滷味は台湾の人気屋台グルメ!買える場所・注文方法・口コミまとめ!

2018年10月27日 (2018年11月4日最終更新)

魅力的な食べ物がたくさんある台湾ですが、実はガイドブックにはあまり載っていない、人気の屋台グルメがあります。その名も滷味。調理法が日本のおでんに似ている滷味は、現地の人や台湾通の人が一度食べたらやみつきになること間違いなしとおすすめする台湾グルメです。

目次

  1. ガイドブックには載っていない台湾の屋台グルメ「滷味」
  2. 滷味とはいったいどんな食べ物か
  3. 滷味はどこに行けば食べられるのか
  4. 滷味の注文方法は「セルフ方式」
  5. 滷味は安くてお腹いっぱいになる
  6. 滷味の作り方は日本のおでんと似ている?
  7. 滷味の味付けはお店によって違う
  8. 滷味にはどんな具があるのか
  9. 滷味に外せないおすすめの具とは
  10. こんなに美味しいのになぜ滷味はあまり知られていないのか
  11. 滷味の注文方法に自信がない場合は筆談でOK
  12. 台湾の屋台グルメは基本的にテイクアウト
  13. 滷味のおすすめ店1:小龍飲食
  14. 滷味のおすすめ店2:燈籠滷味
  15. 滷味のおすすめ店3:老天祿
  16. 滷味のおすすめ店4:小春園滷味
  17. 滷味のおすすめ店5:五妃街滷味
  18. 滷味は一度食べたらやみつきになること間違いなし

ガイドブックには載っていない台湾の屋台グルメ「滷味」

親日国であり、観光スポットはもちろん、魅力的な美味しいグルメがたくさんある台湾。台湾旅行では食べ歩きも醍醐味ですが、実はガイドブックにはあまり載っていない、人気の屋台グルメがあることをご存知でしょうか。今回は台湾でしか味わえない人気の屋台グルメ「滷味」について、買える場所や注文方法、おすすめの具や口コミをご紹介します。

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滷味とはいったいどんな食べ物か

滷味は「lu wei」(ルーウェイ)と発音します。滷とは中国語で煮込むという意味があり、いわゆる煮込み料理を指します。具材は肉や野菜、練り物、海鮮、麺類と様々あり、それらをお湯やスープで軽く煮込み、薬味やたれで味付けをして仕上げます。具材は好みの具材を選べ、煮込み時間も短いので、煮込み料理でありながらさっと手軽に食べられます。

滷味はどこに行けば食べられるのか

滷味が食べられる場所ですが、路面店があるのはもちろんですが、台湾グルメが一堂に会する夜市がおすすめです。夜市に行けば、滷味の屋台をいくつも見つけることができます。屋台によって煮込むスープの味付けや具材が違うので、自分好みの味を見つける楽しみもあります。路面店も屋台も、滷味を求める多くの人で常に賑わっています。

滷味の注文方法は「セルフ方式」

滷味に決まった具はなく、具材を自分で選ぶことができますが、注文方法は基本的にセルフ方式です。店頭や屋台にずらりと並んだ食材の中から好みの食材を、客が各自でトングを使ってざるに入れていき、店員に渡すと調理をしてもらえます。

見慣れない食材が多く並んでいる上に食材の説明は一切ないので、躊躇してしまうかもしれませんが、どれも滷味に合う食材ばかりなので、気になる食材があれば選んでみて下さい。迷っていると、店員がおすすめの具材を教えてくれる場合もあります。

煮込むことを考え、選ぶ具材はやや少なめにしておくと安心です。少なすぎる場合はお店側が量を調整して具材を足してくれますが、多すぎる場合はそのまま提供されます。

滷味は安くてお腹いっぱいになる

滷味の具材は1つ5元から10元、15元で、高くても1つ30元という価格設定です。台湾元が1元3.7円ですので、高い具材でも日本円で111円です。色々な具材を選んだとしても500円程度で十分なボリュームの滷味が食べられます。台湾の屋台グルメはどれも格安で美味しいですが、その中でも滷味は安くてお腹いっぱいになるお得なグルメと言えます。

滷味の作り方は日本のおでんと似ている?

滷味は煮込み料理なので、日本人の感覚としてはおでんと作り方がやや似ています。実は、日本のおでんは台湾でも人気が高く、一年中コンビニで販売されていて、台湾在住の日本人の中には滷味を台湾風おでんと表現する人もいます。

具材に味がしっかりとしみ込むまで出汁で長時間煮込むというおでんの作り方に対し、滷味はお湯やスープで具材を3分程煮るという作り方で、ほぼ湯通し程度の煮込み時間です。たったそれだけの煮込み時間ですが、具材にはしっかりスープの旨味がしみ込んでいます。

滷味の味付けはお店によって違う

作り方はもちろん、好みの具材を自分で選ぶという点においても滷味は日本のおでんと似ていますが、日本のおでんの出汁の味がお店や家庭で微妙に異なるように、滷味を煮込むスープの味やたれの味もお店によって異なります。

ざるに入れた具材は店員が一口サイズに切り分けた後、スープで煮込まれます。真っ黒でグラグラと煮えたぎるスープは醤油ベースで、漢方や野菜が使われています。お店によっては八角が効いていたり、フルーツを隠し味に使っていたりと、滷味に決まったスープの味はありませんが、基本的に甘めの醤油ベースで、濃い味付けになっています。

注文の際に辛さの調節もできるので、店員に「辣不辣」(ラーブラー)と効かれた際には、辛い物が苦手な人は「不辣」(ブーラー)、ピリ辛が好みの人は「小辣」(シャオラー)、すごく辛くしてほしい人は「大辣」(ダーラー)と答えて下さい。最後にねぎ等の薬味やたれをかけ、仕上がりとなります。

滷味にはどんな具があるのか

滷味の具材にはどんなものがあるのかご紹介していきます。基本的に具材は肉、野菜、海鮮、練り物、麺類ですが、店頭にずらりと並んだ食材は、日本人にはなかなか見慣れない物ばかりで、初めて滷味を食べる際にはどれを選べばいいか、迷うというより戸惑ったという声も多く聞かれます。

野菜は日本のおでんでも定番の具材である大根といった根菜類の他、白菜やキャベツといった葉物野菜、きのこ、ピーマンやアスパラガス、ブロッコリー、ヤングコーン、玉ねぎや茄子の他、季節の野菜も並びます。屋台グルメでありながら、しっかりと野菜が摂れるのも滷味の魅力です。

肉類はバラ肉やほほ肉、鶏の心臓やモツのようなホルモン、豚の耳、肉団子があり、日本のおでんの定番の具材である牛すじ肉やソーセージもあります。

豆腐は日本の豆腐とは食感の違った豆干という干した固い豆腐や、厚揚げ、豆皮という揚げた湯葉があり、海鮮は鮮魚というよりつみれや餃子が多く並んでいます。又、日本のおでんでも定番の卵やうずらの卵もあります。

滷味の具材にはビジュアル的に日本人にはハードルが高いものもあり、鶏の足の他、台湾人には定番の食材である豬血糕(ジューシェガオ)というもち米に豚の血を混ぜて蒸したものや、鴨血(ヤ―シュエ)というアヒルの血を固めて作ったものもあります。

見た目はグロテスクですが、豬血糕は煮込むともちもちとした食感とさっぱりとした風味が良くマッチする具材で、鴨血も固めのゼリーのような食感で、煮込んで煮汁を吸い込ませて食べる具材です。どちらも血の味も臭いも全くしないので、台湾でしか食べられない食材とあっておすすめです。

滷味に外せないおすすめの具とは

滷味に外せないおすすめの具材をご紹介します。お店によっては50種類以上の具材が並び、どれにしようか目移りしてしまいますが、台湾人にも人気で日本人におすすめなのが、玉子麺、もしくは科学麺というインスタントラーメンです。

滷味を注文する際に玉子麺は必須というくらいの人気の具で、煮込んでスープの味が染み込んだ玉子麺はつるつると食べることができ、ボリュームもあっておすすめです。

滷味の具材は野菜も多いですが、やはり目に飛び込んでくるのは茶色い物やグロテスクな物が多く、選ぶのを躊躇してしまうかもしれません。又、店員や台湾人におすすめを聞いた場合、台湾人にとって定番の具である豬血糕や鴨血をすすめられることがほとんどです。

台湾人は大好きな具材でも、初めて食べるには勇気がいる、慣れない食材は苦手という人は、日本のおでんと同じ具材を選ぶことをおすすめします。大根や昆布、練り物や卵、豆腐といった食べ慣れた具材なら、食べ物に保守的な人でも気軽に食べられます。沖縄料理が好きな人は、ぜひホルモンや豚の耳を選んでみて下さい。

こんなに美味しいのになぜ滷味はあまり知られていないのか

台湾の屋台グルメの定番であり、美味しいと評判の滷味ですが、なぜガイドブックにもあまり載っておらず、日本ではあまり知られていないのでしょうか。その理由は、滷味の注文方法にあります。

滷味の注文方法は基本的にセルフ方式ですが、店内で食べるか、持ち帰りか、辛さの度合いは、と必要最低限とは言え口頭でのやり取りが必要となります。又、注文した滷味が完成した際も番号で呼ばれます。人気店においては常にお客の注文が入っていて、自然と早口になるので、中国語に不慣れな人にとってはなかなかハードルが高く感じます。

滷味の注文方法に自信がない場合は筆談でOK

滷味の注文方法に自身がない場合は、予め注文に必要な単語を紙に書いておくと安心です。店内で食べる場合は「内用」(ネイヨン)、持ち帰りの場合は「外帯」(ワイダイ)、辛さの調節も「不辣」(ブーラー)、「小辣」(シャオラー)、「大辣」(ダーラー)と好みを紙に書いておけばすぐ答えられますし、筆談にも応じてもらえます。

滷味のお店の中には、チェックリストが用意されていて、欲しい食材や辛さにチェックを入れて店員に渡す注文システムのお店もあります。漢字が読めない、意味が分からない場合は文字を指させば店員が具材を教えてくれます。

基本的に店員は観光客に優しいので、番号を呼ばれたかどうか自信がない場合も、近づいていくと手招きしてくれたり、ジェスチャーで教えてくれるので、メモ書きを片手にぜひ滷味を注文してみて下さい。

台湾の屋台グルメは基本的にテイクアウト

台湾の屋台グルメはテイクアウトが基本です。大きな夜市ともなると、屋台の前に席が設けられていたり、真ん中にフリーエリアが設けられているので、テイクアウトしてそちらで食べるか、自宅やホテルに持ち帰って食べる形になります。

観光客が最も驚くのが、テイクアウト容器です。最近できたカジュアルな滷味のお店では、プラスチック容器も徐々に定番となりつつありますが、台湾のテイクアウト容器と言えば、何とビニール袋です。汁物でもビニール袋に入れて渡されるので、自宅やホテルで器に移し替える際にはこぼさないよう注意して下さい。

滷味のおすすめ店1:小龍飲食

真っ赤な看板が目立つ「小龍飲食」は、台北の路地裏のお店ながら、オープンして50年以上もたつ地元の人気店です。怪味鷄や麺類、ご飯ものや炒め物、火鍋と伝統的でシンプルなメニューが売りの家庭的な食堂、もしくは居酒屋といった雰囲気で、たくさんのメニューの中、最も有名なのが滷味です。

滷味専用のメニューがあり、その豊富な食材に迷ってしまった場合は、予算に応じて盛り合わせを用意してくれるお任せメニューも用意されているので、観光客でも気軽に滷味が食べられます。その際、苦手な食材や肉類の骨抜きにも応じてくれます。

住所 台北市松山區光復南路13巷31號
電話番号 02-2768-5661

滷味のおすすめ店2:燈籠滷味

燈籠滷味は若者や観光客で賑わう師大夜市の中でも人気店で、滷味の専門店です。常に行列ができていますが、調理時間も短く回転も速いので、そう待つこともありません。店員の数も多く、分からない場合も優しく丁寧に教えてもらえます。

燈籠滷味は夜市のお店ですが、隣にあるドリンクスタンドで1人1杯ドリンクを注文すると、地下にあるテーブル席で滷味を食べることができます。地下のテーブル席は明るくきれいで、トイレもあるので女性にも安心です。

住所 台北市大安區師大路43號
電話番号  02-2365-7172

滷味のおすすめ店3:老天祿

赤い看板と店員の赤いワードローブが目を引く老天祿も午前中から行列ができる人気店です。ショーケースに滷味の具材が並んでいて、鴨や鶏の手羽や手羽元、砂肝や心臓、腸といった内臓系の他、足や頭、プルプルとした食感が特徴的な舌も並んでいます。

老天祿店舗内の滷味の具材はショーケースに入っているので、屋台の衛生面が気になる人でも安心して注文することができます。

滷味以外にも総菜や飲茶、おつまみ、お菓子や台湾土産等も揃っているので、ふらりと立ち寄ってみるのもおすすめです。

住所 台北市萬華區武昌街二段55號
電話番号 02-2361-5588

滷味のおすすめ店4:小春園滷味

小春園滷味は滷味専門店の中でも古く、100年以上もの歴史を持つ台湾の有名な人気店です。一つ一つ丁寧に下ごしらえされた食材と、門外不出のオリジナルソースが長く愛され続ける理由です。こちらもショーケースに食材が入っていて、鴨や鶏の足や舌、腸詰等が並んでいて、メニュー表が別に用意されています。

小春園滷味は地元の人に人気があるのはもちろんですが、シティスイーツ台北南西というホテルの近くにあるので、宿泊している観光客も多く訪れます。

住所 台北市大同區南京西路149號
電話番号 02-2555-5779

滷味のおすすめ店5:五妃街滷味

台南にも滷味の有名店があります。新光三越台南新天地の前の道、西門路の近くにあり、道路沿いの黄色い看板が目印です。専門店とあって豊富な具材が店頭に並んでいて、番号が書かれた鉄鍋に選んだ具材を入れて店員に渡せば、煮込んでもらえます。煮込み終わると鉄鍋に書かれた番号で呼ばれるので、その際に調味料と薬味の希望を伝えます。

調味料と薬味は表を見て選びますが、店員のおすすめの調味料は「沙茶醬」というピリ辛ソースで、おすすめの薬味は「高菜」だそうです。日本人と分かれば優しく対応してもらえるので、初めて滷味を食べるという人でも安心です。

住所 台南市中西區五妃街302號
電話番号 089-7011-5357

滷味は一度食べたらやみつきになること間違いなし

以上、台湾で人気の屋台グルメ滷味についてご紹介しました。日本のおでんと似ていて、絶品ながら、日本ではあまり知られてはいませんが、バラエティー溢れる具材と醤油ベースの甘辛い味は、一度食べたらやみつきになること間違いなしです。店側も中国語に不慣れな観光客にも親切に対応してくれますので、台湾に行った際はぜひ滷味を食べてみて下さい。

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この記事のライター
田前希美

台湾の新着のまとめ