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房総のむらで物作り体験や食事を楽しむ!江戸時代にタイムトリップ!

房総のむらで物作り体験や食事を楽しむ!江戸時代にタイムトリップ!
投稿日: 2017年3月21日最終更新日: 2020年10月7日

千葉県にある観光地「房総のむら」は、江戸時代にタイムトリップをしてしまったと錯覚してしまうくらい、江戸の情緒溢れる街並みが再現されています。今回は、子供から大人まで楽しめる房総のむらの魅力を皆さんにお伝え致しますので、観光の参考になさって下さい。

房総のむらとは?見出し

千葉県にある「房総のむら」では、房総の江戸時代の伝統的な生活様式、物を作り上げる技術などを体験することが出来ます。また千葉県内で発掘した古墳、考古遺物、武家、商家、農家等の展示物を通して房総の歴史を学べる博物館です。

千葉県民の方は、小学校や中学校の時の校外学習などで行った事がある方もいらっしゃるかと思うので、懐かしみつつ、この記事で房総のむらの魅力を再度復習していただければ幸いです! 住所:〒270-1506 千葉県印旛郡栄町龍角寺1028 電話:0476-95-3333

房総のむらの歴史見出し

房総のむらは、昭和61年4月1日に開館しました。今から約30年も前から千葉県民及び県外の観光客、また江戸時代の街並み、房総のむらならではの体験ができるとのことで、外国の観光客も年々増えてきており、平成21年5月には、なんと開館以来、500万人もの来館者となりました。

房総のむらは、平成16年に「千葉県立房総風土記の丘」と統合しました。原始・古代から現代までの人々の衣食住、そして技の移り変わりを直接体験し学ぶことのできる博物館としてリニューアルしたのです。房総のむらにはエリアが2つあり、歴史と自然を学ぶことの出来る「風土記の丘エリア」そして商家・農家などの「ふるさとの技体験エリア」とがあり、現在でも観光客に千葉県の伝統・歴史などを伝え続けています。

房総のむらで江戸の町並みを見よう見出し

房総のむらに入ると、そこは一気に江戸時代。江戸の商店がずらりと並んでいて、まるで江戸時代にタイムトリップしてしまったような感覚になります。商店街を歩いてみると、魚屋さん、ご飯屋さん、お茶屋、畳屋さんなどが揃っています。お店だけではなく、井戸やお地蔵様などもあり、江戸時代の町並みを忠実に再現しています。

房総のむらで江戸の物作りを体験!見出し

房総のむらでは、伝統的な物作りや昔からの江戸時代に使われていた道具を使っての実践・体験をすることが出来ます。通年体験できることから、イベントを通して体験することの出来る様々な物・食事作りは、展示などを含めると種類は、なんと350以上にもなります。全て子供から大人まで楽しめる内容となっています。

昔ながらの食事を作ろう

房総のむらで体験できるイベントとして代表的な食事作りとしては、「ばらっぱ饅頭」や「そば打ち」「太巻き寿司」そして「べっこう飴」などです。どれも江戸時代から伝わる伝統的な作り方をお伝えします。子供でも作れるように優しく説明してくれるので、安心ですよ。食事を作る楽しさ・難しさも学べそうです。

江戸の技を体験しよう

木型に和紙を貼り付けたり、色づけなどをして小さな招き猫やトラなど、可愛い置物を作れる「張り子」や「草取り鎌」「和ろうそく」「竹細工講習会」など、様々なイベントがあります。子供から大人まで楽しく体験できるよう、簡単なものからちょっと難しいものまで揃っています。昔ながらの物作りではありますが、自分の好みの柄や絵を入れて今風にも仕上げられます。

その他物作り

わらを使って作る「足半作り」やお正月前に人気の「安房のお飾り作り」粘土で作って焼く作業の「埴輪作り」などもあります。どれも日常では作ることの出来ない貴重な体験です。特に子供には良い勉強にもなると思うので、夏休みの自由研究などにも使えるかも?!

江戸の村で体験!子供から大人まで楽しめるイベントに参加しよう見出し

房総のむらでは、通年様々な体験できる演目がありますが、それ以外にも展覧会や落語会など、季節ごとに様々なイベントが開かれます。里山観察会が開くそれぞれ季節にあった植物の会、田んぼの生き物の会、コケ植物の会など、大人が参加したい内容のものから、子供向けのやさしいきのこ観察会や、夜の観察会など、子供から大人まで参加できるイベントが盛り沢山です。

またさくら祭りやふるさと祭り、稲穂祭り、大道芸など、老若男女問わず楽しめるイベントも定期的に用意されています。季節に合った様々な情緒溢れるイベントが開催されるのは、現代では普段なかなか体験できないので、大人にとっては懐かしく、子供にとっては新鮮味がありますね。

季節にあったイベントを開催してくれるので、子供から大人まで楽しめます。

房総のむらで江戸の村にタイムトリップ?!見出し

房総のむらの農村エリアでは、江戸時代の村にタイムトリップ?!が出来ます。昔ながらの農家があり、その家の中には今ではほとんど見ることが出来ない、農家で使う脱穀機などの道具から、座敷、物置、馬小屋などもあります。

現在では滅多に見ることのできない品々が置いてあります。年配の方にとっては懐かしく感じるかもしれません。

その庭の中には、竹馬やコマが置いてあり、実際に遊ぶこともできます。子供用かと思いきや、実際に楽しんでいるのは実は大人が多いのです。

昔できたのだから今もできるはず!と思ってやってみると、あれれ、おかしいなと苦戦している大人の姿が微笑ましいです。

農村エリアでは、いたるところの村の境目に吊るされた「道切り」があります。この縄は災いを避けるために吊るしてあり、魔物が嫌う藁のタコ・エビ、さいころ、藁人形などが飾られています。

房総のむらの武家屋敷でこんな江戸の体験が…見出し

武家屋敷は、江戸時代後期に建築された寄棟造りとなっており、実際に中に入れることが出来、中の造りや様子をみることが出来ます。また、武家の習い事として時期によっては茶道体験が出来たり、甲冑・打掛試着も出来ます。通年その行事の様子の展示を行なっています。尚秋には演武として、古武道の実演も実施しているので、滅多にご覧いただけない貴重なイベント、是非参加してみてください。

茶道の体験が本格的に気軽にできるのは貴重な体験ですよね。期間限定なので、希望の方は行く前にチェックしてください。

江戸の村だけではない「風土記の丘」も要チェック!見出し

「房総のむら」には、房総の歴史と自然が学べる「風土記の丘エリア」があります。子供の歴史の勉強に大変適している場所ですね。ここにはなんと、飛鳥時代の古墳が114基もあるんです。小学生の頃に学習した古墳などを実際に自分の目で見られることは、貴重ですよね。また古墳群の近くには、昭和天皇が学習院初等科時代に学ばれた国の重要文化財でもある、「旧学習院初等科正堂」が建っています。

また風土記の丘資料館では、縄文、弥生、古墳の歴史時代の物や人々の生活の流れ、移り変わりを中心に展示しています。また房総半島生い立ちとして、県内で発掘された石器や、印旛沼から発掘されたナウマンゾウの復元骨格も展示されています。様々な展示物を通して、房総半島の歴史の流れを学べます。

房総のむらでお食事見出し

そば屋「いんば」

房総のむらのお食事処は、商家の町並みにそば屋「いんば」という店があります。営業時間は、お昼のみの営業なのでご注意を。また売り切れとなり次第閉店となります。「いんば」の名物「かみなりうどん」と「ずいき飯」です。そのかみなりうどんは、江戸時代後期の料理本である「素人包丁三編」に掲載された料理の1つだそうです。江戸の食事を堪能してみませんか?

その他、お茶が頂ける喫茶お茶の店「山辺園」と、おまつり広場に茶店があります。小腹が空いた時や、ちょっと休みたいなという時にオススメです。江戸の商店の中で頂くお茶は格別かも!

房総のむらのお土産を買おう!見出し

風土記の丘資料館の入口と房総のむら総合案内所「総屋」にお土産やさんがあります。県内の伝統工芸品や、房総のむらオリジナルの商品など、昔懐かしいお土産が揃っています。年配の方のお土産に適しているかもしれません。

房総のむらの混雑状況見出し

房総のむらは、通年そこまで混雑していないですが、イベントのある週末は、少し混雑します。敷地も広いため、人々が分散されているのも混雑しない1つの理由かと思います。空いている日にのんびりと行きたい方は、やはり平日がオススメ。自然も多いため、ゆったりお散歩としても適しています。

季節ごと、コキアや桜などをご覧いただけます。房総のむらには自然が多いので、それを目当てに行く方もいらっしゃいます。

房総のむらで江戸を体験しよう!まとめ見出し

房総のむらは、房総の歴史・自然などを見て、聞いて、体験して楽しみながら学べる博物館・資料館で、子供から大人まで楽しめる場所です。学ぶ場所だけではなく、自然が多いため、思いっきり遊ぶことも可能です。大人気の有名地!という訳ではないため、そこまで混雑もしておらず、ゆっくりと観光することができる、穴場の楽しい場所です。

またテレビのバラエティ・ドラマのロケ地としてもよく使われているので、見覚えのある場所もあるかもしれません。のんびりと楽しめる場所なので、是非、家族揃って行ってみてください!

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