新北市の野柳老梅石槽は奇岩が緑に染まる！おすすめの季節を紹介！

神秘的な光景が広がる老梅石槽は、限定された季節にだけ見ることのできる、幻の自然美とも呼ばれる景色があります。老梅石槽を見ることのできる北海岸一帯は、世界でも数えるほどしかない奇石がある場所としても人気です。そんな老梅石槽や奇石を、おすすめの季節等と合わせて詳しくご紹介します。

台湾にある新北市は、台湾有数の行政区です。老梅石槽がある北海岸付近には、6つの区があり五股、金山、三芝、萬里、八里、石門に分かれています。また台湾の国家風景区に、指定されている場所が非常に多いです。野柳老梅石槽などを含め、観光地としても人気のある市となっています。

新北市は、日本で例えると沖縄県と近い気候となっています。台湾は一年間を通して、亜熱帯地域となるので、春は25度前後、夏は33度前後、秋は25度前後、冬は20度前後と、比較的過ごしやすい気候となっています。また台湾の梅雨は、日本よりも早い4月後半頃に始まるようです。

台湾新北市の治安は、比較的良いようです。裏路地や女性一人で歩いていても、危ない状況になることは非常に稀です。台湾は夜市などが夜遅くまで営業しているため、夜市の近くで宿泊する人は騒がしい場合があります。また混雑している場所や観光スポットでの、スリは十分気を付けましょう。

老梅石槽は、台湾北海岸に季節限定で現れる景色のことです。ある季節になると緑いっぱいの景色が広がり、地元台湾の人も訪れる人気のスポットとなります。老梅石槽の緑の正体は、藻です。様々な自然環境や季節によって、台湾北海岸に藻が張り付き、このような神秘的な景色が広がるようです。

緑いっぱいの景色が広がる老梅石槽の起源は、標高1093メートルある大屯山と呼ばれる山が、噴火したことから始まります。大屯山が噴火した火山岩が、長い月日と年月をかけて北海岸一帯に蓄積していったようです。そこから波による浸食が始まり、不思議な形の岩と一帯が緑に広がる、不思議な光景となっていったようです。

ある季節になると緑が一面に広がる老梅石槽は、ロケ地や撮影スポットとしても人気の場所です。台湾で放送されたドラマで、撮影場所として使用されたようです。また結婚式のパンフレット写真に使用されたことから、ウェディングドレス姿での写真撮影も、おすすめとなっているようです。

気になる老梅石槽のおすすめ季節は、3月中旬頃から5月末頃までの約2か月間です。始めや終わりの時期に行くと、部分的に緑の老梅石槽景色が見れるようです。また一番ピークの時期は、4月の中頃のようです。台湾の北海岸一帯が、緑の藻で埋め尽くされる光景は、自然界だけが作り出せる美しい景色が広がっています。

老梅石槽は春の季節しか見ることのできない、神秘的な景色が広がるおすすめスポットです。しかし暖冬の年などは、2月には緑の景色が広がり、春の季節とは時期がずれた年もあるようです。気候によって変わる老梅石槽の状況が分かる、ホームページなどがあるようです。行く予定がある方は、随時チャックしておくことをおすすめします。

老梅石槽は、満潮時間の約2時間前から約2時間後は、一面が海水で隠れてしまうようです。そのため老梅石槽へ行く季節も大事ですが、時間帯も重要ポイントの一つとなります。老梅石槽おすすめの時間帯は、満潮時間の約3時間以降です。また満潮時間以外の、明け方と夕方の時間もおすすめです。

台湾の老梅石槽近辺の満潮時間が一目で分かるように、新北市の満潮時間を随時更新しているホームページがあります。台湾の中央気象局のホームページです。約1か月間の満潮情報と時間、高さなどが記載されています。台湾の老梅石槽へ行くことをお考えの方は、ホームページをチェックしてから行くと良いようです。

野柳老梅石槽がある野柳地質公園は、台湾の風景特定区に指定されている公園です。台湾最北端の近くにあり、野柳岬一帯が野柳地質公園となります。海水によって浸食された奇石などを、観ることができます。また春の季節は野柳地質公園の一部分に、綺麗な緑が広がる老梅石槽の光景が見れます。

野柳地質公園は、一帯が別世界のような景色が広がる場所です。ツアーなどでも台湾人気のスポットとなっているので、日中は非常に混雑するようです。営業時間は午前8時から午後5時までの営業となっています。ゆっくりと野柳地質公園を楽しみたい方は、営業開始直後は営業終了間際がおすすめです。

野柳地質公園へのアクセスは、バスが便利な交通手段となっています。台湾駅、淡水駅、台湾大学前駅、台湾東山門ターミナルから乗車し、野柳駅で下車します。野柳駅からは、約5分程歩いた場所にあります。野柳駅からは看板なども出ているようなので、迷わずに行ける方が多いです。

数多くの奇石が集まる場所野柳地質公園は、約2キロメートルの広さがあります。幅は最も広い場所でも300メートル程しかなく、小さいな風景特定区域となっています。世界奇観の一つとされている野柳地質公園は珍しい地形が特徴的で、珍しい奇石が多く集まっています。台湾のおすすめ観光地です。

野柳地質公園で、人気の奇石はクイーンズヘッドです。数あるきのこ岩の中でも、断トツの人気となっています。クイーンズヘッドと写真を撮るため、長蛇の列ができることがよくあるようです。またこのクイーンズヘッドは、年々形が変化しているため、あと数年後には崩れるかもしれないと言われているようです。

野柳地質公園で数少ない奇石が、 燭台岩です。この岩は、円錐形の形をしていて、小さいものは約50センチ前後、大きいもので約1メートル近くある岩です。長い年月海水と風で造られた、珍しい形の奇石は、世界でも珍しい奇石のようです。地元台湾人からも人気の、おすすめ観光スポットとなっています。

春の季節は老梅石槽も観ることができる、野柳地質公園は絶景ポイントが多いです。野柳岬先端にある展望台があり、中間地点には灯台があります。野柳灯台と呼ばれている灯台は、1967年に造られ、高さ約11メートルあります。天気が悪くても味がある景色が広がり、写真スポットとしてもおすすめです。

野柳地質公園の先端付近にある歩道最終展望台は、入口付近から約20分程で行くことができます。展望台の先には海が広がっているので、台湾の美しい海と世界でも珍しい奇石を合わせてみることができます。公園の先端付近にあるので観光客も少なく、静かで落ち着いた場所となっているようです。ゆっくり観光したい方におすすめです。

老梅石槽のクイーンズヘッド近くには、林添禎義士銅像という銅像があります。1964年に海で溺れている人救った林添禎氏を銅像として讃えているようです。 林添禎氏は人を救ったあと、波に流されてしまいそのまま帰らぬ人となったようです。台湾では林添禎氏のことを、英雄やヒーローと呼ばれているようです。

春の季節には老梅石槽を見ることができる野柳地質公園は、野柳海洋世界という展示施設があります。営業時間は午前9時から午後5時までとなっています。野柳海洋世界の平均滞在時間は、2時間から3時間程度となります。台湾、新北市観光で時間に余裕のある人に、おすすめの観光スポットです。

水族館の中には、100メートルに渡るトンネル水槽があります。日本では展示していない魚や、珍しい魚などが展示されているようです。魚は勿論、海や生物についても詳しく学ぶことができる水族館です。観光客や地元台湾の人からも人気が高い、おすすめ観光スポットとなっています。

野柳海洋世界は、曲芸ショーを組み合わせた台湾初の水族館でもあります。定番のイルカショー、アシカショーを観ることができ、その後にはイルカとアシカとシンクロナイズドスイミングを組み合わせたショーを見ることができます。また約10メートルの高さからの飛び込みなど、迫力満点のプログラムとなっています。

老梅石槽は野柳岬付近だけではなく、台湾北海岸一帯広がります。そのため北海岸エリアであれば、老梅石槽を観ることが可能となります。その季節は春の季節に限りますが、野柳老梅石槽と変わらない緑一帯の老梅石槽を観ることができます。時間のある人は老梅石槽ポイントを、巡る観光も良いようです。

野柳岬から程近い場所にある神秘海岸と呼ばれている場所は、穴場老梅石槽です。金山獅頭山公園内にある神秘海岸は、断崖絶壁の崖と綺麗な海、老梅石槽を合わせて観ることができる絶景ポイントです。金山獅頭山公園は入場料がなく、24時間営業ということも、おすすめの理由の一つとなっています。

絶景撮影ポイントは、 大きい丸形のオブジェがある燭台沙灘です。燭台沙灘は公園内にある撮影スポットです。天気の良い日に真正面からそのオブジェを覗くと、島が見えます。また金山獅頭山公園は、断崖絶壁の上での撮影も可能となっています。十分注意して撮影することをおすすめします。

野柳老梅石槽から神秘海岸がある金山獅頭山公園へは、車で約20分程かかります。バスでの移動は、約20分間隔でバスが運行しています。また神秘海岸の最寄りのバス停へは、徒歩で20分程かかるので注意が必要です。金山獅頭山公園は老梅石槽など、見どころ満載の公園となっています。

台湾最北端にある老梅緑石槽は、ロケ地や結婚式の撮影スポットとして、人気の場所となっています。海岸線沿いには公園、老梅沙灘展望台があるので、ゆっくり過ごすことができます。また富貴角迷宮という野外迷路があり、子供から大人まで楽しめるスポットが点在しています。

富貴角灯台は、台湾最北端にある灯台です。1897年に初めて建設されてから、修復や建て替えを繰り返し、今の形となったようです。灯台の中へ入ることはできませんが、断崖絶壁の中に立つ灯台は、誇らしい姿があります。台湾の写真スポットとしても、おすすめの観光場所となっています。

野柳老梅石槽から老梅緑石槽へのアクセスは、車やタクシーで約30分程です。富貴角灯台までは約40分となります。老梅緑石槽には無料駐車場もあるので、アクセスは良いようです。またバスの場合は、所要時間約1時間程かかるようです。老梅緑石槽から徒歩5分程歩いた場所に、最寄りのバス停があります。

野柳老梅石槽は新北市から、最も北に位置しています。そのため途中までしかMRTは走っていなく、途中からはバスやタクシーでのアクセスとなります。車でのアクセスは、車で約1時間程となります。また台湾新北市街、朝や夕方の時間帯に渋滞が多く起こるようです。時間に余裕のない人は注意が必要となります。

日本から台湾までの空路は、成田、羽田、関空、中部などから、直行便でのアクセスが可能です。空路でおよそ4時間前後のフライトとなるようです。台湾空港から新北市街までは、約30分程でのアクセスとなっています。また台湾空港から新北市街までの、バスや地下鉄も運行しています。

新北市街から野柳老梅石槽への公共交通機関は、バス、MRTの2つがあります。老梅石槽がある北海岸付近は、バスが1時間に1本しか走っていない時間もります。さらに夜は運行していないようなので、帰りの時間には注意が必要となります。また台湾にはマイクロバスと普通路線のバスがあるようです。

野柳老梅石槽までのおすすめアクセス方法は、MRTとバスの2つを乗り継いで行く行き方です。新北市街から台北駅に行き、MRTで淡水駅まで行きます。台北駅から淡水駅までの所要時間は、約40分です。そして淡水駅からバスで老梅石槽駅まで移動します。所要時間は、約50分です。約2時間程で老梅石槽に行くことができます。

野柳老梅石槽の最寄りバス停は、野柳駅です。神秘海岸がある海岸付近の最寄りバス停は、獅頭山公園駅です。海岸からは徒歩5分程かかりますが、公園内からは直ぐの場所にあります。老梅緑石槽の最寄りのバス停は、銘徳一村駅です。その隣には老梅駅がありますが、老梅緑石槽へは銘徳一村駅が最寄り駅となっています。

春の季節しか見ることできない老梅石槽には、神秘的な光景があります。美しい緑が一面に広がり、見る者を魅了する迫力ある自然界の絶景です。北海岸沿いには世界的にも珍しい奇石があり、歴史を感じることのできるおすすめスポットです。老梅石槽を見に行くことをお考えの方は、是非参考にしてみて下さい。