西教寺を散策して景色を堪能!4つの異なる庭園は見所満載!

2018年11月26日 (2018年12月4日最終更新)

滋賀県にある西教寺は天台真盛宗の総本山です。聖徳太子や明智光秀とのゆかりもある西教寺には見どころが満載です。琵琶湖を臨む景色や紅葉、趣のある庭園などおすすめスポットや御朱印、アクセス方法など西教寺について余すところなくご紹介いたします。

目次

  1. 西教寺を散策して景色を堪能!
  2. 滋賀県大津市にある「西教寺」
  3. 聖徳太子によって創建された西教寺
  4. 西教寺と真盛上人
  5. 西教寺と猿の関係とは?
  6. 西教寺は明智光秀ゆかりの地
  7. 琵琶湖を臨む美しい景色
  8. 西教寺のおすすめスポットをご紹介!
  9. 西教寺のおすすめスポット1「本殿」
  10. 西教寺のおすすめスポット2「客殿」
  11. 西教寺のおすすめスポット3「庭園」
  12. 西教寺のおすすめスポット4「穴太衆石積」
  13. 西教寺の御朱印
  14. 西教寺の御朱印帳
  15. お得に西教寺を散策する方法
  16. 西教寺の基本情報
  17. 車で西教寺へアクセスする方法
  18. 電車で西教寺にアクセスする方法
  19. 歴史ある西教寺の景色を満喫!

西教寺を散策して景色を堪能!

滋賀県大津市にある西教寺は、天台真盛宗の総本山です。聖徳太子が創建し、明智光秀との関係も深いお寺です。西教寺は景勝地としても知られ、春は桜、秋には紅葉を楽しむ方で賑わいます。琵琶湖を臨む景色や庭園も人気のスポットとなっています。西教寺の歴史やおすすめスポット、御朱印やアクセス方法についてご紹介いたします。

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滋賀県大津市にある「西教寺」

西教寺は、滋賀県大津市にあるお寺です。天台宗の流れを汲み、400もの末寺を有する天台真盛宗の総本山でもあります。開祖は聖徳太子と伝えられています。 山号は戒光山(かいこうさん)。寺号は兼法勝西教寺(けんほっしょうさいきょうじ)。御本尊は、阿弥陀如来坐像です。

聖徳太子によって創建された西教寺

西教寺のはじまりは、聖徳太子の時代までさかのぼります。西教寺は、聖徳太子が恩師の高句麗の僧のために作ったお寺だと伝えられています。時は流れ、平安時代にかけて廃れていくばかりでした。平安時代の中期に、転機が訪れます。荒廃していた西教寺は、慈恵大師良源こと元三大師(がんざんだいし)の手によって復興し、念仏道場へとなりました。

以降、高僧を排出してきました。例えば良源の弟子である恵心僧都(えしんそうず)源信は浄土真宗の七高僧の1人も選ばれた高僧で、法然や親鸞にも大きな影響を与えた人物です。紫式部の「源氏物語」や芥川龍之介の「地獄変」に登場する横川の僧都のモデルだともいわれています。

鎌倉時代の後期には、最澄が唱えた円頓戒を復興させた円観上人によって西教寺は天台宗の戒律を授ける円戒道場としての役割を持つようになりました。また、戦国時代には真盛によって再興を遂げることとなります。

西教寺と真盛上人

西教寺を語る上で真盛上人の名を欠かすことはできません。西教寺の宗派「天台真盛宗」にもその名を残す真盛上人は、比叡山で天台宗の教えを学んだ僧です。1486年に西教寺に入った真盛上人は、堂塔と教法を再興します。

真盛上人の教えは、念仏を唱えることで救われるというものでした。その教えを体現するように、真盛上人は1日も途切れることなく念仏を唱える「不断念仏」の人でもありました。

西教寺を不断念仏の道場とした真盛上人は、公家や武家から庶民に至るまで広く教えを説き、説法の名手をいわれました。真盛上人の教えに心打たれた人々が集まり、やがて天台真盛宗が誕生します。

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西教寺と猿の関係とは?

西教寺では、お堂の上や本堂などに猿の像が散見しています。西教寺と猿にはどのような関係があるのでしょうか?西教寺のある比叡山には、元から多くの猿が暮らしていました。そのため、坂本一帯の神社仏閣では猿は神の使いとされていました。

西教寺と猿の関係はこれだけではありません。1493年ごろ、坂本で一揆がおこりました。これを首謀したのは真盛上人だという噂が広がり、西教寺は法難にあいました。西教寺に攻め入った僧兵が目にしたのは人ではなく猿の姿でした。白い手をした猿が真盛上人のかわりをするように鉦を鳴らして不断念仏の教えを守っていたのです。

人だけでなく神の使いである猿にまで及ぶ真盛上人の教えに感銘を受けた僧兵たちは、西教寺を後にしたのでした。

撫で仏「身代わりの手白猿」

滋賀県にある西教寺の本堂には、逸話をもととした護猿(ござる)の木造「身代わりの手白猿(てじろましら)」が置かれています。身代わりの手白猿は撫で仏です。当初は白い手をしていましたが、多くの人に撫でられたことにより今ではすっかり塗装が剥げてしまったのだそうです。

身代わりの手白猿は、撫でることで「縁がござる」、「福がござる」、「客がござる」など良縁や招福、商売繁盛などのご利益をいただくことができるとされています。

西教寺は明智光秀ゆかりの地

西教寺本堂の左手には、明智光秀をはじめとした明智一族のお墓と供養塔があります。西教寺と明智光秀にはどのような関係があるのでしょうか?明智光秀は、いわずとしれた織田信長の側近の1人です。比叡山の焼き打ちの後に光秀は近江国滋賀郡を与えられ、坂本城の城主となりました。

坂本一帯の領主となった光秀は、西教寺や延暦寺の復興に尽力を注ぎました。中でも、西教寺には鐘楼を寄進したり檀家になったりするなど殊更に力を入れていました。そのため、本能寺の変で織田信長に謀反したのちもこの地には明智家のお墓や供養塔が残っているのだそうです。

琵琶湖を臨む美しい景色

滋賀県大津市に位置する西教寺は山の中にあるお寺です。山門をくぐり、やや傾斜のある参道を歩いていくと、勅使門までは一直線となっています。参道の両脇には桜並木が続き、秋には見事な紅葉を楽しむことができます。

紅葉のシーズンになると参道は紅葉のトンネルのようになります。西教寺の紅葉の見ごろは、例年11月中旬から12月上旬あたりとなっています。

勅使門の左手には宗祖大師殿があります。宗祖大師殿には、真盛上人がお祀りされています。宗祖大師殿の正面の門から見える景色は見事の一言!琵琶湖の見えるレイクビューな景色が広がります。

西教寺のおすすめスポットをご紹介!

滋賀県にある西教寺のおすすめポイントは琵琶湖を臨む景色だけではありません。歴史的価値のある建造物や御本尊や襖絵などの文化財、四季折々の風情を感じさせる美しい日本庭園など西教寺の魅力は尽きません。西教寺のおすすめスポットについて順番にご紹介いたします。

西教寺のおすすめスポット1「本殿」

西教寺のおすすめスポット1つ目は、本殿です。江戸時代の1739年に作られたという本堂は、紀州徳川家から寄進された材料によって構成された総欅入母屋造の建造物です。本殿の拝観料は無料です。西教寺の本殿は、国の重要文化財に指定されています。

本殿内陣には、御本尊の阿弥陀如来座像が安置されています。御本尊は、平安時代作の定朝様式となっています。こちらの御本尊も重要文化財に指定されています。

西教寺のおすすめスポット2「客殿」

西教寺のおすすめスポット2つ目は、客殿です。客殿は、安土桃山時代に作られた桃山様式のもので重要文化財に指定されています。もとは、伏見城にあった旧殿を1598年に大谷刑部の通称で知られる大谷吉隆の母、山中長俊守内室が寄進し、西教寺へと移築されたものとなります。

客殿内部では狩野永徳筆の襖絵を見ることができるほか、賢人の間には重要文化財の薬師如来座像が安置されています。客殿の見学は有料です。拝観料は大人が500円、中学生が300円で小学生は200円となります。拝観料は、本堂の裏手でお支払いください。

西教寺のおすすめスポット3「庭園」

西教寺のおすすめスポット3つ目は、庭園です。西教寺には、4つの美しい庭園があります。庫裏の南側と客殿側・書院の南北に1つずつ、それぞれが趣の異なるつくりとなっています。中でもおすすめなのが客殿庭園と庫裏の南側にある庭園です。客殿庭園を造ったのは、豊臣秀吉や徳川家康にも仕えた小堀遠州です。

客殿庭園は、中央に池を据えた池泉方式です。池は琵琶を思わせる形をした瓢箪型をしています。池には、石橋がかかり、のぞき石と浮き石、小さな滝が配されています。

背後にそびえたつ裏山の山肌を生かし、緑を取り入れた景色を楽しむことができます。春にはツツジやサツキが咲き誇り、秋には紅葉など四季折々の顔を見せてくれるお庭です。一方、庫裏の南側にある庭園は滝を石組で表現した枯滝様式となっています。2メートルほどもある石を中心に、大小さまざまな脇石を配し、サツキや苔などが緑を添えた庭園です。

西教寺のおすすめスポット4「穴太衆石積」

西教寺をはじめとした坂本の周辺には、お城を思わせる特徴的な石組みが続きます。坂本周辺は、穴太衆(あのうしゅう)と呼ばれる石工職人の里でもあります。穴太衆の積んだ石組は、加工をしていない自然の石を巧みに組み上げるのが特徴的で、穴太衆が手掛けた石組は穴太積みとも呼ばれています。

西教寺の御朱印

西教寺では本堂寺務所にて御朱印をいただくことができます。価格は300円。もとは寺社仏閣への納経の証であった御朱印ですが、最近では参拝した記念としていただく方が増えてきています。西教寺の御朱印は、大きく分けて2つの種類があります。順番にご紹介いたします。

西教寺の御朱印1「不断念佛」

西教寺の御朱印1つ目は、不断念佛と大きく墨書きされた通常の御朱印です。天台真盛宗の祖である真盛上人の教えが書かれた御朱印となっています。

奉拝の文字と参拝年月日、総本山西教寺であることが墨で書かれています。右上部には聖徳皇子草創之道場戒光山の印が、中央には西教寺の紋、左下部にはお寺の朱印が捺されています。御詠歌は「真より/開ける法の/花なれば/盛んなれかし/嵐吹くとも」です。

西教寺の御朱印2「慈攝大師」

西教寺の御朱印2つ目は、慈攝大師(じしょうだいし)の御朱印です。慈攝大師とは天台真盛宗の祖である真盛上人のことです。

奉拝の文字と参拝年月日、西教寺祖殿と墨書きされています。右上部には無欲清浄専勤念仏の印が、中央には西教寺の紋、左下部には朱印が捺されています。西教寺はびわ湖百八霊場の湖西11番であるため札所の御朱印をいただくこともできます。御詠歌は、「西にます/仏の誓い/教えみよ/寺は真に/盛んなるべし」です。

西教寺の御朱印帳

西教寺ではオリジナルの御朱印帳が頒布されています。神社仏閣でいただくことのできる御朱印ですが、お寺によっては寺社仏閣の入り混じった御朱印帳や宗派の異なる御朱印をいただいている御朱印帳には御朱印をいただけない場合があります。そのため、宗派ごとの御朱印帳を作っておくことをお勧めします。

西教寺のオリジナル御朱印帳は、紺地に金色の刺繍が入ったデザインです。西教寺の風景の中で猿が鉦を鳴らしているイラストと、不断念仏の文字が刺繍されています。

お得に西教寺を散策する方法

西教寺を散策した後は、比叡山延暦寺と三井寺へ足を運ぶことをおすすめします。この3つのお寺は天台宗三総本山と呼ばれ、すべて滋賀県大津市にあるお寺です。それぞれをじっくり回ると、比叡山延暦寺は700円、三井寺は600円、西教寺は500円で合わせて1800円の拝観料が必要となってきます。

特別巡拝券を利用すれば、1000円ですべてのお寺を回ることができるようになっています。その他にも、クーポンチケットや坂本ケーブルの乗車料金が割引になるなどメリットがたくさんあります。

特別巡拝券は、天台宗三総本山をはじめ坂本観光協会や大津市おごと温泉観光公園、琵琶湖グランドホテルや琵琶湖汽船大津港、、琵琶湖大津館などで販売されています。

西教寺と一緒に訪れたい「比叡山延暦寺」

比叡山延暦寺は、天台宗の総本山です。伝教大師最澄上人によって開山し、法然や親鸞、一遍や日蓮など名だたる高僧が比叡山で修業を積みました。西教寺の再興した真盛上人もその1人です。

春は桜、秋は紅葉など四季折々の景色を楽しむことのできる景勝地としても知られています。また、比叡山延暦寺では10種類の御朱印をいただくこともできるのだそうです。

西教寺と一緒に訪れたい「三井寺」

三井寺は、天台寺門宗の総本山となっているお寺です。景勝地としても知られ、春はソメイヨシノが咲き誇り、夜桜を楽しむことができます。秋は紅葉で木々が彩られ、参道は紅葉のトンネルのような景色となるのだそうです。また、三井寺では数種類の御朱印をいただくことができるのだそうです。

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西教寺の基本情報

西教寺は滋賀県大津市にある天台真盛宗のお寺です。琵琶湖を臨む景色や、秋には紅葉も楽しめる景勝地としても知られています。西教寺の開門時間は9時から16時30分までの間となっています。西教寺の御朱印や御朱印帳は本堂寺務所でいただくことができます。また、駐車場もあります。

住所 滋賀県大津市坂本5丁目13-1
電話番号 077-578-0013

車で西教寺へアクセスする方法

西教寺への車でのアクセス方法は、湖西道路が便利です。下阪本インターチェンジから10分ほどで西教寺へアクセスすることができます。また、西教寺には駐車場があります。駐車場は山門の横手にあります。駐車場のキャパシティーは普通車50台分ほどとなっています。

電車で西教寺にアクセスする方法

西教寺へ電車でアクセスする場合は、最寄駅は京阪電車の「坂本比叡山口駅」となります。坂本駅から歩いてのアクセスは25分ほどです。坂本駅からは江若バスでのアクセスも可能です。西教寺の停留所まで4分ほどの乗車となります。

また、西教寺へはJR湖西線の「比叡山坂本駅」からのアクセスも可能です。比叡山坂本駅から西教寺までは歩いて30分ほどのアクセスとなっています。こちらも江若バスの利用で7分ほどで西教寺へ到着することができます。

歴史ある西教寺の景色を満喫!

最後までご覧いただきありがとうございます。滋賀県大津市にある西教寺は聖徳太子や明智光秀と縁のある天台真盛宗の総本山のお寺です。今回は、西教寺の歴史や紅葉の楽しめるスポット、御朱印やアクセス方法などについてご紹介いたしました。歴史ある西教寺に是非1度足を運んでみてください。

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この記事のライター
serorian

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