレリーフが彫られています。龍踊りは、元々中国から移入されたもので、当時唐人屋敷と密接な関係があった長崎市本籠町の町民らが唐人達の指導を受け、300余年の間に今の形になったといわれます。

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四海楼の階段を上がる手前の敷地の左側には、龍踊りをイメージした巨大な龍のモニュメントをあしらった壁面があります。長崎の郷土芸能である龍踊りは、国の無形文化財に選定されていて、長さ20mほどもある龍が、金の玉を追いかけてまるで生きているかのように踊る様は、長崎の人達の瞼にしっかりと焼きつくほど密接な関係にあります。

長崎四海楼おすすめメニューその1:ちゃんぽん

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四海楼のちゃんぽんは、税込1080円。スープは魚介のダシが濃厚で、まろやかで柔らかい味が特徴です。中に入っている具材は、エビ、タコ、豚、ナルト、野菜などがふんだんに入っていて、上に添えられた錦糸玉子もしっかりとして味をしています。太いちゃんぽん麺はツルツルで少し柔らかめ。濃厚で味もしっかりしていて大満足のボリュームです。

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蓋付きの長崎ちゃんぽんは、税込918円。蓋がポイントで、大正時代に出前に使われていた容器を復刻したものです。中に入っている具は、かまぼこ、もやしなどスタンダードなもの。豪華な具は一切入っていません。スープの味は、こってりとしていますが、後にしつこさが残らない感じで、クリーミーな味のスープです。

長崎四海楼おすすめメニューその2:皿うどん

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太麺皿うどんは、ちゃんぽんのバリエーションとして生まれたものです。ちゃんぽん麺を強火で焼き、ちゃんぽんと同じ具を炒め、少なめのスープを加え麺に染み込ませてあります。麺がちょっと焼けて焦げ目がついている箇所がところどころにあり、それが香ばしさもあって絶妙の美味しさでおすすめです。料金は、税込972円となっています。

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一方、細麺皿うどんは、細麺の油揚げ麺に五目あんかけをかけた皿うどんから派生したものです。最初は、パリパリ細麺の食感を楽しみ、食べているうちに五目あんかけの具材が麺に染み込んでいき、また違った食感を楽しむという一度に二度楽しめるメニューです。途中で薄口ソースを垂らすとまた違った美味しさです。料金は、税込972円です。

長崎四海楼おすすめメニューその3:エビチリ

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定番の中華料理のひとつ、四海楼のエビチリは人気の一品料理です。長ネギ、ショウガ、ニンニク、玉ねぎ、それに豆板醤を炒めたものに、ケチャップ、特製のスープ、酒、塩、胡椒などの調味料で味付けをし、プリプリのエビに絡めて仕上げています。さほど辛くなく甘味が際立つ日本人好みの美味しい味です。料金は、税込1512円です。

長崎四海楼おすすめメニューその4:酢豚

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広東料理として有名な酢豚は、ここ四海楼でも人気メニューのひとつとして提供されています。豚肉の唐揚げと大切りの玉ねぎ、ニンジン、ピーマン、筍が、酢、砂糖、醤油を加えて出来た甘酢あんと絡めてあり、豚肉がしっとりとやわらかく仕上がっています。これがないと中華料理は始まらない定番中の定番として人気です。料金は、税込1512円です。

長崎四海楼おすすめメニューその5:ハトシ

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四海楼で食べることの出来る長崎の名物料理、ハトシは、エビのすり身をパン生地で包み油で揚げた独特の味をした料理です。カリッカリとした外皮とふんわりとしたパン生地、エビの風味がブレンドされ、口の中へ入れて食べているうちに旨味が広がっていく美味しさで、長崎ならではの名物料理です。料金は、税込378円です。

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ボリューム満点な長崎四海楼のコース料理

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四海楼には、長崎ちゃんぽんなどの単品メニュー以外にも、4名以上から注文できるおすすめのコースメニューがあります。5皿で一人税込2160円のコースと6皿で一人税込3240円のコースがあり、それぞれにちゃんぽんも含まれます。ちゃんぽんだけでは物足りない、他の中華料理を食べたいという人にとってはボリューム満点のおすすめコースです。

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中華料理店はピンキリあって高級店になると一流レストラン顔負けの高級な店から庶民的な大衆食堂まで様々です。四海楼の全てのメニューを見て分かることですが、コースも含め料金が圧倒的に安いということです。値段だけ見れば、商店街にあるような普通の大衆食堂と同じような値段です。店構えの立派さに身構えますが、安心できる料金です。

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四海楼が建っているのが中国などからやって来る大型クルーズ船の寄港する長崎港のすぐそばというのもあり、ひとつには観光団体客ツアーの食事場所としてコースに組み込まれています。そのため観光客専用の個室や宴会場も備えており、団体客向けのコースメニューなどもあり、観光客対応がメインのレストランとなっています。

四海楼名店街にあるおすすめの長崎お土産

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四海楼建物の1階部分は、お土産などを売っている名店街となっています。長崎ちゃんぽん、皿うどん、からすみ、べっ甲、カステラなどどれも長崎名物のお土産がずらりと陳列販売されています。こちらの営業時間は、10時から18時までとなっていて、いつも観光客で溢れ返っています。食事のあとに立ち寄って眺めるだけでも楽しいお土産売場です。

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四海楼名店街では、安くて手軽に買える長崎名物のお土産などが売っています。中でも人気のお土産は、やはり何といっても長崎ちゃんぽんです。持ち帰って自宅で作って食べられる長崎ちゃんぽんの即席麺で、四海楼監修の下、味のマルタイという即席麺のメーカーが作っています。スープも麺も四海楼の長崎ちゃんぽんを再現できる人気のお土産です。

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もうひとつのお土産は四海楼が監修し、冷凍食品のキンレイが出している長崎ちゃんぽんの冷凍食品です。袋から出してそのまま鍋に入れるだけの簡単手間要らずで、水も必要ありません。火をかけた鍋に入れただけで、瞬間冷凍で閉じ込められた長崎ちゃんぽんの麺とスープ、具材が溶かされ、四海楼で食べる長崎ちゃんぽんが再現されます。

長崎四海楼の営業時間と定休日

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中華料理四海楼の営業時間は、お昼11時半から15時まで、夜は17時から21時、ラストオーダーが20時まで。店休日は決まっておらず不定休です。ただし年末年始の12月30日から1月1日は休みとなります。建物は、1階がお土産販売の名店街、2階がちゃんぽんミュージアム、3階が多目的ホール、4階が宴会場、5階がレストランと個室となっています。

住所:長崎県長崎市松が枝町4-5
電話番号:095-822-1296

世界遺産もある四海楼そばの観光名所

四海楼で食事を終えたら周辺を散策してみましょう。四海楼のある辺りは、長崎市内でも有数の異国情緒豊かな観光スポットコースになっています。特に有名な、世界遺産にも登録されている大浦天主堂やグラバー邸のあるグラバー園、新しい観光スポットコースとして人気の軍艦島デジタルミュージアムなど、毎年多くの観光客が訪れ見どころ満載です。

現存する最古のキリスト教会である大浦天主堂

長崎市の南山手町に建つ大浦天主堂は、江戸幕末開国後の1865年に建てられ、現存するキリスト教建築物としては最古のものです。1953年に国宝に指定され、2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界遺産に登録されました。四海楼から大浦天主堂までは、グラバー通りを経由して約450m、徒歩7分です。

長崎に密接な関わりも持つ旧グラバー住宅

居住者だったトーマスブレークグラバーは、イギリスの商人として長崎開港直後の1859年に来日し、グラバー商会を設立しました。そこで茶や絹の輸出と船舶や武器の輸入を行い1911年に没するまで日本に滞在しました。明治日本の産業革命遺産の構成資産のひとつとして世界遺産に登録されています。四海楼から約600m、徒歩10分のところにあります。

産業革命の歴史が蘇る軍艦島デジタルミュージアム

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明治日本の産業革命遺産の構成資産のひとつとして世界遺産に登録された軍艦島の一部ですが、ここ軍艦島デジタルミュージアムでは、現在立入禁止区域になっている部分も含めて、その全貌を巨大スクリーンやプロジェクションマッピングで体感できるミュージアムです。四海楼の向かってすぐ左側に位置するのでぜひ訪れてみてください。

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ハーバービューが広がる芝生広場と長崎港

長崎港松ヶ枝国際ターミナルは、大型客船が寄港する以外にも交流、賑わいの場として多目的ホールや野外劇場、さらにはビル屋上が緑地化され遊歩道が敷かれています。より高い位置から船を眺めることができます。またこのターミナルビル周辺は、緑地化され芝生広場が広がっています。ここから絶好のハーバービューを眺めることができます。

長崎港は全国でも有数の港で、古くから外国船が数多く寄港しており、港湾内にはひっきりなしに船が行き交います。海岸を散策しながらゆっくりと過ごすのに最適のエリアです。四海楼は長崎ちゃんぽん発祥のお店で、その食事がメインですが、もうひとつの最大の売りがこの長崎港の眺めといっても過言ではありません。

四海楼の長崎ちゃんぽんで歴史を噛み締めよう

中華料理四海楼は、明治32年に創業され、途中第二次世界大戦における長崎原爆投下や長崎大水害など、幾多の戦禍や災害の困難を乗り越え、長崎で生まれた伝統の名物料理「長崎ちゃんぽん」を今に伝えています。長崎へ訪れたら、ここ四海楼で、その伝統の味「長崎ちゃんぽん」を歴史とともに味わってみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
zukzuk22

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