東寺は桜が綺麗な穴場!開花の見頃・ライトアップ期間・混雑状況をリサーチ!

2020年3月31日 (2020年4月1日最終更新)

京都の東寺は平安遷都とともに建立された寺院で、嵯峨天皇により弘法大師に下賜されたものです。木造では日本一の高さを誇る東寺の五重塔と不二桜のコントラストの見事さは定評があります。花見の時期には境内に200本もの桜が咲き誇り、美しい光景を見ることができます。

目次

  1. 東寺の不二桜を満喫しよう!
  2. 東寺は京都で穴場的人気の桜名所!
  3. 東寺とは
  4. 東寺の桜の情報
  5. 東寺の基本情報
  6. 東寺で不二桜と五重塔の美しいコラボレーションを堪能しよう!

東寺の不二桜を満喫しよう!

東寺は京都市の九条にある寺院で、西暦794年の平安遷都に伴って建立された東寺は世界遺産にも指定されている由緒深いお寺です。東寺にはソメイヨシノや河津桜など、200本もの桜の木が植樹されており、桜の時期には花見客でにぎわいを見せます。

ここではそんな東寺の桜について、開花や見頃の時期、ライトアップの時間帯、混雑状況などの情報を交えて紹介します。

東寺は京都で穴場的人気の桜名所!

東寺は桜の美しい名所であり、花見の時期にはライトアップも行われていますが、桜の名所としてはあまり広く世間に認知されていないようです。その理由としては、東寺では国宝に指定されている金堂、御影堂、五重塔や、仏像、絵画などが目立つ存在であり、桜は主役を目立たせる脇役的な役柄となっていることが挙げられます。

しかしながら、境内を飾る200本の桜や、五重塔との絶妙なコントラストを見せる不二桜の絶景は、穴場的な桜の名所として人気を呼んでいます。

開花や見頃の時期・ライトアップ期間・混雑状況もチェック!

それでは、隠れた桜の名所・東寺について、開花時期や見頃の時期、ライトアップの期間などについて詳しく説明していきましょう。

桜の時期は京都市街一円が大変混雑しますが、東寺も例外ではありません。この時期の東寺の混雑具合についてもチェックしていきます。

東寺とは

東寺は京都市南区にある真言宗の寺院で、もともと平安京鎮護のために造られた官寺です。このお寺は時の天皇・嵯峨天皇によって弘法大師(空海)に下賜され、真言宗の道場として、また真言宗の総本山として、その役割を果たしてきました。

中世以降、弘法大師に対する信仰が深まりを見せるにつれ、「お大師さまのお寺」として一般庶民からの崇敬を集めるようになりました。東寺は1934年に国の史跡となり、1994年にはユネスコの世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成要素の1つに指定されています。

世界遺産にも登録された平安京の遺構

8世紀末に建造された東寺は、この地域で唯一残された平安京の遺構で、794年の平安遷都とともに建立されました。そして1994年には世界文化遺産にも登録されています。

桓武天皇の後に即位した嵯峨天皇は、唐で密教を学んだ後に帰国した空海に東寺を託しました。この下賜により、東寺は日本で初めての密教寺院となりました。空海は、密教の主尊である大日如来を境内の中心に安置し、広大な境内自体に曼荼羅を表現しています。

日本一の高さを誇る木造の五重塔

東寺の五重塔は木造建築では日本一の高さを誇ります。西暦823年に嵯峨天皇から東寺を下賜された空海は、826年、五重塔の創建に着手します。ところが人出と費用のかかる五重塔の工事はなかなか進まず、完成を見たのは、空海の死後50年ほど経過した9世紀末となりました。

五重塔は、古代インドで紀元前3世紀頃から造られた、ストゥーパという仏舎利、つまり釈迦の遺骨を祀るものが起源で、中国を経て日本に伝わっています。ただ、寺院や五重塔は何度か焼失しており、現在の五重塔は5代目に当たります。

樹齢120年「不二桜」が有名な京都の桜の名所

東寺に植えられている200本の桜の中でも圧巻は樹齢120年を誇る不二桜です。この桜は、大きな八重紅枝垂れ桜で、東北の盛岡から運ばれてきたものです。不二桜は、弘法大師の不二の教えから名付けられています。

花見の時期には、2011年の大地震によって甚大な被害を被った東北への祈りを込めたライトアップが行われます。

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東寺の桜の情報

では次に東寺の桜情報について紹介しましょう。ここでは東寺の桜の見どころやライトアップ、見頃の時期、開花情報、混雑具合などについて説明していきます。

東寺の桜の見どころは種々ありますが、何と言っても美しい不二桜とその背後に聳える五重塔のコンビネーションが一番のハイライトと言えます。

東寺の桜の見どころ①:不二桜と五重塔の美しい組み合わせ

東寺では、ソメイヨシノや河津桜の木が200本もある中で、飛び抜けて目立つ存在が不二桜です。この桜は元々盛岡市の旧家に植えられていましたが、秋田や三重に移植された後、弘法大師(空海)が唐より帰国した年から1200年記念の年である2006年に、東寺へと寄進されました。

高さ13メートル、枝張り10メートルを誇る八重紅枝垂れ桜は、移植できる桜としては国内最大級の桜となります。この奥ゆかしい不二桜は五重塔を美しく引き立たせる役を買っています。

東寺の桜の名所としての知名度は、京都の他の桜の名所と比べればまだ高いとは言えないため、混雑の程度もそれほど厳しくはありません。

東寺の桜の見どころ②:ライトアップされた夜桜

東寺の花見の時期には夕方になると、境内全体がライトアップされ、日中とは一味違うファンタジックな桜のさまを楽しむことができます。

境内の一角にある池の前に立って眺めると、池に反射する桜の美しい光景が幻想的でロマンチックな空間を演出してくれます。

東寺の桜のライトアップ情報

東寺のライトアップは2020年は3月14日から4月12日まで行われています。ライトアップの時間は、18時30分から21時30分までとなっており、受付は21時で終了となります。

夜桜ライトアップに合わせて、金堂、講堂の夜間特別拝観が行われています。また、今年開館55周年を迎えた宝物館では、重要文化財である二間観音を25年ぶりに公開しています。ライトアップとともに、是非この機会に東寺1200年の秘宝をご鑑賞下さい。

東寺の桜の見頃の時期

東寺の桜の見頃の時期は、例年だと4月初旬ですが、年によっては多少差異が生じます。特に最近の温暖化傾向によりその時期が早まりつつあります。

東寺には河津桜、ソメイヨシノ、不二桜の3種類がありますが、河津桜の見頃の時期は他の桜に比べて多少早咲きとなる3月後半、ソメイヨシノと不二桜は4月初旬となります。

東寺の桜の過去の開花情報

東寺の桜の例年の開花状況においては、河津桜の咲き始めが最も速く、3月前半に開花し、3月後半に見頃を迎えます。

例年、ソメイヨシノと不二桜の開花時期は3月下旬で満開が4月初旬となりますが、2020年の場合は多少早まっているようです。

東寺の桜の時期の混雑状況

東寺の桜の時期の混雑状況は、東寺の桜の素晴らしさが全国的にはあまり知られていないこともあって、他の桜の名所と比べるとそれほどひどくはありません。

しかしながら、満開の時期の週末は混雑がかなり激しくなるため、早朝や平日に出かける等、混雑を避ける工夫をすることをおすすめします。

東寺の基本情報

ではここで東寺の基本情報について説明しましょう。東寺の拝観時間や拝観料、アクセス駐車場情報などについて、詳しく説明していきます。

拝観料や拝観時間は建物によって、また特別拝観やライトアップ時期などによって異なる場合があるため、前もって調べておくことをおすすめします。

東寺の拝観時間(夜桜ライトアップ開催期間)

東寺境内の門は、通常早朝5時に開き、夕方5時に閉じられます。ただし、夜間の特別参拝などがある場合は拝観時間が変更されることがあります。また、金堂や講堂、五重塔などの拝観時間が異なっていることにも注意が必要となります。

五重塔の内部は、特別公開時のみ拝観が許されます。その場合の拝観時間は、午前9時から午後5時までとなり、受付は4時30分で終了します。

また、夜桜ライトアップ開催期間の拝観時間は、午後6時30分入場、午後9時半退場となり、受付は9時で終了します。

東寺の拝観料(夜桜ライトアップ開催期間)

東寺の拝観料は、金堂、講堂、観智院がそれぞれ500円ですが、3か所全て含めた拝観料が800円となっています。

また、1月1日から1月5日までの新春特別拝観の料金が、金堂、講堂、五重塔1階がそれぞれ800円、観智院が500円、全ての建物の共通券が1000円となります。

夜桜ライトアップの入場券は500円、3月20日から4月26日までの春季特別公開時拝観料は、金堂、講堂、宝物館、観智院がそれぞれ500円、共通券が1000円となっています。

また、4月27日から5月25日までの五重塔初層特別公開時の拝観料は金堂、講堂、五重塔1階がそれぞれ800円、宝物館、観智院がそれぞれ500円、共通件が1300円となります。

そして、9月20日から11月25日の秋季特別公開拝観料は、五重塔を除くすべての建物がそれぞれ500円、共通券が1000円となっています。

東寺へのアクセス

JR京都駅から程近い東寺までは徒歩15分ほどでアクセスできます。京都駅から近鉄京都線で1駅の近鉄東寺駅からも徒歩約10分でアクセスできます。

京都駅からバスを利用する場合は、バス停が東寺東門前、東寺南門前、九条大宮、東寺西門前の4か所あるため、利用するバスの系統によって最寄りのバス停を選んでアクセスします。可能ならば東寺の正門に当たる東寺南門前にアクセスする方法がおすすめです。

東寺の駐車場

東寺の東門に専用駐車場がありますが、収容台数が50台と少ないため、まず駐車できないと思った方が良いでしょう。運良く駐車できた場合の料金は、2時間で600円、それ以降は1時間毎に300円が必要です。また、骨董市のある日は駐車ができません。周囲にはコインパーキングもありますが、数が少ないため満車の場合があります。

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東寺で不二桜と五重塔の美しいコラボレーションを堪能しよう!

平安遷都ともに建立された東寺は世界遺産にも指定されている由緒ある寺院で、花見の時期には不二桜始め200本もの桜が境内を覆い尽くします。優雅に咲き誇る不二桜とその背後に建つ五重塔のコントラストの美しさは、訪れる人を感動させずにはおきません。

ここではそんな東寺の桜について、開花や見頃の時期、ライトアップ、混雑する時間帯などの情報を取り入れながら説明してみました。桜の時期に京都を訪れる折は是非東寺にお立ち寄りください。

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この記事のライター
南真州
長野県出身の南真州と申します。仕事の関係で国内、海外の販売や商品企画の業務に携わってきました。その間、大阪、福岡、ドバイ、香港等への転勤を含め、種々の地域や国を廻ってきました。読者の皆さんには、今までの経験を生かしつつ、各地の新鮮な情報をお届けしたいと思います。

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