ギリシャ国旗の色の特徴や意味・由来をチェック!歴史も知って観光を楽しもう

2019年5月7日 (2019年5月13日最終更新)

ヨーロッパの玄関口として長い間栄えてきたギリシャの国。美しい景色や長い歴史を誇るギリシャは、見どころたっぷりの観光立国です。ギリシャについて理解を深めるために、ここではギリシャ国旗についてリサーチ。ギリシャ国旗の意味や由来などをまとめました。

目次

  1. ギリシャの国旗についてリサーチ!
  2. ギリシャとはどんな国?
  3. ギリシャの国旗はどんな色・形の特徴?
  4. ギリシャの国旗の意味・由来
  5. ギリシャの国旗の歴史
  6. ギリシャの国旗にまつわるエピソード
  7. ギリシャの人気観光都市
  8. 観光がさらに楽しくなる!ギリシャ国旗の意味や由来を知ろう

ギリシャの国旗についてリサーチ!

ギリシャと言えば、ギリシャ神話やオリンピック発祥の地といった、長い歴史と豊かな文化の国。また、美しい景色や建造物も楽しめるとあって、ヨーロッパで人気の観光地となっています。

今回は、そんなギリシャの国旗についてリサーチしました。ギリシャ国旗の意味や由来を紐解いてみると、ギリシャの歴史についても理解を深めることができます。これからギリシャ観光を計画している人はぜひチェックしてみて下さい。

ギリシャとはどんな国?

ギリシャの国旗についてご紹介する前に、まずはギリシャとはどんな国なのかをおさらいしておきましょう。

アジアやアフリカからヨーロッパへの玄関口という重要な役割を担い、長い歴史を誇ってきたギリシャの国の特徴についてご紹介します。

ギリシャの国の首都や人口

ギリシャの公式名称は「ギリシャ共和国」と言い、大統領が国家元首となる共和制の国です。公用語はギリシャ語です。

ギリシャの首都は、オリンピック発祥の地として知られるアテネです。ギリシャの人口は、2015年の調査ではおよそ1081万人、そのうちアテネの人口はおよそ300万人という統計が出ています。

ギリシャの国は青い海と自然豊かな国

ギリシャの国は、東はエーゲ海、西はイオニア海に面しています。ヨーロッパ屈指の人気リゾート地として有名なクレタ島や、映画「紅の豚」の舞台のモデルにもなったザキントス島もギリシャに属します。

ギリシャの見どころは、ターコイズブルーに輝く息を飲むような美しさの海だけでなく、古代から栄えたアテネの遺跡や自然が織り成す絶景など、たくさんあります。ギリシャのおすすめ観光スポットについては、後ほどたっぷりお伝えします。

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ギリシャの国旗はどんな色・形の特徴?

さて、ここからはいよいよギリシャの国旗についてご紹介していきましょう。ギリシャの国旗と聞いて、その色やデザインの特徴をすぐに思い浮かべられるでしょうか。

まずは、知っているようで意外に知らない、ギリシャ国旗の見た目の特徴からご紹介します。

ギリシャの国旗は『青と白が使われている』

ギリシャの国旗に使われている色は、青と白の2色です。青い色は「澄んだ青空と海」を、白い色は「雲と波」、そして「自由と独立を求めて戦う国民の純粋さ」を表現しているのだそうです。

また、青と白の色の組み合わせについては、ギリシャの民族衣装に由来するという説や、ギリシャの初代国王オットー1世の出身地であるバイエルン公国の伝統色に由来するという説もあります。

ちなみに、パソコンなどのアプリでギリシャ国旗を描く場合、HTMLカラーコードは「#0D5EAF」と「#FFFFFF」を使用すると、青い色と白い色が正確に再現できます。

ギリシャの国旗は『縞模様』

ギリシャ国旗のデザインは、カントンは青地に白十字、それ以外の場所は青と白の横縞模様となっています。

「カントン」とは、旗を4つに区切った時の左上のエリアを指す名称です。カントンの青地に白十字のデザインは、「ゲルマノス総大司教の逸話」と「ギリシャ正教への信仰」を表現しています。

そして、青と白の横縞模様は、青が5本、白が4本の9本の縞です。この9という数字には、様々な意味があると言われています。

縞の数の9という数字が意味するのは、ギリシャ独立戦争の時のシュプレヒコール「自由か、しからずんば死を」という意味のギリシャ語「エレフセリア・イ・サトナス」の9音節という説がまず一つあります。

そして、そのギリシャ独立戦争が9年間続いたからという説。また、ギリシャ神話の9柱の女神に由来するという説。ギリシャ語で「自由」という意味の「エレフセリア」の綴りが9文字だからという説もあります。

ギリシャの国旗の意味・由来

青地に白十字、そして青と白の横縞模様が特徴のギリシャ国旗。その色や縞模様の数など、国旗ひとつひとつの要素に歴史や由来があるようです。

それでは、ギリシャ国旗がこのような特徴となった由来や、その意味するところを紐解いてみましょう。

ギリシャの国旗の意味とは?

ギリシャ国旗の特徴である青地に白十字のデザインは、ギリシャ正教への信仰を意味しています。ギリシャ正教とはキリスト教の教派のひとつです。

ギリシャは、かつてはイスラム教を信仰するオスマン帝国の支配下にありました。ギリシャ国旗には、ギリシャの人々の愛国心やギリシャ正教への思いが込められているのです。

ギリシャの国旗の由来とは?

1821年、ギリシャはオスマン帝国から独立を決起し、独立戦争が始まります。その時に掲げられた旗は、白地に青十字のデザイン。オスマン帝国の旗は赤い色だったので、白と青の旗はとても目立ったのだそうです。

現在のギリシャ国旗は、この独立戦争の時に掲げられた旗のデザインに由来しています。現在採用されているギリシャ国旗のデザインは、青と白の色が反転されています。

ギリシャの国旗の歴史

ギリシャの歴史は、オスマン帝国からの独立が大きな転機となっています。現在のギリシャ国旗の成り立ちも、独立戦争に由来しています。

そして、ギリシャ国旗は現在に至るまでに何度かデザインが変わっています。ここでは、ギリシャ国旗にまつわる歴史についてご紹介しましょう。

ギリシャ国旗のはじまり

オスマン帝国に対して白地に青十字の旗が掲げられたのは1821年のこと。ギリシャ国旗の始まりは、この時と言って良いでしょう。

現在のギリシャ国旗のデザインが誕生したのは1824年と言われています。当時は国旗としてではなく、ギリシャ軍艦旗として使用されていました。また、軍事政権時代には商船にも掲げられ、主に海上での旗として使われました。

ギリシャ国旗の変化と現在

ギリシャ国旗は、現在に至るまでに20回もデザインが変更されたと言われています。それでも、青と白の2色を基調とした色使いは変わることはありませんでした。

独立戦争の翌年1822年には、青地に白十字の旗が国旗となっていました。このデザインは1969年まで使用されていました。1800年代後半から1900年代前半には、白十字の中心に金の王冠が描かれた特徴的なデザインの国旗も使用されていました。

現在国旗として使われている青地に白十字と縞模様のデザインの旗は、1978年にギリシャ国旗として制定されました。

ギリシャの国旗にまつわるエピソード

ギリシャ国旗は、独立戦争を経て自由を獲得したギリシャ国民の誇りの高さや愛国心の象徴と言えます。

ここでは、ギリシャ国旗にまつわるエピソードをご紹介しましょう。ギリシャを訪れる際、街で国旗を見かけたら思い出してみて下さい。

ギリシャの「国旗とオリンピック」

ギリシャは近代オリンピックの発祥国として、オリンピックでは特別な存在となっていることはよく知られています。オリンピックの開会式では、選手団の入場行進はいつもギリシャが先頭になります。

また、オリンピックの閉会式では、開催国の国旗掲揚と国歌斉唱、そして次回開催国の国旗掲揚と国歌斉唱というフラッグハンドオーバーセレモニーと共に、ギリシャ国旗の掲揚とギリシャ国歌の斉唱も行われます。

これらの国旗が掲げられる場所は、優勝セレモニーを行う時の3本のポールです。右のポールにギリシャ国旗、中央のポールに開催国の国旗、左のポールに次回開催国の国旗というように、国旗掲揚の順番と場所がオリンピック憲章で定められています。

ギリシャの「国旗掲揚」

ギリシャでは、国旗を掲揚する日が年に3回定められています。3月25日の独立記念日、「オヒ・デー」と呼ばれる10月28日の国家記念日などです。

特に、ギリシャの歴史上重要な意味を持つ10月28日の国家記念日は、公共施設だけでなく一般家庭のバルコニーにもギリシャ国旗が掲揚されます。街ではパレードが行われ、たくさんの子どもたちを国旗を持ってパレードに参加します。

公共施設におけるギリシャ国旗の掲揚の仕方は、法律で定められています。国旗を掲揚する時間は朝8時から日没までの間であること、ポールは白い球体の上に白い十字架がついたものを使用すること、破損した国旗は掲揚しないことなどです。

ギリシャの人気観光都市

ギリシャには、エーゲ海に浮かぶ島々のリゾートを始め、世界遺産にも指定されている歴史的な観光スポットがたくさんあります。

ここからは、ぜひ一度は行ってみたいギリシャの人気観光スポットを、アクセス便利な主要都市別にご紹介します。

アテネ

アテネは、ギリシャの首都でありギリシャ最大の都市です。アテネの街が誕生したのは紀元前2000年頃と言われ、長い歴史の中で様々な文化を生み出し、繁栄してきました。

アテネオリンピックが開催されたこともあり、アテネの街はバスや地下鉄といった交通網が発達し、観光がしやすくなっています。

アクロポリス

「アクロポリス」は、アテネで最も有名な観光名所で世界遺産にも登録されています。アクロポリスとは、小高い丘に造られた聖域のような場所を指し、アテネ以外の場所にもアクロポリスは存在します。アテネにあるアクロポリスは「アテナイのアクロポリス」とも呼ばれます。

アテネにあるアクロポリスには、パルテノン神殿、プロピュライア、エレクテイオン、アテナ・ニケ神殿という4つの建造物があります。これらはいずれも古代ギリシャ美術を代表する傑作と言われています。

パルテノン神殿は紀元前432年に建てられたと言われています。アテネから16km離れた山から大理石を切り出し、特徴的な46本の柱を建造しました。また、「メトープ」と呼ばれる高浮かし彫りの彫刻小壁や、「フリーズ」と呼ばれるイオニア洋式の浅い浮かし彫りも見どころのひとつです。

リカヴィトスの丘

アテネ国立庭園を挟んでアクロポリスの向かいにある丘は、「リカヴィトスの丘」と呼ばれる人気の観光スポットです。

リカヴィトスの丘は標高277mの岩山で、頂上まではケーブルカーが運行しているほか、徒歩でもアクセス可能です。

リカヴィトスの丘の頂上には、聖イオルギオス教会の礼拝堂と鐘楼があります。展望台にもなっており、アテネ市街のパノラマ風景を眺めることができます。アクロポリスのパルテノン神殿の後方にはサロニコス湾も見渡せ、撮影スポットとしても人気です。

また、リカヴィトスの丘の登り口にあるクセノクラトス通りでは毎週金曜に朝市も開かれるそうです。

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メテオラ

アテネはエーゲ海に面した街である一方、メテオラはギリシャ中央部の内陸に位置する街です。メテオラの特徴は、何と言っても断崖絶壁の奇岩。これは、約6000年前に海底に堆積した砂岩が隆起したものと言われています。

メテオラという地名は、ギリシャ語で「空中に浮かぶ」という意味を表す「メテオロス」が由来となっているそうです。

人を寄せつけない険しい地形のメテオラは、9世紀頃からギリシャの修道士たちが瞑想の場としてやって来るようになりました。初めは岩山の洞穴の中で修業をしていたようですが、後に修道院が建設されました。

現在、メテオラには6つの修道院があり、実際に礼拝などの活動も行われています。観光客の見学も可能となっています。

大メテオロン修道院

「大メテオロン修道院」は、メテオラにある修道院の中で最古かつ最大の修道院です。建設されたのは1541年で、標高400mほどの岩山の上に造られています。20世紀に入るまでは、ロープで吊り下げられた籠に乗って院内へ出入りしていたそうです。

大メテオロン修道院の中にはキリストや聖母マリアなどを描いた聖画像がたくさん飾られ、荘厳な雰囲気です。

また、食堂だった場所は博物館に改装され、当時の修道士の生活の様子が展示されているほか、庭園からはメテオラの絶景が見渡せます。

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デルフィ

アテネから長距離バスで3時間ほどの場所にあるデルフィは、ギリシャ神話の舞台ともなっている古代ギリシャの都市です。

デルフィは今でこそ小さな街ですが、自然豊かな山間にあるデルフィ古代遺跡は見どころたっぷりです。

アポロン神殿

世界遺産に指定されているデルフィ古代遺跡は、岩山の斜面を削って建設されています。デルフィ古代遺跡を構成する石の建造物の数々は、現代の建築技術でも造ることが難しいと言われています。

アポロン神殿は、そんなデルフィ古代遺跡の中心を成す建造物です。紀元前4世紀頃の石の柱と土台が、修復によってそびえ立っています。

アポロン神殿は、ゼウスの子アポロンが神託を行う神聖な場として古代から大切にされてきました。「地球のへそ」と呼ばれる地点には石の玉座が置かれ、巫女が予言を行っていたと言われています。

観光がさらに楽しくなる!ギリシャ国旗の意味や由来を知ろう

ギリシャ国旗の特徴や由来、歴史についてたっぷりご紹介しました。ギリシャを象徴するエーゲ海の青い色と純潔の白い色が表現されているギリシャ国旗には、ギリシャ正教を守り、戦いの末に自由を勝ち取ったギリシャ人の誇りが込められています。

ギリシャを訪れてギリシャ国旗を見かけたら、ギリシャの激動の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
LiberoSE

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