金沢の人気旅行プラン！2泊3日で有名観光地や食を満喫しよう！

金沢には歴史を感じることができる観光地として知られています。現在は現代的な建物も増えてきており、さらに北陸新幹線の開通を契機に外国人観光客もたくさん訪れるようになりました。ここでは、金沢を2泊3日で楽しめる旅行プランの一例を紹介します。穴場的なところや、おいしいグルメが食べられたりといろんな観光地が出てきます。

香林坊は金沢一の繁華街です。デパートやファッション、飲食店などたくさんのお店が軒を連ねます。地元の若者が多く集まるところです。香林坊を目当てに金沢に観光に来る観光客もいます。歴史を感じるところが金沢らしいと思う人がたくさんいますが、こういった繁華街も金沢らしいところと言うこともできます。

昼食は金沢らしいグルメを食べたいという人には香林坊はおすすめです。金沢名物と呼ばれるグルメが香林坊に集まるので、好きなグルメを楽しめます。ただし、何も調べずに香林坊に行くとお店がたくさんありすぎて迷ってしまうので、あらかじめお店は決めておきましょう。突然行って穴場のお店を見つけるのもありかもしれません。

兼六園は金沢を代表する一大人気観光地です。日本三名園の一つであり、江戸時代の大名庭園として、加賀歴代藩主により長い期間をかけて作られました。広大な土地に池・築山・御亭を配置した廻遊式の庭園です。中に入ると、庭園の美しい風景に圧倒されてしまうでしょう。いつ行ってもたくさんの人でにぎわっています。

四季折々の風景が楽しめるのも兼六園の良さです。特に冬の雪吊りの風景は冬の風物詩として知られています。雪吊りとは樹木が雪の害を受けないように行われるようになりました。雪をまとった兼六園の風景は寒さを忘れさせてくれるくらいの美しさがあります。冬の兼六園を訪れるならば、公共交通機関かバスツアーがおすすめです。

金沢21世紀美術館は2004年に開業され、現在までに2000万人を突破したという大人気観光地になりました。この美術館は「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」を目的に開設されました。建物全体が美術館と言っても良いくらい美しい造りになっています。大人だけでなく子供も十分楽しむことができます。

展覧会ゾーンでは様々な展示物を見ることができます。普通の人では考えつかないような展示物ばかりで、とても驚かされます。ずっと同じものを展示しているわけでなく、いろんな催しが定期的に行われます。一度来て、また次に来たら、見たこともない展示物が展示されている可能性が高いです。何度でも行きたくなる美術館です。

湯涌温泉は金沢市内中心から車で約20分くらいのところにあります。金沢市内から車で約20分走るだけで山里の秘湯に巡り合えます。山間に9軒の宿があり、静かな温泉地です。かつては加賀藩のお殿様が頻繁に湯治のために通ったと言われていて、体に非常に良い温泉です。

海の幸、山の幸をふんだんに使った加賀料理が食べられることでも知られています。体に良い温泉に入り、美味しい加賀料理を食べられる湯涌温泉は、金沢の旅行には欠かせないと言っても良いでしょう。金沢市内からそれほど遠くないので、とても行きやすい温泉地であり、穴場の温泉地とも言えます。

武家屋敷跡は金沢を象徴する人気観光地です。武家屋敷跡は加賀藩の中級武士が多く住んでいたところで、現在でも武士たちが住んでいた屋敷跡が見られます。この屋敷跡は今でも人が住んでおり、庭園を眺めながらお茶を頂くことができる屋敷もあります。武士の生活の一端を知ることができます。

武家屋敷跡をただ歩くだけでなく、説明を聞きながら歩くことができます。希望すればボランティアガイドによる案内を聞くこともできます。説明を聞きながらだと、1つ1つの屋敷の意味や歴史背景などを知ることができるので、とても有意義に見学をすることができます。

ひがし茶屋街は金沢の歴史ある風景を感じることができます。キムスコと呼ばれる美しい出格子がある古い街並みが建ち並び、ここだけ時間が止まっているような感覚になれます。家から三味線や太鼓の音が流れてきて、さらにひがし茶屋街の良い雰囲気を演出しています。歴史が好きな人であれば間違いなく好きになれる場所と言えます。

ひがし茶屋街では歴史ある家を見るだけでなく、グルメを楽しむこともできます。ここでおすすめしたいグルメの楽しみ方はお茶屋に行くことです。お茶屋は昔の雰囲気を感じられるようになっており、穴場のお店も中にはあります。タイムスリップしたような感覚で食事を楽しむことができます。

妙立寺は別名忍者寺とも呼ばれます。このお寺は建物全体が迷路状となっており、とても複雑な構造になっています。寺内には至るところに仕掛けがあり、まさに忍者になったような気分を味わうことができます。忍者寺に来るのを楽しみに金沢を訪れる人はたくさんいます。

妙立寺を訪れるならば必ず予約をしてから行きましょう。午前9時から30分ごとに説明案内があるので、あらかじめ時間を決めて予約しておきましょう。希望の時間が人気のため、予約が取れなくなることもあるので、行くと決めたら早めに予約しましょう。ちなみに予約は電話でのみ行っています。

大野からくり記念館は「からくり」をテーマにした記念館で、いろんなからくりについての知識を知ることができます。からくりは今日の日本の技術において大きな影響を与えたものです。この記念館では、加賀のからくり師である大野弁吉を中心に展示してあります。

金沢港の近くにあるこの記念館はとても穴場的な存在です。からくりについてはあまり知らないという人がほとんどではないでしょうか。江戸時代の娯楽だった「のぞきからくり」を実際に見ることができます。からくりの仕組みを知るだけでも、とても楽しい気分になれるでしょう。

犀川温泉は金沢市中心部から約30分のところにあります。自然の中に一軒建っている宿があり、とても優雅な気分を味わえる宿です。犀川の景色を見ながらお風呂に入ることができる部屋があるなど、自然をしっかりと楽しめるような造りになっている宿です。一日歩き回った疲れは一気に吹き飛ぶでしょう。

庭園がきれいで、雪をまとった姿はすごくきれいに見えるでしょう。山の幸と海の幸に恵まれたところなので、その両方がマッチングした素晴らしい料理を出してくれます。北陸新幹線が開業してから大人気となっている宿ですが、金沢を観光するならば是非泊まって欲しいおすすめの宿です。

鈴木大拙館は金沢出身の仏教哲学者である鈴木大拙の考えや大拙の足跡を多くの人に知ってもらいたいと作られた記念館です。とても近代的な造りになっており、3つの棟と3つの庭から構成されています。こういったところを見学することにより鈴木大拙のことを知ることができます。

来館者がただ見学をするだけでなく、自由かつ自然な心で見て回ることにより、自分の思索につなげていくというコンセプトがあります。来場者が見学したら自らの成長につながる記念館はなかなかないでしょう。金沢観光の穴場的スポットとしておすすめしたいです。

近江町市場は金沢の台所と呼ばれるくらい、たくさんの海産物などを販売しています。お店に並べられている魚などを見ると、食べたくなってしまうでしょう。お店の人の威勢の良い掛け声が響きわたり、すごい活気で賑わっています。観光客が多数訪れる大人気観光スポットとしても有名です。

近江町市場では海産物を買うだけでなく、食べることもできます。金沢でおすすめのおいしいグルメスポットと言えば近江町市場と言えます。刺身や寿司、焼物、天ぷらなど何を食べようかあらかじめ考えておかないとお店選びで時間を取られます。一度近江町市場で食べたら、何度でも来たくなってしまうくらいになるでしょう。

旅行の最後は金沢駅でショッピングです。金沢百番街には金沢名物と呼ばれるものが全て揃っており、お土産は金沢駅で買うのが一番効率が良いと言えます。たくさんの種類のお土産が売っているので、買い物の時間を十分取っておかないと足りなくなってしまう可能性があります。

金沢駅の周辺はどんどん発展しており、金沢駅をじっくり見て回るだけでも楽しい時間を過ごせます。北陸新幹線が開業し、北陸の中心都市としての位置づけをさらに不動のものにした金沢を象徴する建物と言えます。買い物をするだけでは物足りないと思ってしまうに違いありません。

金沢を2泊3日で楽しめる旅行プランの一例を紹介しました。歴史と自然とグルメを堪能するプランになりました。あくまで一例なので、参考にしてもらえると幸いです。有名観光地が多いですが、穴場的なところもあるので、行ってみる価値は高いです。満足いくまで楽しんでもらいたいです。