パキスタンの世界遺産まとめ!美しい遺跡に癒されるおすすめの名所をご紹介!

2018年10月30日 (2018年11月7日最終更新)

パキスタンという国は有名ですが、何となく日本とはかけ離れた遠い国というイメージはありませんか?今回は、もっとパキスタンについて知っていただけるよう、世界遺産を中心に遺跡や名所など、パキスタンの世界遺産について詳しくまとめました

目次

  1. パキスタンの世界遺産まとめ!
  2. パキスタンの世界遺産について
  3. パキスタンおすすめ世界遺産と名所1:モヘンジョダロの考古遺跡
  4. パキスタンおすすめ世界遺産と名所2:ラホールの城塞とシャーラマール庭園
  5. パキスタンおすすめ世界遺産と名所3:タキシラ
  6. パキスタンおすすめ世界遺産と名所4:タッターの文化財
  7. パキスタンおすすめ世界遺産と名所5:タフテバヒー仏教遺跡郡とサリバロールの近隣都市遺跡群
  8. パキスタンおすすめ世界遺産と名所6:ロータスフォート
  9. パキスタンおすすめ世界遺産と名所7:フンザ
  10. パキスタンおすすめ世界遺産と名所8:シャールクネアーラム
  11. パキスタンおすすめ世界遺産と名所9:ジンナー廟
  12. パキスタンおすすめ世界遺産と名所10:コート・ディジ
  13. パキスタンおすすめ世界遺産と名所11:イスラマバード
  14. パキスタンの基本情報
  15. パキスタンの世界遺産を巡ってみよう!

パキスタンの世界遺産まとめ!

パキスタンの世界遺産、名所といえば、どの場所を思い出しますか?パキスタンは誰もが知っている国ではありますが、世界遺産や観光スポットの名前がパッと出てこないという方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなパキスタンの世界遺産まとめと題し、おすすめの名所・人気観光スポットをお伝えいたしますので、参考にしてください。

パキスタンの世界遺産について

まずはパキスタンについて軽くご紹介をさせていただきます。パキスタンは世界四大文明の1つ、インダス文明の発祥地です。1950年代、綿花を日本に輸出してたことで有名です。

綿花は、当時の日本主力産業であった紡績業に大きく寄与していたそうです。また有名な話ですが、パキスタンは親日国家と言われています。日本人のビジネスマンもパキスタンに多く訪れたり投資をすることも増え、パキスタンに貢献をしたそうです。

両国共に、お互いの国に貢献をしたため、日本とパキスタンは良い交流関係を持っていると言えます。本題のパキスタンにある世界遺産についですが、パキスタンには世界遺産が6箇所あります。全て文化遺産となっており、イメージ通り、パキスタンの世界遺産は遺跡群が多いです。今回は、パキスタン世界遺産6箇所と、おすすめの観光名所をまとめました。

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パキスタンおすすめ世界遺産と名所1:モヘンジョダロの考古遺跡

パキスタンの世界遺産1つ目は人気の「モヘンジョダロの考古遺跡」です。インダス川下流域に位置する世界四大文明の1つで、現在までに300近い遺跡が発見されているそうです。

モヘンジョダロの考古遺跡はインダス文明で最古最大の都市遺跡で、1980年に世界文化遺産に登録されました。市民が住んでいた市外地区と、神官階級が住んでいたとされる城塞地区に分かれており、遺跡全体で1400キロもの広大な敷地があります。

遺跡の中にはレンガ造りの住宅跡や大沐浴場なども発見されています。モヘンジョダロとは現地の言葉で「死の丘」を意味します。謎で包まれていることも多いこの遺跡には井戸端や路上に不自然な形で横たわる人骨が50体近くあったそうです。人間が住んでいた形跡はあったものの神殿などがないことから強権者の存在がいたかは現在でも判明されていません。

モヘンジョダロは7層の遺跡が積み重なって出来ていることが分かりました。遺跡には古代文明とは思えない近代的な水洗トイレ、マンホール、ダストシュート等があったそうです。

近代的な文明がその当時からあったことも謎ですが、人骨の一部や周囲の壁に、通常の50倍以上もの放射線が検出されたそうです。その周辺には火山がないので、何故一瞬で街を焼き尽くしたのか、理由は不明のままとなっております。

パキスタンの中で最も有名、且つ人気の観光スポットであるモヘンジョダロは、1920年にインド人の考古学者、R・D・バネルシーにより発見されました。現在までかなりの時間が経過しているのにも関わらず、情報が少ないせいか、謎が多い遺跡だと言われています。ただインダス文明で最古最大の都市遺跡なので、おすすめの観光スポットです。

パキスタンおすすめ世界遺産と名所2:ラホールの城塞とシャーラマール庭園

パキスタンの世界遺産「ラホールの城塞とシャーラマール庭園」をお伝え致します。ラホールの城塞はムガル帝国のアクバルが建築したもので1981年に世界遺産に登録されました。

この場所には、なんと6万人もの人々が一度に礼拝できるくらい大きな「バードシャーヒ・モスク」そして真珠モスクと言われている城内に白大理石をふんだんに用いた「モティ・マスジド」40本の円柱が並ぶ「40本柱の間」などがあり観光スポットともなっております。

ラホール城は、前述した通りムガール帝国の第3皇帝アクバルから、4代目のジャハーンギール、5代目のシャー・ジャハーン、そして6代目のアウラングゼーブと、歴代の王により手を加えられたお城なので、単なるお城というよりも、ムガル帝国の繁栄、そして歴史を学ぶことのできる歴史的なスポットでもあるという貴重な世界遺産です。

パキスタンおすすめ世界遺産と名所3:タキシラ

続いてのご紹介するパキスタンの世界遺産は「タキシラ」です。タキシラは、パキスタンのパンジャーブ州という所にある都市遺跡で、1980年に世界文化遺産に登録されました。

ガンダーラ時代からあるタキシラは、シルクロードへと続く道、マガダ国の首都より続く道、そしてバクトリア等の北西の国より続く道の、3つの重要な交易路が交差する場所に位置していました。またインド仏教の中心の役割を果たしてきました。

タキシラの歴史を遡ると、大変古く紀元前の6世紀になります。伝説上のお話をすると、タクシラを中心に、周辺の地域をタクシャシラという王国が支配していたそうです。とても昔の話なので、遺跡だけご覧いただいても、どんな王国だったのか想像がしにくいかもしれません。ただこの場所が仏教など、パキスタンを発展させる上で重要な場所だったそうです。

パキスタンおすすめ世界遺産と名所4:タッターの文化財

続いてご紹介をさせていただく人気の世界遺産は「タッターの文化財」です。タッターとは、パキスタンのシンド州にある人口22000人の歴史的な都市です。

タッターは、インダス川の湾岸都市として、14世紀から18世紀にかけて栄えました。サンマー朝、アルグン朝、タルハーン朝の首都となった歴史的な都市です。14世紀以来、低シンド地域の首府として機能し始め1592年にはムガール帝国の支配下に入りました。

タッターの文化財は1647年から1649年にかけて、シャー・ジャハーンの手によって建設されました。18世紀に入ると、ペルシャによって滅ぼされてしまいましたが、現在であってもその当時の繁栄を垣間見ることができるので、人気の観光地です。タッターを統治者や役人、数千の墓を持つ世界最大級の墓地がマクリーの丘の近くに見つかっています。

パキスタンおすすめ世界遺産と名所5:タフテバヒー仏教遺跡郡とサリバロールの近隣都市遺跡群

次は「タフテ・バヒー仏教遺跡郡とサリ・バロールの近隣都市遺跡群」です。タフテ・バヒーとサリ・バロールの都市遺跡と共に、1980年、世界遺産に登録されました。

タフテ・バヒーは、ガンダーラ平野を見下ろすことのできる丘に紀元前1世紀頃に建てられており、仏教遺跡です。パクトゥンクワ州の都市であるマルダーンより約15キロほど、ペシャーワルより北西80キロほど離れた場所に位置しております。

2世紀半ば頃になるとタフテ・バヒーに、クシャーナ朝のカニシカ王により寺院も建設されました。タフテとはペルシャ語で玉座を意味しており、バヒーとは水あるいは泉を意味しています。近くにあるサリ・バロールの都市遺跡と合わせて世界遺産になってから、今まで以上に観光スポットとして人気が出たそうです。見晴らしもよくテラスや地下室もあります。

パキスタンおすすめ世界遺産と名所6:ロータスフォート

パキスタンにある「ロータスフォート」とは、スール朝を築いたシェール・シャーによって建設された要塞で1997年、世界文化遺産に登録されました。

ロータスフォートは1540年から10年かけて完成した軍事拠点として建てられた要塞です。ロータスフォートが完成された時には建設者であるシェール・シャーは生憎亡くなっており、後継者争いの末、ムガール帝国第3代皇帝アクバルが継承したそうです。

このお城は、世界で最も大きな岩塩鉱山の上に築かれた分厚い城壁によって固められているそうです。4キロにも及ぶ城壁には12者ゲートがありパシュトゥーン建築とヒンドゥー建築の両様式が融合した最初期の事例です。また城塞の中には複数の井戸も残っています。この貴重な世界遺産は、パキスタンで人気の観光スポットとなっております。

パキスタンおすすめ世界遺産と名所7:フンザ

パキスタンの世界遺産は6箇所なので、ここからは人気の観光名所についてご紹介をさせていただきます。まずはパキスタンの秘境と言われている「フンザ」です。

フンザは、7000メートル級のカラコルム山脈に囲まれていて、冬になると大雪で道路も閉ざされてしまうほどだそうです。しかし暖かい季節は例えていうとまるでジブリの風の谷のナウシカのような世界が広がっており、緑も豊かな桃源郷です。とても魅力な場所です。

冬は大雪が降るものの、春になると棚田の間に杏の花が咲き誇り、日本ではみることのできない絶景が目の前に広がります。村人たちもゆっくりと暮らしており、牛の力を借りて畑を耕したりしている風景が見られるそうです。まるで天国のような素敵な場所なので、機会があれば是非一度立ち寄ってみてください。パキスタンの方からも人気の場所です。

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パキスタンの北部、中国カシュガル市との国境沿いにある標高7000mのカシュガル山脈の麓に、桃...

パキスタンおすすめ世界遺産と名所8:シャールクネアーラム

続いておすすめしたいパキスタンの人気観光地は「シャールクネ・アーラム」です。シャールクネ・アーラムは、イスラム聖者であるシャー・ルクヌッディーンの墓廟です。

イスラム教徒にとっては大変大切な場所であるシャールクネ・アーラムは、パキスタン中部であるパンジャブ州の都市ムルタンに位置しています。ルクネ・アーラムとは世界の柱という意味があるそうです。また立派で美しい高さ33メートルのドームがあります。

ちなみにシャー・ルクヌッディーンは、14世紀に中央アジアにて、イスラム教を広めた第一人者になります。初めはトゥグルク朝の王が、自分の墓として建てていたのですが、その後の王によって、イスラム聖者の墓所になったそうです。建物の外壁にはブルーのガラスを嵌め込んだ象嵌が特徴で、大変美しく仕上がっています。立ち寄る価値のある場所です。

パキスタンおすすめ世界遺産と名所9:ジンナー廟

「ジンナー廟」は、パキスタン南東部のシンド州、パキスタン最大の都市カラチにあるパキスタン建国の父であるムハンマド・アリー・ジンナー霊廟です。

ムハンマド・アリー・ジンナーは、パキスタン独立運動の指導者、そして独立後の初代総監督を務めていた方です。高さ30メートルにもなる霊廟は大理石を利用しており立派なドームが建てられています。周りは大きな公園で、現地の人々の憩いの場所となっております。

現在建てられている白大理石のドームは、1960年代に建てられました。夜間になるとライトアップされおり、とても美しく魅力的です。内部にはムハンマド・アリー・ジンナーの石棺が安置されています。パキスタンならではの建物なので、近くへ行った際には、24時間入場することができるので日中でも夜間でも、是非行ってみてください。

パキスタンおすすめ世界遺産と名所10:コート・ディジ

続いておすすめしたい観光スポットは、「コート・ディジ」です。こちらはモヘンジョダロに近い場所にあり、19世紀の砦とインダス文明以前の遺跡が、現在でも残っています。

コート・ディジは19世紀の始め、シンド地方を支配していたタルプール藩王国の王が戦いに備え建築した巨大な要塞です。ただ実際にはタルプール藩王国がイギリスを受け入れ一度も戦場となっていないので現在でも保存状態が良く、比較的綺麗な状態です。

ただこちらの建物はタルプール藩王の子孫の私用物なので、保存状態は良いものの、瓦礫が多く修理を定期的に行なっていないようです。子孫らは、コート・ディジ周辺の宮殿で現在も暮らしているそうです。誰も住んだことのないこちらの要塞は、今となってはただの観光スポットとなっておりますが、見晴らしも良いですし立派な建物なので、人気です。

パキスタンおすすめ世界遺産と名所11:イスラマバード

皆さんもテレビなどで一度は聞いたことがあるであろう、パキスタンの首都「イスラマバード」です。イスラマバードにはどんな観光地があるのか、お伝え致します。

イスラマバードには、サウジアラビアのファイサル王が寄進をし、トルコ人の建築家により設計された世界最大級モスク、ファイサル・モスクがあったり、パキスタン・モニュメント・ミュージアムも人気の観光スポットです。パキスタンの歴史を学べます。

それ以外にもイスラマバードの街並みを一望することのできるマルガラ・ヒル、素晴らしいアーティスト達の作品が飾られているギャラリー6、そして上記でご紹介をしたタキシラ遺跡など、意外と多くの人気観光スポットがあるのです。首都というと都会であまり観光地がないのかなと思われるかもしれませんが、色々と見所があります。

パキスタンの基本情報

最後に、パキスタンの基本情報についてお伝えいたします。パキスタンへ入国する際には、パスポートの他、査証が必要です。東京のパキスタン大使館にて取得が可能です。

また通貨はパキスタン・ルピー、クレジットカードの利用も都市であれば可能です。またパキスタンは禁酒国でイスラムを信仰の国なので、現地で失礼のないよう振舞ってください。ラマダンという絶食日は飲食店も開いていないことが多いのでご注意下さい。

水道水は絶対に飲まないでいただき、現地でミネラルウォーターを購入しましょう。バザールにて食べ物を買ったりする際は、不衛生の食べ物も売られていることがあるため、出来るだけ火の通った食べ物を買っていただき、お腹を壊さないよう気をつけてください。モスクに入る際は露出のない服装で入場してください。

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パキスタンの世界遺産を巡ってみよう!

いかがでしたか。今回は、パキスタンの世界遺産まとめと題し、美しい遺跡に癒されるおすすめの名所をご紹介いたしました。パキスタンには6箇所の素晴らしい世界遺産がありますが、世界遺産以外にも歴史的な立派な観光地やモスクなどがあります。とても美しく、日本とは全く異なる文化を持っている国なので、興味がある方は行ってみてください。

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この記事のライター
neko master