増毛駅が改修して復活!レトロな駅舎は廃線後も人気のスポット!

2020年7月1日 (2020年7月2日最終更新)

旧増毛駅は北海道の北西、深川と増毛を結ぶJR留萌本線の終着駅になります。平成28年12月に廃線となった増毛駅ですが、今もなお観光客が後を絶たない人気観光スポットになっています。廃線でもなおかつ人気の駅。そんな旧増毛駅の魅力を見てみましょう。

目次

  1. 人気観光スポット増毛駅の魅力とは?
  2. 増毛駅がある増毛町は北海道北西部の港町
  3. 大正10年開業の歴史ある増毛駅
  4. 改修された増毛駅の駅舎が観光スポットに
  5. 増毛の観光「歴史建造物群と増毛小学校」
  6. 映画のロケ地でもある増毛駅を訪れてみませんか?

人気観光スポット増毛駅の魅力とは?

JR留萌本線の廃線となった終着駅「増毛駅」。読み方はましけと読みます。廃線となった増毛駅ですが、今でも観光で訪れる人が後を絶たないスポットとなり、JR留萌本線の旧終着駅は今でも愛されるレトロな観光スポットとなっています。そんな増毛駅の楽しみ方をご紹介いたします。

増毛駅がある増毛町は北海道北西部の港町

増毛駅は北海道北西部にある廃線した駅になります。開業当時の増毛駅周辺は、漁港の町として栄えていました。今から260年ほど前に増毛に漁港が開港してから、道北で一番歴史のある港町として栄えた地域になります。

鰊場で栄えた旧増毛駅には多くの人や貨物の輸送場として当時はにぎやかな駅となっていました。駅名の由来はその漁港から来ています。にしんが海に来るときに、それを狙ってカモメがたくさん飛んできます。その様子をアイヌ語で「カモメの来るところ」の意味「マシュキニ」又は「マシュケ」になったと言われています。

増毛は漁港とのつながりが強い北海道の漁港の町となっています。そしてニシンで栄えた当時の富は、今の歴史的遺産を多く残し、今でもその姿を見ることができます。

当時の増毛の水産資源によってもたらされ富によって、立派な建物が数多く残されています。

レトロな街並みが残る

周辺には明治、大正、昭和にかけての当時からの建物が残ります。重要文化財や、歴史的建造物群として北海道遺産に登録されるほどの歴史のある地域になります。

旧増毛駅周辺には、重要文化財の「旧商家丸一本間家」が修繕され、当時の姿で改修、復元されています。元旅館の富田屋は、木造三階建てで、今は観光案内所として利用されています。

また今でも現役の旅館「増毛館」はライダーなどが泊まる人気の旅館となっています。國稀酒造は今も現役の日本最北の酒蔵です。

豊かな自然

そして終着駅増毛駅周辺には、国定指定公園があります。たくさんの花々を楽しめる山として有名な「暑寒別岳」があり、豪雪地帯として有名な増毛では、初夏にまだ残雪のある山への登山ができます。初夏に気持ちのいいトレッキングや高山植物を楽しみに皆さん来られます。

またJR留萌本線留萌駅から車で5分の、日本の夕陽百選に選ばれた「黄金岬」では、留萌港近くの絶景ポイントになっています。

海産物の絶品グルメが味わえる

増毛では毎年祭りが開催されるほど、甘エビと地酒で有名な地域になります。増毛で有名なグルメと聞かれて、すぐに出てくるのは甘えびではないでしょうか。

エビのワタや内臓にも臭みがなく、刺身で食べるのにも最適で、から揚げやお寿司も美味しいと評判です。地元増毛で食べる甘えびは、一味も二味も美味しさが違うと言われています。

またフルーツ狩りも有名で、特に初夏のサクランボが人気。暑寒別岳のふもとにはたくさんの果樹園がり、フルーツ狩りも楽しむことができます。

日本最北の酒蔵も有名

日本最北の酒蔵として知られている「国稀酒造」は、北海道民が一番おいしいと言われるほど人気の酒蔵です。

国稀酒造には昔使っていた歴史のある道具の見学から、試飲もできる増毛人気の観光グルメスポットです。酒蔵の奥には直売所があり、その他加工品も多く販売されていますので、ぜひ気に入ったものを購入してみましょう。

大正10年開業の歴史ある増毛駅

廃線となった増毛駅は、大正10年開業の北海道でも歴史のある駅になります。漁港の町として栄えた増毛駅は、当時はにぎやかな駅前の風景が広がっていました。

廃線になった今では、その当時の歴史的な建物や街並みが残る景色を楽しみに訪れる人が後を絶ちません。廃線の終着駅増毛駅は、今ではレトロな雰囲気が残る観光地として有名になっています。

廃線になった留萌本線の終着駅

JR留萌本線の終着駅増毛駅は、1日の電車の発着本数7本の小さな駅でした。本数の少ない小さな駅ですが、その歴史ある駅舎の佇まいから廃線になるにはもったいない駅の1つと言われていました。

路線距離50kmほどの留萌本線は、JRの本線を名乗る中で一番短い距離の路線。そして留萌駅と毛駅間は、2016年廃線が決定しました。

廃線後、増毛駅は地元に無償譲渡され、旧増毛駅は観光の拠点と知って地元の活性化に一役になっています。

お別れセレモニーには多くの鉄道ファンが参加

増毛駅廃線にあたり、平成28年12月4日に、「ありがとうJR留萌本線(留萌-増毛間)お別れセレモニー」が開催されました。

セレモニーでは、最終列車を迎えて、みんなで見送り、特産品&鉄道関連記念品の販売などが開催されました。

また増毛の人気蔵元からは甘酒の無料配布やプロジェクターでもメモリアルメッセージ投影など、華々しい終着駅最後の日を迎えました。

「髪の毛の聖地」として人気を集めていた理由

また増毛駅はレトロな駅舎の残る終着駅としてだけではなく、ある方々の聖地としても人気を集めていました。

「ましけ」を違う読み方で「ぞうもう」と読み、薄毛の方々の聖地として密かに人気の場所でもあります。髪の毛で悩みをお持ちの方にとって、縁起のいい場所と言われています。そして半家(はげ)駅というのも存在し、半家駅から増毛駅へのツアーも開催されるほど注目を集めていました。

映画「駅 STATION」の舞台として有名に

旧増毛駅が有名なのには、高倉健主演の「駅 STATION」の舞台であったからでもあります。当時のまま残された増毛駅周辺の景色は、昭和初期の姿そのままで残り映画の世界を体験できると言われています。

旧増毛駅近くの風待食堂は、通り魔事件の犯人の妹、すず子の働いていた食堂です。外観は当時のまま保存されています。今は中は観光案内所になり、撮影当時の写真などが展示され、観光案内所になっています。

また英次の雄冬の実家に帰省した場面のロケでは、国稀酒造の奥座敷が使われています。また国稀酒造の隣には、映画の写真展などが開催されていました。

駅詳細情報

旧増毛駅は今では廃線となった駅になります。その為電車でのアクセスはできませんが、観光の拠点としてみなさん足を運ばれます。JR留萌本線 留萌駅から沿岸バスでアクセスが可能です。30分ほどのバスの乗車時間です。

近くの観光案内所の営業時間は、春夏秋の4月下旬~10月下旬で9:30~16:30となっています。旧増毛駅のホームや線路に入って思う存分記念写真を撮ってみましょう。

住所 北海道増毛郡増毛町大字弁天町1丁目
電話番号 0164-53-1111

改修された増毛駅の駅舎が観光スポットに

旧増毛駅は地元に譲渡されてから、多くのファンの熱意もあり、旧駅舎が改修されています。2016年に廃線となった旧増毛駅は、当時の大きさのままに改修されています。

町の観光の拠点とするべく改修工事が行われました。駅舎の改修工事では、当時の面影を残すべく復元され、また新たに展示スペースとして増設された部分もあるようです。

開業時の大きさに駅を復元

旧増毛駅の改修された駅舎は、開業当時の賑わいのある大きさに復元されています。1984年の駅の無人化の際に大きさが半分にされた駅舎は、また新たな息を吹き返したかのような立派なものに復元されました。

駅舎内は当時のままとは言いませんが、レトロな雰囲気が残る造りで、新たに売店「ぐるめ食品」も営業しお土産を買ったり、ちょっと休憩できるスペースが設置されています。

旧駅舎のノスタルジックな雰囲気を再現

旧駅舎や増毛駅周辺のレトロな雰囲気に合わせて、駅舎も復元されました。旧駅舎を開業当時の約110平米に戻し、廃線のレールはそのままにして、自由に散策できるようにしました。

駅舎内は駅舎は、旧駅舎の造りのままきれいにし、増設はされたものの昔の雰囲気のまま復元されています。新たに増設されたスペースで、鉄道が現役で動いていた時の写真などを見ることができます。

映画ファンも嬉しい「駅舎の待合室」

旧増毛駅の待合室をそのままに復元された休憩スペースは、ノスタルジックな雰囲気が広がっています。

そして映画でも印象的だった待合室の銀色の柱はそのまま残っています。冬にはストーブがたかれ、ここで暖を取ってから増毛観光にでてみましょう。

駅舎内にあるグルメスポット「孝子屋ぐるめ食品」

そして復元された駅舎内には売店があります。「孝子屋ぐるめ食品」では、北海道名物のざんぎをオーダーが通ると揚げてくれます。

増毛の特産品甘えびのみそ汁やタコ飯もいただけます。ここで軽くランチを食べることも可能です。

お土産も買える!

そしてお土産にも最適な冷蔵品などの加工品も多く販売されています。また甘えびを使った「姿干し海老」はお土産に最適。他、ましけ甘えびラーメンや辛子明太子もあります。

他の場所ではなかなか手に入らない干しエビのお土産はおすすめ。他にもたくさんの冷蔵のお土産などがあります。

駅前にある観光案内所「風待食堂」も人気

風待食堂は食堂となっていますが、食事がいただけるわけではありません。こちらは今は増毛町の観光案内所として利用されています。木造2階建ての大きな建物は当時のまま保存され、店内には映画の資料が展示されています。

また鉄道ファンにはうれしい、増毛町来町証明書という変わった証明書を発行してくれます。100円で発行可能で、増毛駅の増毛駅に列車が到着する写真になっています。

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増毛の観光「歴史建造物群と増毛小学校」

歴史建造物群と増毛小学校は、北海道遺産として登録されています。北海道の歴史的建造物や文化を後世に残すべく登録されたものになります。

旧増毛駅前には明治中期に建てられた「旧商家丸一本間家」の重要文化財を始め、日本海の荒々しい気候にも負けない石造りや木造の建物が多く並びます。

木骨石造の旧商家丸一本間家は、内部には当時の職人技がちりばめられた重厚な建物になっています。そして日本最北の酒蔵国稀酒造や、増毛小学校は北海道の中で小中の校舎として一番大きなもので、平成23年まで使われていた校舎です。通常は非公開ですが、イベント時に内部を見学することができます。

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映画のロケ地でもある増毛駅を訪れてみませんか?

いかがでしたでしょうか。旧増毛駅は、当時の趣あるレトロな雰囲気をいまだに残す駅になります。廃線した後でも、その人気は衰えず毎年たくさんの観光客が足を運びます。

映画の舞台にもなったレトロな街並みも、増毛駅前には残り、明治時代にタイムスリップしたかのような街並みが残っているのも魅力です。ぜひ増毛に足を運んでレトロな雰囲気を感じてみましょう。

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この記事のライター
tomo
兵庫在住、旅行すること、食べること、遊ぶことが大好きなtomoです。次の週末はどこに行こうか日々計画中!

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