チチェン・イッツァ遺跡!ツアーや見どころを紹介!マヤ文明の歴史も探る

2017年9月7日 (2017年9月11日最終更新)

チチェン・イッツア遺跡は、メキシコのユカタン半島の北部にあるマヤ文明の遺跡で、1988年に世界遺産に登録されました。年に2回、ククルカンが降臨することで有名な神殿など見どころが集中しています。チチェン・イッツア遺跡のツアーや見どころについて、ご紹介します。

目次

  1. チチェン・イッツア遺跡とは?
  2. チチェン・イッツア遺跡の見どころ1:ジャガーの神殿
  3. チチェン・イッツア遺跡の見どころ2:大球戯場
  4. チチェン・イッツア遺跡の見どころ3:ツォンパントリ
  5. チチェン・イッツア遺跡の見どころ4:聖なるセノーテ
  6. チチェン・イッツア遺跡の見どころ5:カスティーヨ
  7. チチェン・イッツア遺跡の見どころ6:戦士の神殿
  8. チチェン・イッツア遺跡の見どころ7:高僧の墓(オサリオ)
  9. チチェン・イッツア遺跡の見どころ8:天文台(カラコル)
  10. チチェン・イッツア遺跡の見どころ9:尼僧院と東別院
  11. チチェン・イッツア遺跡ツアー情報
  12. チチェン・イッツア遺跡でマヤ文明の偉大さを満喫しよう!

チチェン・イッツア遺跡とは?

@stibu09さんの投稿
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メキシコのチチェン・イッツア遺跡とは、マヤ文明の800年末期から1200年末期まで栄えた古代都市遺跡です。遺跡の北部には、メキシコ中央高原のトルテカ様式、南部にはマヤのプーク様式の遺跡が混在しています。1988年に世界遺産、2006年に新世界七不思議に選ばれた、チチェン・イッツア遺跡の見どころについて、ご紹介します。

Img 2167メキシコの観光・旅行オススメスポット!人気の見どころや魅力を紹介!

チチェン・イッツア遺跡の見どころ1:ジャガーの神殿

@kimounanyeさんの投稿
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チチェン・イッツア遺跡の北西にある正面入口の左手にジャガーの神殿は位置しています。ジャガーの神殿は、正面左手に階段があり、正面の柱の間にマヤ文明において権力の象徴であった、ジャガーの玉座が置かれています。柱や壁にはマヤ文明の歴史を感じさせるトルテカ様式の彫刻が施されています。

チチェン・イッツア遺跡の見どころ2:大球戯場

@st1136さんの投稿
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紀元前3000年頃から16世紀頃まで続いたマヤ文明やメゾアメリカ文明の遺跡には、球戯場残されています。チチェン・イッツア遺跡の球戯場は、発見されている中で一番大きく、幅168m、高さ70mの規模になります。特徴は、東西の壁が垂直になっており、高さ60m地点に輪の中心に丸い穴が開いているマーカーが取付けられています。

@maturefrogさんの投稿
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球戯のルールは、マーカーの穴にゴムで固めた球を通すことで勝敗を決めていたそうです。試合が白熱するほど雨がふり、豊作になると信じられていました。勝敗の結果によって生贄になる者を決めていたそうですが、勝っても負けても生贄になったそうで、未だに謎に満ちています。

チチェン・イッツア遺跡の見どころ3:ツォンパントリ

大球戯場の向かいには、ツォンパントリがあります。別名「髑髏の塀」と言われており、中央の台座部分には、生贄になった者の首を並べたそうで、壁には髑髏の彫刻が施されています。マヤ文明などでは、生贄に選ばれると神の国へ行けると信じられていたようです。数世紀にわたる歴史の中で、残酷な生贄の儀式が繰り返されていました。

チチェン・イッツア遺跡の見どころ4:聖なるセノーテ

@mirepevさんの投稿
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セノーテとはマヤ語で聖なる泉の意味で、雨の神チャークの世界に通じる場所と考えられていました。メキシコ・ユカタン半島には数多くのセノーテが存在しています。チチェン・イッツア遺跡には2つのセノーテがあり、聖なるセノーテは、直径60m、水深13.5mになります。もう1つは南側にある小さなシュトロック・セノーテになります。

聖なるセノーテは、豊作祈願、雨乞の儀式、神の予言を占う時などに、財宝や生贄を投げ入れる宗教儀式に使用されていました。過去2回の発掘調査では、聖なるセノーテの底から歴史的価値のある金製品、貝殻、木製、石器や木製の奉納物、子供や大人の人骨が発見され、メキシコ・シティの人類学博物館マヤ室に展示されています。

チチェン・イッツア遺跡の見どころ5:カスティーヨ

@_j_e_n_n_i_e__さんの投稿
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チチェン・イッツア遺跡の一番の見どころは、「ククルカンのピラミッド」「ククルカンの神殿」との呼ばれるカスティーヨになります。ククルカンとは、羽根を持つヘビ神で、マヤ文明において最高の神として祀られてきました。カスティーヨは、春分の日と秋分の日の年2回に光と影により「ククルカンの降臨」が現れます。

@peeekyouさんの投稿
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ククルカンの降臨とは、カスティーヨの正面の北側の階段の始まり部分にククルカンの頭があります。春分の日と秋分の日の夕暮れ時に太陽の光がピラミッドの北西角に届くと、ククルカンの頭がある北側の階段の側面に、くねくねしているヘビの胴体のように見える影が現れる現象です。

年2回ククルカンの降臨の現象が現れるようにカスティーヨは、東西南北の機軸から 22.5度ずづらして建てられているそうです。1000年頃に全盛期を迎ええる新チチェン・イッツアの時代に建造されたカスティーヨから、マヤ文明の高度な天文知識をうかがい知ることができます。

@my_life_in_mexicoさんの投稿
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また、カスティーヨの内部には、700年頃に全盛期を向かけた旧チチェン・イッツア時代に建てられたピラミッドが存在しています。現在は見学できませんが、古いピラミッドの神殿上部には、チャックモール像と翡翠の目を持つ赤いジャガーの玉座があるそうです。

カスティーヨは「暦のピラミッド」とも言われております。カスティーヨは、基底部55.3mのトルテカ様式の四方形のピラミッドで、高さは24mになります。頂上の神殿の高さは6mで、神殿までは91段の階段があります。階段の段数(91)×四方(4)+神殿(1)で365日を現しています。これは1周期を365日とするマヤ暦のハアブによるものです。

チチェン・イッツア遺跡の見どころ6:戦士の神殿

チチェン・イッツア遺跡の東側、カスティーヨの奥に戦士の神殿があります。幅40m、高さ12mの台座の上に柱と崩れた神殿が残っています。階段の上の神殿の中央にはチャックモール像が置かれており、チャックモール像の両側の柱には口を開けたヘビの彫刻があります。

@technicolorechoさんの投稿
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戦士の神殿は、生贄の儀式に使用された場所で、チャックモール像の上に生贄を横たわらせ、太陽への奉納物として、心臓を取り出していたそうです。チャックモール像は、両手で腹部の上に皿などの容器を持っており、取り出された心臓は皿の上に置かれ、流れ出た血液は神殿の階段の下まで、滴り落ちたと伝えられています。

チチェン・イッツア遺跡の見どころ7:高僧の墓(オサリオ)

@myrandomphotographsさんの投稿
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チチェン・イッツア遺跡の南側にあるピラミッド型の納骨堂(オサリオ)は、高僧の墓と呼ばれています。階段の両脇にはヘビの彫刻が置かれており、1つは羽根があるヘビ神・ククルカン、もう1つは羽根のない雲のヘビ神と言われてます。高僧の墓はトルテカ様式とクープ様式が融合された建物になっています。

チチェン・イッツア遺跡の見どころ8:天文台(カラコル)

@adelantecaminante3さんの投稿
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高僧の墓から南に向かうと、円形の遺跡が見えてきます。これが天文台で縦67m、横52m、高さ6mの基底部に建っています。円形の遺跡の内部には螺旋階段があり、巻貝のような形状からカラコム(貝)とも呼ばれています。天文台には3つの窓があり、太陽や金星の観測に使われていたそうです。

マヤ文明において、天文観測で重要なのは金星で、チチェン・イッツア遺跡の北部と南部に金星の台座が残っています。高度な天体観測に基づく計算から数種類のマヤ暦が作られ、閏年や閏秒のズレも計算され修正されていたそうです。マヤ文明では、天文観測が重要であった歴史を感じられる遺跡スポットです。

チチェン・イッツア遺跡の見どころ9:尼僧院と東別院

@_andreapmさんの投稿
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天文台から更に南へ向かうと教会があり、その先に崩れかけた階段が残る大きな3階建ての歴史的建造物があります。内部には小さな個室が複数存在しており、この地を植民地化したスペイン人により尼僧院と名前が付けられました。尼僧院はクープ様式の壮麗な装飾が施されています。

尼僧院の横には1階建ての東別院があり、建物全体がクープ様式の装飾が施されています。トウモロコシを主食としていたマヤ文明において、マヤ王はトウモロコシ神と同一視され、トウモロコシが育つには雨が欠かせないことから、建物の正面や角には雨の神チャーク像が刻まれています。

チチェン・イッツア遺跡ツアー情報

@lllllsayurilllllさんの投稿
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チチェン・イッツア遺跡は、メキシコ・ユカタン半島のリゾート地カンクンから西に約200km、ユカタン州の州都メリダから東に約120kmに位置する密林の中に総面積約4㎢に渡り広がっています。カンクンから車で約2時間半から3時間、メリダから車で約1時間30分の所要時間でチチェン・イッツア遺跡を訪れることができます。

広大はチチェン・イッツア遺跡を見学するには、個人でチチェン・イッツア遺跡まで行くのも良いのですが、アクセスにバスを利用すると本数が少なくて大変です。むしろ歴史的なマヤ文明の宗教儀式や建物の意味を知るには、ガイド付きツアーがおすすめです。ガイドの言語は日本語、英語、スペイン語などになります。

@yu___migramさんの投稿
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ツアーは主にカンクン発が多く、日本語ガイド付でチチェン・イッツア遺跡までの往復、入場料、昼食、他の観光スポットやお土産屋さんが含まれ1万円前後になります。英語ガイドの場合、格安のツアーもあるようです。所要時間は約8時間から約12時間になり、1日かかりの観光ツアーになるので、時間的な余裕を持ってください。

@queen_angel_cancunさんの投稿
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ツアーの多くは、チチェン・イッツア遺跡観光とメキシコ・ユカタン半島にあるグラン・セノーテ、セノーテ・ドスオホス、セノーテ・イキルの3つのセノーテの内、1箇所がセットになっています。チチェン・イッツア遺跡の聖なるセノーテは儀式用ですが、他のセノーテは綺麗な聖なる泉なのでダイビングやシュノーケリングが楽しめます。

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チチェン・イッツア遺跡でマヤ文明の偉大さを満喫しよう!

@g__e__n_さんの投稿
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今回ご紹介した以外にもチチェン・イッツア遺跡には、見どころある歴史的建造物が数多く残されています。マヤ文明の遺跡を巡ると宗教儀式として行われていた生贄や高度な天文観測など、想像もつかないような世界に触れることができます。是非、メキシコのチチェン・イッツア遺跡を訪れ、マヤ文明の偉大さを満喫してください。

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