東国三社の巡り方ガイド!御朱印・ご利益・アクセスなど詳しく紹介!

2018年9月20日 (2018年12月10日最終更新)

東国三社は茨城県の鹿島神宮、千葉県の香取神宮、息栖神社の3つの神社を指します。伊勢神宮への参拝をお伊勢参りと言い、東国三社への参拝は下三宮詣りと言われ、関東以北に住む人たちはお伊勢参りの帰りに参拝する習慣があったようです。

目次

  1. 東国三社巡りを楽しもう
  2. 東国三社巡りと言われる理由
  3. 東国三社巡りの順番
  4. 東国三社巡りの神社「鹿島神宮」
  5. 東国三社巡りの神社「鹿島神宮」へのアクセス
  6. 東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の境内
  7. 東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の御朱印
  8. 東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の御朱印帳
  9. 東国三社巡りの神社「鹿島神宮」のお守り
  10. 東国三社巡りの神社「香取神宮」
  11. 東国三社巡りの神社「香取神宮」へのアクセス
  12. 東国三社巡りの神社「香取神宮」の境内
  13. 東国三社巡りの神社「香取神宮」の御朱印
  14. 東国三社巡りの神社「香取神宮」のお守り
  15. 東国三社巡りの神社「息栖神社」
  16. 東国三社巡りの神社「息栖神社」へのアクセス
  17. 東国三社巡りの神社「息栖神社」の忍塩井
  18. 東国三社巡りの神社「息栖神社」の境内
  19. 東国三社巡りの神社「息栖神社」の御朱印
  20. 東国三社巡りの神社「息栖神社」のお守り
  21. 東国三社巡りを満喫しよう

東国三社巡りを楽しもう

東国三社は茨城県の鹿島神宮と千葉県の香取神宮、息栖神社の三社を言います。明治以前に神宮の称号を与えられていた神社は伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮の三社のみだったことからも、歴史や由緒の深い神社であることがわかります。ここではそんな東国三社について、アクセスやご利益、三社巡りの順番、御朱印、お守りなどの情報を交えながら紹介します。

東国三社巡りと言われる理由

3つの神社が東国三社と呼ばれている所以には、三社の祭神が深く関わっています。鹿島神宮の祭神は建御雷大神(たけみかづちのおおかみ)と言い、香取神宮の祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)と言います。日本神話によれば、この両祭神は、天照大神の命を受け、出雲大社の祭神である大国主命(おおくにぬしのみこと)に対し、国を譲るよう交渉した神様たちです。

この2神による交渉は無事成功し、その後日本を平定しています。この交渉の際に両祭神を日本国中を廻って案内したのが息栖神社の祭神・久那戸神(くなどのかみ)と天鳥船命(あめのとりふねのみこと)の2神です。そしてこの3つの神社は、出雲の「国譲り神話」に登場するこれらの祭神たちをそれぞれ祀っているため、東国三社と言われ、崇められています。

東国三社巡りの順番

三社参りをするのに、特に決まっている順番はありませんが、昔から東国に旅した人は、道中の安全と武運を祈って鹿島神宮に参拝し、気持ちを高めた状態で出発したそうです。これを「鹿島立ち」と言ったそうですが、「何かをスタートさせる前に参拝することでご利益が得られる」場所とされる鹿島神宮を順番の1番としてスタートすることをおすすめします。

鹿島神宮を順番の1番にするもう一つの理由は、初詣の時期やスタジアムが近いことからアントラーズの試合がある時などは混み合うため、まず人出の少ない早朝に参拝し、鹿島の森の新鮮な空気を吸ってからスタートするのが良い方法と言えます。また、順番を最初にすれば鳥居から美しい日の出が見られることもあります。

三社参りの順番の2番目としては、ともに交渉した2神の内、経津主大神を祀る香取神宮がおすすめです。2神の関係が深いのみでなく、二つの神社の場所は、茨城、千葉2県にまたがるものの、距離的には利根川をはさんだ比較的近い場所にあり、廻り易い場所でもあります。そして最後に息栖神社に参拝するのがおすすめの順番です。

東国三社巡りの神社「鹿島神宮」

三社参りの順番で最初にお参りしたいのが鹿島神宮です。この神社は2600年以上前の神武元年に創建されたと云われる関東最古の神社で、全国に600社がある鹿島神社の総本社です。広大な境内を持つ鹿島神宮の祭神は武道の神様「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)です。

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東国三社巡りの神社「鹿島神宮」へのアクセス

東京駅から電車で鹿島神宮にアクセスする場合は、総武快速線で千葉駅まで行き、成田線に乗り換えて佐原駅まで乗車し、佐原駅で再び鹿島線に乗り換えて鹿島神宮駅にアクセスすれば、約2時間30分でアクセス可能です。バスを使う場合のアクセスは、東京駅八重洲南から「かしま号」に乗車し、鹿島神宮バス停で下車すれば、約2時間でアクセスできます。

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鹿島神宮に車でアクセスする場合は、箱崎から湾岸線を走り、宮野木JCTで東関東自動車道に入り、潮来インターで一般道を走って目的地にアクセスすれば約1時間30分で到着します。駐車場は二つあります。第一駐車場は表参道突き当りの大鳥居脇にあり、約60台の車が駐車可能です。代金は普通車300円、中型車500円です。この神社を最初の順番にするには早朝の出発が必要です。

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第二駐車場は、鹿島神宮から徒歩約5分のところにあり、55台ほどの車が無料で停められます。更に、正月や祭礼時の混雑時のみ、臨時駐車場が神社から徒歩3分ほどのところに用意されます。約330台の車が駐車可能ですが、第一駐車場同様有料となります。鹿島神宮から香取神宮と息栖神社へは車でそれぞれ20分程度でアクセスできるため、順番通り廻れば効率良く廻れます。

東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の境内

鹿島神宮のある場所は、昔、大きな内海が広がり、東国開拓の最前線にあったそうです。まずはこの神社の東京ドーム15個分とも言われる境内の大鳥居をくぐり参道を進みます。種々の末社を見ながら桜門をくぐると左手に授与所があり、その奥が社務所になっています。

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右手には拝殿と本殿があり、その奥には御神木が生えています。その先の奥参道を進むと鹿の住む鹿園があり、芭蕉の句碑が見られます。そして右手に奥宮があり、奥宮の更に奥には要石が出現します。奥参道の先を進むと御手洗池があり、末社の大国黒社が建っています。広大な境内を効率よく巡るためには優先順位をつけ、順番に従って廻ることをおすすめします。

東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の境内1:大鳥居

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鹿島神宮の入口に立つ大鳥居は、東日本大震災によって倒壊した御影石の鳥居に代わり、境内に茂る大杉を使った同サイズの鳥居が2014年6月に再建されたものです。もともと大鳥居は木材で作られていましたが、新しい大鳥居は樹齢500年から600年の杉を切り倒して使用しており、40年以上前の木の鳥居が復活しました。

東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の境内2:桜門

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高さ約13メートルの桜門は日本三大桜門の一つに数えられ、国の重要文化財に指定されています。1634年に、水戸徳川家の初代藩主であった頼房公は、三代将軍家光公の病気平癒を願っていましたが、快方に向かった折に奉納したとのことです。浅草の水戸藩下屋敷では、130人余りの大工が材木を切り、船筏で神社まで運び組み立てたそうです。

東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の境内3:社殿

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鹿島神宮の本殿、石の間、常殿、拝殿はの4棟の社殿は1619年に、二代将軍徳川秀忠公から寄進されたもので、国の重要文化財に指定されています。本殿は参道側から見て一番奥の三間社流造(ながれづくり)の建物で、祭神の武甕槌大神が祀られています。また、拝殿は一番手前にある建物です。

東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の境内4:鹿園

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奈良の春日大社を創建する際に、鹿島神宮の祭神を遷しましたが、その際に鹿が運び手となったことから、鹿島神宮では、鹿が神の使いとして大切にされており、境内には鹿の住む鹿園が設けられています。鹿園に入るには、売店で100円のエサを買ってから柵に入り、エサを与えます。

東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の境内5:奥宮

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鹿島神宮の奥宮は1605年に徳川家康公が関ヶ原戦勝のお礼として、現在の本殿の位置に本宮を奉納したものですが、その14年後、新しい社殿を建てるにあたり、古くなった社殿を現在の位置に奥宮として遷したものです。奥宮は本殿に関連した神を祀る摂社の役割を果たしています。

東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の境内6:御神木

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鹿島神社の森で最も古く大きい木がこの御神木の大杉です。この杉は高さ約40メートル、樹齢1300年を誇ります。また、境内で2番目に大きな杉は高さ40メートル、樹齢700年を数える大杉で、二郎杉と呼ばれています。加島神社の樹叢(じゅそう)は茨城県の天然記念物に指定されており、広大な森には杉や椎、樅などの大木が茂り、その種類は600種を超えます。

東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の境内7:要石

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鹿島神宮境内には要石(かなめいし)と書かれた場所があります。地中の奥まで埋まる要石が地震を起こすナマズの頭を抑えていると伝えられており、水戸光圀公が7日7晩に渡り掘らせたにもかかわらず辿り着けなかったという話が黄門仁徳録に残されているそうです。また、掘り起こそうとした光圀公は幾つもの災難に遭ったそうで、ご利益やパワーのあるスポットの一つです。
 

東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の境内8:御手洗池

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鹿島神宮の奥には御手洗池があります。この池では、真夏でも氷のように冷たい水が湧き出ているため、清涼地とも呼ばれています。1日に40万リットル以上の湧水があり、水底が見渡せるほど透明度が高い池で、昔は参拝前にこの池で禊をしていたようです。現在でも、年始には200人以上の人が大寒禊を行っています。この場所もご利益やパワーに溢れたスポットの一つです。

東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の境内9:さざれ石

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鹿島神宮の奥参道にはさざれ石があります。君が代でもお馴染みのさざれ石は小さな石という意味ですが、奥参道にあるさざれ石はもともと小さかった石が長い年月をかけて一つの大きなものになったもので、2006年に奉納されています。奥参道にはこの他にも芭蕉の「この松の見生(みばえ)せし代や神の秋」という句が刻まれている句碑があります。

東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の御朱印

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鹿島神宮の御朱印は社務所で受領します。受付時間は8時30分から16時30分で、御朱印の種類は本宮の御朱印と奥宮の御朱印の2種類があります。本宮の御朱印は、「常陸國一之宮・鹿島神宮」と墨書きされ、奥宮の御朱印には、「奉拝・荒魂・奥宮」と達筆で書かれます。どちらも初穂料300円で拝受できます。

東国三社巡りの神社「鹿島神宮」の御朱印帳

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鹿島神宮の御朱印帳にはいろいろな種類があります。最も一般的な御朱印帳は朱色の桜門を刺繍したものと輝く太陽に向かってはばたく鷲の御朱印帳です。その他にも藤の花がデザインされた御朱印帳もあり、初穂料はすべて1200円となっています。また、鹿島神宮には全国一之宮を巡って拝受する御朱印帳があり、初穂料1000円で受領できます。

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歌手の相川七瀬さんデザインの御朱印帳もあります。彼女の御朱印帳は鹿がモチーフとなっており、何頭もの鹿が戯れているものや市松模様の中に鹿が描かれたものなどがあり、1700円で拝受できます。また、正月限定の木製の御朱印帳もありますが、元旦で品切れとなります。

東国三社巡りの神社「鹿島神宮」のお守り

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鹿島神宮には様々な種類のお守りがあります。中でも代表的なお守りは武甕槌大神にちなんだ武道守や勝守です。その他にも健康守りや結守、恋愛成就守、幸運守り、金運守、交通安全御守などがあり、初穂料700円で受領できます。旅行安全守、身代わり守、願い叶う守り、ランドセル鈴守などのお守りは初穂料500円となっています。
 

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鹿島神宮のお守りはまだ他にもあります。運気上昇守、商売繁盛守、病気平癒守り、厄除御守、試験合格セットなどが初穂料1000円で拝受できる他、ちょっと豪華な勝星祈願守塩セットは、金、赤、白の三種類があり、どれも送料込みで2510円で手に入れることができます。また、東国三社のお守りもありましたが現在は終了しているようです。

東国三社巡りの神社「香取神宮」

東国三社巡りの2番目の順番となる香取神宮は、千葉県香取市にある下総国一宮であり、全国に400社がある香取神社の総本社でもあります。この神社は霞ケ浦、北浦、利根川を中心とした水のご利益が大きい神社で、鹿島神宮とともに関東の東の全域を護る守護神です。香取神宮には祭神である経津主大神(ふつぬしのおおかみ)が祀られています。

香取神宮の祭神の経津主大神(ふつぬしのおおかみ)は、霊剣・布都御魂(ふつのみたま)のパワーを神格化させた刀剣の神様と云われています。経津主大神は鹿島神宮の祭神・武甕槌大神とともに大国主命と渡り合い、国譲りの交渉を成立させ、圧倒的な強さで神々を平定した刀剣の神様です。

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東国三社巡りの神社「香取神宮」へのアクセス

東京方面から香取神社へ電車でアクセスする場合は、JR東京駅から総武本線快速でJR成田駅まで50分ほど乗車し、成田駅からJR成田線に乗り換え、30分ほど乗車後佐原駅で下車します。そして佐原駅2番乗り場からコミュニティバスを使います。土日祝日の場合は、佐原循環バスで約20分、平日なら大戸・瑞穂ルートに乗り約15分で香取神宮第一駐車場脇にアクセスできます。

東京駅から高速バスでアクセスする場合は、関東グリーンバス・鉾田駅行きに約70分乗車し、香取神宮前で下車後徒歩約5分でアクセスできます。東京方面から車でアクセスする場合は、湾岸線または京葉線の宮野木インターで東関東自動車道に入り佐原香取インターで下車後、一般道を1.5キロほど走れば目的地にアクセスできます。

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香取神宮の正面駐車場には約400台の車が無料で駐車できます。ただ、正月やイベント時は混雑が激しく駐車できないことが多々あり、土日祝日もかなり混み合います。神社に向かって左側の道路を挟んだ場所にも小さな駐車場があり、気づかない人が多く空いており、おすすめです。それでも駄目な場合は近隣の有料駐車場に停めます。

東国三社巡りの神社「香取神宮」の境内

香取神宮は年中無休で24時間営業しており、いつでも参拝することができます。拝観料は無料です。香取神宮の朱色の鳥居をくぐって表参道を進み、もう一つの鳥居をくぐり総門を抜けると桜門があります。その脇の手水舎で身と心を清めてから拝殿と本殿に向かいます。拝殿の右脇には御神木があり祈祷殿や社務所があります。

東国三社巡りの神社「香取神宮」の境内1:桜門

白い大鳥居を抜け、総門を入ったところに美しく壮麗な桜門があります。香取神宮の桜門は1700年に5代将軍徳川綱吉公によって造営された鮮やかな朱色の立派な門で、1983年に国の重要文化財に指定されています。南側の桜上の額は東郷平八郎元帥の筆によるものです。

東国三社巡りの神社「香取神宮」の境内2:拝殿と本殿

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桜門の真っ直ぐ奥には拝殿があり、更にその奥に本殿があります。本殿は1700年に徳川綱吉公により造営されました。本殿には平和や調和を司る穏やかな神の霊である経津主大神の和御魂(にぎみたま)が祀られています。本殿の屋根は檜皮葺(ひわだぶき)、黒漆を基調としており、極彩色の彩りにより、厳かな雰囲気が醸し出されています。

本殿は1977年に国の重要文化財に指定されています。本殿の手前にある拝殿は1940年に国費により造営され、黒の漆塗りを基調に、極彩色を取り入れた立派な造りを持つ建物で、拝殿上部には色鮮やかで繊細な装飾が施されています。また、旧拝殿の神楽殿は、現拝殿が造られるとともに社務所前に遷されています。

東国三社巡りの神社「香取神宮」の境内3:奥宮

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香取神宮の奥宮は旧参道を西に100メートルほど歩いたところに建つお社で、経津主大神の荒魂を祀っています。荒魂は和御魂とは逆に、勢いのある荒々しい力を示す神霊で、力強く前進するパワーを司っています。奥宮の社殿は1973年の伊勢神宮遷宮の際の古材を使用して建てられています。

東国三社巡りの神社「香取神宮」の境内4:要石

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香取神宮の奥宮近くの細く長い石段を上ったところに石柱に囲まれたスポットがあります。そこには、加島神社にもあった要石があります。この要石も地震を起こす大ナマズを抑えるべく地中深くまで差し込まれている霊石です。かすかに出ている頭頂部は、鹿島神宮の場合は凹型でしたが、香取神宮の場合は凸型の形をしています。この場所もご利益のあるパワースポットです。

東国三社巡りの神社「香取神宮」の境内5:御神木

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香取神宮には杉の巨木が多数生い茂っており、香取神宮の森は、境内林全体が千葉県の天然記念物に指定されています。中でも祈祷殿の前にある樹高33メートルを誇る御神木の大杉は、樹齢1000年と言われており、パワーが宿るご利益の多いスポットとしても知られた存在となっています。

東国三社巡りの神社「香取神宮」の境内6:三本杉

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香取神宮本殿の隣には三本松があります。中央にあるのは途中で折れて中がえぐれている松、そしてその両脇には斜めに伸びる2本の松がありますが、実はこれらの松は根元でつながっている1本の松です。この不思議な松も神秘的なパワーが宿りご利益のあるパワースポットと言われています。

東国三社巡りの神社「香取神宮」の御朱印

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香取神宮の御朱印は授与所の受付で拝受します。初穂料は300円で受付時間は8時30分から16時30分となります。通常の御朱印は1種類のみで「奉納・下総国一之宮」と墨書きされ、真ん中に大きな御朱印が押されたシンプルなものです。香取神宮には正月限定の御朱印もあります。この御朱印は中央に「香取神宮」と金文字で筆書きされた貴重な御朱印です。

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香取神宮のオリジナル御朱印帳は濃紺地に神紋「五七の桐」がデザインされている品格のある御朱印帳で、初穂料1000円で拝受できます。この他にも全国一の宮の御朱印帳が受領できます。御朱印を拝受する場合は、初穂料と御朱印帳を手渡すと番号の書かれた受付札が渡されますので、名前が呼ばれるまで授与所の前で待機します。

東国三社巡りの神社「香取神宮」のお守り

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香取神宮には種々のお守りがあります。要石災難除守は要石に由来した災難除けのお守り、体育勝ち運守は武道やスポーツのお守り、縁結び守りはおみくじ付きのお守り、幸福守は女性に人気のかわいいお守りです。この他にも、安産守、学業守、合格守、交通安全錦守など、ご利益のありそうなお守りが多数あります。

東国三社巡りの神社「息栖神社」

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東国三社巡りで最後の順番の神社は茨城県神栖市息栖(いきす)にある息栖神社です。社殿によれば、息栖神社は第15代応神天皇の御世に日川(にっかわ)の地に創建されたそうですが、その後、807年に藤原内麻呂によって現在の地に遷されたと伝わっています。祭神は久那戸神(くなどのかみ)と天鳥船命(あまのとりふねのみこと)です。

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鹿島神宮の祭神である建御雷大神と香取神宮の祭神である経津主大神の2神を出雲へ道案内したのが天鳥船命、出雲から日本国内を平定するために案内したのが久那戸神です。この神話の通り、鹿島神宮では「御船祭り」が行われる際に、息栖神社が鹿島の神様を導く先導船の役割を担います。

東国三社巡りの神社「息栖神社」へのアクセス

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息栖神社へ東京方面から電車でアクセスする場合は、JR総武線に乗り小見川駅で、あるいはJR鹿島線に乗り潮来駅または鹿島神宮駅で下車した後、タクシーなら5分徒歩なら30分ほどでアクセスできます。車の場合は東関東自動車道潮来インターから一般道を走り、約15分ほどでアクセスできます。神社の参道の右側には無料の駐車場があります。

東国三社巡りの神社「息栖神社」の忍塩井

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利根川沿いに建てられた一の鳥居の両側には忍塩井(おしおい)という清水が湧き出ています。利根川河口近くに位置する息栖神社は海水と淡水が混ざる地域のはずですが、忍塩井では、海水を押し戻し、清水のみが湧き出ていることから、「押し」が変じ、忍塩井の名が付けられたようです。

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清水の湧き出る井戸は二つあり、それぞれの井戸の中には男瓶と女瓶が置かれています。井戸水の澄んでいる日でないとこれらの瓶を見られないそうで、もし見ることができたら幸運が訪れると言われています。また、女瓶の水を男性が、男瓶の水を女性が飲むことにより二人の仲が深まり結ばれるご利益があるとされていますが、現在この水を直接飲むことはできません。

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この忍塩井は伊勢の明星井(あけぼのい)、京都の直井とともに日本三霊泉の一つとされています。息栖神社手水舎の奥にある湧き水は忍塩井と同じ清水のため、お水取りをすることが許されています。息栖神社は東国三社の中では、他の二社に比べて小規模な神社ですが、ご利益の多いパワースポットと言われています。

東国三社巡りの神社「息栖神社」の境内

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利根川沿いの一の鳥居から100メートルほど奥に入ったところに二の鳥居があり、ここから息栖神社の実際の境内に入ります。すぐに現れる神門は江戸期から残る格式のある朱色の門です。そして参道の先には松尾芭蕉の句碑があります。その奥にある社殿は1722年に造営された華麗なものだったそうですが、残念ながら1960年に焼失し、1963年に再建されています。

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鳥居をくぐってすぐ左手には末社の稲荷神社があり、ほっかむりをしたキツネが沢山います。また、参道の右側には「招霊(おがたま)」の木があり幸運をもたらすご利益があるとか。そして、社殿の左側には樹齢1000年を越える御神木の夫婦杉もあり、幹が二つに分かれていることから夫婦杉と呼ばれ、神聖なパワーが宿るご利益に溢れたスポットの一つです。

東国三社巡りの神社「息栖神社」の御朱印

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息栖神社の御朱印は1種類のみです。御朱印の右側に「東国三社」と書かれ、右下に昭和天皇の弟に当たる三笠宮崇仁(たかひと)親王から下賜されたた水晶の印が押されます。御朱印は参拝途中の左側にある社務所で拝受しますが、日時によっては社務所が閉まっていることもあるため、前もって確認してから参拝に行くことをおすすめします。

東国三社巡りの神社「息栖神社」のお守り

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息栖神社のお守りには厄除御守や勝守、徳授け守などがあります。また、木札のお守りの本体を三社のいずれかで手に入れ、残りの二社でご神紋シールを拝受して張れば完成する東国三社のお守りもあります。最後の順番となる息栖神社にお参りすれば東国三社巡りが完結します。1日で巡ることもできますが、日数をかけて廻ってもご利益が失せることはありません。

東国三社巡りを満喫しよう

東国三社は利根川沿いに建つ3つの神社、鹿島神宮、香取神社、息栖神社を指します。神話の時代に創建されたという三社は利根川をはさんだ直角三角形に近い線を結ぶ位置にあり、パワーに溢れたトライアングルスポットでもあります。ここではそんな東国三社について、巡る順番やアクセス、ご利益、御朱印、お守りなどの情報を取り入れながら説明してみました。

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南真州

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