九份の天気は？天候と情報の調べ方・雨天時のおすすめの服装をご紹介！

ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」の舞台と言われている九份はノスタルジックな街並みから台湾の中でも人気の観光地の一つです。そんな九份は山間にあり天気の変化が激しく、雨天も多い地域です。そんな九份の天気の特徴や季節ごとのおすすめの服装、九份の天気の調べ方などをご紹介します。

台湾は沖縄よりも南、石垣島とは目と鼻の先に位置しています。あたたかい南国のイメージの通り、冬は雪が降る事は滅多にありませんがコートが必要なくらい寒い日があります。また台湾は南北に長いので北に位置する台北と南にある台南とは、数度も違うことが多いです。

九份は台湾北部に位置する瑞芳鎮の山間の町のため九份の天気を調べる際は瑞芳鎮周辺の天気をチェックするのがおすすめです。また、九份は雨天であることが多い地域のため九份に向かう前に朝の天気予報を調べておくことをおすすめします。

九份の気温が一番低いのは1月、2月です。1月、2月のの最低気温は13.7℃、最高気温は18℃です。一方、九份の気温が一番高くなるのは7月で、7月の最低気温は26℃、最高気温は32.6℃です。9月から3月にかけては比較的降水量が多く、中でも特に10月は降水量が多い時期です。

台湾は年間通じて10℃以下になることは稀で、2016年、雪が降ったのも100年ぶりとも言われています。気温が下がる時期はありますが、日本に比べてあたたかい気候のため、年越しなども日本より快適にすごすことができます。

台湾は年間通して湿度が高く、冬場でも除湿機が必要になるほどです。台湾のデパートでは冬場でもクーラーを利用していることが多いですが、これは湿度対策のためにつけられています。特に九份のある台北は台中や台南と比べても湿度が高い地域です。

また台湾は台風の通り道としても有名です、毎年複数の台風が台湾を通過し大きな被害が出ることがあり、日本ではあまり考えられませんが、台風が来るときは政府が事前に公共機関や学校の休みを発表することもしばしばあるほどです。

台湾は南北に長い楕円形の様な形になっていて、中央に3000mを越すような山脈があるため、太平洋側で発生した台風はこの山脈のおかげで台湾の北側を通るか、もしくは南側にそれることが多い傾向にあります。そのため中央に位置する台中は九份のある台北や台南・高雄に比べて台風の影響が少なくまた気候も温暖です。

九份のある台北は12月あたりから段々と雨天や天気の悪い日が多くなり始めます。この時期に台湾ではダウンを着始める人もいますが、天気のいい日は半袖にジャケットを着ている人もいます。

台北エリアの1月、2月は日本の冬と同じ服装で大丈夫です。北で一番寒い時期で、雨が特に多い時期のため雨天でも大丈夫な服装を準備しましょう。MRTやバス内に暖房は無く冷房が凄い勢いでついているので、移動中も寒いことが多いので注意が必要です。ダウンコートを着る人やマフラーを巻く人も多くいますが、ファーのコートやファーのマフラーまでは必要ありません。

この時期の服装は上はシャツにニット、冬物コートで下はスカートにタイツ、ぺたんこのムートンブーツなどがおすすめです。厚手の冬物コートを着るときには中には着こみすぎず、分厚いニットを着るときには中に着こんでその分コートは着ないというくらいが丁度いいでしょう。

3月の台北はまだまだ冬服が手放せないけれども、コートなどをしっかりと着なくても大丈夫という微妙な時期です。この時期もまだ雨が降るため春服だと少し寒いことが多いです。上は薄い長袖に薄手のコート、下はスカートにストッキング、足元はぺたんこパンプスなどがおすすめです。ストッキングを履かないとまだ寒いことが多くあります。3月は日本だとオシャレな人は春服を着はじめていますが、台湾ではまだダウンの人もいます。

台北の4月は日本の春服から夏服の中間くらいの感じです。日によっては肌寒かったりかといえば物凄く暑い日もあるため、調節できる服装がおすすめです。薄い七分袖にスカート、靴下、スニーカーやノースリーブのワンピースにカーディガンを羽織りサンダルを履くなどの服装を準備しましょう。

九份のある台北では5月には一気に気温が上がり、完全に夏の気温になります。そのため台北の5月から9月は日本の夏と同じ服装です。9月は夜になると若干涼しくなりますが、まだまだ夏服で大丈夫です。この時期外は暑いものの、MRTやバス内は寒く、外での日焼け防止のためにも薄手の長袖のカーディガンを持ち歩くのがおすすめです。

この季節はノースリーブのワンピースにカーディガンなどの羽織もの、足元はサンダルなどがおすすめです。気温が高いときはカーディガンを羽織るのも暑いことがありますが、そんなときでも室内は冷房が効いているところもあるので長袖カーディガンはバッグの中に入れて持ち歩くのがいいでしょう。台湾女子はこの時期ショートパンツやミニスカート率がかなり高いです。

台北の10月前半はまだ気温が高く日本の夏服に、カーディガンを羽織っている状態ですが、10月後半は日本の秋服に近づきます。それでもまだ服装は夏服にカーディガンで十分な日も多いです。薄い長袖一枚にスカート、パンプスなど、ストッキングは履かなくて大丈夫です。

11月の台北は日本の秋の時期の気温です。服装は薄い長袖に薄手のコート、スカートなどですが、薄手のコートはたまに必要になるくらいでなくても大丈夫な日も多いです。山の上などは気温が低いこともあるためコートを持っていくことをおすすめします。年によっては11月でもまだ半袖ですごせることもあるので、最新の天気を確認するようにしましょう。

九份はじめ台湾は服が汚れやすい場所が多いため、季節や天気にかかわらず白い服や薄い色の服はおすすめしません。また、特に気に入っていて汚したくなり服や高価な服も避けたほうが安心です。汚れても良くてかわいい服装がおすすめです。また台湾は道に段差や凸凹が多く、舗装されていない道や歩道がなかったりする場所もあるので転びやすいのでヒールの靴も歩きづらいです。

横断歩道を渡っている時でも車は止まってくれないことが多いためいつでも走れる方がおすすめです。九份や平溪、貓村など郊外に行く場合は砂利道や滑りやすい道を歩く場合もあるので靴はぺたんこパンプスやサンダル、スニーカーなどのヒールの無いものをおすすめします。

また、台湾にスリはほとどいないと言われていますが、夜市など人の多い場所に行くときには念のため斜め掛けバッグを斜めにかけて手で押さえるようにして持つのがおすすめです。リュックでも大丈夫ですが旅行者であることが分かり目立つため注意が必要です。

九份の天候は変わりやすく雨天であることも多いため、折りたたみ傘やレインコートは必ず持っていくようにしましょう。九份は山間部ということもあり、気温は市内に比べて少し低く、雨天時や夜になるとやや肌寒くなります。常に長袖の服を入れておくのが安心です。

台湾政府期間である交通部中央気象局で九份はじめ、台湾各地の天気を確認するという調べ方ができます。日中、夜間だけでなく、週間予報、台風や強風情報なども見ることができます。サイトは中国語では調べ方は日本の天気予報のサイトとほぼ同じです。

交通部中央気象局のサイトですが、長期予報は長い解説が書いてあるため、「一週予報」を見る調べ方がおすすめです。「一週予報」であれば天気マークと数字で天気を確認することができます。また、Acc Wetherでは長期予報や気温のグラフだけでなく、過去の平均気温も日別に見ることができます。九份の天気だけでなく、世界中の様々な場所の天気予報をピンポイントで見ることができるので、旅行気分を味わうことができます。

九份の天気の特徴や季節ごとのおすすめの服装、九份の天気の調べ方などをご紹介してきましたがいかがでしたか?九份は台湾の中でも雨が降ったり気温が下がることが比較的多いエリアです。九份に行く際は最新の天気情報を確認し、傘や羽織ものを準備していくようにしましょう。