ゴーストタウンと化した世界各地のスポット15選!観光できる場所もあり!

2019年2月11日 (2019年2月12日最終更新)

世界にはゴーストタウンと呼ばれる廃墟と化した町があります。かつて栄光に満ちていた街や活気で満ち溢れていた街の変わり果てた姿はドラマチックで人気の観光スポットにもなっています。知っておきたい世界のゴーストタウンや観光できるゴーストタウンなどたっぷりご紹介します。

目次

  1. 世界のゴーストタウンが話題!
  2. 世界各地でゴーストタウンができた理由は?
  3. 日本のゴーストタウン
  4. 危険地帯となったゴーストタウン
  5. 事件・事故でゴーストタウンになった街や廃墟
  6. 産業の衰退でゴーストタウンになった街や廃墟
  7. 戦争でゴーストタウンになった街や廃墟
  8. 自然に飲み込まれたゴーストタウン
  9. 観光できるゴーストタウン
  10. 観光できるゴーストタウンを見に行こう!

世界のゴーストタウンが話題!

世界には産業の衰退や戦争、大きな事故などでかつて栄えていた町が廃墟となって残っているゴーストタウンが数多く存在しています。すっかり人気のない街は哀愁という言葉でけでは表現できない圧倒的な悲しさをもつ観光スポットになっています。人間の営みが作り出した遺跡ともいえる話題のちょっと危険なゴーストタウンをご紹介しましょう。

世界各地でゴーストタウンができた理由は?

ゴーストタウンと呼ばれる町が世界各地にあるのは平和や産業、資源が永遠や無限ではなく、有限であるということの証。人気のない街、ゴーストタウンにはかつての賑わいを彷彿とさせる数々の建物や産業を支えた器具などであふれかえり、悲しいほどに当時と変わらない空がただそこに存在しています。

事故や事件

ゴーストタウンが生まれる一つの要因は大きな事故や事件です。1970年にソ連で起きたチェルノブイリ原発発電所の事故はその代表的存在です。また、世界中で起こる震災や集中豪雨、火山の噴火などはあっというまに街をのみこみ、廃墟としてしまいます。

日本では島根県益田市の高島が1972年に発生した火山の噴火によって大きな被害を受け、破壊されました。危険になった街は確実にゴーストタウンへの道を歩みます。

産業の衰退

ゴーストタウンができる要因のひとつに産業の衰退があります。金鉱はアメリカの多くの地域に存在していました。ゴールドラッシュと呼ばれる1848年ごろの現象は世界のマネーサプライを急増させるほどで多くの人が金塊を求めて金鉱に集中しました。日本では北海道や九州北部に大きな炭鉱があり、その周辺にあった村が廃村となっています。

戦争

中世ヨーロッパの三十年戦争ではドイツにある多数の村が廃村となり、第二次世界大戦以に戦地となった日本の小笠原諸島にある硫黄島や北硫黄島は当時の島民たちの帰島は未だできず、硫黄島航空基地が設置されて一般人の無断上陸が禁じられています。

またナチスドイツによる虐殺により住民のほとんどが死亡したといわれるフランスのオラドウール=シュル=グラヌは廃墟のまま放置されています。

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日本のゴーストタウン

日本にも硫黄島をはじめいくつかのゴーストタウンが存在します。足尾銅山の廃墟やバブル時代各地に建設されたテーマパークなどもまたゴーストタウンとなっています。

宮崎駿の映画、千と千尋の神隠しの舞台となったのもゴーストタウンだということを知っている人も多いはず。そんな中、長崎にある小さな海底炭鉱である軍艦島は日本を代表するゴーストタウンのひとつです。

軍艦島(端島)

長崎の軍艦島は1960年頃には5300人程の人口があった島で、党内には小中学校や病院、映画館やパチンコホールなどの娯楽施設がありました。良質な石炭が採れた軍艦島は隣接している高島炭坑と共に日本の近代化をさせた存在でしたが、主要エネルギーが石炭から石油へと移行したことによって1974年に閉山され、無人島となりました。

2009年に一般人の上陸が可能になってからは多くの観光客がツアーなどに参加し、軍艦島を訪れています。2015年には明治日本の産業革命遺産として世界文化遺産にも正式登録されています。

現在ツアーでは主力坑だった第二竪坑跡や中枢となっていたレンガ造り総合事務所、1916年に建てられた日本最古の鉄筋コンクリート造りの7階建てアパート等を決められた見学通路から観ることができます。アクセスは長崎港から軍艦島上陸ツアー船に乗船し約40分。

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危険地帯となったゴーストタウン

かつて産業を支える炭鉱のあった町が現在は危険地帯となっているゴーストタウンもあります。

大規模な火災が発生し、地下水が蒸発して有毒なガスが噴射し多くの住民が避難したままのゴーストタウン。再び街が機能するのは数百年後ともいわれています。

アメリカ「セントラリア」

アメリカペンシルバニア州にあるセントラリアは1962年に発生した炭坑火災によって住民が退去しました。当時地表は70~80度にまで上昇し、地下鉱脈すべてを鎮火するのはとても難しく住民には避難勧告が出され、消火活動が断念された危険な街です。

自然鎮火するには200年以上かかるといわれ、2010年の時点では10人の住民だけが街での生活を続けている危険なゴーストタウンです。

危険なゴーストタウン、セントラリアです観光することは可能です。大気汚染の影響も少なくなり、新たに避難命令が出されるようなことはないとのこと。アクセスはペンシルベニア州道のルート61を走ります。

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事件・事故でゴーストタウンになった街や廃墟

事件や事故でゴーストタウンとなった街や廃墟があります。思わぬ事件のために志半ばで廃墟となってしまったゴーストタウンは人の息吹さえも感じられない幻の夢。また、予想もできない大きな事故によってゴーストタウンとなってしまった街はいつの日かまた光が当たることがあるのでしょうか。

台湾「三芝飛碟屋」

ポッドシティとも呼ばれていた三芝飛碟屋。1970年代後半、フィンランドの建築デザインのUFO型のおしゃれな建物は東アジアの駐留米軍のリゾート地となる予定でした。事業主の倒産により計画半ばで放置され、ゴーストタウンになり、2008年には取り壊し作業が行われ現在はすでに存在しない場所になっています。

新たにシーサイドリゾートやウォーターパークなどの建設の計画が進んでいて新たな景色が楽しみなスポットです。アクセスは台北・桃園空港から台北市内へリムジンバスなどを利用して約1時間ほど。台北市内からは電車で約2時間です。

ロシア「カディクチャン」

1996年に起こった爆発事故によって閉鎖された炭鉱の街、カディクチャン。かつて10000人ほどいた人口は2008年に300人以下になり、ゴーストタウンと化してします。第二次世界大戦では捕虜になった日本人がここからシベリア各地の強制労働に駆り出されたという日本にもゆかりのある場所。囚人たちの流刑地としても有名です。

産業の衰退でゴーストタウンになった街や廃墟

アメリカのゴールドラッシュは有名ですが金鉱以外でも産業が衰退してゴーストタウンと化した町が沢山あります。ゴールドラッシュの名残は簡単に観光できるのでおすすめですが世界には金塊だけでなく、銅や石炭、硝石など様々な産業が発達していた時代があったことも知っておきたい事実です。

アメリカ「ライオライト」

ライオライトはネバダ州ナイ郡にある廃墟でゴールドラッシュ全盛の1905年に鉱山が見つかった街です。8000人ほどが住んで栄えた時代もあったようですが現在は当時の建物だけが残されています。

観光で訪れる人も多いゴーストタウンで駐車料金などは無料です。トイレもありますが売店や食事場所などは一切ありません。アクセスはです・バレー東側の拠点となるビーティーの町の近くにあり、374号線でピーティーの街まであと10kmというところに脇道へ入っていく標識があります。

アメリカ「ボディ」

ゴールドラッシュ時代のアメリカカルフォルニア州で栄えた街。全盛期には10000人ほどの人口がいたが20世紀初頭には金が枯渇してさらに1932年には町の中心で大火事が発生して一気に衰退してしまったゴーストタウンです。現在は完全に無人化しています。

アクセスはアメリカカルフォルニア州東部にあるシエラネバダ山脈の東麓にあり、タホ湖から南へ約120kmほど。ボディは州立歴史公園として管理されているためとても安全ですがゴーストタウンを観光するためには有料で入場料7ドルが必要になります。

チリ「ハンバーストーンとサンタ・ラウラ」

南米チリのハンバーストーンとサンタ・ラウラはチリ北部のアタカマ砂漠にある街です。19世紀ごろに建てられたチリ硝石といわれる硝酸ナトリウムの精錬工場が200ほどあった場所です。

化学肥料の原料として使われれる硝石はアメリカやヨーロッパなどの盛んに輸出されていました。1930年代に入り硝酸系肥料をアンモニアから化学合成する技術が実用化すると技術の進歩に追いやら、1960年代にはゴーストタウンと化しました。

2005年にハンバーストーンとサンタ・ラウラ硝石工場群として世界遺産に登録されているハンバーストーンとサンタ・ラウラは観光することが出来ます。サンディアゴ国際空港から国内船でイキケ空港まで2時間半ほど。イキケの街からは車で片道1時間ほどです。南米諸国の中では比較的安全な国ですが置き引きやスリなどの危険はつきものです。

戦争でゴーストタウンになった街や廃墟

ゴーストタウンの中でも最も悲哀に満ちた廃墟が戦争によってできたゴーストタウンです。ナチスドイツによってできたゴーストタウンは大量虐殺の悲惨な歴史を今に残しています。忘れられない、忘れてはいけない廃墟の光景があちこちにあります。

フランス「オラドゥール=シュル=グラヌ」

1944年にナチス武装親衛隊によって大規模な虐殺が行われた村、オラドゥール=シュル=グラヌは当時の住民のほぼ全員が殺され、村も徹底的に破壊されました。たった一日で廃墟と化し、ゴーストタウンとなった村は戦後当時のフランス大統領によってそのままの姿で保存することが決定しました。1999年にはメモリアルセンターも開設しています。

キプロス「ヴァロシャ」

かつて世界屈指のリゾート地だったキプロスのヴァロシャ。地中海に浮かぶキプロス島のヴァロシャには高級ホテルが立ち並び、大通りには高級店が軒を連ねていましたがトルコ軍が侵攻し、街をすっぽりとフェンスで覆い、ギリシャ系住民を立ち入り禁止にしてしまった後はゴーストタウンとなりました。

自然に飲み込まれたゴーストタウン

恐ろしくも美しい光景が広がるのは自然によって飲み込まれてしまったゴーストタウンです。

その光景は残酷なまでに美しくまるで一種の芸術作品のようでもあります。悲しいほどに美しいゴーストタウンは必見です。

ナミビア「コールマンスコップ」

ナミビア南方にあるゴーストタウン、コールマンスコップはかつて小さな炭坑町でした。1908年にダイアモンドが発見されてから発展しましたが第二次世界大戦後にダイアモンドの価格が暴落してから衰退をはじめ、1954年には無人化します。半世紀たった現在、町はすっかりナミブ砂漠の砂に押し寄せられ、背丈の高さほどに砂に埋め尽くされています。

観光できるゴーストタウン

世界中に沢山あるゴーストタウン。観光スポットとして有名なゴーストタウンもいくつかあります。

ツアーで訪れることのできるゴーストタウンや自分でもアクセス簡単なゴーストタウンなど観光におすすめのゴーストタウンをご紹介します。

ウクライナ「プリピャチ」

チェルノブイリの危険な原発事故の影響で消滅した街、プリピャチはウクライナの首都であるキエフの北135kmのところにある街です。1986年に発生したチェルノブイリ原子力発電所の爆発事故後に原発に従事する人のために作られていて、現在は立ち入り禁止区域でゴーストタウンとなっています。

アクセス・ツアー参加方法

プリピャチへはチェルノブイリのツアーで行くことが出来ます。危険が伴うので一般観光客はツアーでしか入ることが出来ません。ツアーへはSoloEast Travelというツアーサイトのトップページから簡単に予約できます。

料金は昼食込みの大人約110ドルですが土日は少し値段が下がるようでおすすめです。放射線を測定するガイガーカウンターも1000円で入手することが出来ます。

観光時の注意事項

観光時に注意したいのは放射線量が高い場所があること。奥まった場所や地面の近く、草木の近くではかなり高い線量が測定される場合があるので測定器をレンタルしてあまり線量の高い場所には近寄らないようにするのが賢明です。危険が伴うことを十分理解して参加したいツアーです。

コートジボワール「グラン・バッサム」

ギニア湾に面し、世界文化遺産にも登録されているグラン・バッサム歴史地区。首都として栄えていたグランバッサムは1896年に黄熱病が大流行し田と同時に遷都され産業が衰退していきます。不法占拠などもありゴーストタウンとなった現在、待ちの中心部は当時の面影を残しています。

アクセス・ツアー参加方法

現在コートジボアールを含むグラン・バッサムのツアーは行っていないようです。コートジボアールまでのアクセスはアフリカルートの場合、エチオピア航空 アディスアベバ経由が週4便運航。

中東ルートの場合、エミレーツ航空 ドバイ経由が毎日運航。ヨーロッパルートの場合、エールフランス パリ経由とブリュッセル航空 ブリュッセルが毎日運航しています。

トルコ「カヤキョイ」

カヤキョイはフェティエ近郊の廃村遺跡です。紀元前4世紀にさかのぼる街の歴史がありますが1923年にトルコ人とギリシャ人の住民の交換をきっかけに人が去り、廃墟となったゴーストタウンです。トルコでありながらかつてギリシャ人が澄んでいた雰囲気が今も残る観光スポットです。

アクセス・ツアー参加方法

パシフィックトラベルエージェンシーではカヤキョイへ行ける1日のツアーがあります。ホテルから出発しレストランでのバーベキューやビーチ、フリータイム後ホテルまで送迎してくれます。予約はHPの予約フォームから行えますのでぜひ利用して出かけてみてはいかがでしょう。

チリ「ハンバーストーンとサンタ・ラウラ」

ハンバーストーンとサンタ・ラウラはかつて栄えた硝石工場のゴーストタウンで現在も200以上の硝石工場跡が残されています。アールデコ様式の劇場や礼拝堂だけでなく学校や共同浴場などの遺構がみられるツアーが人気です。地震による被害のため世界遺産登録と同時に危機遺産にも登録されています。

アクセス・ツアー参加方法

ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場跡やピンタードスの地上絵、砂漠のオアシス町ピカと温泉を訪れることが出来る2日間のツアーや半日でハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場跡を楽しむツアーがおすすめです。

在ブエノスアイレスの日系旅行会社の文野旅行社に電話やファックスなどで問い合わせてみてください。日本語の対応が可能です。

インド「バンガル」

インドで頻繁に幽霊が出没するゴーストタウンがバンガルです。16世紀に栄えたもののその後400年間放置されていてデリーとジャイプルという2つの都市の間に位置します。未だ廃墟となった理由がはっきりとわかっていない、謎に包まれた神秘的なスポットです。

アクセス・ツアー参加方法

バーンガルへは地元のツアーがいくつかあります。現在は地元の超常現象協会のメンバーがガイドしてくれるという1泊2日の体験ツアーがあります。恐怖体験に興味のある人はぜひおすすめです。詳細は楽天トラベルのVoyaginから検索してくっださい。デリーからは車で4時間ほどでバンガルに到着します。

観光できるゴーストタウンを見に行こう!

いかがでしたでしょうか。世界中にあるゴーストタウンはどこも過去の栄光と悲哀が漂う魅力のスポット。危険が伴うようなエリアもありますが、観光におすすめのゴーストタウンも。ぜひ世界のゴーストタウンを観にあなたも出かけてみてはいかがでしょう。過去にタイムスリップしたような貴重な体験ができること間違いありません。

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この記事のライター
nyaokaka

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