慈雲寺は糸桜が有名な絶景の寺院!桜の見頃・御朱印・アクセスを徹底リサーチ

2018年12月24日 (2018年12月26日最終更新)

山梨県甲府市の慈雲寺は、樹齢300年を超えるイトザクラと樋口一葉の文学碑があることで有名な臨済宗のお寺です。春の桜の頃には境内に咲くしだれ桜見物に多くの人が訪れます。そんな慈雲寺の桜の見頃や御朱印・アクセス方法などリサーチして紹介します。

目次

  1. 慈雲寺とはどんなところ?
  2. 慈雲寺のご利益は?
  3. 慈雲寺の境内のみどころ
  4. 慈雲寺で頂ける御朱印はどんなのがあるの?
  5. 慈雲寺は春がおすすめ!壮大なしだれ桜は必見
  6. 慈雲寺の周辺の観光スポット
  7. 慈雲寺の基本情報
  8. 慈雲寺のおみやげ
  9. 大迫力のイトザクラは一見の価値あり!

慈雲寺とはどんなところ?

山梨の慈雲寺は、甲府市の北東部の標高約570m大菩薩嶺山麓にある「臨済宗妙心寺派」のお寺です。江戸時代末期から教育に造詣の深い寺院でもあります。

慈雲寺の境内の糸桜を一目見ようと、春の桜の見頃には県内外から多くの見物者が訪れます。県指定の天然記念物の高さ14mの糸桜は壮大です。そんな山梨慈雲寺を徹底リサーチして紹介します。

由緒

山梨の慈雲寺は、樹齢330年と言われる糸桜で有名な寺院ですが、江戸末期には地域の子供たちのためと私塾(寺子屋)を開設するなど教育に熱心に取り組んだことでも名を馳せています。

慈雲寺の糸桜は、西暦1691年に堂宇再建の際に植栽されたと伝えられ、以来咲き続けているという長寿の桜でその容姿は本堂を覆うように咲いている由緒ある糸桜です。

歴史

山梨の慈雲寺は、南北朝時代(1338年から1342年)に、夢窓疎石の開山で創建されたと伝えられています。そして江戸時代末期に寺子屋が開設されて、1887年(明治20年)には本堂内に学校が開かれています。

1907年(明治40年)には「私立山梨里仁学校」になり教育活動を続けていました。その後市内千野地区に移転して太平洋戦争終了時まで続けられました。この様に慈雲寺は教育に熱心なお寺です。

慈雲寺のご利益は?

山梨の慈雲寺は「糸桜」や「教育」で有名な臨済宗のお寺ですが、慈雲寺のご利益を目当てに訪れる参拝者も多くいます。

慈雲寺には「健康祈願」「無病息災」そして「長寿延命」などのご利益があり、更に教育にまつわる由緒から「学問の神様」としてのご利益も享受できます。

学問の神様

慈雲寺の江戸時代末期からの教育に取り組む姿勢は、枚挙にいとわない歴史と実績に培われて寺子屋から始まる教育に取り組む姿勢は「学問の神様」と謳い称されています。

この様に慈雲寺は、教育と人材育成に貢献したと言い伝えられて県内外から「学問の神様」の恩恵にあやかろうと訪ねる人も多くあります。

地域教育発祥の地

山梨の慈雲寺は創建後、江戸末期に開設した「寺子屋」が教育の根幹をなしたこともあり、地域教育の発祥の地とも言われています。

この寺子屋で学んだ樋口一葉の父・則義が縁で樋口一葉の作品に登場したりして、寺院とも教育施設ともその高い貢献を称賛して「地域教育の発祥の地」と言われている慈雲寺です。

御本尊の聖観世音菩薩は全てを救う仏様

山梨の慈雲寺の御本尊「聖観世音菩薩」は全てを救う仏様と言われ、全ての観音菩薩の基本形になる観音様とも称されています。

そもそも「観音」とは、人々の全てを「観」て、救いを求める「声(音)」があれば即座に救いの手をのべると言い、観音経では「怖いことや災いのない状態を人々に施してくれるもの」と言っているように全てを救う仏様と崇められています。

慈雲寺の境内のみどころ

山梨の慈雲寺の境内には、春桜の咲く頃の趣と葉桜の時期そして春を待つ葉落ちした桜の木の趣と四季の顔が垣間見えます。

慈雲寺には、その季節季節の趣に慈雲寺の境内の見どころがあります。そして、山門から本堂に続くしだれ桜や周辺に咲く菜の花など春の見どころがあります。

山門までは樋口一葉の石像が

慈雲寺の山門にさしかかる前には、樋口一葉の石像があります。東京生まれの樋口一葉は享年24歳という若さで死去したのですが、一葉の生活苦の中で発表した作品は称賛されました。

そんな樋口一葉の十七回忌の時に、一葉の妹「くに」が樋口家とゆかりのある慈雲寺に一葉の文学碑建立の話を提案し、呼びかけて大正11年10月に樋口一葉文学碑を建てています。

慈雲寺と樋口一葉の関係

樋口一葉と慈雲寺の関係は、東京生まれの一葉とは直接の関わりはないのですが、樋口家は、もともと甲斐の国山梨中荻原村(現塩山市)の長百姓で、とりわけ父・則義は慈雲寺の寺子屋で学び育ちました。

この後学問を好んだ則義は、妻「多喜」と駆け落ち同然に東京に出て「一葉(明治5年3月生)」を産んでいます。この様に一葉は、東京生まれ東京育ちです。慈雲寺との関係は樋口家のゆかりの地ということです。

山門くぐるとしだれ桜の絶景

山梨の慈雲寺の山門の前の樋口一葉の文学碑と春には菜の花を見ながら歩を進めると、山門にさしかかります。その先には「しだれ桜」が境内を染めています。

その絶景たるや社を包むように咲く樹齢330年の「糸桜」に続く、桜色にまる境内の情緒をひときわ引き立てています。

慈雲寺で頂ける御朱印はどんなのがあるの?

山梨の慈雲寺は、甲斐百八霊場の一つとして数えられている臨済宗のお寺で、境内の糸桜と樋口一葉の石碑で注目されています。

そんな慈雲寺ですが、南北朝時代の頃に創建されたという歴史ある寺院であり、寺子屋を開くなど学問にも造詣の深い寺院ですから御朱印も頂けます。

御朱印を頂ける場所や初穂料(料金)は?

慈雲寺で御朱印を頂くには、300円の初穂料がかかります。境内の寺務所に申し込んで、その場所でいただけます。独自の御朱印帳はないようです。

慈雲寺のご利益は「健康維持・無病息災・長寿延命」等で、いわば身体健全的なものですが、慈雲寺の「学問の神様」としての崇敬が御朱印に意味深くあります。

頂ける御朱印は1種類

慈雲寺の御朱印は寺務所でいただけるのですが、樹齢330年の糸桜見物の記念や真摯に学問と向かい合いその威光を授かろうという思いの御朱印など頂き方は様々です。

慈雲寺でいただける御朱印は1種類で、甲斐百八霊場第十番「聖観世音菩薩」と記されています。この様に慈雲寺は、札所としての御朱印の意味合いも含めています。

甲斐百八霊場第十番「聖観世音菩薩」

甲斐百八霊場とは山梨県内の109のお寺を、霊場巡りの霊場としてテレビ山梨開局10週年の記念に選定したものです。因みに第1番は「善光寺」です。

その百八霊場の10番目の札所が慈雲寺であるのです。そして、「聖観世音菩薩」が本尊の臨済宗妙心寺派のお寺が天龍山「慈雲寺」ということです。

慈雲寺は春がおすすめ!壮大なしだれ桜は必見

山梨の慈雲寺にも当然に四季はあるのですが、境内に咲き誇る壮大なしだれ桜などの見頃の季節「春」がおすすめです。

葉桜の晩春から初夏そして、葉が落ちた枝の垂れ下がる秋から冬の移り変わる情景も見頃ですが、何と言っても、桜色に染まる慈雲寺の春は見どころいっぱいです。

樹齢330年のイトザクラ

県指定の天然自然物(木)として、慈雲寺境内いっぱいに咲く樹齢330年の「イトザクラ」は慈雲寺最大の見どころです。

樹高約14m・枝幅約20mもあるイトザクラの見頃は、満開直前の濃いピンクの咲き様が壮大で見どころとして人気があります。

エドヒガンの変種のイトザクラは、幹から流れるように垂れる枝いっぱいに咲く色づきの濃い桜色は、その鮮やかさにしばし足が止まる程です。

イトザクラ開花の時期にはライトアップがされて、昼間見るイトザクラの華麗さから一転、映し出される幻影に「優雅さ」を漂わせる美しさに変身します。慈雲寺のイトザクラは見頃・見どころ満載です。

桜の見頃・本数

慈雲寺の桜は、1本のイトザクラを取り巻くように複数本の桜が境内いっぱいに咲いています。イトザクラの見頃は3月下旬から4月上旬です。

イトザクラの見頃は、3月25日を過ぎる頃から蕾が膨らみ咲き始めます。そして4月になると本格的に咲き始め、満開の見頃に近づいてきます。見どころは、慈雲寺全体の桜の中に映えるイトザクラを見渡せるところです。

慈雲寺のイトザクラへお花見に行った感想・クチコミ

山梨の慈雲寺のイトザクラを見て「壮大に垂れる枝に咲く桜の迫力に思わず息を止めてしまった。」「イトザクラと菜の花のコラボが目を楽しませてくれた。」などとお花見を楽しんでいる口コミがあります。

更に「境内の桜一色に染まった様子に癒やされた。」「樋口一葉の碑を見て、満開の桜を見て、ここまで来てよかった。」など高い評価や意見が多く寄せられています。

慈雲寺の周辺の観光スポット

山梨の慈雲寺周辺には観光スポットがたくさんあります。「ぶどう」「もも」などの果実類や「ワイン」そして「八ヶ岳」などの山岳観光と資源は様々あります。

そんな観光資源豊富な山梨の見どころに「桃」があります。慈雲寺周辺でもイトザクラの見頃には、周辺の観光農園には「桃の花」がきれいに咲いています。

桃の香りに囲まれて『塩山桃源郷』

慈雲寺の周辺には、塩山桃源郷と呼ばれるところがあります。塩山は、「桃」や「すもも」の栽培が盛んで特に慈雲寺に向かう途中の大藤地区は盛んな場所です。

塩山駅東側に走るフルーツラインから見える山の斜面に沿った桃園の景色は、桃の花の咲く頃には一面ピンクに染まり最高の見どころになります。正に「桃源郷」ふさわしい景観が楽しめます。

イトザクラの開花には桃の花も満開に

慈雲寺のイトザクラが咲く頃に、山梨にはもう一つ「桃の花」の開花があります。慈雲寺のある塩山は、山梨県でも有数の桃やすももの栽培地です。

4月の上旬には塩山桃源郷は、ピンクに咲く満開の桃の花のジュータンで埋め尽くされます。そして、慈雲寺もイトザクラの開花で境内が桜色に染まり、山梨の春を満喫できます。

武田信玄の菩提寺『恵林寺』

慈雲寺の周辺の観光スポットには、武田信玄の菩提寺「恵林寺」があります。恵林寺は、甲斐の国の臨済宗の中心になるのですが、その後に応仁の乱で荒廃してしまいます。

その後、戦国時代に武田信玄によって復興した恵林寺でしたが、武田氏滅亡後の恵林寺は焼き討ちにされてしまいます。この間の時代の流れの中で紆余曲折あったようですが、甲斐の国を領した徳川家康によって恵林寺は再興されたと伝えられています。

慈雲寺と同じ夢窓国師によって創建

恵林寺の創建に遡ると慈雲寺の創建と深い関わりが出てきます。甲斐の平塩寺で修行した臨済宗僧「夢窓疎石」は、南北朝の時代に慈雲寺を創建しています。

そして、同じく甲斐の国では浄居寺(山梨市)と恵林寺(甲州市)を創建したとあります。恵林寺に関しては、鎌倉時代当時の守護職「二階堂貞藤」が夢窓国師を招き開山し創建したとあります。

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慈雲寺の基本情報

山梨の慈雲寺は、創建の歴史の深さもさることながら樹齢330年のイトザクラという県指定の天然記念物の見事さに人気が集中しています。

慈雲寺の境内に咲くしだれ桜の見頃そして見どころの基本情報、所在地やアクセス方法など紹介します。

基本情報

臨済宗妙心寺派「慈雲寺」は、JR塩山駅から西に約3kmのところにあります。塩山の桃農園が点在している桃源郷とも言われている地域の中に慈雲寺は所在しています。住所・電話番号は次のとおりです。

住所 山梨県甲府市塩山中荻原352
電話 0553-33-9039

アクセス方法

山梨の慈雲寺のアクセス方法は、電車を利用するアクセスとマイカーなど車を利用するアクセス方法があります。

電車でのアクセスの場合は、JR塩山駅から路線バス(一日数本)を利用して「大藤小学校」バス停で降車します。また、タクシーでは約5分でアクセスできます。

慈雲寺へのアクセス1:東京駅から

山梨の慈雲寺へのアクセスで、東京駅からを想定するとJR中央本線「特急かいじ」で、約1時間40分の時間距離です。運賃料金は3280円(内特急券1340円)です。

或いは、新宿から京王線でアクセスする方法もあります。新宿から約40分で京王八王子に着きます。そして、JR中央線に乗り換えて「特急かいじ」で塩山まで約50分というアクセスです。因みに運賃は2430円(内特急券930円)です。

慈雲寺へのアクセス2:東京方面から車で

山梨の慈雲寺へのアクセスで東京方面から車を利用すると、中央高速道路を山梨方面に走り「勝沼IC」を降りて、勝沼バイパス(国道20号線)から県道201号線を利用するアクセス方法です。

勝沼ICから通称「フルーツライン」を走るコースは、春には一面の「桃の花」を見て、初夏には「桃」秋には「ぶどう」や「山菜」と楽しみの多いアクセスができます。

駐車場はあるの?

山梨の慈雲寺へのアクセスで車を利用する場合は、心配は「駐車場」です。果たして慈雲寺に駐車場があるのかととというところです。

慈雲寺には、普通車70台を収容できる駐車場があります。拝観時間が8時から17時で、その間の駐車は基本「無料」です。ただし、桜の時期には「有料」になります。

慈雲寺のおみやげ

山梨の慈雲寺にせっかく行くのですから、帰りにはお土産を買って帰りたくなります。幸いに山梨は、お土産の宝庫と言っても言いすぎでないくらいに種類がたくさんあります。

春の桃のシーズンには「桃」秋のぶどうのシーズンには「ぶどう」そして、キノコなどの「山菜」と定番の季節的土産の数々があります。そして、通年的には「ワイン」や「信玄餅」などの菓子類とたくさんあります。

慈雲寺のおみやげ寄り道旅

慈雲寺のイトザクラを見て、「ほうとう」を食べて、桔梗屋の「信玄餅」を買って、甲州ワインも買って帰る山梨の旅は、お土産に事欠かないのです。

そして、旅の寄り道では「忍野八海」や「富士五湖」更には、それぞれの季節で「桃狩り」や「ぶどう狩り」が楽しめます。見どころたっぷりの慈雲寺のお土産と寄り道旅です。

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大迫力のイトザクラは一見の価値あり!

山梨の「慈雲寺」いかがでしたか。樹齢330年のイトザクラの見事さは、誰が見ても本物だと思わず見惚れてしまうほどです。

そして、学問の神様として崇められ更には、樋口一葉の文学碑と話題も豊富な山梨の慈雲寺です。春に咲く「イトザクラ」の大迫力の見どころは、一見の価値があります。おすすめです。

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この記事のライター
garameki4908

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