タジキスタン「パミール高原」は人気の秘境スポット!絶景に魅了される人続出!

2020年3月23日 (2020年3月26日最終更新)

パミール高原はダジキスタン、アフガニスタン、中国などにまたがる高原で、平均標高が5000メートルにも及びます。パミール高原は日本人が訪れることの少ない場所ですが、その高原を通るパミール・ハイウエイからの眺めはどこを切り取ってもすべて絶景に値します。

目次

  1. 「パミール高原」で美しい絶景を観よう!
  2. 「パミール高原」はタジキスタンで人気の絶景スポット
  3. 「パミール高原」について
  4. 「パミール高原」の見どころ
  5. 日本から「パミール高原」への行き方
  6. 「パミール高原」で壮大な自然の絶景に触れよう

「パミール高原」で美しい絶景を観よう!

タジキスタンは「世界一の山岳国」とも呼ばれ、総面積の93%が山岳の国で、そのシンボル的な存在が、平均標高5000メートルの高地に位置するパミール高原です。このパミール高原を貫くパミール・ハイウエイから眺める四方の景色はどこを眺めても絶景です。

ここではそんなタジキスタンのパミール高原について、人気の観光場所や絶景スポット、行き方などの情報を交えて紹介します。

「パミール高原」はタジキスタンで人気の絶景スポット

タジキスタン共和国は、面積14万3100平米の中に820万人が暮らす国で、国土の90%以上が山岳地帯です。パミール高原はそのタジキスタン共和国の東側に位置する高原です。

パミールはタジク語で「世界の屋根」を意味する言葉で、富士山より高い標高5000メートルもの高地に位置する秘境が人気のパミール高原です。パミール高原へは、日本から訪れる人が少ないものの、高原全体にはまるで映画の世界のような絶景の景色が展開しています。

険しい道のりを車で登った先には、緑の木々や美しい花、雪を湛えた壮大な山々、ユニークな湖など、想像を絶する美の世界が待ち受けています。

「パミール高原」について

タジキスタン・パミール高原は、西パミールと東パミール、中部パミールに分かれており、西パミールでは、標高7495メートルを誇るイスモイル・ソモニ山、東パミールでは中国領となる標高7719メートルのコングール山などの山々がそびえています。

パミール高原の両端にムルガーブ、ホーローグという街があり、その間の320キロメートルを人気の高いパミール・ハイウエイが走っています。

タジキスタンを含め3カ国にまたがる高原

パミール高原はタジキスタン及びアフガニスタン、中国の3か国にまたがって広がる絶景で知られる人気の高い高原です。パミール高原はタジキスタンの東部に位置し、最東端のムルガブから北上すれば、中国やキルギスとの国境付近のカラクールに達します。

その南側にはワハーン回廊と呼ばれるパミール高原と並ぶ人気の絶景エリアもあります。また、首都ドゥシャンベはタジキスタンの最も西側に位置しています。

世界一の山岳国と呼ばれるタジキスタンの場所は?

且てダジキスタンは旧ソビエト連邦の一部でしたが、当時の書記長であったゴルバチョフ氏のペレストロイカを掲げる大胆な政策が発端となり、カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタンなどとともに、ソビエト連邦南部の地域は独立しました。

高原に広がるタジキスタンは、北をキルギス、東を中国、西をウズベキスタン、南をアフガニスタンと接する秘境の国です。

パミール高原で出会えるキルギスの遊牧民

パミール高原の標高4000メートル付近に暮らすキルギスの遊牧民は、牛や馬、羊などを育てながら生活しています。パミール高原を横断する旅の途中には、キルギスの遊牧民たちが馬に乗って羊を追いかける姿や、農作物を作る作業に勤しむ光景を見ることができます。

パミール高原の冬は大変寒く厳しい環境ですが、そんな激寒の中で、遊牧民たちはお互いに助け合い、かばい合いながら厳しい冬を乗り切っています。

パミール高原を訪れるおすすめのシーズン

パミール高原を訪れる上で最もおすすめのシーズンは6月から9月です。パミール高原では、6月頃から高山植物が咲き始めるため、この時期から夏の終わり頃までの間、最も美しい高原の姿を見ることができます。標高の高い高原だけに、夏場は涼しく快適ですが、このシーズンを過ぎると10月にはもう肌寒く、冬の到来を予感するシーズンとなります。

厳しすぎる冬が終わり、5月を迎えた頃からパミール高原では新緑が芽生え、春の訪れが感じられるようになります。ただ周囲の山々は、夏を迎えても雪が消えることはほとんどありません。

パミール高原を訪れる場合の服装は、夏でも長袖の着用が必須で、天候の急変に備えて防寒具を持っていくことをおすすめします。また日差しの強さから守る日焼け止め、砂塵を防ぐためのマスクなども用意していく方が良いでしょう。

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「パミール高原」の見どころ

パミール高原は見どころに溢れています。パミール・ハイウエイを走れば、途中に見える景色はどこを見ても絶景と言える程壮大で圧巻です。

パミール高原のハイウエイの途中には、岩山や高山植物、透明度の高い池や湖、塩湖など多くの見どころがあり、少し南に脇道を走れば温泉もあります。

「パミール・ハイウェイ」でのロードトリップ観光が人気

パミール高原を貫くパミール・ハイウエイを東側のムルガブから走行すると、まず草木が少なく岩肌の切り立つ光景が続き、平坦な道路の周りは広大な平地が見られ、月に降り立ったような静寂な世界が出現します。そしてそのはるかかなたには雪を抱いた壮大な山々が見られます。

出発後2時間ほど走ると青い水面を湛える小さな池が出現し、周囲の湿原や後方の雪山の景色と相まって美しい絶景が堪能できます。更に3時間も走ると2つの塩湖がある壮大な景色が楽しめます。

ハイウエイの後半では、標高が3000メートルほどとなり、植物が増えてきます。この緑の草原と雪を抱いた白い山々のコントラストも見事で、月の景色とは異なる雄大な絶景が満喫できます。ムルガブからホーローグまでは6時間ほどの道程となります。

ホワイトフィッシュスプリング

ホワイトフィッシュスプリングはムルカブにほど近いパミール・ハイウエイ沿いにある小さな池ですが、驚くほど透明度の高く澄んだ水を湛えています。この池は2つの塩湖、ヤシルクル湖とチュルルクル湖からも近い場所にある小さな池ですが、現地のドライバーは誰でも知っています。

カラクル湖

キルギス国境からムルガブまで南下していくと、途中の右手にカラクルという村があり、そこから1キロほど入ったところにカラクル湖があります。カラクル湖は、2013年に、ユネスコの世界遺産に登録されたタジキスタン国立公園(パミールの山々)を構成する湖です。

カラクル湖はキルギス語で「黒い湖」を意味し、500万年前に衝突した隕石のクレイターで、直径25キロほどの湖の周辺には、野生動物のアイベックスやマルコポーロ・シープが生息しています。

真夏でも冷たい水を湛えるカラクル湖ですが、この湖で泳ぐ人もいます。この湖からは雪を抱いた山々を望むこともできます。

2つの塩湖ヤシルクル湖とチュルルクル湖

ムルガブから少し西に走ったところにヤシルクル湖とチュルルクル湖という2つの塩湖があります。どちらの塩湖も塩分濃度が高いため、潮の結晶により白くなっています。

チュルルクル湖は小さな湖でハイウエイ沿いにあり、ヤシルクル湖は大きな湖で、ハイウエイから20キロほど入ったところにあります。ヤシルクル湖に行く場合は、前もってドライバーに伝えておかないと追加料金を取られることがあります。

温泉もある!

パミール高原の西側に位置するホーログから42キロほど南下した場所にはガラムチャシマという温泉保養地があり、その温泉街の鍾乳石からは温泉が湧き出ています。この場所はワハーン回廊というパミール高原南部の観光地で、アフガニスタンに近いエリアでもあります。

ガラムチャシマは小さな町でホテルも数件しかなく、近くに温泉があるためホテルにはシャワーもありません、その代わり宿泊料金も安く、5人部屋なら1人500円も出せば泊まれます。

温泉には内湯や男女別露天風呂もあり日本の温泉に近い温度で快適です。値段は地元の人は無料で、旅行者は100円強で入れます。

美しい雪景色

タジキスタン・パミール高原のパミール・ハイウエイから見る山々の雪景色は、どの場所を走っても様々に景観が変わり、ずっと見ていても飽きが来ないほどの絶景が続きます。

標高7000メートルを超える山々が連なる雪景色は、日本ではどうやっても見ることのできない、雄々しく神々しい風景と言えます。

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日本から「パミール高原」への行き方

次に、日本からパミール高原への行き方について説明しましょう。日本からの行き方は2つあります。1つ目の行き方は、まず首都ドゥシャンベにアクセスし、ドゥシャンベ空港からパミール高原西端のホーローグに向かう方法です。

もう1つの行き方は、日本から隣国キルギスにアクセスし、キルギス第二の都市オジェのオシュ国際空港から乗り合いタクシーでパミール高原東端のムルガブに向かう行き方です。どちらの行き方も日本からの直行便がないため、乗継便でアクセスする必要があります。

タジキスタンのホーローグから向かう場合

タジキスタンのホーローグにアクセスするには、まず日本から飛行機でタジキスタンの首都ドゥシャンベのドゥシャンベ空港まで第3国の経由便に2回乗り継いで飛び、そこから国内線に乗り換えてホーローグ空港にアクセスします。

ただし、ホーローグへの国内線は夏場のみ運航しているため、それ以外の季節には乗合タクシーで15時間以上かけてアクセスする必要があります。

タジキスタンのムルガブから向かう場合

タジキスタンのムルガブからパミール高原に入る場合は、まず日本から経由便を利用してキルギス第二の都市オシュのオシュ国際空港にアクセスします。そこから乗り合いタクシーで6時間ほどかけて南下し、タジキスタン・パミール高原の東端ムルガブに入ります。ムルガブからは現地の観光ツアーを利用すると安くて便利です。

「パミール高原」観光はツアーの利用がおすすめ

タジキスタン・パミール高原を観光する方法としておすすめなのが、現地の観光ツアーを予約する方法です。

例えば、キルギスのオシュにある「オシュ・ゲストハウス」が開催しているパミール高原ツアーはかなり知られたゲストハウスで、観光ツアーとしては、パミール高原のムルガーブまで行く観光ツアーと、ムルガブを経由してホーローグまで行くパミール高原観光ツアーが組まれています。料金はムルガブまでが約4000円、ホーローグまでが約89000円です。

また、ムルガブの街には「Mansur Tulfabek」という家族経営の民宿があり、この民宿ではムルガブ発ホーローグ行きのパミール高原観光ツアーを格安の総額41000円で組んでくれます。

最も料金を安く抑える方法は、キルギシュのオシュからムルガブまでオシュ・ゲストハウスの乗り合いタクシーを利用し、ムルガブからホーローグまで「Mansur Tulfabek」のパミール高原観光ツアーを利用する方法です。

「パミール高原」で壮大な自然の絶景に触れよう

タジキスタンのパミール高原は、平均標高が5000メートルにも及ぶ高地に位置する平原で、高原を貫くパミール・ハイウエイをジープで辿れば、どの場所を走っても絶景に値する光景が見られます。

ここではそんなパミール高原について、人気の観光スポットや絶景の場所、行き方などの情報を取り入れながら説明してみました。タジキスタンを観光する機会があれば、是非パミール高原まで足をお運び下さい。

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この記事のライター
南真州
長野県出身の南真州と申します。仕事の関係で国内、海外の販売や商品企画の業務に携わってきました。その間、大阪、福岡、ドバイ、香港等への転勤を含め、種々の地域や国を廻ってきました。読者の皆さんには、今までの経験を生かしつつ、各地の新鮮な情報をお届けしたいと思います。

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