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戸籍謄本がパスポート申請に必要?戸籍抄本との違い・取得・手続きをご紹介!

戸籍謄本がパスポート申請に必要?戸籍抄本との違い・取得・手続きをご紹介!
投稿日: 2017年10月2日最終更新日: 2020年10月8日

パスポートを初めて申請する時に戸籍謄本または戸籍抄本が必要になります。戸籍謄本は原則的には本籍地の役所に申請するので、手続きに一手間かかります。戸籍謄本と戸籍抄本との違いや取得方法、パスポート申請の手続き方法まで詳しくご紹介しています。

パスポート申請に必要な戸籍謄本を知る!見出し

Photo by omoon

初めてパスポートを申請するためには、必要書類としてに戸籍謄本または戸籍抄本が必要となります。戸籍謄本という言葉はよく聞きますが、これが何なのかいまいち分からない方も多いはず。そんな戸籍謄本の取得方法や戸籍抄本との違い、パスポート申請の手続き方法について詳しくご紹介します。

パスポート申請に戸籍謄本か戸籍抄本が必要見出し

パスポート取得するためには、必要書類を揃えて、住民登録している都道府県のパスポート申請窓口で申請します。申請してからパスポートを受領するまでに約1週間かかるので、時間にゆとりをもって申請するのが大切です。その必要書類の一つとして、戸籍謄本または戸籍抄本1通が必要となるのです。

戸籍謄本と戸籍抄本の違いとは見出し

パスポート申請の手続きに必要となる戸籍謄本か戸籍抄本ですが、この戸籍謄本と戸籍抄本との違いは、内容によって異なるのです。戸籍謄本、戸籍抄本ともに、戸籍原本の写し(コピー)の事を言います。戸籍謄本とは、戸籍原本の全てを写した書類のことで、これに対して戸籍抄本は原本の一部のみを抜粋して写した書類なのです。

戸籍謄本は、その戸籍に入っている全員分の事項全ての写しであるため、「全部事項証明」とも言われます。戸籍抄本は、一個人の戸籍のみを抜粋して写しているため、「個人事項証明」とも呼ばれています。家族全員分の証明書が必要なら戸籍謄本となるわけです。なお戸籍謄本と戸籍抄本の手数料は同じです。

戸籍謄本と戸籍抄本の取得方法は見出し

戸籍謄本や戸籍抄本を取得するには、戸籍のある本籍地の役所に申請します。その点が居住地で簡単に取得できる住民票とは異なり、少し手続きが面倒なところなのです。本籍地と居住地がかなり離れている人も多いはずです。そのため、戸籍謄本や戸籍抄本の取得方法にはいくつか方法があります。

戸籍謄本を窓口で申請見出し

本人が窓口に申請しに赴く方法です。窓口は平日の他、役所によっては土曜にも対応しているところもあります。申請には免許証やマイナンバーカードなど本人確認書類が必要です。健康保険証と年金手帳などの複数点の確認書類が必要な場合もあります。また親族が代わりに申請するなら委任状が必要。手数料は戸籍謄本、戸籍抄本ともに450円です。

戸籍謄本を郵送で申請見出し

本籍が離れていたり、平日に役所にいけないことも多いはず。そんな時は郵送での申請が便利です。ただし郵送だとそれだけ日数がかかります。ポストに申請書を投函してから手元に届くまで、約1週間かかります。郵便状況によってはそれ以上かかる場合もあるので、時間にゆとりをもって計画的に申請するのが大切です。

送付する書類は、PDFでプリントアウトした請求書、住所が記載された本人確認書類の写し、手数用1通450円、切手貼付した返信用封筒です。手数料の450円は定額小為替で書類に同封するか、現金書留にして現金と書類を一緒に送付します。なお国外から請求する場合は、国際郵便為替で手数料を送付します。

戸籍謄本をコンビニ交付で申請見出し

コンビニ交付とは、マイナンバーカードを利用して全国のコンビニのコピー機を利用して各種証明書が取得できるサービスです。居住地と本籍地が同じ場合、コピー機にある行政サービスボタンからマイナンバーカードを使って戸籍謄本や戸籍抄本、住民票の写しなど証明書を取得できます。申請手続きが断然楽なのが魅力です。

居住地と本籍地が異なる場合、まず本籍地の市区町村へ利用登録申請を行います。その方法は、インターネットにて申請する方法と、キオスク端末(コピー機)にてマイナンバーカードとともに必要事項を入力する方法があります。2つの方法で申請番号を取得し、登録状況確認のステータスが利用可能になったら、キオスク端末にて証明書を発行できます。

とても便利なコンビニ交付ですが、注意点があります。本籍地がコンビニ交付サービスを提供しているか確認しましょう。さらに、マイナンバーカードを取得している必要があります。居住地と本籍地が異なる場合、住所地と本籍地の市区町村が異なる方への戸籍証明書交付サービスを提供しているかの確認も必要です。

パスポートを申請するには見出し

Photo by cytech

取得するのに少し面倒な戸籍謄本または戸籍抄本を手に入れたら、いよいよパスポートを申請しましょう。パスポート取得に必要な書類を揃えて窓口にて申請の手続きをします。ここからはパスポート取得するための手続き方法や必要書類等について詳しくご説明します。

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海外旅行を計画する時に必ず調べておくべきビザの情報ですが、そもそもビザとは何なのか知らないという方もいるでしょう。ここではビザとは何か、パスポートとの違い、ビザの種類による取得方法の違いなどを説明します。情報をしっかりと集め、海外旅行を楽しみましょう。

パスポート申請の必要書類1「戸籍謄本または戸籍抄本」見出し

申請日前6か月以内に発行された戸籍謄本や戸籍抄本はが必要です。同一戸籍内の家族分も一緒にパスポート申請する場合は、戸籍謄本1通のみで大丈夫です。本籍地から遠くに住んでいるとなかなか取得するのに手間と時間がかかるので、戸籍謄本や戸籍抄本は前もって準備しておくのが大切です。

パスポート申請の必要書類2「写真」見出し

申請日前6カ月以内に撮影された顔写真が1枚必要です。写真の大きさは縦45ミリ、横35ミリの縁無しです。カラーでも白黒でも可能で、無帽で正面を向き、背景がないものが条件です。パスポート申請手続きする時に証明写真を撮ることもできますが、前もって準備しておいたほうが安心です。

パスポート申請の必要書類3「本人確認のための書類」見出し

運転免許証や写真付きのマイナンバーカードなどは1点のみで可ですが、健康保険証などは写真付きの証明書や母子手帳や失効したパスポートなどと合わせて2点を持参する必要があります。いずれもコピーではなく原本が必要です。本人確認書類の詳細については事前にご確認ください。

パスポート申請の必要書類4「一般旅券発給申請書」見出し

一般旅券発給申請書は10年用と5年用とで異なります。未成年の場合は5年用のみとなります。一般旅券発給申請書は各旅券窓口の他、区市町村窓口でも配布しているので、戸籍謄本や戸籍抄本を取りに直接役所に行く事があるならついでにもらっておくのも便利。上記必要書類の他、住民基本台帳ネットワークで情報検索不可なら住民票が必要です。

パスポート申請の手続き見出し

パスポートの申請は住民登録している都道府県の窓口で行います。東京都であれば、新宿、有楽町、池袋、立川に窓口があります。東京都の申請窓口受付時間は月曜から水曜が9時から19時まで、木曜と金曜が9時から17時までです。受領受付時間は、月曜から水曜が9時から19時、木金日が9時から17時までです。

海外からの一時帰国者や一部の学生など、住民票のある地域以外である程度の期間継続して居住し、居住地にてパスポート申請する場合は、居所申請となります。その場合は通常の必要書類の他に、居所申請申出書や住民票の写し、学生なら学生証や在学証明証などが必要なので、詳しくはご確認ください。

窓口でパスポート申請してから、土日祝日を除いて6日間以降から受け取りが可能になります。パスポート受領時に現金で手数料を支払います。手数料は、10年間有効は合計16000円、5年間有効(12歳以上)は合計11000円、5年間有効(12歳未満)は合計6000円です。手数料の合計金額には、各都道府県の手数料2000円が含まれます。

時期によっては窓口がかなり混み合い、2時間近く待たされることもあります。さらに渡航先によってはビザが必要となります。ビザ申請にも結構日数がかかります。戸籍謄本から始まってかなり時間がかかるので、初めてパスポートを取得するには時間にゆとりをもって準備しましょう。

パスポート切替申請の必要書類見出し

パスポートの切替申請とは、有効なパスポートを返納し、新たなパスポートを発給申請することです。パスポートの残存期間が1年未満となれば、切替申請ができます。国によっては入国条件にパスポート残存期間6ヶ月以上必要な事があるので、念のためチェックが必要です。パスポートを損傷したり、氏名や本籍変更の場合も申請できます。

パスポートの切替申請する場合、原則的には戸籍謄本または戸籍抄本は不要です。ただし氏名や本籍変更があるなら戸籍謄本または戸籍抄本が必要、居所申請するなら住民票の写しが必要です。必要書類は写真と有効なパスポート、一般旅券発給申請書。申請から受領するまでの期間は6日間、手数料は10年間が16000円、5年間が11000円です。

スムーズに戸籍謄本を取得する見出し

Photo by yoppy

パスポートを取得するなら戸籍謄本の準備から始まります。戸籍謄本も戸籍抄本も手数料が変わらず、取得方法も同じです。家族の分もパスポート取得するなら必ず戸籍謄本を準備しましょう。戸籍謄本を申請してからパスポート受領するまで、かなり時間がかかります。計画的にスムーズに戸籍謄本を準備して、パスポート取得に備えましょう。

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投稿日: 2017年10月2日最終更新日: 2020年10月8日

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