檜洞丸の登山ガイド完全版!初心者におすすめのコースや紅葉の見ごろなど!

2018年11月2日 (2018年11月6日最終更新)

神奈川県相模原市と足柄山郡山北町の境界に位置する檜洞丸は、丹沢山系の中では数少ない独立峰の山で、西丹沢の盟主として雄々しく聳えています。別名青ヶ岳とも呼ばれる標高1601メートルの檜洞丸には、種々の登山コースがあり、山岳愛好家たちを楽しませています。

目次

  1. 神奈川・檜洞丸に登ろう
  2. 神奈川・檜洞丸の由来
  3. 神奈川・檜洞丸への登山コース
  4. 神奈川・檜洞丸への登山コース1:ツツジ新道コース
  5. 神奈川・檜洞丸への登山コース1:ツツジ新道コース・西丹沢自然教室からツツジ新道入口
  6. 神奈川・檜洞丸への登山コース1:ツツジ新道コース・ツツジ新道入口から展望園地
  7. 神奈川・檜洞丸への登山コース1:ツツジ新道コース・展望園地から檜洞丸山頂
  8. 神奈川・檜洞丸への登山コース2:犬越路コース
  9. 神奈川・檜洞丸への登山コース2:犬越路コース・檜洞丸山頂から犬越路
  10. 神奈川・檜洞丸への登山コース2:犬越路コース・犬越路から西丹沢自然教室
  11. 神奈川・檜洞丸への登山コース3:箒沢公園橋コース
  12. 神奈川・檜洞丸への登山コース3:箒沢公園橋コース・箒沢公園橋からヤブ沢の頭
  13. 神奈川・檜洞丸への登山コース3:箒沢公園橋コース・ヤブ沢の頭から檜洞丸山頂
  14. 神奈川・檜洞丸への登山コース4:ユーシンロッジコース
  15. 神奈川・檜洞丸への登山コース4:ユーシンロッジコースまでのハイキングコース
  16. 神奈川・檜洞丸への登山コース4:ユーシンロッジコース・ユーシンロッジから大石山
  17. 神奈川・檜洞丸への登山コース4:ユーシンロッジコース・大石山から檜洞丸山頂
  18. 神奈川・檜洞丸への登山コース5:矢駄尾根コース
  19. 神奈川・檜洞丸への登山コース5:矢駄尾根コース・日陰沢橋から熊笹の峰
  20. 神奈川・檜洞丸への登山コース5:矢駄尾根コース・熊笹の峰から檜洞丸山頂
  21. 神奈川・檜洞丸への登山コース6:金山谷乗越コース
  22. 神奈川・檜洞丸への登山コース6:金山谷乗越コース・檜洞丸から塔ノ岳
  23. 神奈川・檜洞丸への登山コース6:金山谷乗越コース・塔ノ岳から大倉バス停
  24. 神奈川・檜洞丸への登山を満喫しよう

神奈川・檜洞丸に登ろう

檜洞丸(ひのきぼらまる)は神奈川県相模原市にある丹沢山系の山で、西丹沢の中心的な存在として登山家たちの間で親しまれています。青ヶ岳とも呼ばれるこの山には初心者から上級者まで堪能できるいくつもの登山コースがあります。ここではそんな檜洞丸について、アクセスや、登山コース、紅葉などの情報を交えて紹介します。

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神奈川・檜洞丸の由来

桧洞丸という名称は、檜洞丸の南側を流れる玄倉川(くろくらがわ)の支流の沢の名前が桧洞(ひのきぼら)と呼ばれていることから、桧洞の源にある山という意味で檜洞丸と名付けられたそうです。丸というのは、山頂がなだらかで丸い形をしているからという説と、古代の朝鮮語で山のことを丸と呼んだことから名付けられたという二つの説があります。

神奈川・檜洞丸への登山コース

西丹沢の盟主とも呼ばれる独立峰の檜洞丸には東西南北、様々な登山ゲートから登るコースがあります。西側からのコースには、最もポピュラーな西丹沢自然教室からツツジ新道を登るコースと、西丹沢自然教室から北側を大きく迂回して登る犬越路コースがあります。

また、西丹沢自然教室の南側に位置する箒沢(ほうきざわ)公園橋を起点として石棚山稜を登る箒沢公園橋コース、檜洞丸の南側に位置するユーシンロッジから登るユーシンロッジコース、檜洞丸北側の日陰沢橋を起点とする屋駄尾根(やたおね)コースなどがあります。

更に、日帰りコースとしてはむずかしくなりますが、東方面の大倉バス停から塔ノ沢や丹沢山、蛭(ひる)ヶ岳を経由してアプローチする金山谷乗越コースなどもあり、初心者から上級者までの様々なコースを選択できます。初夏には新緑やツツジ、夏には高山植物、秋には紅葉を楽しみながら西丹沢の登山が堪能できます。

神奈川・檜洞丸への登山コース1:ツツジ新道コース

檜洞丸への登山コースには初心者から上級者までが楽しめる種々のコースがあります。中でも最も一般的で初心者も登れるコースは、檜洞丸の西側に位置する西丹沢自然教室を起点にツツジ新道を進み、山頂に到着後そのまま戻ってくるコースです。

ツツジ新道コースは、登りが約3時間半、下りは約3時間、計6時間半の、比較的短時間で登山のできる初心者向けコースとなります。

ツツジ新道コースへのアクセス

檜洞丸のメインの起点となる西丹沢自然教室へ東京方面から電車とバスでアクセスする方法は、新宿から小田急線で本厚木を経由し新松田駅まで1時間40分ほど乗車後、新松田駅北口にある松62のバス停から富士急湘南バスで約1時間10分ほど走ると、バスは丹沢湖周辺のキャンプ場を経由しながら西丹沢自然教室にアクセスします。

檜洞丸の起点・西丹沢自然教室へ車でアクセスする場合は、東名高速大井松田インターから国道246号、県道76号を経由して目的地まで約25キロほど走ればアクセスできます。

西丹沢自然教室には無料の駐車場があり、10台程度の車が停められますが、混み合うことがあるため、公共の交通機関の利用をおすすめします。

西丹沢自然教室からツツジ新道を通るコースは初心者から中級者までが楽しめるコースで、特におすすめの時期はツツジの見頃となる5月下旬から6月上旬にかけての季節で、ヤマツツジのオレンジと新緑の緑のコントラストが見事な山容を見ることができます。

初夏にはシロヤシオが見頃を迎え、ツツジと富士山の眺望が同時に堪能できます。また原生林の紅葉が見頃となる11月上旬から11月下旬もおすすめの季節です。

神奈川・檜洞丸への登山コース1:ツツジ新道コース・西丹沢自然教室からツツジ新道入口

新松田駅からのバスの終点となる西丹沢自然教室は、檜洞丸や加入道山、畦ヶ丸への登山口が集中しており、ハイシーズンには大勢の登山者で賑わいます。この施設では、最新の登山情報が掲示され、登山コースや花の開花情報などを聞くことができます。また、トイレやポストも備わっています。

西丹沢自然教室で登山届を提出し、いよいよツツジ新道コースのスタートです。少し歩を進めると、ほどなくウエルキャンプ場に到着します。舗装道路をしばらく歩いた後、沢沿いの林道を上流に向かって約10分ほど進むと、右側にツツジ新道の登山道入口があります。指導票が小さいため見落とさないようにしましょう。

神奈川・檜洞丸への登山コース1:ツツジ新道コース・ツツジ新道入口から展望園地

ツツジ新道入口から樹林帯を1時間ほど進むとゴーラ沢出合に着きます。この行程は高低差が少ないため比較的歩きやすい道のりです。ゴーラ沢の堰ていの上または飛び石を伝って沢を渡り、対岸の階段を上って登山道に向かいます。増水時には靴を脱いで渡ることも覚悟しなければなりません。

登山道は徐々に険しくなり、途中で鎖場やハシゴの難所があります。1時間ほど時間をかけて登った先に展望園地があります。この場所では例年5月下旬頃にはゴヨウツツジが見頃となり、展望園地のベンチ上からは見事なツツジのトンネルが広がります。

神奈川・檜洞丸への登山コース1:ツツジ新道コース・展望園地から檜洞丸山頂

展望園地からは、晴れていれば富士山を望むことができます。展望園地から左に小笄(しょうこうげ)、大笄(おうこうげ)、などを眺めながら急坂を登っていきます。展望園地から1時間20分ほど登ると石棚山稜分岐に出ますので、指導票に従い檜洞丸山頂に向かって進みます。

山頂に近づくと歩きやすい木道となります。檜洞丸山頂は木々に覆われていて、眺望はあまり良くないですが、木々の間からわずかに富士山を望むことができます。檜洞丸山頂は広い場所となっており、秋には紅葉を見ながらゆっくり休憩時間を取ることができます。

檜洞丸山頂の東側直下には青ヶ岳山荘があり、週末や連休、年末年始には営業をしています。トイレも使用できるため、この場所での利用をおすすめします。休憩を取った後は今登ってきた道をそのまま辿って西丹沢自然教室まで戻れば約3時間で帰ることができます。

神奈川・檜洞丸への登山コース2:犬越路コース

犬越路(いぬこえじ)コースはゴーラ沢出合、展望園地を経て檜洞丸山頂に達した後、矢駄尾根から犬越路、東海自然歩道を経て西丹沢自然教室に戻ってくる周回コースです。登りはツツジ新道コースを辿りますが下りは初心者には難易度が高い犬越路コースを辿ります。このコースは中上級者向けコースで下りのみで4時間を要します。

ツツジ新道コースを約3時間半で登り、犬越路コースを約4時間で下ると、休憩をカウントしなくても7時間半ほどを要するかなりハードなコースとなります。

神奈川・檜洞丸への登山コース2:犬越路コース・檜洞丸山頂から犬越路

檜洞丸山頂から北側に大きく迂回して西丹沢自然教室に戻る犬越路コースを下ります。まず山頂から下り始めると展望が開けた尾根道となり矢駄尾根分岐に着きます。天気が良ければこのスポットからも富士山を望むことができます。ここから犬越路方面に向かいますが、この先は急峻な道となり、鎖やハシゴの道が続くため、細心の注意を払う必要があります。

犬越路には、無人ですがトイレのある避難小屋があり、ベンチもあるため、紅葉などを楽しみながら休憩を取るには居心地の良い場所となります。この場所では展望も開け丹沢山系の山々が見渡せます。

神奈川・檜洞丸への登山コース2:犬越路コース・犬越路から西丹沢自然教室

犬越路から東海自然歩道を歩いて用木沢出合方面へ樹林の中を下りますが、途中で沢を2度ほど渡ります。用木沢出合まで来れば西丹沢自然教室まで30分ほどでアクセスでき、4時間半ほどのコースが終了します。後は西丹沢自然教室のバス停から丹沢湖の紅葉を楽しみながら新松田駅に戻り帰路につくだけです。

神奈川・檜洞丸への登山コース3:箒沢公園橋コース

3番目の登山コースは、西丹沢自然教室の南側に位置する箒沢公園橋をスタートし、板小屋沢の頭を通り県民の森分岐、石棚山稜分岐を経由して檜洞丸に至るコースです。山頂到達後の下りは最初に紹介した檜洞丸山頂からツツジ新道を通って西丹沢自然教室を目指します。登りは約5時間、下りは約3時間の長時間コースとなります。

箒沢公園橋コースへのアクセス

檜洞丸登山の南側の起点となる箒沢(ほうきさわ)公園橋にアクセスする場合、新松田駅北口から富士急湘南バスで約1時間強走れば目的地にアクセスできます。箒沢公園橋は西丹沢自然教室の一つ手前にあるため、同じ62系統のバスを使います。

車でのアクセスも同様ですが、路肩の駐車場に2台ほどしか停められないため、電車とバスを利用した方が良さそうです。西丹沢自然教室の南側に位置する箒沢公園橋から檜洞丸山頂までは4時間半から5時間ほどの登山となります。

神奈川・檜洞丸への登山コース3:箒沢公園橋コース・箒沢公園橋からヤブ沢の頭

箒沢公園橋からスタートを切ります。まず橋を渡り砂防ダムの脇を登ります。箒沢の水のきれいさに癒された後は急斜面が続きます。ハシゴを下り鎖場を数か所登ります。このコースはスタート直後の登りが最も厳しく危険な箇所や急坂もたくさんあるため、最深の注意が必要となります。

板小屋沢の頭からヤブ沢の頭までは緩やかな登りが続きます。初夏には可愛らしい黄色のツルキンバイの花を探すことができ、秋には一面赤に染まった紅葉が楽しめます。

神奈川・檜洞丸への登山コース3:箒沢公園橋コース・ヤブ沢の頭から檜洞丸山頂

ヤブ沢の頭からテシロの頭までは広葉樹林が続き初夏の新緑やきれいな秋の紅葉が楽しめます。ここからは景色が良くなり、美しい富士山を仰ぎ見ることもできます。6月初旬にはシロヤシオやミツバツツジなどの花も咲きます。

ヤブ沢の頭の先にある石棚山からは緩い登りとなり、しばらく進むとテシロの頭があり、石棚・同角分岐点を通り、ツツジ新道・石棚山稜分岐に到達します。ここからは、檜洞丸山頂まで10分ほどでアクセスできます。

檜洞丸山頂からは、日帰りの場合はツツジ新道コースを下山し、西丹沢自然教室まで戻るコースが一番の近道となります。西丹沢自然教室からは箒沢公園橋までバス1駅で着きます。
 

神奈川・檜洞丸への登山コース4:ユーシンロッジコース

4番目の登山コースは、檜洞丸の南側に位置するユーシンロッジを起点に大石山、同角の頭を経て石棚山稜分岐を通り、檜洞丸山頂に登った後、ゴーラ沢出合を経てツツジ新道から西丹沢自然教室を目指して下山するコースです。ユーシンロッジは塔ノ岳への登山コースの起点でもあるスポットです。

ユーシンロッジへのアクセス

ユーシンロッジコースの起点となるユーシンロッジへアクセスするには、新松田駅から富士急湘南バスで西丹沢ビジターセンター方面行きに乗り、玄倉(くろくら)バス停で下車します。

玄倉バス停からユーシン渓谷の登山口となる玄倉林道入口にアクセスするには、バス停前の県道70号線を北に200メートルほど直進した場所に玄倉大橋と分岐する辻があり、このスポットが玄倉林道の入口となります。そのまま直進して紅葉を楽しめるユーシン渓谷のハイキングコースに入ります。

神奈川・檜洞丸への登山コース4:ユーシンロッジコースまでのハイキングコース

玄倉バス停は丹沢湖のそばにあります。秋の紅葉時には、丹沢湖の緑と山々の青、そして紅葉時の赤のコントラストが絶妙に映え、美しい景観が見られます。このスポットからユーシン渓谷までは、約9キロ、2時間強の初心者が楽しめるハイキングコースとなります。

玄倉にはトイレや無料の駐車場があり、飲み物などを販売する玄倉商店などがあります。登山初心者はこの平坦なハイキングコースだけでも山登りの気分を味わうことができますが、ユーシンロッジから先は初心者にはむずかしい登山コースとなります。

玄倉バス停をスタート後、林道の杉林を進み、トンネルをいくつか通過し、沢やブルーの滝などの景色を楽しみながら進むと、完全な砂利道となります。坂は緩やかですが、歩きやすい靴が必要です。また、新青崩街道トンネル内は長い上にカーブがあって暗いため、ヘッドライトが必須アイテムとなります。

コース途中には、小川谷出合、女郎小屋沢、玄倉ダム、同角沢、逆木丸(さろぎまる)、雨山橋、ヤシロ沢など谷やダム川があり、変化に富んだ道を経てユーシンロッジへと進みます。

玄倉ダム付近の川の水は最もきれいなユーシンブルーです。玄倉ダムから40分ほど歩けばユーシンロッジにアクセスできます。

ユーシンロッジ付近では道が二つに分かれており、右に進むとユーシンロッジがすぐ先に見えます。標高730メートルの位置にあるユーシンロッジは現在閉鎖中ですが、緊急時の避難場所として機能しており、トイレも使用できます。ロッジ付近には沢があり、紅葉を見ながら休憩を取るには気持ちの良い場所で、登山初心者も一息つくことができます。

神奈川・檜洞丸への登山コース4:ユーシンロッジコース・ユーシンロッジから大石山

ユーシンロッジから大石山までの登山道が、このコースで一番坂の急なルートとなります。730メートルのユーシンロッジから1219メートルの大石山まで、標高差約500メートルを登ります。初心者はこのコースを避けた方が無難でしょう。

大石山直下の大石は、怖くない人はその上に寝そべることができる大岩で、天気さえ良ければ富士山を仰ぐこともできます。そして20分ほどで大石山山頂に着きます。

神奈川・檜洞丸への登山コース4:ユーシンロッジコース・大石山から檜洞丸山頂

大石山山頂からは東に丹沢主稜が、西には田沢湖が望めます。大石山から同角の頭にかけては、尾根や鎖、橋、ハシゴが連続し、滑りやすい花崗岩の砂地が続くため、最新の注意が必要です。途中に「ザンザ洞キレット」という手すりのない細い橋があり、落ちたら即死という怖い場所を通過しなければなりません。

1時間ほど危険な道を進むと同角の頭に着きます。少し休憩を取ってから山頂に向かいます。木道と木の階段を上下してブナ林を抜けると眺望の良い石棚山稜分岐に出ます。
 

その場所から10分ほどで桧洞丸山頂に到着します。玄倉から約5時間、ユーシンロッジから約3時間の登山となります。

桧洞丸から玄倉まで戻るには、同じ道を下るとその日の到着がむずかしいため、山頂付近の青ヶ岳山荘で1泊して同じ道を下山するか、ツツジ新道コースで西丹沢自然教室に戻り、その場所から玄倉までバスでアクセスする方法があります。ツツジ新道コースなら3時間ほどで西丹沢自然教室まで下ることができます。

神奈川・檜洞丸への登山コース5:矢駄尾根コース

矢駄尾根登山コースは檜洞丸の北側に位置する日陰沢橋を起点とし、神ノ川ヒュッテのある日陰沢橋から神の川林道を通って矢駄尾根を上る最短コースです。途中で長い樹林の道や急坂もありますが初心者も挑戦できるコースで、山頂手前から富士山など、西側と東側の展望が開け、雄大な山々が眺望できるスポットが出現します。

矢駄尾根コースへのアクセス

矢駄尾根コースの起点となる日陰沢橋へアクセスするには、中央道相模湖インターから412号線、413号線を経由してアクセスします。神ノ川林道沿いの神の川ヒュッテの有料駐車場または日陰沢橋手前の無料の駐車スペースに車を停めます。このスペースには6台ほどの車が停められます。トイレは林道ゲート付近にありますが冬季は閉鎖されています。

神奈川・檜洞丸への登山コース5:矢駄尾根コース・日陰沢橋から熊笹の峰

神ノ川ヒュッテのすぐ先にある車両通行止めゲートの脇を通り、しばらく林道を進むと、15分ほどで矢駄尾根が右側に見え、矢駄沢橋を渡ると登山口があります。しばらくの間、樹林帯の変化の少ない緩やかな登り道が続きます。1キロ地点で神の川林道を横断し、なだらかな道を進むと急坂に差し掛かります。

熊笹の峰の中間地点までは初心者にはちょっと辛い急な登坂が連続しますが、樹林帯を抜けると緩斜面となり、植生保護柵が続く道となります。笹の道を進むと再び急坂となり、登山口からおよそ2時間半で大笄(おおこうげ)の熊笹鞍部に出ます。

神奈川・檜洞丸への登山コース5:矢駄尾根コース・熊笹の峰から檜洞丸山頂

熊笹の峰のピークを過ぎしばらく歩くとアップダウンが続き、矢駄尾根分岐に差し掛かります。矢駄尾根分岐から山頂までは40分ほどとなります。山頂直前の階段では西側及び東側の雄大な展望が開けています。正面に大室山への稜線、右手に大菩薩嶺や雲取山、左手には西丹沢の山並みと富士山を望むことができます。

神奈川・檜洞丸への登山コース6:金山谷乗越コース

金山谷乗越コースは、西丹沢の檜洞丸から東方面の金山谷乗越を経由して、丹沢主稜の蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳を経て大倉バス停まで下る贅沢なコースです。このコースは7時間40分ほどかかりますので、できれば別のコースから登り、青ヶ岳山荘で1泊してから挑戦することをおすすめします。

神奈川・檜洞丸への登山コース6:金山谷乗越コース・檜洞丸から塔ノ岳

檜洞丸を出発し、まず金山谷乗越を通過し蛭ヶ岳を目指します。途中から登りばかりとなり、疲れが出た頃に一気に下り高度を下げます。その後鎖場などの急坂を登るため、体調の良い時でないとむずかしいコースとなります。

蛭が岳は昔山頂に薬師如来が祀られていたため、薬師岳とも呼ばれています。その標高1673メートルの蛭ヶ岳から標高1491メートルの丹沢山を経て塔ノ岳まで進みます。蛭ヶ岳から丹沢山まではアップダウンはあるものの、尾根沿いの絶景が続くため、気にならないで歩けます。歩いてきたルートも一望できるため、ちょっとした達成感も味わえます。

丹沢山は周囲に多くの谷があり、北側の早戸川上流の大滝川には落差50メートルもの大滝があります。山頂はなだらかですが、木が生い茂っているため、展望は開けていません。

丹沢山から塔ノ岳までは特に難所は無く、塔ノ岳自体も一見高そうな山に見えますが、途中の紅葉を楽しみながら進めば意外に簡単にに到着できます。

塔ノ岳は表丹沢の中心に位置し、丹沢でも最も人気のある山です。多くの登山者が赤土と石ころの山頂で、休憩したり昼食を取っている光景が目につきます。地元の人々は、昔山頂にあった尊仏岩という大岩を「お塔」と呼び信仰の対象としたそうですが、塔ノ岳は「お塔の山」から付けられた名称だそうです。

神奈川・檜洞丸への登山コース6:金山谷乗越コース・塔ノ岳から大倉バス停

塔ノ岳から大倉バス停までは、全長7キロの下りとなります。標高1491メートルの塔ノ岳から標高600メートルの大倉高原山の家を経て標高322メートルの大倉バス停まで次から次へと現れる木の階段を下ります。下り階段が苦手な人にとっては辛い下山かも知れませんが、下りの好きな人は紅葉を満喫しながら下ることができます。

季節やスタート時間にもよりますが、大倉高原あたりから日が暮れて暗くなり始めることが多いため、ヘッドライトの着用が必須です。観音茶屋から丹沢クリステルを経て大倉バス停に到着します。

大倉バス停からは、神奈中バスで渋沢駅北口行きに13分ほど乗車すれば、渋沢駅に到着します。渋沢駅からは小田急小田原線で帰途に着きます。

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神奈川・檜洞丸への登山を満喫しよう

神奈川県相模原市と足柄山郡山北町の境に位置する檜洞丸は標高1601メートルを誇る西丹沢の名峰です。檜洞丸には東西南北にある種々の登山コースから登ることができ、丹沢主稜へのアプローチもできます。ここではそんな檜洞丸について、アクセスや紅葉、初心者でも登れるコースなどの情報も含めてご紹介しました。

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この記事のライター
南真州

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