憾満ヶ淵の見どころや観光コースを紹介!駐車場やアクセスもチェック!

2018年12月3日 (2018年12月6日最終更新)

人気観光地の栃木県日光。その日光にあるもう1つの日光と呼ばれる裏日光に憾満ヶ淵はあります。美しくも力強く流れる水と豊かな自然が溢れる知る人ぞ知る散策スポットです。ぜひ訪れてみてほしい憾満ヶ淵の魅力やアクセス方法、周辺グルメなどをまとめてご紹介します。

目次

  1. 憾満ヶ淵は緑と静寂のネイチャースポット
  2. 憾満ヶ淵付近の見どころ
  3. 憾満ヶ淵付近のおすすめ観光コース
  4. 憾満ヶ淵で行われるイベント
  5. 憾満ヶ淵の周辺おすすめグルメ
  6. 憾満ヶ淵のアクセス
  7. 憾満ヶ淵の周辺駐車場
  8. 半日で気軽に回れる憾満ヶ淵で静寂な自然を満喫しよう!

憾満ヶ淵は緑と静寂のネイチャースポット

栃木県日光市にある憾満ヶ淵。海外からも多くの観光客が訪れる日光で、もう1つの日光とも言われ密かに人気を集める裏日光というエリアがあります。人もさほど多くなく静かで散策にもぴったりの観光スポットがたくさん。その中でも透明度の高い透き通るような水と豪快な流れが見る人の心を引き付けてやまないのが憾満ヶ淵と呼ばれるスポットです。

男体山から噴出した溶岩によって作られたという、自然の力強さを感じる素晴らしい渓谷美が広がっています。日光植物園の対岸にあり、東照宮からもさほど離れていないにも関わらず、人が少なく静かで、心休まる静寂と自然に溢れた癒しの観光スポットでもあります。

憾満ヶ淵はどんなところ?

憾満ヶ淵には、昔から言い伝えられるお話があります。憾満ヶ淵の川岸にある巨大な岩には、晃海僧正(こうかいそうじょう)によって建てられた不動明王の真言「かんまん」という言葉からその名がついたとされる説があります。憾満ヶ淵の水はエメラルドグリーンでとても透きとおり、暑い日でも涼しい神秘的なスポットでもあります。

憾満ヶ淵を流れる水は、奥日光にある戦場ヶ原、華厳の滝を経て、憾満ヶ淵ある裏日光まで流れてきます。大谷川の岩を割って流れる水はごうごうと音を立て、迫力満点!自然の力強さを感じることができるネイチャースポットとして多くの人が散策に訪れます。

半日で回れる絶景ハイキングスポット

裏日光エリアにあたる憾満ヶ淵は半日で回れるハイキングコースとしてもおすすめ。ゆっくりじっくり見て回っても往復2時間半程度で回れるハイキングコースです。「含満の茶屋」というお店をスタート地点とし、まっすぐに整備された道を進んでいくと趣のある慈雲寺が見えてきます。慈雲寺の前からは大谷川がよく見え絶景スポットになっています。

ハイキングを進めていくと、一列に何十体ものお地蔵さんが並ぶ「化け地蔵」や、川の流れをじっくり堪能できる霊庇閣(れいひかく)が見えてきます。美しい川の流れを心行くまで堪能し、時間を忘れてゆっくりと自然を味わうハイキングコースです。

憾満ヶ淵付近の見どころ

憾満ヶ淵の魅力はなんといっても豊かな自然にあります。迫力満点の水の流れや周囲にうっそうと茂る木々や苔。趣を感じるその景観は多くの人を魅了し続けてきました。人も少なく静寂の中聞こえてくるのは、水の力強いとどろきや、鳥たちのさえずり、風で木々がこすれる音。360度全てがヒーリングミュージックを奏でているかのような大自然です。

憾満ヶ淵の自然そのものが全て見どころと言っても過言ではないですが、散策や、ハイキングコースの1つとして立ち寄りたいおすすめスポットも点在しています。いくつかある憾満ヶ淵の立ち寄りスポットをご紹介します。

苔が赴きある『慈雲時』

慈雲寺は、1654年晃海大僧正が創建したお寺です。小さなお堂があるだけの小さなお寺で、住職さんが常駐していることもありませんし、お寺でよく見かける鐘もありません。1902年(明治35年)の大洪水で唯一あった小さなお堂も流されてしまい、現在あるお堂は1973年(昭和48年)に再建されたものと言われています。

誰もおらずひっそりと佇む慈雲寺は、憾満ヶ淵のハイキングコースの立ち寄りスポットとしても人気で、そこかしこに生える苔が、日本古来から今もなお続く「赴きのある風景」を作り出しています。

一列に並んだ『化け地蔵』

慈雲寺の境内を抜けてさらに歩くと、穏やかな表情をして、ずらりと並んだお地蔵さまに目が留まります。このお地蔵さまは「化け地蔵」とも言われ、行きと帰りで何度数えてもお地蔵さまの数が違うという言い伝えがあることから、地元の人々からも「化け地蔵」の名で呼ばれています。

このお地蔵さまは設置した当時は100体ほどあったそうですが、1902年(明治35年)の大洪水で多くのお地蔵さまが破壊されていまい、現在は74体ほどと言われています。首のないものや胴体すらなく台座だけ残ったものなど、今もなお洪水の爪痕が残っています。

化け地蔵のもう1つの名前の由来として、仏教用語の「抜苦与楽(ばっくよらく)」の抜苦が詰まって「化け」となった説もあると言われています。

透明感と青さが美しい『憾満ヶ淵』

憾満ヶ淵を流れる大谷川の水は中禅寺湖を源に流れてくる透明度の高い水で、川底が透けてみえるほどの美しさを誇ります。その青さは一目みたら忘れないとまで言われているほど。深さがあり、ゆっくりと豊富な水がとどろくように流れる憾満ヶ淵。その名にもある「淵(ふち)」という言葉は、水の流れがゆっくりになる場所の部分を言い表す言葉だそう。
 

かつてこの憾満ヶ淵に大洪水が起きた際、地形が削られ深さができ、水が豊富によどむ現在の「淵」になったと言われています。憾満ヶ淵に一度足を運べば、とどろきながら流れる迫力ある川の流れに、水の持つ力強さをひしひしと感じることができるでしょう。

川を眺めるポイント『霊庇閣(れいひかく)』

憾満ヶ淵のハイキングコースの中ほどにある霊庇閣(れいひかく)。晃海大僧正が慈雲寺創建の際に、建てた四阿作りの護摩壇です。四阿(あずまや)とは、庭園などに眺望や休憩のために設置される簡素な作りの建物のことをいいます。護摩壇とは護摩木をたくために炉を据えた壇を言い表します。

要するに、この霊庇閣は晃海大僧正が祈願や供養をを行っていた場所ということですが、この霊庇閣からみる憾満ヶ淵の景色はまた格別と言われ、多くの観光客の方が立ち寄るスポットにもなっています。

憾満ヶ淵付近のおすすめ観光コース

裏日光と呼ばれる憾満ヶ淵周辺には、穴場の観光スポットが点在しています。おすすめとなるモデルコースは、裏日光を味わう約4.2kmのコースです。まずは、憾満ヶ淵の入口あたりに存在する、神橋(しんきょう)という赤くアーチが美しい橋から出発し、大自然を満喫する憾満ヶ淵を通り、大きな吊り橋となっている大日橋(だいにちばし)へと散策します。

その後、徒歩で約9分ほど東に進んだ場所にある花石神社や八幡神社を観光し、先にある青龍神社(せいりゅうじんじゃ)や日光真光教会で大正時代に建てられた建築物を鑑賞、近くには土産物屋や休憩スポットもあり、裏日光の魅力を存分に味わうコースとなっています。

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憾満ヶ淵で行われるイベント

自然を堪能する憾満ヶ淵ですが、季節により期間限定でイベントを行っていることもあります。毎年2月ごろには約300本のキャンドルを化け地蔵のあたりに灯し、幻想的な雰囲気を醸し出す「日光キャンドルページェント」というイベントが行われています。またこの期間限定で約10分間の打ち上げ花火を見ることもできるのだとか。

寒い季節の澄んだ空気の中灯る300本のキャンドルは、なんとも言えない神秘的な雰囲気を作り出し、この時期にしか見ることのできない憾満ヶ淵の美しさを体験することができます。時期が合う方は、冬の憾満ヶ淵堪能にぜひ一度は足を運ばれてみてください。

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憾満ヶ淵の周辺おすすめグルメ

名水の流れる日光。その土地でしか味わえないグルメもたくさんあります。日光に来たら必ず寄るとい言われるほどの名店も数多く存在し、観光客が多いシーズンは行列ができるお店も。ですが、時期と時間帯を調整すれば、混雑を避けてゆっくり利用することも可能です。憾満ヶ淵周辺にある一度は足を運びたいお店の一部ご紹介いたします。

日光の名水を使用『たくみ庵』

東武日光駅からのアクセスもよい場所にあるたくみ庵。おそばや日光の郷土料理をメインに出しているお店です。日光田母沢御用邸記念公園のすぐ近くにあり、畳席もあるなかなか広々したお店です。日光を流れる名水で打つ手打ちそばは大人気で、一日70食の限定品。週末ともなれば噂を聞きつけた観光客で行列ができるほどの人気店です。

手打ちのおそばもさることながら、地元で採れた新鮮な野菜を揚げた天ぷらはサクサクしていて美味しいと評判の1品。一緒に出てくる抹茶塩との相性も抜群なのだとか。お店の駐車場は裏手にある公園と併用になっているそうです。

金谷ホテル歴史館内『カテッジイン・レストラン&ベーカリー』

日光にある金谷ホテルといえば、その名を一度は聞いたことがある人も多いはず。日本で初めての西洋式のリゾートホテルとして建てられ、明治26年から今もなお営業を続ける老舗ホテルです。そのホテルが運営する「カテッジイン・レストラン&ベーカリー」は、日光にきたら一度は寄ってみたい評判の高い人気店です。

カテッジイン・レストラン&ベーカリーで人気のメニューはカレーライスやビーフシチュー、ハンバーギやシチューといった洋食の定番の品。同じ店内のベーカリーで焼かれているパンとの相性も抜群で、食が進みいつも以上に食べ過ぎてしまいそう!

昔ながらの手打ちそば『三平食堂』

三平食堂は、日光東照宮と憾満ヶ淵の中間あたりにある手打ちそばがおいしいお店です。ご主人が一人で切り盛りする、座席数は12席、大人が6人も入ればお店が満員に感じるほどの小さなお店ですが、地元の人も通う知る人ぞ知る人気店です。おそばはふと目で固めの田舎そば。その他に、うどんや丼ものといったメニューもあります。

地元の人も日常的に利用するような小さなお店なので、アクセスはややわかりにくいのが難点で住宅街の中にあります。東武バスの西参道バス停を下車し徒歩3分ほどの場所にあります。小さいですが駐車場も5台分のスペースがありますので車での来店も可能です。

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憾満ヶ淵のアクセス

栃木県北西部の日光の中でも、裏日光と呼ばれるエリアにある憾満ヶ淵へアクセスするには、いろいろな方法があります。車でドライブがてらアクセスする方法や、電車やバスを利用してアクセスする方法など、公共機関もそれなりに整っていますので、各利用方法にあわせてご紹介します。

『JR日光駅・東武日光駅』からのアクセス

JR日光駅、東武日光駅から憾満ヶ淵へのアクセスは、公共機関を使う方法と、車で最寄りまでアクセスする方法の2通りあります。公共機関を使う場合は、JR日光駅または東武日光駅から東武バスの中禅寺温泉または、湯本温泉行きで約6分ほど乗車。「総合会館前」のバス停で下車後徒歩15分程度歩くと憾満ヶ淵にたどり着くことができます。

車で最寄りまでアクセスする場合は、日光宇都宮道路の日光ICから国道119号線を経由し4kmほど進んだあたりに憾満ヶ淵があります。駐車場は、含満公園の無料駐車場を利用する方が多く、約10台分ほどの駐車スペースがあります。

『JR日光駅』までのアクセス

憾満ヶ淵をはじめ、日光エリアにJR日光駅を利用してアクセスするには、新幹線や直通運転の特急に乗る方法などいくつかの手段があります。東京から東北新幹線に乗り宇都宮まで50分ほど乗車、その後JR日光線に乗り換え45分ほどでJR日光駅に到着します。仙台方面からも同じく東北新幹線で宇都宮まで乗車、同じ経由でJR日光駅にアクセスが可能です。

『東武日光駅』までのアクセス

日光エリアでの観光に欠かせないのが東武日光駅。まずここまでにアクセスするには東京方面からの場合、浅草駅より、東武日光線で「特急けごん」にのり1時間50分の乗車となり、直通で東武日光駅までアクセスすることが可能です。また、新宿駅からはJR宇都宮線、東武日光線の利用で約2時間の乗車後、東武日光駅に到着となります。

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憾満ヶ淵の周辺駐車場

大型連休ともなると込み合う日光エリア。憾満ヶ淵のある裏日光は比較的混雑も少ないと言われていますが、憾満ヶ淵に車でアクセスする人に欠かせないのが駐車場情報。憾満ヶ淵周辺にはどれくらい駐車場があるのか、どこにあるのか、混雑具合はどうかなど、スムーズに観光するためにも欠かせない情報をまとめておきます。

含満公園(憾満ヶ淵)駐車場

憾満ヶ淵に散策、ハイキングする方にとっては一番最寄りとなる含満公園の駐車場。料金はかからず終日無料となっています。スペースは約10台分ですが、人も少なめの穴場観光スポットなので、時間帯や時期を調整すれば、止められないということは避けられそうです。ただし週末は近隣の方も多く公園を利用しますので、平日がおすすめです。

場所はややわかりにくいのが難点。神橋(しんきょう)の信号から奥日光方面へ向かい、最後に現れる左への小さな分岐を入り、さらにその後の分岐を左へ行くルートが比較的わかりやすいと言われています。

西参道第1駐車場

日光東照宮にも近くアクセスしやすい西表参道第1駐車場。台数は約73台と止められる数もなかなか多いですが、日光東照宮に訪れる方も利用する人気の駐車場とだけあって、空き待ちになってしまうほど混雑する日もあります。普通車は1回510円で何時間止めても同じ料金ですから、日光エリアをゆっくり散策して周りたい方にはおすすめの駐車場です。

西参道第2・3駐車場

日光東照宮の西表参道第一駐車場よりも倍近く止めることができるのが西表参道第2・3駐車場です。場所も西表参道第1駐車場とほぼ同じエリアにあり、第1駐車場が満車だった場合はこちらの駐車場がおすすめです。料金も同じく1回510円で何時間でも利用することができます。安くてアクセスも良いとあって利用する人も多いので場所の確保はお早めに。

半日で気軽に回れる憾満ヶ淵で静寂な自然を満喫しよう!

人気観光地日光の中でも、知る人ぞ知る穴場スポットが点在する裏日光。その裏日光エリアにあり、豊かな自然を体感できるネイチャースポットとして密やかに人気を集めるのが憾満ヶ淵です。一度見たら忘れないという美しい青い水や生い茂る緑のコントラストは、心を癒してくれる絶景です。日光へ来たらぜひ憾満ヶ淵にも足を延ばしてみてください。

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この記事のライター
とも

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