カレン族の暮らし!シルバーアクセサリーを作るタイやミャンマーの民族!

2017年6月22日 (2018年3月28日最終更新)

カレン族といえば、タイからミャンマーにかけていくつかの村に分かれて、自然とともに生活をしている民族です。そんなカレン族は、シルバーアクセサリーを作ったり、象を飼い慣らしていたりしながら暮らしています。今回は、カレン族はどんな民族なのがを紹介したいと思います。

目次

  1. カレン族の暮らしとは?
  2. カレン族の歴史
  3. カレン族に会うには
  4. カレン族の女性の特徴
  5. 象使いのカレン族
  6. カレン族の厳しいルール
  7. カレン族の織物
  8. カレン族とシルバーアクセサリー
  9. カレン族と模様
  10. カレン族について知ることができましたか?

カレン族の暮らしとは?

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カレン族は、自然の中で生きていく中で、厳しいルールや規則を作り生活しており、女性は首に何重にもなったリングを巻き、男性はゾウ使いとして象と共に生活をしています。また、女性は代々受け継がれた手法でシルバーアクセサリーや織物を作り、今に伝統を伝えています。ここからは、そんなカレン族について詳しく紹介します。

カレン族の歴史

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普段の生活の中では聞きなれない民族ですが、タイ旅行に行ったことがある方なら聞いたことがあるかと思います。そんなカレン族とはどんな民族なのかというと、タイの北部からミャンマーの南部にかけて居住する民族であり、その人口は、約290万と推定されています。カレン族の言葉は、カレン諸語という独自の言葉を話し、独立した生活を毎日送っています。

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タイやミャンマーの地域に住むカレン族は、伝統的な半農半狩猟でタイ王国ができるはるか昔から長い間過ごしていますが、そのカレン族が住んでいる森が突然、政府によって国有林化されてしまい、違法にそこにすみついている事になってしまっています。政府は、この事態に目をつむっていますが、カレン族は独立運動を行い続けており、現在もなおその活動は続いています。

現在ミャンマーでは内戦が続いているため、カレン族の大半がタイへと流れ込んできました。そのため山の中というよりは、比較的平地に近い場所で生活をし、タイ国籍を持ちながら、タイの教育を受けたり、タイのお土産品としてアクセサリーや織物を生産たりして安定した生活を送っています。

カレン族に会うには

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実際にカレン族に会うには、ミャンマーからではなく、タイから行くことをおすすめします。カレン族は、民族によっていつくかに分かれて住んでおり、先ほども述べたようにミャンマーでは内戦が起きていて、多くの民族がタイへと流れていきました。また、タイからだと観光地として有名なチェンマイから車で30分ほどで行くことができるので、時間を効率良く使うことが可能ですよ。

カレン族の女性の特徴

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カレン族の大きな特徴といえば、女性の民族的習慣にあります。カレン族は別名を首長族と呼ばれており、その名前の通り、女性は幼い時から首にリングをつけていきます。最終的には、約6キロの重さになり、その分リングの重さで肩が変形していくので民族の女性は皆なで肩になっています。そのリングは、2、3年に一度専門家が取り外してもらい、替えをおこなっています。

なぜ、カレン族の女性は首にリングをつけているのでしょうか。この理由は諸説ありますが、女性が不貞を行った場合にリングを外す事で、罰則の効果を作るという首輪は貞操の象徴というものが一番有力なものになっています。しかし現在では、首輪は装飾的意味合いが強くなっており、首輪をつけた女性の方が魅力的であるというアクセサリーとしてつけている女性が多くなっています。

さらにカレン民族の女性は、未婚者と既婚者で民族衣装の特徴が異なります。未婚の女性は、白の木綿で作られた真っ白なワンピース風の服を着ており、既婚の女性は、青色や紺色、黒色といった濃い色のツーピース衣装に数珠の実のアクセサリーをつけています。これも昔からのカレン民族の伝統的なしきたりになっており、現在も強く守られています。

象使いのカレン族

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カレン族の生活に欠かせないのが、象です。昔は、森の中で象を放し飼いにしており、その象を使って、切り出した木材を街まで運んだりするときに使っていました。象には、それぞれ一頭ごとに登録書が存在し、持ち主が変わる時には必ず届け出を出すことが規則で決まっています。カレン民族は、仕事だけではなく、大切に家族のように象を育てており、その伝統を守り続けています。

そして現在では、森で木材の切り出しは国で禁止されているので、そのために飼われていた象は、居場所をなくしました。しかし、エレファントキャンプという施設が誕生し、そこで象とともに観光客に向けた仕事を行なっており、そのエレファントキャンプの9割をカレン民族が占めている民族の大切な収入源です。ここでは、絵を描く象や、象の上に乗ることもできますよ。

カレン族の厳しいルール

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カレン族には、生活の中でいつくかのルールを守っています。カレン族は焼畑農業を行い、その農業方法から農作物を育ており、自給自足の生活を送っています。そのため自然が生きていく上で一番大切なものであり、守っていかなければなりません。ですので災いをもたらすという行為は、タブーであり、動物の災いをもたらす行為を見つけた時には、瞬時に殺すというのが決まりです。

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また、農作物の不作が起こった時や、民族に災いが起きた時には、必ず誰か悪い行いをした者がいるという考えであり、その者が、精霊の怒りに触れたことが原因となります。そして、ここから犯人を探し出すことになります。このようにとても厳しいルールの中で生活しているため、自然との秩序が長い間守られてきたのでしょう。

カレン族の織物

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自然とともに生活してきたカレン族ですが、そんなカレン族を代表する工芸品が織物です。織物と言ってもさまざな種類のものがあり、そのどれもが手間と時間のかかったものになります。まずは、黒檀染という黒色をした織物ですが、何度も何度も繰り返し染めることで黒色を出しており、1つの民族で育つもののみで作られています。そのため、生きる成立ちなどが見えるといわれています。

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次に美しい幾何学模様の織物です。これは、色鮮やかに染められた糸を機織を使って丁寧に一織りずつ織っていくのですが、お腹で支えながら、足を伸ばしたり、糸をタイミングを考えながら引っ張ったりととても難しく、カレン族のみができる技術になっています。織物は、その村で販売も行なっており、カレン族を訪れた際に、思い出として買うのもいいですよ。

カレン族とシルバーアクセサリー

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カレン族とシルバーアクセサリーは切っても切れない関係にあります。それは、自然との秩序を大切にし、儀式や黒魔術を信じる中で、シルバーアクセサリーに様々な意味を込めて作られました。そのため700から800種類ものモチーフがあり、1つ1つに作り手の思いが込められています。現在は、カレン族のシルバーアクセサリーは、海外からも人気があり、タイのお土産として人気があります。

人気のある理由に、カレン族のシルバーアクセサリーの質の高さもあります。カレン族のシルバーは全て手作りで作られているため、細かい細工をするにはある程度柔らかさが求められます。それによって、純度が高いシルバーを使用することになり、だいたい95から97パーセントがほとんどで、中には99パーセントもの非常に高いシルバーを使ったアクセサリーもあるんですよ。

カレン族と模様

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カレン族のシルバーアクセサリーの意味が気になりますよね。ここからは、数多くある中のいくつかのアクセサリーの意味について紹介します。ほとんどのアクセサリーには、カレン族が生活する上で身近に触れているものを表すことが多く、花や木、亀、象、貝などや、生活に使っている道具である漁の際に魚を入れる魚籠や食事の際にお皿として使う葉の容器をモチーフにしているものもあります。

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さらにカレン族は、黒魔術を恐れている者が多く、その中で魔除けとなる意味をモチーフとして、第三の眼や力を象徴しつつ魔除けの効果を持つ弓と矢、パドゥアという神へのお供え物として捧げる花も魔除けとしてモチーフになっています。その他にもモチーフとして多用されているのが渦巻き状のデザインです。これは、宇宙観や家族観を表すものでカレン族の中で伝わるものです。

これらの美しいシルバーアクセサリーは、種類の豊富でピアスやリング、ネックレスなどがあり、カレン族の思いがたくさん詰まっています。そんなリング類をカレン族の村で購入することもできます。ぜひカレン族の村を訪れた際には、意味なども教えてもらいながら自分に合うと思うシルバーアクセサリーを旅の思い出として買ってみてくださいね。

カレン族について知ることができましたか?

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今回は、カレン族はどんな民族なのがを紹介しました。男性は象使いとして、女性は首にリングをつけて生活しているのですが、特に女性は、リングの重さで首だけではなく、肩まで変形してしまうほど負担がかかっているのは驚きでした。それでも伝統を大切にしているカレン族は、素晴らしい民族だと私は思います。

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