シュテファン大聖堂はおすすめの観光スポット!入場料や営業時間などをご紹介

2019年1月12日 (2019年1月17日最終更新)

シュテファン大聖堂はオーストリのウィーン旧市街中心部に建つゴシック様式の寺院で、北塔と南塔に別れており、展望台からウィーン市街の美しい景色を一望できます。シュテファン大聖堂の内部は見どころに溢れており、特に地下墓所のカタコンベは有名です。

目次

  1. シュテファン大聖堂とは?
  2. シュテファン大聖堂の主な観光スポット
  3. シュテファン大聖堂のミサは必見!
  4. シュテファン大聖堂で開催されるコンサートが凄い!
  5. シュテファン大聖堂の主祭壇も見どころたっぷり!
  6. シュテファン大聖堂の基本情報
  7. シュテファン大聖堂周辺の観光スポット
  8. シュテファン大聖堂で観光を楽しもう!

シュテファン大聖堂とは?

シュテファン大聖堂はオーストリアの首都ウィーン旧市街の中心部に建つ威風堂々たるゴシック様式の教会で、ユニークなモザイクの屋根が特徴の一つに上げられています。ここではそんなシュテファン大聖堂について、見どころや入場料、観光の時間、ミサやコンサートの情報を交えて説明します。

オーストリア・ウィーンへのアクセス方法

日本からウィーンまでは直行便が毎日飛んでおり、成田からウィーンまでの飛行時間は約12時間弱となります。成田からはオーストリア航空のOS52便が、毎日11時20分に出発していますが、オーストリアと日本の時差が8時間ほどあるため、ウィーンに到着するのは、同日の午後4時20分前後となります。

また羽田空港からも、2019年2月17日より、全日空とウィーン行き国際線が共同で運行するスターアライアンス・B787-9便のフライトが予定されています。この便は羽田を毎日深夜1時55分に出発し、ウィーンに早朝6時に着く直行便となります。

この他にもドイツのフランクルルトを経由する便や、トルコのイスタンブールを経由する便などいくつもの便がありますが、トランジットの時間も含めると、直行便と比べ、更に2時間から5時間程度の時間を加算する必要があります。

シュテファン大聖堂の歴史

オーストリアの首都ウィーンは紀元1世紀頃、ドナウ川河畔に建設されたローマ帝国軍の駐屯地を紀元とする都市で、13世紀には、神聖ローマ帝国・ルドルフ1世の領土となり、名門ハプスブルク家の都として発展しました。

「シュテッフル」という愛称で親しまれているシュテファン大聖堂は、12世紀中頃にロマネスク様式の教会として建てられましたが、13世紀から14世紀には、ハプスブルク家・ルドルフ4世により、主要部分がゴシック建築に建て替えられました。

2本の塔の内、北塔は財政難のため工事が中断され、未完成の北塔にはその後丸屋根がつけられて現在に至っています。

シュテファン大聖堂はハプスブルク家の歴代君主たちの墓所であり、地下のカタコンベと呼ばれる墓所は見どころの一つとなっています。またこの教会は、ザルツブルグに生まれたモーツアルトの結婚式が行われた場所でもあります。

シュテファン大聖堂の主な観光スポット

シュテファン大聖堂には見どころの多い観光スポットがたくさんあります。北塔からの景色やプルメリンと呼ばれる大きな鐘、南塔からの壮大なパノラマの景色、ハプスブルク家の代々の君主や市民が眠る地下の墓所・カタコンベなど、この聖堂には様々な見どころに溢れています。

北塔

シュテファン大聖堂の正面を左側に進んだところに北塔があり、エレベーターで塔の上まで容易に昇ることができます。エレベータの入口は教会を入って左側にありますが、教会の外からも入場できます。エレベーターチケットを購入し、空いていればそのまますぐ上に昇ることができます。

北塔からは、10色のタイルで彩られたユニークなデザインのモザイク模様が見られます。その建物の反対側にはオーストリア・ハンガリー帝国を象徴する双頭の鷲があり、南塔から見ることができます。また、北塔からは広場にある馬車や人が眼下に見られ、夜になると、少ない光の中に、幻想的な景観が浮かび上がります。

大きな鐘プルメリンを見てみよう

北塔にはオーストリア最大のプリメインと呼ばれる鐘が吊り下げられています。プリメインは建造当時南塔にあった大きな鐘で、1683年にトルコ軍が敗れた際に残していった大砲などの武器を溶かして鋳造されたと言われています。

元々、プリメインは南塔に設置されていましたが、第2次世界大戦で寺院が被災した際にプリメインは割れてしまい、再鋳造して北塔に設置されました。この鐘の音は大きく響き渡ることでも知られており、特にクリスマスの時期には、ウィーンの街の隅々まで鐘の音が鳴り響くと言われています。

60mの高さからウィーン旧市街を眺めよう

北塔からはウィーンの美しい街並みや大聖堂の巨大な屋根などが眺望できます。ウィーンの街の赤や緑の屋根の並ぶ風景はいつまで見ていても飽きることがないほど訪れる人々を魅了します。日中の実さの最中には大聖堂の内部見学はできませんが、エレベーターが動いているため、ミサの最中でも北塔には登ることができます。

南塔

高さ137メートルを誇るシュテファン大聖堂の南塔へは350段ほどの階段を登り、73メートルのテラスまで行きます。南塔のテラスからは、ウィーンの美しいパノラマの景色が眺望できます。また、オーストリア・ハンガリー帝国のシンボルである双頭の鷲の絵柄のタイル屋根を間近で眺めることができます。

このタイルの屋根には、表裏合わせて23万枚ものタイルが使われており、オーストリアの国章とウィーン市の紋章も作られています。

この建物のモザイク屋根の下には「カピスチトラーノ教壇」と十字架礼拝堂があります。また、十字架礼拝堂のキリスト像の足元には、モーツアルトの葬儀が行われた場所を示すモニュメントが設けられています。

カタコンベ

カタコンベは中央付近の階段を下りた地下にあります。カタコンベにはハプスブルク家の君主や大司教を含めた多数の人の骨が収容されています。カタコンベにはその他にもペストの流行によって亡くなったオーストリア市民の死者2000人の遺骨を含め、15000人もの遺骨が眠っています。

この場所は昔共同墓地があった場所のため、多くの市民の遺骨も、王族の遺骨と同じ場所に収められているそうです。

カタコンベはガイドツアーで見学するのがおすすめ

カタコンベはガイド付きツアーでの見学が可能です。中央付近の階段を下りたところに「カタコンベツアー」の案内場所がありますので、その場所で待機していれば、数名が集まれば30分置き程度の頻度でガイド付きツアーが行われます。

カタコンベツアーは原則的には毎日行われている約30分のツアーで、終了後に地上に出る階段のところでガイドに5ユーロを支払います。1ユーロは2019年1月現在のレートで、125円弱で換算できます。

カタコンベツアーは、月曜から土曜が10時から11時30分、13時30分から16時30分まで、また日曜祝日は13時30分から16時30分の間に行われています。

シュテファン大聖堂のミサは必見!

オーストリアはカトリックの国で、シュテファン大聖堂などの教会では、日曜日を中心にミサが行われます。ミサには信者でない人も参列できますが、ミサに臨む際の服装は肌を露出しないもので、カジュアルなジーンズやスニーカー、Tシャツなどは避けるようにします。

日程

シュテファン大聖堂のミサは日曜日とキリスト教祭事日の7時半、9時半、11時半から行われます。特に9時半から行われるミサは、パイプオルガンやオーケストラ、合唱の演奏が行われる場合もあるため、この時間帯をおすすめします。

ミサにはほんの数分間のみ立ち寄ることも可能で、撮影こそ禁止されていますが、入口からの観光客の出入りは自由ですので、ミサの厳かな雰囲気を味わってみるのも良いのではないでしょうか。

入場料

教会に入場する場合の入場料は無料ですが、ミサの途中で奉納があり、献金のかごが廻ってきますので、その時に献金をします。特に金額の決まりはありませんが、献金料は2ユーロから5ユーロ辺りが一般的なようです。

信者には途中でパンが与えられたり葡萄酒が振舞われたりしますが、入場料を取らなくても、献金によってミサの儀式が賄われる他、施設料などにも使われるそうです。

見どころ

ミサの順序としては、まず入祭の歌と司教の挨拶があり、賛歌と祈りが行われます。その後に聖書朗読や歌などがあり、説教が行われます。奉納の後にパンや葡萄酒の施しを行う儀式があり、主への祈りが行われます。信者はパンをもらうため前に進みますが信者でない人は席で待機します。

その後、平和の挨拶があり、聖体拝領の儀式があります。そして最後に閉祭の挨拶があり讃美歌が歌われます。

この一連の厳かな儀式を経験するだけでも初めての人にとっては大変印象深いものとなります。平和の挨拶の際には、廻りの人から手を差し伸べられますので、笑顔で握手を交わします。最低でも前後左右の4人ほどの人と握手することになります。

ミサの最中にはパイプオルガンの他にも合唱やオーケストラの演奏が度々行われるため、それを教会内で聞くだけでもミサに参加する意義があります。

また、12月25日の深夜0時には聖夜ミサが執り行われます。神聖な儀式ですので、信者の方に対するリスペクトを忘れないように心がける必要があります。街はヨーロッパのクリスマス特有の雰囲気に溢れ、イルミネーションやデコレーションの中で華やかな情景を満喫することができます。

シュテファン大聖堂で開催されるコンサートが凄い!

シュテファン大聖堂では7月から10月にかけてサマーコンサートが開かれ、ヴィヴァルディの四季が演奏されます。また、クリスマス前にはアドヴェント・シリーズというコンサートが開催され、モーツアルト、バッハ、シューベルト、ヘンデルの楽曲の他、クリスマスソングが演奏され、素晴らしいコンサートが楽しめます。

コンサートではウィーン室内管弦楽団のソリストたちによって構成されたアンサンブルが演奏を行っており、本場のプロフェッショナルによるクオリティの高い演奏を間近で聴くことができます。

コンサートの日程

シュテファン大聖堂では7月から10月にかけて毎週金曜日と土曜日の夕方20時30分からサマーコンサートが開かれ、ヴィヴァルディの四季が約60分演奏されます。入場は20時から可能となります。

また、クリスマス前の時期にはアドヴェント・シリーズが開催される他、モーツアルトの命日となる12月5日の深夜には、モーツアルト自身の作曲したレクイエムの演奏が楽しめます。

コンサートの入場料

シュテファン大聖堂のコンサートのチケットはステージ1、2、3、とエリア毎に別れてており、入場料も異なります。上席となるステージ1の入場料は40ユーロ、真ん中のステージ2の入場料は30ユーロ、後列部分となるステージ3の入場料が20ユーロとなっています。また、インターネットでの予約もできます。

シュテファン大聖堂の主祭壇も見どころたっぷり!

シュテファン大聖堂の主祭壇には、この教会の守護聖人である聖シュテファンの殉教する場面が描かれています。主祭壇に向かって左手には「ノインシュタットの祭壇」があります。この祭壇では、聖母マリアの戴冠や、幼子のイエスを抱く聖母マリア等の彫刻が見られます。

また主祭壇に向かって右側には、ハプスブルク家のフリードリヒ3世の墓があります。フリードリヒ3世は、1452年に神聖ローマ帝国の皇帝となり、ハプスブルク家繁栄の礎を築いた人です。

シュテファン大聖堂の基本情報

シュテファン大聖堂はウィーンの旧市街にあるオーストリアを代表する荘厳な建築物です。このシュテファン大聖堂には多くの観光客が毎日のように訪れます。それでは、この素晴らしい寺院を訪れる場合のアクセス方法や会館時間、入場料、所要時間などの基本情報を説明します。

アクセス

ウィーン国際空港からシティ・エアポート・トレインが走っており、約20分ほどでウィーンの中心部に位置するウィーン・ミッテ駅に到着します。この電車は11ユーロと多少高めですが、荷物を収納できる場所があり便利です。

ウィーン・ミッテからは地下鉄3号線に連絡しており、すぐシュテファン大聖堂にアクセスできます。また、ウィーン・ミッテから大聖堂へは歩いても20分もあればアクセスできます。

旧市街の中心にあるシュテファン大聖堂は、地下鉄1号線、3号線のシュテファンスプラッツ駅で下車してすぐのところにあります。どの出口から出ても大聖堂の正面または側面に出ることができます。また、エスカレーターのあるグラベン通り出口からも徒歩1分ほどでアクセスできます。

開館時間

シュテファン大聖堂は休日無しでオープンしています。この大聖堂の開館時間は、月曜から土曜が6時から22時、日曜祝日が7時から22時となっています。北塔のエレベーターは9時から17時30分、夜は19時から21時30分まで営業しています。また、南塔は9時から17時30分までとなっています。

入場料

シュテファン大聖堂には原則的には無料で入場できます。ただし、北塔エレベーターに乗車するには5.5ユーロが、また南塔への入場料は4.5ユーロが必要となります。更に、ドームのガイドツアーを申し込むと、約30分で大人5.5ユーロ、子供2ユーロが必要です。ガイドツアーは平日が2回、日曜祝日は1回行われています。

また、シュテファン大聖堂のすべてを見たいという人のために、オーデオガイドや北塔、南塔、カタコンベ、宝物館などすべてが見学できるオールインクルーシブチケットが13.90ユーロで発売されています。

シュテファン大聖堂観光の所要時間

シュテファン大聖堂の見学に必要な時間としては、30分もあれば一通りの場所を見学することができます。ただし、種々の場所をじっくり見たり、ミサに参加することになれば、それなりの時間とタイミングが必要となります。

また、コンサートを聴く場合は、夜8時半から1時間の演奏となりますが、季節によっては行われないこともあるため、日時の確認が必要となります。

シュテファン大聖堂周辺の観光スポット

シュテファン大聖堂は世界遺産に登録されているウィーン歴史地区の中にあります。この地区は、シュテファン大聖堂以外にも種々の見どころに溢れています。シュテファン大聖堂の隣にあるシュテファン広場や、ミヒャエラー宮殿のあるミヒャエラー広場など、見どころが満載です。

シュテファン広場

シュテファン広場はウィーンの中心部にあり、買い物客や観光客、大道芸人たちが集い、馬車が往来する賑やかなスポットです。この広場はシュテファン大聖堂の隣に位置し、反対側にはポストモダン的なデザインとガラス張りの外観が特徴的なハースハウスがあります。

この広場でカフェに立ち寄って、大道芸人たちの芸や広場の様子を眺めつつゆっくり過ごすのも悪くありません。また、近くのケルトナー通りやグラーベン通りでは、多くの専門店が並び、心行くまでショッピングを楽しむことができます。

ウィーン歴史地区

ウィーンは神聖ローマ帝国の都であり、ハプスブルク家の繁栄と衰退を見守ってきた歴史のある街であると同時に、多くの芸術家を輩出した音楽や絵画の盛んな街でもあります。

中世の建物の多くは度重なる戦争により、その多くが焼失してしまったものの、残存する一部の建物やハプスブルク家最後の皇帝が計画した新しいウィーンの街が、世界遺産「ウィーン歴史地区」を形成しています。

当時の皇帝・フランツ・ヨーゼフ1世は、ウィーンを新しい街に造り変える手始めとして、リンクと呼ばれる旧市街を囲む幅58メートルの環状道路を造りました。歩けば約1時間半ほどで廻れるリンクの内側には。ウィーンのほとんどの見どころが集中的に存在しています。

ミヒャエラ―広場

シシー博物館のあるミヒャエラー宮殿にはドームが2つあり、奥のドームにシシー博物館の入口があります。この2つのドームの通路を北側に抜けたところから旧市街が始まります。そしてそこにはミヒャエラー広場があります。

ミヒャエラー広場は円形になっており、振り返ると円形の弧を描く部分に壮麗なミヒャエラー宮殿があります。また、この広場に面してアドルフ・ロースの名を世界に広めたロース・ハウスがあります。この建物には現在ライフアイゼンバンクという銀行が入っており、受付部分を見学することができます。この広場は建築家必見のスポットです。

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この記事のライター
南真州

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