わかんは雪山には欠かせないアイテム?選び方や付け方など詳しくご紹介!

2019年4月18日 (2019年4月22日最終更新)

雪山登山には様々な道具が必要になります。特に足元の装備は重要で様々なものがあります。その中に、今回紹介するわかんや西洋のわかん、スノーシューや氷山も登れるアイゼンなどがあります。今回はその中でも利用しやすいわかんを見て行きましょう。

目次

  1. 雪山を快適に歩くわかんに注目!
  2. わかんは雪山で大活躍!
  3. わかんのメリットとデメリット
  4. わかん・スノーシュー・アイゼンの使い分け
  5. わかんの選び方
  6. わかんの付け方
  7. おすすめの人気わかん4選
  8. わかんを付けて楽しみたい山々
  9. わかんを活用して冬山登山を楽しもう!

雪山を快適に歩くわかんに注目!

わかんとは輪かんじきの略称で、雪山で使われるかんじきです。雪深い山での猟の際に、雪に足が埋もれて歩きにくくなるのを防ぐために利用されていたわかん。昔は木製のわかんでしたが、雪山トレッキングや冬のアウトドアが盛んになった近年は、軽い金属やプラスチック製のわかんも登場しています。そんなわかんについて詳しくご紹介いたします。選び方にもいろんな方法があります。

わかんは雪山で大活躍!

わかんは雪が降ってふかふかの雪の上を歩くのに最適な道具になります。雪深い誰も歩いていない雪道や雪山は足が深く入ってしまって、なかなか歩きにくいものです。

そんな時に活躍するのがわかん。わかんを装着して歩くと雪との接地面が広くなるのでさほど足が沈まず、より快適に歩くことができます。

近年は雪深いと地域でも除雪がしっかりと行き届いている為、日常でわかんを利用している方は少なくなってきています。しかし昔は雪の時期の普段使いの道具として利用されてきたわかんになります。

最近はアウトドアブームで雪山にも盛んに行き、雪山トレッキングの際に現代使用に改良されたわかんを装着して雪山を楽しむ方が増えてきています。

わかんの構造

ではそんなわかんの構造はどのようになっているのでしょうか。その構造や付け方をしっかり知ればとっても便利な道具になります。むかしから変わらずあるわかんは、今の時代で利用してもとっても便利なものであることも分かります。選び方にも注目してみましょう。

昔のわかんは木製のものが主流でしたが、今では色んな素材でできたわかんや付け方が簡単なわかんもあります。ぜひ本格的に雪山を楽しむときの道具としていろんなアイテムを知っておきましょう。

わかん構造は簡単

わかんの構造はスノーシューズより一回り大きな、楕円形の形をしています。その楕円形の部分が木製であったり人気の金属やプラスチックの物が販売されています。

昔は木製のわかんの楕円を縄で靴に固定して使用していました。しかし今ではもっと簡単な付け方になっています。縄の部分がベルト式になっていて、簡単に装着することができる構造になっています。

わかんの効果

わかんの効果は、普段の靴で雪道や雪山を歩くのに比べて一回りも二回りも大きなわかんを装着して歩く方が、足が雪の中に入って行かないことが分かります。

より快適に歩行が可能で、体力も消耗せずに雪山を歩くことができます。昔の方は普段の生活のなかでわかんを利用して、快適に暮らしていたことが分かります。近年では人気の雪山のアウトドアにおいて、そのわかんは利用されています。

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わかんのメリットとデメリット

わかん利用の際のメリットは少しずつわかってきました。ではメリットと一緒にデメリットも一緒に見てみましょう。選び方を考える際に参考にしてみてください。

ご自身がどのような雪山を歩行するのかによってメリットがデメリットにもなります。実際に雪山での利用を考えながら考えてみましょう。

わかんのメリット

わかんは少し傾斜のあるところでも利用可能な道具で、構造が単純である為軽量で持ち運びに便利になっています。

また値段も安いものもありますので、雪山でアウトドアを楽しむ際に購入を考えてみるのもおすすめです。スノートレッキングにも最適な道具でおすすめのアイテムではないでしょうか。初めて購入するにも手の出しやすい価格になっています。

わかんのデメリット

わかんはわかんと構造が似ているスノーシューと比べると、雪への浮力が小さいために意外と雪の中に埋もれることがあります。スノーシューと比べるとその浮力大きな差が出てきます。

スノーシューとは短いスキーの板のような構造をしていますので、平らな雪山を歩くには、スノーシューには劣るわかんになります。しかし雪山はすべてが平らな場所とは限りません。傾斜の雪山に強いのはわかんになっています。

ご自身の利用される環境に応じて道具をしっかりと選び方に注意しましょう。最適な道具をしっかりと利用すれば、快適なメリットの多いものになります。

わかん・スノーシュー・アイゼンの使い分け

ではより快適に雪山を楽しむために、足元に装着できる道具をいくつかご紹介いたしましょう。わかんにスキーの板のようなスノーシューや、アイゼンも雪山にはおすすめのアイテムになります。初めての方はご自身のアウトドアスタイルに合わせて選び方を見て来ましょう。

各アイテムも付ける環境をしっかり考えて最適なアイテムで雪山を安全に楽しんでみましょう。では1つずつご紹介いたします。雪山の環境によっていろんな道具の選び方があります。

スノーウォーキングにおすすめ【スノーシュー】

スノーシューは斜面がある雪山には不向きの物になります。しかしその不向きな面を補う爪のついた山岳向けのスノーシューも販売されています。

そんなスノーシューは浮力がわかんより大きい為軽い雪ではスノーシューの方が歩きやすくなります。逆に湿った雪になると重たく歩きにくくなります。

またスノーシューはわかんとは構造が少し違っていて、かかとの部分が浮くような付け方をする構造になっています。その為雪道を長時間歩く際や傾斜が緩やかな場所では、快適に歩き続けられる特徴があります。

雪山登山におすすめ【わかん】

ではわかんはいかがでしょうか。スノーシューに比べると雪への浮力が劣ります。その為、スノーシューよりは雪に深く足が入ることになります。

しかしスノーシューとは違って少しの傾斜では快適に歩くことができます。行こうとする雪山がどのような形状になっているのかも知っておく必要があります。

また構造が単純な為軽量でコンパクトなものもあります。わかんは持ち運びにも便利で、荷物に入れて持ち運びも楽にできます。わかんの選び方には持ち運びの条件も入れてみましょう。

冬山でのスリップ・転倒・滑落防止に【アイゼン】

アイゼンもまた足に装着して使うものになります。アイゼンは底面に鉄の爪が付いたもので、固い雪や氷床で装着して利用する道具になります。斜面の急な雪の壁にもアイゼンの先端の爪を、凍った雪山に差し込むことにより雪山を登って行くことができます。

アイゼンは氷結した雪山登山向きの足に装着する道具になります。わかんやスノーシューとはまた違った環境での利用が可能なものになります。

また後ほど詳しく紹介しますが、このアイゼンとわかんを併用して使うことにより、より快適な雪山を安全に楽しむことができます。凍った険しい雪山にはアイゼンの装着が必須になります。わかんの選び方の条件には、アイゼンとの併用の有無も入れてみましょう。

わかんの選び方

わかんはさほど細かくサイズが分かれていないものですが、少しでもご自身の体形や使用状況にあったものを選んで、安全に快適にまた付け方が簡単にできるものを選ぶようにしましょう。

では何を基準にわかんを選ぶのか少し見て行きましょう。初めてわかんの購入を考えている方は是非参考にしてみてください。わかんの選び方も重要です。

材質で選ぶ

わかんは昔から日本で親しまれている道具です。昔は木製のわかんでした。しかし今では材料の入手がしやすい点やメンテナンスの事を考えて色んな素材のわかんが販売されています。素材からわかんを選ぶのもいいでしょう。

こちらもご自身の付け方や利用の仕方でわかんを選ぶようにしましょう。登山用品を扱うところではさまざまンラインナップで販売されている店舗もあります。

壊れても修理が可能【木製わかん】

伝統的な昔ながらの作り方で作られた木製わかん。折れない木で作られていると言われるほどわかんに最適な木でできているものが多く、丈夫で長持ちする木製わかんです。

しかし壊れてしまっても購入したところに持っていけば、修理が可能な点もおすすめな木製わかんです。伝統的な作り方のわかんは大切にメンテナンスをすることにより、一生使い続けられる道具になるでしょう。

壊れにくく軽量【金属製わかん】

現代のわかんは軽量な金属でできているものがたくさんあります。素材がアルミ合金やベルトの部分がポリプロピレンベルトになっているので軽量で持ち運びに楽なものになります。

ステンレスでできたわかんは世界最軽量と言われる重さで700gほどのものがあります。状況によってわかんを付ける時があるなど、装着したりしなかったりと言う場合でも持ち運びに便利な金属製のわかんになります。

軽量でカラフル【プラスチック製わかん】

また近年はプラスチック製のわかんも販売されています。軽量でカラフルなものが多いプラスチック製のわかん。強度が心配だと言う声もありますが、比較的緩やかな傾斜では普通に歩くことができるわかんになります。

価格も低価格で販売されているので手の出しやすいわかんではないでしょうか。しかし安全性がある程度確保できる軽登山での利用をおすすめします。コストパフォーマンスのいい人気のプラスチック製のわかんも状況によりおすすめです。

わかんの使い方によって素材の違ったわかんを使い分けるのもおすすめです。プラスチック製のわかんは手軽に購入が可能な価格ですので、普段の雪道を歩く際に使用したり、除雪際に使うのもおすすめです。普段使いでわかんをお探しの際はコストパフォーマンスも選び方の重要な条件です。

身長で選ぶ

わかんを選ぶ時に、身長が大きく違う方が同じわかんではやはり付け方に違いが出てきます。女性や男性の違いもありますが、身長でのわかんの選び方を少し見ていきましょう。

わかんのサイズ展開は大まかでMサイズやLサイズとだけなっている場合があります。そんな場合は女性はMで男性がLがおすすめです。

メーカーによっては、わかんの縦や横の大きさは変わってきます。その際見て頂きたいポイントは横幅です。横幅が広いものは身長が小さい方が選ぶと、歩きにくさを感じます。購入前に試着ができる時は、履いていく靴と一緒に試してみましょう。

価格で選ぶ

わかんの購入で大きなポイントでもある価格です。わかんはお安いもので5000円程から、しかし高くなれば10000円を軽く超えるものも出てきます。

その際は高いものが高性能と考えがちですが、しっかりとご自身の足にフィットしているか、素材はしっかりしたものでできているかなどそのものを見極めて購入をするようにしましょう。

わかんの付け方

では実際にわかんの付け方を見て行きましょう。比較的簡単に装着できるようにできているわかん。昔ながらの木製のわかんから、金属製のわかんまで付け方を見ておきましょう。

またわかんは氷床などで一緒に装着したいアイゼンとの併用も可能です。雪山登山を本格的にされる方はアイゼンとの兼ね合いも一緒に確認してみましょう。

木製わかんの紐の結び方

では日本に昔からある、木製のわかんの付け方を見て行きましょう。木製のわかんには1本2mから2.5m程の紐を使います。

その紐を半分に折って、わかんの下に置き、先っぽを輪っかにしてセットします。そして輪の部分に靴の先を通します。

輪っかになっていない方の紐を、わかんの下を通って足のかかとの部分で縛ります。なるべくかかとの下の方でくくるようにしましょう。そして紐を足の甲のあたりに持ってきて足首前で交差します。

その交差した紐をかかととわかんの下に通っている紐にくぐらせ、引っかけたら前に持ってきて締めて、残りの紐を前で2重結びでもしておきましょう。しっかりとくくれていれば、1日中歩き回っても緩むことなくスムーズに雪道を、雪山を進むことができます。

ベルト式のわかんの付け方

では木製のように紐になっていない、金属製のわかんの締め方を見て行きましょう。もっと簡単に出来るようにベルトになっています。

ベルト式になったわかんも紐の通り道は同じです。しかしベルトになっている点と、足の先の両側にリングが付いていますので、そこに通すことによって簡単にわかんを付ける方法が可能になっています。先ず始めはかかとの形に添ったベルトをかかと上まで上げてきます。

そして、前方にあるベルトを対角にかかとのリングに通します。そしてそのまま足首前歩を通って反対のかかと横にあるリングにベルトを通します。

最後に指先の横にあるまだ通っていないリングにベルトを通して、始めのリングに戻ります。始めのリングに来たら、ベルトのたるみが無いかしっかりと確認をしてから紐を固定します。

初めての方でもわかんの付け方がしっかりと簡単にできるのはベルト式になります。かかとをしっかりとベルトに合わせて、ベルトを足の甲でクロスさせてリングに通していきます。最後にリングにかけてしっかりと停めることができるので、ずれも予防できます。

アイゼンとの併用方法

そしてわかんは険しい雪山で役に立つアイゼンとの併用が可能になっています。わかんとアイゼンを合わせて利用する際はわかんを裏返して利用します。

その為わかんに反り返りのあるタイプでは裏返すことができません。フラットタイプのわかんと使用するようにしましょう。

わかんをまず裏返します。これはわかんの爪が大きく、このまま履くとアイゼンの爪が有効に働かないためです。裏返して装着すると、わかんのバントの間からアイゼンの爪が出るような付け方になります。

わかんとアイゼンの併用の付け方には不向きですが、反り返りのあるわかんは急な斜面での上り下りが楽になるものになります。ご自身の登山スタイルと合わせて購入を考えてみましょう。

おすすめの人気わかん4選

では初めてわかんの購入を考えるられる方には、おすすめの人気わかんを少し紹介しておきましょう。選び方にも色々な基準がありますが、まず現物を試着してみるのが最善の選び方ではないでしょうか。

お店に行ってまず始めに人気のわかんを履いてみるのがおすすめです。そしてそのわかんがご自身の雪山登山の環境に合うものかも一緒に想定しながら購入を考えてみましょう。

マジックマウンテン・トレースライン

こちらのマジックマウンテン・トレースラインは初心者の方にも安心して使用できる人気のわかんになります。取り付け方もイラスト付きで解説があり、横に付いている爪もステンレス製で錆びる事無く、交換もナットで簡単に可能です。

またわかんの前方が上へカーブしているもので、歩きやすいと山岳ガイドさんも愛用するほどのわかんになります。

こちらは前方に少し上がっていますが、アイゼンの装着も可能で、アイゼン装着を考えている方は大きめのLを選ぶようにしましょう。お値段が10000円前後で販売されている付け方も簡単なおすすめわかんになります。

エアモンテ アルミ スノーシュー

エアモンテ アルミ スノーシューはアルミの軽量わかんになります。エアモンテのわかんの特徴はベルトを通す部分のリングの輪が大きいところです。雪山で厚手の手袋をしていても比較的通しやすいリングになっています。雪山で装着のしやすさも重要です。寒い雪山で手袋を外すことなく簡単に装着できれば安心です。

わかんの横に付いている縦方向の爪と一緒に前後の滑りを爪が内側の横面についています。その為上りや下りの際の前後の滑りを防止てくれる心強い爪になっています。こちらは装着のしやすさからおすすめのわかんではないでしょうか。こちらも10000円程で販売されている人気のわかんになります。

エキスパートオブジャパン HSスノーシューズ

雪山でハイスペックのわかんとして人気の商品はエキスパートオブジャパン HSスノーシューズです。こちらも10000円前後で販売されている商品です。

こちらのわかんは爪とデッキベルトの間にプロテクターリング付きを装着していますので、歩行時の爪との摩擦によりバンドが消耗するのを防ぎます。

エキスパートオブジャパンのわかんは前方が反りあがっているシリーズもありますが、アイゼンを併用してつけることも可能です。フラットタイプもありますので色んなシリーズを履き比べてみましょう。

ふるさと工房 立山わかん 和風かんじき

また昔から伝統的にある和風の木製のかんじきもこうにゅができます。立山登山口の地立川でつくられているわかんは、こちらのわかんは独自の方法により、よく滑りを防止する爪を装着しています。その為雪山歩行を容易にし、丈夫で履きやすいわかんになっています。

素材には地元産のマンサクの根元木を使用し、粘りがあり折れることが無いと言われています。縄には麻が使われ、水分を含むとしっかりと張りゆるみがなくなる紐になります。

サイズは大と中があり、5000円と5400円程で販売されています。ネット販売で購入が可能ですので、伝統的なわかんを利用してみたい方におすすめの商品です。

わかんを付けて楽しみたい山々

ではわかんを利用して臨みたい人気の山々をご紹介いたします。まずは初心者にも人気の「入笠山」です。長野県中西部にある南アルプスの標高1955mの山になります。この入笠山はゴンドラで1700mまで上がることができるので、手軽に雪山登山ができると人気の山になっています。

長野県と新潟県に面する斑尾高原は1000mの豪雪地帯の山になります。こちらも初心者に人気の山で、山頂下まで斑尾高原スキー場のリフトで行くことができるので、手軽にスノーハイクを楽しむことができます。

また群馬と新潟の境にある谷川岳は、ぶなやミズナラの原生林が生い茂るうえ、豪雪地帯で有名な場所です。大自然に囲まれて雄大な自然を満喫できる人気のスノートレッキングスポットになっています。

また日本三百名山の1つ「唐松岳」は長野と富山の境にある山になります。人気の山ですが急な斜面を登る箇所もありますので、登山の経験がある方に特におすすめの山になります。山頂からは北アルプスの山々を見渡すことができる絶景が楽しめます。

わかんを活用して冬山登山を楽しもう!

いかがでしたか?今人気の雪山のアウトドアを楽しむには色んな足元の装備品が必要です。安全に快適に雪山を楽しむのはしっかりと知識を持った方の元、間違いのない装備の選び方で臨んでみましょう。

人気の冬のアウトドアにご自身のスタイルに合ったわかんを選んで楽しくリフレッシュしに行ってみましょう。

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