阿城鵝肉で究極のガチョウ料理を堪能！台湾のおすすめ絶品グルメ！

『阿城鵝肉』(アーチェンウーロウ)は台湾で人気のガチョウの専門店です。北京ダックは日本人にも良く知られた食材ですが、台湾人にとってはガチョウも大変人気のある食材です。こちらではそんなガチョウ料理の専門店である阿城鵝肉のおすすめの料理などの情報をご紹介していきたいと思います。

阿城鵝肉は台北で人気のガチョウの専門店です。ガラス張りの店舗の中川ではローストされたガチョウが並べられ、店員が手際よくさばいているのを見ることができます。"ガチョウ"というと日本人には抵抗がある響きがあるかもしれませんが、台湾に人々には人気の食材で、お昼時ともなると店内で食事をする客と、持ち帰りの客で混雑する人気店です。

ガチョウは白い体に黄色いくちばしを持っており、見た目はアヒルの様ですがアヒルとは種類がまったく違います。北京ダックに使われるアヒルは野生の鴨を家畜化したもので、ガチョウは野生の雁を家畜化したもので、アヒルよりも一回り大きく、より融点が高く、フランス料理では鴨よりも高級な食材として扱われます。

ガチョウ肉はスモークしたものと茹でたものの二種類があり、お肉の部位も胸の部分のお肉と脚の部分のお肉が選べます。胸の部分はガチョウの肉と適度な脂身のバランスが良く、足の部分はガチョウのコクのある脂のジューシーさを堪能することができます。1から2人前はむね肉の部位しか選べないのですが、かなりのボリュームがあります。

ガチョウ肉はそのままいただいてももちろん美味しいのですが、付け合わせの千切りのしょうがや特製なソースや唐辛子、ワサビ、醤油といったようなソースをつけていただくとさらに美味しいくいただけます。ソースやお水はセルフサービスになっていますのでお好みのソースを選びましょう。

高級食材ともうたわれるガチョウ肉のコクのあるさっぱりとした油を、白ご飯に垂らしたものです。ご飯の下の方に脂がたまっているので、よく混ぜるのをおすすめします。ガチョウ肉と合わせていただくと、ガチョウの旨みをさらに強く感じることができます。この脂は脂だけを瓶詰にして販売もしています。

下水湯の"下水"とは内臓のことで、下水湯はガチョウの砂肝とレバーのスープです。台湾らしい優しい味付けのスープにガチョウの肉を浸していただくと肉汁とスープが混ざり合い、さらにおいしくガチョウをいただくことができます。

これも台湾ではよく見かける野菜なのですが食用に栽培された"サツマイモの葉っぱ"をニンニクと塩で味付けをしたさっぱりとした炒め物です。シャキシャキとした触感とちょうどよい塩味の味付けがほっとする一品です。日本ではあまりいただけませんのぜひお試しください。また、こちらも結構ボリュームがありますので、複数人でシェアすることをおすすめします。

阿城鵝肉では日本語は通じませんが入店すると机にオーダー表とペンが置いてありますので、そちらに数をいれて注文することができます。日本人は感じが読めますので、上記のようなおすすめメニューの漢字を覚えていくのも良いと思います。オーダー表に乗っているのは人気のメニューで、その他のメニューは英語のメニューをもらうこともできます。

阿城鵝肉(吉林店)はMRT行天宮から歩いて7分ほどのところにあります。お店の周りは台北のグルメ街道と呼ばれ、様々なB級グルメのお店が集まる場所です。仰天宮から阿城鵝肉に行くまでに台湾名物の麺線や台北では珍しい牛肉湯のお店などもありますので、食べ歩きも楽しいですし、行天宮のお参りや付近の占い横丁をめぐるのもおすすめです。

いかがでしたか？ガチョウ料理は名前には少々抵抗があるかもしれませんが口の中で溶け出すコクのある油とさっぱりとした肉は日本人にも大変おすすめの料理です。阿城鵝肉で提供される専門料理は日本国内ではめったにいただけない料理ばかりですので、台湾に行った際にはぜひ阿城鵝肉で本格的なガチョウ料理をお試しください。