ハンガリーの通貨の情報をご紹介!
ヨーロッパの真ん中に位置する国ハンガリーは歴史的で美しい建物が多く残っており非常に美しく、またワインもとても美味しいことで知られています。そんなハンガリーはEU圏であるものの、ユーロではない独自の通貨を使っています。ハンガリーの通貨やレート、両替の際の注意点、ユーロは使えるか、ハンガリーの物価やチップは必要かどうかなどをご紹介します。
ハンガリーの通貨情報1:ユーロではない!?
Merre tarthat a Forint az év utolsó negyedévében? - https://t.co/T34rk7SA3N pic.twitter.com/g4v9jQKoy9
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ハンガリーは2004年5月、EUに加盟しましたが、通貨はユーロを使っていません。ハンガリーでは独自通貨のforint(フォリント:ハンガリーにおける略号はFt)を使用しています。現在ハンガリーでは5Ft硬貨から20000Ft札までが流通しています。
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以前は1Ftと2Ftの硬貨も発行されていましたが、現在最少硬貨は5Ftで、1Ftの硬貨というものはありません。しかし値段がすべて5Ft単位なわけではなく、最終合計を繰り上げか繰り下げる形です。例えば、97Ftは95Ftに、98Ftは100Ftになります。そのため支払い時に少し注意が必要です。
ハンガリーの通貨情報2:硬貨や紙幣の種類
ハンガリーの通貨であるフォリントは硬貨が6種類、紙幣が7種類流通しています。硬貨の最小単位は5Ftで、大きさは直径21.2mmと最も小さく、シラサギの形が刻まれています。10Ftはハンガリーの国章、20Ftはアイリスの花、50Ftはシロハヤブサ、100Ftは国章が刻まれています。5Ft硬貨から50Ft硬貨と200Ft硬貨は順に大きくなっていますが100Ft硬貨は5Ft硬貨の次に小さい大きさです。
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紙幣は200Ft、500Ft、1000Ft、2000Ft、5000Ft、10000Ft、20000Ftの7種類が流通していて、大きさは全て同じ縦70㎜横154㎜です。紙幣にはロバート王やラーコーツィ・フェレンツII世などハンガリーの歴史に深く関係する人物が描かれています。2016年末から新5000Ft札および2000Ft札が発行されたため、新旧のお札が混じっており、注意が必要です。
ハンガリーの通貨情報3:レート
ハンガリーの通貨であるフォリントはヨーロッパでは珍しく為替レートが非常に低い(安い)通貨の一つです。2017年10月現在の為替レート1Ftが約0.426円です。為替レートは普通、○○円○○銭と表示されますが、1Ftは1円の価値すらないので、「銭」の単位のみで表示されます。為替レートのグラフを見るとかなり変動があるように見えますが、大暴落したというわけではなく銭の単位で表示されているためです。
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2012年からの5年間では一番円からの両替レートがよくなったときだと1Ftが0.354円、一番円からの両替レートが悪くなったときだと1Ftが0.489円。1万円をFtに両替する場合、約28000Ftと約20500Ftと違いがあります。為替レートが低いため、フォントに両替をすると紙幣が増えてお金も増えた気分になります。
ハンガリーの通貨情報4:両替できる場所
ハンガリーの通貨フォリントへの両替は成田空港内の空港内の銀行や地下の鉄道駅横Travelex(トラベレックス)などで両替することが出来ます。また三井住友銀行ではインターネットで注文する外貨宅配でハンガリーフォリントを取り扱っています。現地での両替に不安のある方は日本国内で両替をしたほうが安心です。
ハンガリー国内だと街中の銀行や駅構内の両替専門の銀行、両替スタンドで日本円からフォリントに両替することができます。空港やホテルでも両替をすることが出来ますが、ホテルの両替レートはとても悪いので、緊急時以外の両替は他の場所ですることをおすすめします。手数料はかかりますが、銀行のATMから日本のVISAやマスターカード等のクレジットカードを使いキャッシングという形でフォリントを引き出すこともできます。
ハンガリーの通貨情報5:両替の際の注意点
街中の銀行や両替所のレートは大きく違いはありませんが、両替所の掲示板で良いレートが表示されていても手数料がとても高い所があるので、利用する前に手数料をきちんと確認をすることをおすすめします。レートは毎日のように変化するので、数店舗比較をして両替をするようにしましょう。また、大きい金額のお札での買い物は嫌がられることがあるため両替時はなるべく細かく分けてもらうことをおすすめします。
なお、ハンガリーの通過フォリントは、ハンガリー国外で再度両替をすることが難しく、両替できたとしてもレートが悪くなります。そのため、両替したハンガリーフォントはできる限り使い切ってしまうことをおすすめします。再度両替をしたい時は、日本円からフォリントに両替した際のレシートが必要になる場合があり、また出国までレシートを保管しておかなければならないとされているため大切に保管するようにしましょう。
ハンガリーの通貨情報6:ユーロやカードは使える?
ハンガリーではユーロで支払いが出来るところが無いわけではありませんが、小さい商店や、キオスク、スーパーマーケットなどではユーロは使えないことが多いため、フォリントのみでの支払いとなります。ブタペストの大きなホテルや美術館ではユーロが使えるところもあります。
ハンガリーではホテルやレストランなどクレジットカードを使えるお店が多くあります。特にブタペストではレストランやホテル、商店等でクレジットカードで支払いを受け付けているお店が多くあります。クレジットカードで支払うことができれば現金を持ち歩くこともなく安心できる上に、クレジットカードで支払ったほうが現金を両替するよりもレートが良い場合もあります。
商店やレストランの入り口には使用可能なクレジットカードのステッカーが貼ってあるので確認しましょう。しかし、ごく稀にクレジット対応可能となっているお店でも使用できない場合があるので、利用前にクレジットカードで支払えるかどうかを確認しておいた方が安心です。またキオスクや、温泉の中の売店などでは現金での支払いのみとなることが多いので、やはりある程度の現金はどうしても必要になります。
ハンガリーの通貨情報7:物価は?
ハンガリーの物価はヨーロッパの中では低めです。ハンガリーの首都ブタペストのレストランでお昼を食べる場合、有名店等を除き1000Ftから2000Ftあれば十分ランチメニューを食べるtことができます。飲み物代とチップを併せても1人あたり2000Ftから3,000Ft以下で満足な食事をとることがえきます。大通りのいかにも観光客向けのお店であるとか、外国資本系のレストラン・カフェは割高になります。
スーパーでの物の値段はおおよそ1.5Lのお水が100Ft、1Lno牛乳が180Ft、パン1㎏が300Ft、豚ひき肉1㎏が1000Ftくらいです。食べ物だけ見ると物価は低く感じますが、その他電化製品や日用品、洋服類は海外製品メインのため値段はさほど変わりません。ハンガリーは基本的にインフレで物価が上がっている状況のため渡航の際は現地の最新情報を確認するのがおすすめです。
ハンガリーの通貨情報8:チップは必要?
ハンガリーではチップを渡す習慣があるためカフェ、レストランやバーなどセルフサービス以外で何かサービスを受けた場合はチップを渡すようにしましょう。美容院やネイルサロンなどのサービスを受けた場合も同じくチップを支払います。レストランで食事をした場合は総額の10%から15%がチップの目安です。
テーブルにチップを置いて帰るスタイルではなく、支払い時に上乗せして支払うスタイルですので、お釣りをもらう場合は、チップ分を差し引いてその額を返してもらうようにしましょう。しかし、サービスがひどいと感じた場合はチップの支払いはしなくてOKです。また日本料理屋さんなど場所によってはサービス料が含まれている場合もあるのでレシートをよく確認しましょう。
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— Mai árfolyam (@MaiArfolyam) August 25, 2017
ハンガリーではタクシーでもチップを渡す習慣があり、タクシーの場合も料金の10%が主流です。ホテルで特別なお願いをした場合はチップとして約100Ftから200Ftほどのチップを渡すようにしましょう。さらにハンガリーでは公共のトイレは有料である場合も多く、大体100Ftから200Ftくらいが必要です。
通貨情報を確認してハンガリーを楽しもう!
ハンガリーの通貨やレート、両替の際の注意点、ユーロは使えるか、ハンガリーの物価やチップは必要かどうかなどをご紹介してきましたがいかがでしたか?ユーロが使えないため両替は少し不便ですが、美しい街並みや美味しい食べ物を味わうことのできるハンガリー。ヨーロッパ旅行の際はぜひハンガリーまで足を運んでみてはいかがでしょうか。
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