川崎ウェアハウスが九龍城みたい！ゲームセンターもあり！営業時間は？

川崎の名所として話題になっているのが、川崎ウェアハウスです。ゲームやダーツ、インターネットが楽しめるアミューズメントパークなのですが、内装が九龍城そっくりと話題を呼んでいます。今回は川崎ウェアハウスの魅力に加え、駐車場情報や営業時間、料金などの基本情報をご紹介します。

香港のスラム街として、世界的に有名な「九龍城」。九龍城は戦前戦後の複雑な情勢下、どの国からも干渉を受けないエリアであったため、中国国内で続いていた国民党と共産党との内戦の影響で大量の難民がなだれ込み、人口増加に合わせて次々と住居が増設されていきました。

無計画な増設が何度も繰り返されたに巨大な迷路となってしまった九龍城は、「一度入ったら二度と出られない」ともウワサされるほど複雑で混沌とした魔窟でした。1994年に取り壊されて今はなくなってしまいましたが、この伝説の九龍城が川崎ウェアハウスに「電脳九龍城」としてよみがえりました。

川崎ウェアハウスはゲームセンターとインターネットカフェが合体したアミューズメントパークです。2階から4階がゲームフロア。5階がインターネットカフェになっています。無料駐車場も完備されており、とても便利。ゲームフロアにはクオリティの高いゲーム機がそろっており大注目ですが、びっくりするのが凝りに凝った内装です。

川崎ウェアハウスは建物全体を九龍城に見立て、「電脳九龍城」として再現されています。このため廃墟のような怪しげな雰囲気が特徴です。入るのが怖いような、でも入ってみたいと好奇心を呼び覚まされるような……。まるでゲームの世界に入りこんだような気分になれる不思議なお店なのです。

世界的に有名な伝説のスラム九龍城を見事に再現した内装は、ハンバではありません。その魅力に地元・川崎の人たちだけでなく、他府県や海外からの観光客も多く訪れています。駐車場からの入り口扉は、陰陽を表した太極図がデザインされおり、インパクト抜群です。

正面玄関は歓迎光臨のネオンライトに、赤錆びたドアでゲームセンターとは思えない外観がなんとも怪しげなムード。九龍城がテーマの内装ですが、チープな印象はまったくありません。「刺激的で大人の高級感あふれる非日常を提供」というコンセプトの元、怪しげな雰囲気を大切にしながらも、高級感が感じられる店内となっています。

川崎ウェアハウス1階は駐輪場と駐車場でスペースを取られているので、エントランスのみです。しかし、1階も廃墟の中を進んでいくかのような内装となっています。天井にはむき出しの配管が走り、臨場感抜群。まさに、九龍城に潜入した気分になれるエントランスです。

川崎ウェアハウスの駐車場は料金無料で利用できます。1階に設けられた平面駐車場は、48台の駐車スペースがあります。EV充電用の駐車スペースも1台分用意されています。平面駐車場の奥には立体駐車場があり102台駐車可能です。徒歩で出かける場合は、JR「川崎」駅下車、10分です。

2階はさまざまなゲームが設置されています。遊べるのはUFOキャッチャー、アーケードゲーム、カードゲーム、データカードダス、音楽ゲーム、ドライブゲーム、パーティーゲーム、麻雀ゲーム・将棋ゲーム、対戦格闘ビデオゲーム、シューティングビデオゲームなど。廃墟のなかにゲーム機が置かれている風景はとてもシュールです。

このほかにも懐かしのレトロマシーンやレトロテーブルゲームも用意されています。今では滅多にお目にかからない希少なマシーンもあるので、ゲーム好きは必見です。ピンボールマシーンなど、さまざまなゲームがそろっているので、一人で出かけても、親しいお友だちちと出かけてもたっぷりと楽しめます。

2階の男子トイレはこんな感じです。雰囲気満点ですね！一見、「えっ！？このトイレ使えるの？」と思ってしまいそうですが、もちろんトイレの汚れやダメージは演出です。見た目はバッチイですが、とても清潔なので嫌悪感なく使えるはず。トイレにまでこだわるところ、さすがです。

3階はメダルゲームが楽しめるフロア。このフロアから、内装はゴージャスな雰囲気に一変します。真紅のカーペットが高級感を漂わせており、香港の夜の街で遊んでいる気分に。もしくはラスベガスで豪遊している雰囲気でしょうか。2階から3階は吹き抜けになっているので、ゴージャスな3階から2階の廃墟を見おろせます。

メダルゲームでは「ランドクロスクロニクル＆ドリームスフィア」や「フォーチュントリニティ2」、「ヴィーナスファウンテン」、「スピンフィーバー」、「ファンタジックフィーバー3」など多数のマシーンが用意されいます。種類が豊富でここではご紹介しきれないほど。メダルゲームで遊ぶなら川崎ウェアハウス！と高く評価されます。

4階はダーツやビリヤード、卓球が楽しめるフロアになっています。ダーツの料金は1クレジット100円。お得な投げ放題コースなら平日3時間、土日祝日は2時間1,200円です。ビリヤードの料金は30分300円。突き放題コースなら、3時間1,200円とリーズナブルです。

卓球は30分500円です。ワンコインで遊べる卓球は、大好評。もちろんダーツも大人気です。友達と一緒に体が動かすと、テンションが上がります。みんなで遊ぶなら、4階フロアがおすすめ。卓球やダーツで遊んでいると夢中になって、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

5階はインターネットカフェです。こちらもレトロゴージャスな雰囲気で、映画のセットのよう。高級感があるのに何となく怪しげな風情で、香港映画の登場人物になった気分が味わえます。ブースが他店に比べて広めなので、ゆったりとくつろげるのも特徴です。漫画も4万冊以上と豊富。漫画好きにはたまりません。

インターネットカフェの基本料金は30分324円。3時間なら平日1,059円、土日祝日1,274円です。また、朝5時受付開始で17時まで遊べるフリータイムは1,059円、22時から5時入店で8時間遊べるナイトパックは平日1,706円、土日祝日1,922円となっています。シャワーは540円です。

麻雀ファイト倶楽部が遊べる麻雀ブースもあります。利用料金プラス100円で7クレジット遊べるので、長時間楽しめます。そして、女子にも大人気なのが、無料で食べ放題のソフトクリームです。濃厚なのにしつこくない味で、クセになるおいしさ。チョコレートやフルーツソースをかけて、自分好みの味にすることもできます。

川崎ウェアハウスは年齢18歳未満はお断りのアミューズメントパークです。これは、「大人がくつろいで楽しめるお店にしたい」という考えからとのこと。このため騒がしくなく、落ち着いた店内となっています。また、18歳未満禁止の分、大人が楽しめるよう、細やかな配慮がされているのも特徴です。

川崎ウェアハウスでは2017年4月21日～9月3日まで、リアル謎解きゲーム【～電脳九龍城からの脱出2～「取篭メラレシ姫ノ呼声」】が開催されていました。リアル謎解きは、ウェアハウス川崎の店内に隠されている謎を一つずつ解きながら、90分以内に姫を救い出して脱出するゲームです。

このゲーム、なかなかクリアするのが難しく、本格的な謎解きとなっています。店内を周遊しながら謎を解いていくので、「電脳九龍城」の雰囲気が満喫できるのも魅力。大勢の人が参加しました。またこのようなイベントが開催されたら、ぜひ参加してみてください。きっと素敵な思い出になるに違いありません。

川崎ウェアハウスの営業時間は、アミューズメントコーナーが平日9時～23時45分。土日祝日は7時～23時45分です。土日祝日は営業時間を早めているので、たっぷりと遊べます。ダーツの営業時間は、24時間。深夜でも時間を気にせず遊びましょう。ネットカフェの営業時間も24時間となっています。

いかがだったでしょうか。今回は川崎ウェアハウスの魅力や各フロアの様子、各種ゲームマシーン、営業時間、料金、駐車場などをご紹介しました。内装コンセプトが九龍城という卓越したアイデアが多くの人を魅了し、川崎の名所＆観光スポットともなっています。

アーケードゲームやメダルゲーム、ダーツやネットカフェなど、盛りだくさんの楽しみが用意されている川崎ウェアハウス。内装のインパクトもさることながら、ゲームマシーンが多く、機種も豊富な本格的なゲームセンターとなっています。料金も良心的な設定で遊びやすいと好評です。一度、出かけてみてはいかがいでしょうか。

住所:神奈川県川崎市川崎区日進町3-7 電話番号:044-246-2360