金峯山寺は奈良吉野山のパワースポット!御朱印・ご利益・見どころなど一挙紹介

2019年7月22日 (2019年9月1日最終更新)

金峯山寺は奈良県吉野町にある金峯山修験本宗の本山で、本尊は蔵王権現です。金峯山寺のある吉野山は古くより桜の名所として知られ、南北朝時代には後醍醐天皇を中心とした南朝の中心地でもありました。金峯山寺は吉野の精神的な支柱であり、蔵王権現は秘仏として祀られています。

目次

  1. 金峯山寺を参拝しよう!
  2. 金峯山寺とは?
  3. 金峯山寺「修験道の聖地」
  4. 金峯山寺「秘仏の蔵王権現立像」
  5. 金峯山寺「見どころ」
  6. 金峯山寺「お土産」
  7. 金峯山寺「基本情報」
  8. 桜で有名な吉野山の金峯山寺は奈良県にあるパワースポット!

金峯山寺を参拝しよう!

金峯山寺(きんぷせんじ)は奈良県吉野の山中にある吉野山を象徴する寺院であり、修験道の総本山でもあります。また金峯山寺蔵王堂は世界遺産にも登録されている歴史ある御堂で、堂内には秘仏の本尊である金剛蔵王大権現が祀られています。

ここではそんな金峯山寺について、アクセスやご利益、御朱印、パワースポット、世界遺産などの情報を交えて紹介します。

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金峯山寺とは?

金峯山寺蔵王堂は、7世紀後半にこの地を本拠地として修業した役行者(えんのぎょうじゃ)がお堂を祀ったのが始まりとされています。金峯山寺は修業道の宿坊の1つで、現在でも多くの僧侶や修験者が山中を駆け巡る厳しい修行を行っています。

平安時代には多くの天皇や上皇が金峯山寺蔵王堂を参拝していますが、焼失後、1592年に再建され、今日に至っています。

金峯山寺の蔵王堂は、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の1つとして、ユネスコの世界遺産に登録されています。

奈良県吉野郡吉野町にある仏教寺院

吉野山から大峯山山上ヶ岳にかけてのエリアは昔は金峯山と呼ばれ、古くより世に知られた聖域でした。金峯山寺蔵王堂は、7世紀後半、この金峯山寺に役行者が修業に入り、大峰山で感得した蔵王大権現を自ら山桜に刻んで祀ったのが起源とされています。

高さ34メートルを誇る蔵王堂は、木造建築では東大寺大仏殿の次に大きい建造物で、吉野山のシンボル的存在となっています。世界遺産にも認定されたこの蔵王堂に是非1度足を運んでみることをおすすめします。

金峰山修験本宗の本山として有名

金峯山のある吉野山から大峯山にかけての地域一帯は、古くから修験道の聖地として、またパワースポットとしてよく知られています。

役行者とも呼ばれる修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ)が、千日修業により金剛蔵王権現を感得し、その姿を山桜に刻んで山上ヶ岳と山麓の吉野山に祀ったのが金峯山寺の始まりと言われています。この役小角は超人的な能力を持っていたとされています。

1874年、明治政府により修験道が禁止され、金峯山寺は一時期廃寺となりますが、1886年には天台宗の末寺として復興します。そして1948年には蔵王堂を中心に金峯山修験本宗が立ち上がり、金峯山寺はその総本山として今日に至っています。山上ヶ岳は現在の大峯山寺本堂となり、山麓の吉野山にある蔵王堂が現在の金峯山寺となっています。

2004年にユネスコの世界遺産に認定されている

吉野・大峯は、古より標高千数百メートルほどの急峻な山々が連なる修験道の聖地で、大峰山脈の中で、青根が峯までを吉野、それより南側を大峯と呼びます。この辺り一帯は、10世紀の中頃には既に、日本第一の霊山としてその名を轟かせていました。

金峯山寺蔵王堂は、正面5間、側面6間、高さ34メートル、檜皮葺(ひわだぶき)木造建築で、堂内には国の重要文化財である蔵王大権現が3体祀られています。金峯山寺では、2004年、この蔵王堂と仁王門が「紀伊山地の霊場と参詣道」の1つとしてユネスコの世界遺産に登録されています。

金峯山寺「修験道の聖地」

金峯山寺は役行者(えんのぎょうじゃ)がこの場所を本拠地として修業し、7世紀後半にお堂を建てたのが金峯山寺蔵王堂の始まりと言われています。

言わば金峯山寺は修験道の聖地とも言えるパワースポットで、多くの修験僧がこの場所で修業をした歴史があります。

修験道とは何?

修験道とは、日本古来の山岳宗教に神道や道教、仏教などが融合されて出来上がった神仏習合の宗教です。

この金峯山寺には、平安時代になると、多くの天皇や上皇が参拝されました。その後焼失と再建が繰り返され、1592年に再建された蔵王堂は、国宝の木造建築としては東大寺の大仏殿に次ぐ大きさを誇っています。

大峯奥駈修行

修験道の中心となるのは実践性です。修業得験という言葉で言い表されるように、修験者は大峯の奥に駈け入る命がけの修行をしつつ、霊力や験力を鍛えました。

霊場「吉野・大峯」と和歌山の「熊野三山」を結ぶ修業の道は「大峯奥駈道」と呼ばれ、現在でも修業が行われているパワースポットです。

「修験道苦難を持って第一とす。」という修験道は、自ら修業して自らその験を得るところに真髄があることを、開祖である役業者も自らが実践し伝えています。

金峯山寺「秘仏の蔵王権現立像」

金峯山寺蔵王堂の中に安置される国宝の蔵王権現立像は秘宝として扱われ、通常は参拝者が目にすることはできません。

ただ、幸いにも仁王門の改修工事が行われている2012年からの10年間のみ、春と秋に御開帳が行われます。

特別ご開帳が行われてるのでこの機会を逃さないように!

金峯山寺では、国宝である仁王門の修理が行われているため、2012年から10年間「国宝仁王門大修理勧進・日本最大秘仏本尊・特別御開帳」が行われており、その期間には秘仏の蔵王権現立像三体が拝観できます。1年の内、春と秋にそれぞれ1か月程度開帳されるため、この絶好の機会に金峯山寺を少なくとも1度は訪れることをおすすめします。

蔵王堂のご本尊

蔵王堂の御本尊・蔵王権現立像は1591年に造立されており、3体はそれぞれ、未来を表す弥勒菩薩、過去を表す釈迦如来、現世を表す千手観音です。高さは、中央に位置する釈迦如来が7メートル強、両脇の2体もそれぞれ6メートルほどあります。

振り上げた右手は煩悩を打ち破る杵のような形の三鈷杵(さんこしょ)を持ち、右足を蹴り上げ、左手で煩悩を払い、左足は台地をしっかり踏みしめています。3体はいずれも怖い表情を見せていますが、これは過去、現在、未来に渡って、魔を踏み砕き、人々の中の煩悩を取り除くための仏様の仮の姿を現わしています。

また、3体の蔵王権現立像は深い青色をしていますが、この色は海よりも深い慈悲の心を表わしています。この立像の青色には、当時貴重だったラピスラズリを砕き、その顔料を使って色付けされています。

金峯山寺「見どころ」

金峯山寺の見どころはいくつもありますが、何と言ってもおすすめは、やはり世界遺産にも認定された金峯山寺蔵王堂と、その中に安置されている国宝の蔵王権現立像でしょう。残念ながら、世界遺産の一部である仁王門は修理中で見ることが叶いませんが、そのおかげで、前述のようにご利益のある秘宝の蔵王権現立像を鑑賞することができます。

(1)本堂・蔵王堂(国宝)

金峯山寺の本堂・蔵王堂は、重層入母屋造りの桧皮葺き、高さが34メートル、大きさが36メートル四方の立派なお堂で、威風堂々とした中に優雅さも感じられる評価の高い建物です。

平安時代から何度も焼失と再建が繰り返され、現在の建物は1952年頃に完成しています。その後も解体修理や屋根を覆う桧皮の葺き替えなどの修理が行われ今日に至っています。

(2)仁王門(国宝)

世界遺産の1つに認定されている仁王門は、蔵王堂の北側に位置する重層入母屋造り、高さ20メートル強の二階建ての山門です。この日本屈指とも言われる山門の1階の境目からも屋根が出ており、本瓦葺の二重門となっています。

蔵王堂が南を正面とするのに対して、仁王門は北が正面となっています。その意味は、南の熊野から北の吉野に向かう巡礼者と、逆に吉野から熊野に向かう巡礼者の双方に配慮し、互いに背を向けるように配置されたのだそうです。

門の左右に収められた桧寄木造りの金剛力士像は、高さ5メートル強と日本で2番目の大きさを誇っており、1339年、仏師康成によって造られたこの像は国の重要文化財に指定されています。

南北朝時代に建てられたとされる仁王門は1456年に再建されており、世界遺産の一部に認定されていますが、残念ながら現在、修復工事が行われています。

(3)役行者神変大菩薩

奈良県南部の吉野・大峯や和歌山県の熊野三山は、古くから山岳信仰の霊地とされ、このパワースポットの地で山伏や修験者たちが修業をしていました。そんな日本に古くから伝わる山岳信仰が他の様々な宗教と交わり、独自の宗教として発展したのが修験道で、その開祖と言われるのが役行者とも呼ばれる役小角です。

役小角は紀元600年代前半に奈良県御所市に生まれ、葛城山で修業後様々な超人的能力が備わったとされる伝説的な人物で、役行者神変大菩薩とも呼ばれ崇められています。金峯山寺は役小角が創建した修験道の根本寺院とされています。

金峯山寺「お土産」

金峯山寺の門前には吉野特産の柿の葉寿司や吉野葛を使用したくずきり、葛そうめんなどのお店が軒を連ねています。

お土産としては、上記の他にも吉野名物の葛を使った葛菓子がおすすめです。葛菓子は口に入れただけで溶けてしまうほど上品で美味しいお菓子です。

柿の葉寿司

吉野名物の柿の葉寿司は、昔から熊野灘で獲れた鯖に塩を振り、熊野街道を通って吉野に運ばれたものが使用されています。柿の葉には殺菌効果があり、海の無い奈良の人々にとっては海の幸を堪能できる貴重な食べ物だったようです。

一口大の酢飯に切り身を乗せ、柿の葉でくるみ、1日置くと柿の香が沁み、独特の旨味が出ます。柿の葉寿司のお店としては金峯山寺近くの「柿の葉寿司やっこ」や「ひょうたろう」が有名です。

くずきり

くずきりや葛餅の原料となっている葛粉は、葛という植物の根から取ったデンプンの塊を言います。葛粉は通常は水に溶けませんが、加熱するとデンプンの成分が壊れ、透明になって粘りが出てきます。これをデンプンの糊化と言います。このように特殊な性質を持つくずきりはできたてが一番美味しく頂けます。

美しく透き通ったくずきりを黒蜜に付けて食べると、黒蜜の甘さとくずきりの持つシンプルなテイストが混ぜ合わされ、上品な味わいとなります。また、葛餅はきな粉につけて食べると香ばしくやさしいテイストとなります。

くずきりの美味しいお店としては金峯山寺近くで実演販売をしている「中居春風堂」や葛の元祖と言われる「八十吉」が有名です。

葛そうめん

金峯山寺・蔵王堂付近にある「柿の葉寿司やっこ」は、柿の葉寿司をメインに取り扱っているお店ですが、葛そうめんも美味しいと評判です。小麦粉のそうめんとは違い独特の食感を持つそうめんで、食べ応えがあります。つゆも出汁が利いていて関西特有の薄味です。

「坂利製麺所」の手延べ葛そうめんは、お土産品としては、単品で432円、1000gが1600円、650gが木箱切りで2000円など、各種揃っています。

金峯山寺「基本情報」

金峯山寺の魅力が十分に伝わったところで、次は、金峯山寺の御朱印やお守りについて、またご利益やパワースポットについても併せて紹介します。

更に金峯山寺へのアクセス方法や駐車場情報、営業時間などの基本情報についても紹介していきます。
 

金峯山寺の御朱印

金峯山寺には3つの御朱印があります。1つは愛染堂の御朱印、もう1つは観音堂の御朱印、そして3つ目が蔵王堂の御朱印です。それぞれの御朱印の初穂料は300円です。蔵王堂の御朱印は、真ん中に「蔵王堂」と達筆で墨書され、左側に「金峯山寺」と書かれています。

3つの御朱印以外にも御開帳期間限定の御朱印があります。蔵王堂の右側に御朱印受付所という場所が設けられ、その受付で拝受できます。真ん中に「蔵王大権現」と力強い筆跡で墨書され、左側に「金峯山寺」と書かれた限定御朱印は、初穂料500円で拝受できます。

金峯山寺にはオリジナルの御朱印帳もあります。1つは行者デザインのもので、初穂料が1500円、もう1つは集印帳と書かれ、右下に本堂の絵が金色で縁取られたもので、エンジ地が1200円、ピンク地が1500円となっています。
 

金峯山寺の御守

金峯山寺には様々なお守がありますが、中でも蔵王堂にしかない最強のお守りがあります。それは「五嶽上鏡(ごこくしんきょう)という鏡のお守りです。

このお守りは全ての災いを跳ね除けてくれるもので、ご利益が多いそうです。通常のお守りの有効期間は1年ですが、このお守りは長い期間ご利益があると言われており、曇りが取れなかったり傷が付いたりした場合には、摩を吸収した身代わりとなってくれたことを意味し、役目が終わるそうです。

鏡の初穂料が3000円、袋が800円となっています。その他にも、蔵王権現守りが赤、緑それぞれ800円、さくらお守りや蓮華お守り、かえるお守りなどのキーホルダーがが1000円で拝受できます。

金峯山寺のご利益

金峯山寺には恋愛の神様である愛染明王が祀られている愛染堂があります。このお堂には全国各地から多くの女性参拝者が訪れ、恋愛祈願を行います。この祈願によって好きな人と付き合えるようになった例が数多くあるようで、ご利益が期待できそうです。

もう1つのご利益は心身の浄化です。奈良県のパワースポットとして古くから信仰を集めている吉野山や金峯山寺には、強力なパワーが宿っていると言われており、このパワーを吸収することで、心身の浄化ができるそうです。霊場は穢れを落とす場所であり、不安や心の痛み、病の源などの悪い気や穢れを拭い去ってくれるご利益があるそうです。

金峯山寺では、参拝するだけで心身の浄化ででき、参拝後に早くも「体が軽くなった。」などの効果やご利益が現われる参拝者もいるそうです。このお寺は悩みを抱えている人にとって最強のパワースポットとなりそうです。

金峯山寺へのアクセス

金峯山寺へアクセス方法は、電車によるアクセス、車によるアクセスなど種々の方法があります。金峯山寺は奈良の南に位置し、大阪や京都、名古屋からもアクセスしやすい場所にあります。特に電車を利用する場合は、各地域から吉野駅まで比較的簡単に行くことができます。吉野駅からはケーブルにより、約5分で金峯山寺周辺に到着します。

(1)公共交通機関を利用して金峯山寺へ行く場合

大坂方面から電車でアクセスする場合は、阿部野橋から近鉄吉野線特急に1時間15分乗れば吉野駅に到着します。また、JR天王寺駅からは吉野口駅乗り換えで約1時間50分で吉野駅に着きます。吉野駅からはケーブルに約5分乗り、吉野山駅下車後、徒歩約10分で寺院に到着します。

奈良方面からは、近鉄奈良線の奈良駅から大阪・難波行きで大和西大寺駅まで乗車し、近鉄特急樫原神宮前行きに乗り換えて終点まで行き、さくらライナー吉野行きに乗り換え、吉野駅に向かえば計1時間25分ほどで到着します。

京都方面からは、京都駅から近鉄電車に乗り、樫原神宮前駅で乗り換えて吉野駅まで特急で約1時間45分でアクセスできます。名古屋方面からは、近鉄名古屋駅から八木・樫原神宮前駅で乗り換えて吉野駅まで特急で2時間55分ほどでアクセスできます。

(2)マイカーを利用して金峯山寺へ行く場合

大阪方面から車でアクセスする場合は、八尾市の松原JCTから西名阪道を走り、郡山インターで国道24号線に入って進んだ後、樫原を経由し169号線を進んで吉野大橋から吉野山に入っていきます。

名古屋方面から車でアクセスする場合は、東名阪道から東名阪に入り、名阪国道(25号線)を進み、郡山インターで国道24号線に入り、樫原経由で169号線、吉野大橋、吉野山へと進みます。

金峯山寺には専用の駐車場が無いため、吉野山の2つの駐車場に停めます。1つは吉野山観光駐車場で、400台ほどの車が駐車できます。もう1つは如意輪寺駐車場で、200台ほどの車が駐車可能です。

金峯山寺の拝観時間

金峯山寺は年中無休で営業しており、営業時間は8時30分から16時30分まで、受付時間は16時までとなります。拝観料は通常500円ですが、特別御開帳の期間のみ1000円となっています。パワースポットとしてまた聖地として知られる金峯山寺に、少なくとも一度は訪れてみることをおすすめします。

住所 奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
電話番号 0746-32-8371

桜で有名な吉野山の金峯山寺は奈良県にあるパワースポット!

金峯山寺は奈良県・吉野山にある金峯山修験本宗の本山で、桜の名所としても知られる吉野山のシンボル的な寺院です。また、金峯山寺は「紀伊山地の霊場と参詣道」の1つとして、ユネスコの世界遺産に登録されています。

ここではそんな奈良の金峯山寺について、ご利益や御朱印、パワースポット、アクセス、世界遺産などの情報を取り入れながら説明してみました。

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この記事のライター
南真州

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