入谷鬼子母神の御朱印・アクセス・お守りまとめ!子授けで有名なご利益スポット!

2018年10月27日 (2018年10月31日最終更新)

東京都台東区下谷の入谷鬼子母神は安産、子授けにご利益の多いとされる神様・鬼子母神をお祀りするお堂として人々にに親しまれています。また入谷鬼子母神の周りで毎年7月初旬に開かれる朝顔市は広く知られており、毎年40万人もの観光客で賑わいを見せます。

目次

  1. 入谷鬼子母神はどんな場所?
  2. 入谷鬼子母神の名称の由来は?
  3. 古くから行われている入谷鬼子母神での朝顔市
  4. 入谷鬼子母神の見どころ
  5. 入谷鬼子母神のご利益は?
  6. 入谷鬼子母神で買えるお守り
  7. 入谷鬼子母神でもらえる御朱印
  8. 入谷鬼子母神までのアクセス方法
  9. 入谷鬼子母神と並ぶ雑司ヶ谷鬼子母神は江戸三大鬼子母神の一つ!
  10. 入谷鬼子母神と並ぶ中山鬼子母神も江戸三大鬼子母神として人気!
  11. 入谷鬼子母神は子宝祈願に向いたお寺だった!

入谷鬼子母神はどんな場所?

入谷鬼子母神は台東区下谷にあるお寺で、安産や子授けにご利益が大きいとされるお堂です。この寺院は都心に近い場所だけに、アクセスも良く若い女性やカップルを中心に毎年多くの参拝客で賑わいます。ここではそんな入谷鬼子母神について、アクセスや御朱印、子授けのご利益、お守り、朝顔市などの情報を交えて紹介します。

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正式名称は真源寺という寺院

入谷鬼子母神の正式名は真源寺という寺院で、鬼子母神の他にも下谷七福神の福禄寿を祀っています。創建は1659年で、沼津の光長寺20世・日融上人が開いた法華宗の寺院です。

現在、鶯谷駅一帯は入谷と言われていますが、江戸期には坂本村と呼ばれていました。坂本という名称の由来は、西の比叡山山麓の坂本に対して、天台宗の東の拠点の意味で東叡山の坂本と名付けられたことに始まっています。

真源寺の寺伝によると、ある大名の奥女中の腫物が、真源寺の願掛けにより完治したため、江戸中にこのご利益のうわさが広がり、「おそれ入谷の鬼子母神」という洒落言葉が流行したとのことです。

真源寺は、雑司ヶ谷の鬼子母神、千葉下総(しもうさ)中山の鬼子母神と並び、江戸三大鬼子母神に数えられ、親しまれています。

入谷鬼子母神の名称の由来は?

鬼子母神というのは、古代インドのサンスクリット語でハーリーティーと言う夜叉神(やしゃがみ)の娘を指します。ハーリーティーはひどく残虐的で、子供を捕まえては食べてしまうという鬼女でした。

ある時、お釈迦様がハーリーティーの一番かわいがっていた末の子の愛奴(あいぬ)を隠してしまったところ、彼女は気が狂わんほどの思いをしてその子を探しましたが見つけられませんでした。

そこにお釈迦様が現われ、子供のいない辛さを諭しました。お釈迦様に説法されたハーリーティーは、仏教に帰依し、以後、安産、子授けにご利益のある守り神として自愛の仏・鬼子母神となり、人々の崇敬を集めています。

古くから行われている入谷鬼子母神での朝顔市

入谷の朝顔市は、毎年7月初旬に行われる日本最大の朝顔市です。江戸時代末期に、真源寺境内で朝顔栽培農家が自慢の朝顔を披露したことから入谷の朝顔が知られるようになり、明治中期には、出来栄えの見事さから鑑賞用として広く親しまれるようになり、朝顔市として発展しました。

入谷は上野山の麓に位置し、落ち葉などの堆積により土地が肥え朝顔の栽培に適していたことと、江戸の中心から近くアクセスの良い場所にあったことなどから、江戸の庶民に親しまれたようです。

毎年7月に行われている

入谷朝顔市は毎年7月6日から8日まで行われており、期間中は入谷鬼子母神の境内や門前、言問(こととい)通りには90軒もの露天が並び、毎年約40万人もの観光客で賑わいを見せます。

入谷朝顔市は、日比谷線入谷駅から徒歩1分、鶯谷駅南口から徒歩5分ほどで行ける便利な場所にあります。朝顔市は早朝5時から夜23時まで開いており、午前7時から10時頃は特に混み合います。

朝顔は夕方以降はしぼんでしまいますが、屋台がたくさん出ており、ビールやお酒を飲みながらに賑やかな雰囲気を楽しむのもいいものです。夜は11頃までやっていますので、食事やお酒を楽しみたい方は、夕方ゆっくり出かけるのもおすすめです。

朝顔市では露店なども出て大賑わい!

朝顔は入谷鬼子母神の境内や門前でも販売されていますが、数多く並ぶ露天で購入する人が圧倒的に多いようです。

言問通りの露天はブルーシートで天井が覆われているため、雨天でも安心です。開催期間中は、会場周辺の路上パーキングメーターが休止となるため、公共の交通機関の使利用をおすすめします。

早朝5時から始まる朝顔市は7時から10時まではかなり混み合います。朝顔は名前の通り朝開き午後にはしぼみ始めるため、できれば6時頃に行くことをおすすめします。そうすれば暑さをしのげ、混雑も避けられます。朝顔の価格はどの露天でも通常のものが800円、行燈(あんどん)仕立てのものが2000円均一で購入することができます。

朝顔市はどの露天も例年同じ番号が付けられているため、気に入った店番号を覚えておけば次年度も同店で購入することができます。

どんな朝顔を選ぶか迷った時は、お店の人が丁寧に説明してくれるので心配は要りません。自分で見分ける場合には長持ちをする朝顔の見分け方があります。

1つ目の見分け方は、茎がしっかりしていること、2つ目は葉の色が良く、生き生きとしていること、3つ目はつぼみがたくさんあることです。また、持ち帰るのが大変だという人は、宅配をしてもらえるブースを利用できます。宅配業者ごとにブースがあり、発送を受け付けてくれるため、プレゼントを贈る時など便利です。

入谷鬼子母神の見どころ

入谷鬼子母神・真源寺の本堂には開山当時より鬼子母神が祀られており、門を入ってすぐ右側の下谷七福神には福禄寿(ふくろくじゅ)が祀られています。また、真源寺には文化・文政期の有名人たちによって描かれた絵画や狂歌などの寄合書や有名な狂歌が作られた場所となった柱、鬼子母神が食べたと云われるザクロの木などの見どころに溢れています。

真源寺の本堂

真源寺の本堂の柱の意匠はお洒落で繊細な朝顔が描かれています。その柱の場所は江戸期に流行した大田南畝(なんぼ)の狂歌「おそれ入谷の鬼子母神」の作られたスポットでもあります。

鬼子母神を祀った真源寺の本堂には、縦93センチ、横31センチのサイズの絵画があり、二世喜多川歌麿の朝顔や窪俊満の蜻蛉(とんぼ)、朗卿の秋草がそれぞれ淡彩で描かれています。

また絵の他にも曲亭馬琴など、文化・文政期の著名人たちが、俳諧や狂歌を寄せています。これらの寄合書は狂歌の宣伝などに使われたものと思われます。

鬼子母神の門を入ってすぐ右側には下谷七福神の一神・福禄寿を祀る福禄寿堂があります。このお堂には50センチほどの大きな顔をしたどこかユーモラスな福禄寿が祀られています。福禄寿は福、禄、寿の3徳を備えるご利益の多い神様で、中国では南極老人星の化身とも言われています。また福禄寿は真源寺の絵馬の絵柄にも使われています。

境内の入り口にあるザクロの木

境内の入口の左側にはザクロの木があります。心を入れ替えた後の鬼子母神は、子供を食う代わりに吉祥果(きちじょうか)と呼ばれるザクロを食べるようになり、後にこの吉祥果は魔除けの力があるとされました。鬼子母神の像がしばしば吉祥果を持っているのはそのためです。

入谷鬼子母神のご利益は?

もともと残虐だった鬼子母神ですが、仏様に諭されてからは改心し仏教に帰依するようになりました。その後鬼子母神は、安産、子授けの神のみでなく、参拝する人々の守護神としての存在が強まり、縁結びのご利益や家族の健康、安全のご利益が大きいとされ、多くの人々の崇敬を集めるよになりました。

入谷鬼子母神で買えるお守り

入谷鬼子母神では朝顔市のお守りが良く知られています。このお守りは朝顔の造花が付いており、お土産としてもおすすめです。クリップが付いているため、カレンダーなどに挟んでつけたり、かんざしのように髪に挿して楽しむ人もいます。このお守りはビニール袋でラッピングしてもらえるので、潰れる心配がありません。

朝顔のお守りが可愛いと人気

鬼子母神の朝顔市のお守りは「身体安全・御守・入谷鬼子母神」と書かれた健康祈願や子授けのお守りで、朝顔市の時期のみに拝受できる限定のお守りです。

朝顔のお守りは大、小2種類があり、それぞれ赤、青、紫のカラーが選べます。大きい方も素敵ですが、小さい方は小ぶりなだけに、より可愛い感じが強く、家族連れや若い女性の間で人気を集めています。

価格は大が900円、小が500円です。また、前年の朝顔守りは、拝殿右側の「おふだおさめ」に入れ、お寺で供養してもらいます。

入谷鬼子母神でもらえる御朱印

鬼子母神の御朱印は拝殿に向かって左側の授与所で受け付けてくれます。御朱印には「入谷鬼子母尊神」と墨書きされ、「入谷鬼子母神」と「入谷真源寺」の御朱印が押されるとともに、右上に「おそれ入谷の鬼子母神」の御朱印が押されます。

朝顔市の時期は、通常とは違い御朱印帳には墨書きされず、御朱印を押した和紙が渡されます。恐らくこの時期は混雑が激しく、墨書する余裕がないためと思われます。

また、「入谷鬼子母神では御朱印がもらえない」という噂がありますが、寺院側の対応があまり良くないため、時間によって御朱印がもらいにくいことがあるようです。
 

入谷鬼子母神までのアクセス方法

入谷鬼子母神へ電車でアクセスする場合の方法は、山手線鶯谷駅南口から徒歩約5分でアクセスできる他、東京メトロ日比谷線の入谷駅から徒歩2分、上野駅JR入谷口からも10分ほどでアクセスできます。

入谷鬼子母神へ車でアクセスする場合は、日本橋、上野方面から昭和通りを北に走り、入谷で降りればすぐ目的地にアクセス可能です。ただし、入谷鬼子母神には駐車場がないため、近隣の有料駐車場に停める必要があります。

入谷鬼子母神のすぐそばの駐車場には、タイムズ下谷1丁目第1、第2駐車場があります。第1駐車場は30分300円、第2駐車場は20分200円となっていますが、朝顔市や初詣などのイベント時は混み合うため、電車でのアクセスをおすすめします。

入谷鬼子母神と並ぶ雑司ヶ谷鬼子母神は江戸三大鬼子母神の一つ!

雑司ヶ谷鬼子母神は東京都豊島区雑司ヶ谷にある寺院で、入谷の鬼子母神、千葉下総中山の鬼子母神と並ぶ江戸三大鬼子母神の一つです。この寺は、810年に真言宗威光寺として開山し、1312年に日蓮上人の弟子のひとりである日源上人が日蓮宗に改宗し、威光山法明寺(ほうみょうじ)に改めたと伝わっています。

雑司ヶ谷鬼子母神の境内

鬼子母神前駅から広がる参道のケヤキ並木は樹齢400年を誇り、東京都指定の天然記念物となっています。

石畳を進むと、左右に石の仁王像が鬼子母神堂を護るように立っています。この立像は、もともと盛南山という寺院の観音堂にあったものが寄進されており、2像の丈と幅が同寸という珍しい像です。

境内には御神木の大銀杏があります。この大銀杏は樹齢700年と言われており高さが約33メートル、幹の周囲が約11メートルもあり、都内では麻布・善福寺に次ぐ巨樹と言われています。この銀杏は古くから子授け銀杏と言われており、子供が欲しいと願う婦人がこの銀杏を抱いて子授けの祈願をするとご利益があるとされています。

雑司ヶ谷の法明寺境内には、鬼子母尊神が祀られる本殿や、金剛不動尊が安置されている法不動(のりふどう)、1699年に建立された帝釈天王の石像、1791年に造られた一字一石妙経堂など、見どころに溢れています。更に本堂北側には、力強いタッチで書かれた山岡鉄舟の碑もあります。

雑司ヶ谷鬼子母神へのアクセス

雑司ヶ谷鬼子母神へ電車でアクセスする場合は、都電荒川線・鬼子母神前駅から徒歩約5分でアクセスできる他、東京メトロ副都心線・雑司ヶ谷駅から約5分、JR池袋駅東口からも徒歩10分ほどでアクセスできます。

車の場合は、首都高速中央環状線西池袋出口より約10分、首都高速5号線護国寺出口からも約10分でアクセス可能です。専用の駐車場がないため、車の場合は近隣の有料駐車場を利用する必要があります。

入谷鬼子母神と並ぶ中山鬼子母神も江戸三大鬼子母神として人気!

千葉中山の鬼子母神も江戸三大鬼子母神の一つです。この寺院の正式名は法華経寺と言い、古くから、天下泰平、祈願成就、子育ての神として広く崇敬されています。またこの寺は「比叡山の千日回峰行」、「インドのヨーガ」と並ぶ世界の三大荒行の一つに数えられる荒行修業道場でもあります。

中山鬼子母神の荒行

1260年、日蓮上人に帰依した法華経寺開基の日常上人は、自邸に法華堂を建て、日蓮上人に提供しました。苦難続きだった日蓮上人は大変喜び、彼にすべての祈祷秘伝を伝授し、その秘伝は荒行に耐えた僧だけに伝えられることになりました。

それ以来続いている荒行は、11月1日に始まり、極寒の2月10日まで100日も続きます。この寺院の鬼子母神祈祷は、荒行修業を終えた僧のみによって行われるもので、御宝前で、木剣加持祈祷を行い、祈祷札が授与されます。

中山鬼子母神の見どころ

法華経寺の重層構造の仁王門は誰にでも開かれているため扉がありません。その山門をくぐった境内には、五重塔や日蓮上人を祀る祖師堂、鎌倉時代後期の創建とされる法華堂、四足門、鬼子母神とともに法華経の天善神である十羅刹女(じゅうらせつにょ)を祀る刹堂など、由緒のある建築物に溢れています。この寺のご利益は子授け、家内安全、商売繁盛などです。

中山鬼子母神へのアクセス

中山鬼子母神へ電車でアクセスする場合は、京成中山駅から北へ徒歩約5分でアクセスできます。JR下総中山駅からも、参道を北へ約10分ほど歩けば目的地にアクセス可能です。

東京大井町方面から車でアクセスする場合は、首都高速湾岸線を走り、湾岸市川から179号線、180号線などを経由してアクセスします。お寺専用の駐車場が2か所あり、それぞれ50台が駐車可能です。また、混雑時は臨時駐車場も設けられます。

入谷鬼子母神は子宝祈願に向いたお寺だった!

東京都台東区下谷の真源寺は、安産や子授けの神である鬼子母神をお祀りする神社です。鬼子母神は残虐な過去を持ちながら、お釈迦様に説得されて以降は自愛の仏となり、安産や子育ての守り神として人々に親しまれてきました。ここではそんな鬼子母神について、アクセスやご子授けのご利益、朝顔市、御朱印、お守りなどの情報を交えて説明してみました。

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この記事のライター
南真州

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