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ワットパクナムはバンコク随一の美しい絶景寺院!観光客に人気の話題スポット!

ワットパクナムはバンコク随一の美しい絶景寺院!観光客に人気の話題スポット!
投稿日: 2017年9月24日最終更新日: 2020年10月7日

タイのバンコク郊外にある寺院ワットパクナムは、SNS映えがする写真が撮れるお寺として日本人の間で人気が高まっています。行くのは少し大変ですが、壮大な塔と天井画は一見の価値があります。今回はワットパクナムへの行き方や見所などをご案内します。

観光におすすめのワットパクナム見出し

ワットパクナムはバンコク郊外のトンブリ地区にある寺院です。近年建てられた大仏塔の天井画と塔が鮮やかで写真映えがすると話題急上昇中ですが、まださほど観光地化されておらず地元の人々が多く参拝に訪れる地域に根ざしたお寺です。行くのは少し大変ですが、荘厳華麗な装飾は見る価値大です。新名所、ワットパクナムへのおすすめの行き方や参拝の仕方についてお伝えします。

ワットパクナムは日本と縁の深い観光名所見出し

「ワットパクナム」の正式名称を日本語に訳すと「河口にある寺院」で、その名の通りチャオプラヤ川に注ぐ支流の河口に位置しています。創建は15世紀近くにまで遡るようですが、2012年に8年をかけて大仏塔が完成してから中のガラスの塔と天井画の評判が広がり、新しい観光名所として日本人をはじめ外国人の注目を集めるようになりました。

この大仏塔は高さ80メートルと、観光名所のワットアルン(暁の寺)よりも高さがあります。幅も52メートルと、遠くからでも目立つ壮大なものです。じつはこの寺院は千葉の成田に別院があり、日本ともゆかりの深い寺院なのです。また、日本人観光客も多く訪れるせいか、寺内には英語と共に日本語の表記も多く見られます。

ワットパクナムへのアクセス方法見出し

電車での行き方

ワットパクナムはバンコクの中心地や王宮(エメラルド寺院)、ワットポーなど誰もが行く観光名所からは少し離れた位置にあります。最寄り駅はBTSシーロム線のウタカート駅かタラートプルー駅で、両駅から徒歩なら20分ほどです。地図アプリをオフラインで使えるようにしておくと心強いでしょう。

バスでの行き方

ワットパクナムには、トゥクトゥクやバス、ソンテウ(小型トラックを乗り合いに改造したもの)などでもアクセスできますが、余程バンコク内の移動に慣れた人でないと難しい面があります。バスやソンテウは路線が複雑な上に英語が通じない場合が多く、観光名所のトゥクトゥクは法外な料金を請求することが多々あるからです。

タクシーでの行き方

ワットパクナムはBTSの駅から徒歩20分ですが、暑いバンコクでは歩くのが辛いと感じる人も多いので、そのような時はホテルや駅からタクシーで向かうのがおすすめです。バンコクのタクシーは日本人の感覚からすると非常に安く、クーラーが効いている上に目的地まで直行できるのでとても楽です。念のためホテルスタッフなどにタイ語で目的地を書いてもらうと良いでしょう。

タクシーなら日中利用する限りほとんどトラブルはないでしょう。英語ができる運転手は少ないですが、取り締まり強化で悪徳運転手も激減、メーターを使うよう言えば明朗会計です。しかし、バンコクの渋滞は世界屈指ですから、やはりBTSを利用してワットパクナムに行くのが一番効率的です。

ワットパクナムの参拝の仕方見出し

敬虔なタイの人々は、よく寺院にお参りに行きます。花、線香、ろうそく、紙に包まれた金箔がセットになっているものが20バーツほどで売られているので、興味がある人は買って、タイ人に倣ってお参りしてみましょう。金箔は寺内の仏像に貼り付けます。自分の体の中で良くしたい部分に貼るのが一般的です。

宗教上の慣習やタブーもあります。寺院は敬虔な場所なので、ノースリーブやショートパンツ、ミニスカートなどはふさわしくありません。ワットパクナムでも無用なトラブルを避けるため、過度な露出のない服装で参拝しましょう。必要な時に羽織ったり巻き付けたりできる大判のスカーフなどを持って行くのもおすすめです。女性が僧侶に近づくこともタブーですので注意してください。

ワットパクナムの拝観見出し

ワットパクナムの拝観は無料、朝8時から夕方6時まで参拝可能です。日本語の説明書も置いてあるので、もらってこの寺院について基礎的なことを把握しておくのがおすすめです。理解が深まれば観光の印象がかなり違ってきます。白い大仏塔に入る前には靴を脱ぎますので、自分の靴を置いた位置を忘れないようにしましょう。

大仏塔の1階はタイの芸術や文化遺産を展示、2階は会議や寺院の行事、瞑想をする場所、3階は仏像などが展示された博物館、4階は金の仏像が安置されている場所になっています。時間のある人は各階を眺めてみるのをおすすめします。同じ仏教でありながら、日本とはかなり趣を異にするタイの宗教について感じるところがあるはずです。

ワットパクナムのハイライト見出し

大仏塔の5階に上がると、いよいよ一番の見所の、緑の塔と天井画に対面です。緑の塔は仏陀の骨を安置しているという「仏舎利奉安塔」で、ガラスでできています。中からライトが当たるのでエメラルドのように神秘的な輝きになります。基壇の蓮の花や蛇の頭にも注目です。蛇は仏陀が悟りを開く時に守護した神聖なモチーフです。

CGのよう、プラネタリウムのよう、などと形容される天井画は「仏伝図」といって仏陀の生涯を描いたものです。派手な色使いに圧倒されてしまいますが、1本1本違う形の木や仏陀の表情にも注目してみて下さい。窓の上の仏画も見所です。ちなみにこの部屋の金の柱に触ってはいけないので注意しましょう。

ワットパクナムで写真を撮るには見出し

燦然と輝くガラスの塔と華やかな天井画を見た瞬間、思わず感嘆の声を上げたくなりますが、ここは祈りの場です。あくまで節度をもって拝観しましょう。写真を撮る時も同じです。祈りを捧げている人の邪魔にならないよう配慮が必要です。また、フラッシュは使わないようにしましょう。

人物を入れて撮る場合は低い位置にカメラを構えるのがおすすめです。インスタなどでは、ふざけたポーズで撮った写真などがアップされていますが、敬虔な地元の人の気持ちを考えて行動することがその国の文化を尊重することになります。写真撮影は許可されているので、たくさんのナイスショットを撮ってください。5階から外の景色も撮影できます。

ワットパクナムではここにも注目見出し

つい天井画のある大仏塔の5階だけに目が向きがちですが、ワットパクナムには他にも見所がたくさんあります。大仏塔の4階に安置されている金の仏像は、煌びやかで日本の仏像との如実な違いがあります。中心になる仏像の前や左右にも小さな仏像があり、合計何体も仏像がひと所に並んでいるのもタイらしい光景です。

ワットパクナム寺院内の他の建物も、典型的なタイの寺院の様式が見られて異国情緒がたっぷりです。屋根の先の突起は聖なる鳥ガルーダをかたどったものですし、窓の装飾にも工芸文化の粋が集められています。俗界と仏界を隔てる回廊、曜日を表す7体の仏像、黄衣の僧侶たちなど、色々な見所がありますので目を配ってみてください。

ワットパクナムと一緒に観光したいワットクンチャン見出し

ワットパクナムの近くにはガイドブックに載るような名所ではありませんが、「ワットクンチャン」という大きな仏像が鎮座する寺院がありますので、一緒に観光するのがおすすめです。2つの寺院の間には店が並んでおり、ここでお昼を食べたり飲み物を買ったりできます。ワットクンチャンの大仏像の後ろには川に沿って細身の涅槃像があり、こちらにも注目です。

「ワットクンチャン」は他のタイの寺院とは少し変わったところがあります。それは黒い物をお供えするところです。線香や花(造花)も黒色です。とはいえ、境内が暗い様子は全くありません。たくさんのカラフルな仏像や動物の像、可愛いお守りなどが並んでいて、見所の多いテーマパークのような賑やかさです。

千葉県にあるワットパクナムの別院見出し

ワットパクナムは千葉県に2005年に建立された別院があり、在日タイ人の心の拠り所になっています。寺院の中はまさにリトルタイランド、タイ風の伽藍、本殿を守護するヤック(仁王像)、金色に輝く大仏など、タイの寺院のマストアイテムが満載です。タイの仏教文化に興味のある人はおすすめの見所です。

「ワットパクナム日本別院」では4月にタイの正月を祝うソンクランの行事が行われます。タイでは水を掛け合うことが多い新年ですが、日本ではそのようなことはないながらも、県内外から多くのタイ人が集まって賑やかに新年を祝います。その時にはタイ料理も振舞われます。

住所:千葉県成田市中野294-1 電話番号:047-673-8090 

新時代の寺院ワットパクナムを見に行こう見出し

新しいバンコクの見所「ワットパクナム」をご紹介しましたが、いかがでしたか。話題のガラスの仏舎利奉安塔と天井画は、あまりに伝統的な寺院のイメージから離れていて好き嫌いはあるかもしれませんが、一見の価値があることは確かです。バンコクに行く機会があったら、新しい名所、ワットパクナムにも足を運んでみましょう。

バンコクの観光特集!お土産や人気スポットの見どころもご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
バンコクの観光特集!お土産や人気スポットの見どころもご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
バンコクといえば、微笑みの国呼ばれているタイの首都であり、観光初心者でも安心して訪れることができるスポットとしても人気があります。そこで今回は、バンコクの観光特集として人気のスポットとおすすめの観光スポットを紹介します。

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投稿日: 2017年9月24日最終更新日: 2020年10月7日

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