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三鷹国立天文台の見どころチェック!大迫力のプラネタリウムは外せない!

三鷹国立天文台の見どころチェック!大迫力のプラネタリウムは外せない!
投稿日: 2017年10月11日最終更新日: 2020年10月8日

三鷹国立天文台は、広い敷地内に天体観測にまつわる歴史ある建造物や古い望遠鏡など見どころがいっぱいです。しかも、一般向けに定期的に開かれている天体観望会や大迫力の超立体プラネタリウムは、一見の価値ありです。そこで、三鷹国立天文台の見どころをご紹介します。

三鷹国立天文台を楽しむために見出し

東京都三鷹市にある三鷹国立天文台は、国立天文台の本部でありながら、開かれた研究施設として一般向けに天体観望会や天文に関するイベントが定期的に行われています。三鷹国立天文台では、自然豊かな広い敷地内に点在する歴史ある観測ドームや古い望遠鏡などの見学ができます。しかも紅葉の穴場スポットですから、散策するだけでも気持ちの良いところです。そのような見どころ満載の三鷹国立天文台について、ご紹介します。

東京・三鷹国立天文台について見出し

昔は、農作物の種まきの時期を知るために、肉眼で天体の観測や予測をしていました。そのように星の動きを観測することから発達した極めて古い学問の1つが天文学です。日本で継続的に星の観測が行われるようになったのは、江戸時代後期、幕末天文方の浅草天文台からだそうです。そして明治時代になり、本郷にある東京大学構内に観測用の天文台が造られました。

1888(明治21)年東京・麻布に天文台が造られ、その後1924(大正13)年に麻布からここに移転してきた由緒ある天文台なのです。当時は周囲に何もなかったため、星の観測に最適だったようです。現在は、大学共同利用機関として全国の研究者と協力し、観測・研究・開発が行われています。三鷹国立天文台は、歴代の望遠鏡など見学ができますので、天文の歴史を実感・宇宙について学べる施設です。

三鷹国立天文台のプラネタリウムは必見!見出し

4次元プラネタリウム「4D2Uドームシアター」

4D2U(Four-Dimensional Digital Universe)とは、空間3次元と時間1次元を合わせた宇宙をデジタルデータで可視化した4次元デジタル宇宙のことです。4D2Uドームシアターでは、天文学の最新成果を分かりやすくて楽しく、毎月違ったテーマを上映しています。直径10mのドームスクリーンで手に取るように目の前に広がる迫力ある全天周立体映像を体験してみませんか。

上映内容は、4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」を使用して、毎月のテーマを迫力ある立体映像でご紹介します。4D2Uでは少し変わった3D眼鏡をかけて、上映プログラムに合わせてわかりやすく説明をしていただけます。本当に宇宙旅行をしているような気分になれるプラネタリウムを楽しむことができます。

プラネタリウム参加申し込みについて

最新の宇宙体験ができる定例公開日は、毎月第1土曜日・第2土曜日前日と第2土曜日・第3土曜日の月4回です。また団体向け上映日は、毎水曜日と金曜日となり、定員は先着160名(プログラムによっては120名)です。ただしプラネタリウムを見るには、事前に予約が必要です。日程等に関して都合により開催日時・定員・内容に変更がありますので、参加希望される方はHPで確認してください。

参加申込方法は、HPもしくは往復はがきで事前予約すると安心です。もし当日残席があればドームシアターで当日受付ができます。その際、15時15分から15時30分迄にドームシアター受付へお越しください。申込みで注意することは、目に過剰な負担がかかることがありますので、未就学児は参加できません。4D2Uドームシアターに関しては、「国立天文台・天文情報センター」へ平日9時から18時迄にお問い合わせください。

電話番号:0422-34-3688

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三鷹国立天文台の施設を見学するなら見出し

三鷹国立天文台では、年末年始を除いて年間通して毎日10時から17時迄(入場は16時30分迄可能)世界最先端の研究施設を申込み不要・無料で自由に見学ができます。常時公開コースでは、天文台歴史館や天文台で行われている研究内容を紹介している展示室が自由に見学できます。ただ、蚊や蜂・毒蛇等がいることもあるそうなのでご注意いただき、見学コース以外の場所や建物には立ち入らないでください。

美術館や博物館では撮影禁止の場所が多いですが、こちらの施設では私的利用に限り写真撮影は可能です。しかもスマートフォンやタブレット端末で聞ける音声ガイドも施設によって設置されています。音声ガイドを利用すると、今まであまりなじみのなかった天文の歴史がちょっと身近に感じられて、見学がさらに楽しくなります。

「三鷹市星と森と絵本の家」って何?見出し

「三鷹市星と森と絵本の家」とは、三鷹市が運営する絵本の展示や絵本を楽しむ場として、天文台の森の中にある国立天文台の旧宿舎を活用した施設です。開館時間は10時から17時迄で、休館日は火曜日・年末年始とメンテナンスのための休館日があります。読書室には、2500冊に及ぶ絵本などがありますので、絵本を通じて天文や自然への興味を広げてみませんか。

見学コースは週末がおすすめ?見出し

第一赤道義室で太陽観察会!

太陽観察会が行われる第一赤道義室は、1921(大正10)年に完成した三鷹国立天文台で最古の観測用建物であり、2002(平成14)年2月に国の登録有形文化財にもなっている由緒ある建物です。ドーム内にある口径20㎝の望遠鏡は、ドイツ製でガバナー式と呼ばれています。1938(昭和13)年から61年間太陽黒点のスケッチ観測に活躍していたそうです。

第一赤道義室では、土日祝日に晴れていたら20㎝屈折式望遠鏡で太陽表面の黒点を観察する太陽観察会を行っています。太陽観察会の開催日は決まっていますので、参加希望されるなら予約は不要ですが事前に日程をHPにて確認をしてください。観察会の行われる時間は、10時から14時30分迄です。また観察会終了後は、17時迄望遠鏡の見学のみになります。なかなか目にすることのない太陽の黒点を見てみませんか。

宇宙が身近になる三鷹国立天文台のイベントは?見出し

定例観望会

三鷹国立天文台では、たくさんの方に天文学の面白さや不思議さに触れて天文学に興味を抱いて頂けるように、毎月2回約30分天体観望会を開催しています。天体観望会では、天文学を研究している大学生や院生がわかりやすく解説をしてくれます。その後で50センチ公開望遠鏡で迫力満点の月のクレーターや土星の環などが見られます。天気が良ければ星空の解説もしていただけますので、天体観望会に参加してみませんか。

50センチ公開望遠鏡を見たらドーム周辺に設置している小型望遠鏡を覗いてみましょう。小型望遠鏡による天体観望会はその日の雲の状況により行われていますから、雨天・悪天候の場合、天体観望会はできません。その代わりに、4次元デジタル宇宙ビュワーソフトMitakaで解説などが行われます。せっかくですから美しい星空が眺められるように、当日国立天文台のTwitterを確認することをおすすめします。

天体観望会に参加希望されるなら費用は無料ですが、事前にHPもしくは往復はがきでの予約が必要です。その際事前に参加人数を記載してください。ただし、参加を希望する時期によって抽選または先着順と参加者決定方法が異なります。さらに抽選なら参加人数は1回10名迄ですが、先着順ですと1回5名迄の申込みになりますので、詳しい申込方法はHPで確認してください。

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三鷹国立天文台で年1度の特別公開イベント?見出し

三鷹・星と宇宙の日

「三鷹・星と宇宙の日」とは、三鷹キャンパス特別公開イベントのことです。このイベントでは毎年メインテーマがあり、そのテーマに沿った内容の講演会や天体観望会・最新研究の紹介・実験・みたか太陽系ウォークの彗星スタンプがもらえるスタンプラリー等楽しく宇宙に親しむことができるイベントなのです。イベントの詳しい内容は、HP等で確認してください。

このイベントは、毎年10月中旬頃の金曜・土曜日に開催されていますが、日程は毎年異なりますのでHP等で確認してください。初日の金曜日はプレ公開ですから、限定的な規模となります。ところが本公開の土曜日では、キャンパス全域で開催しますので、この日のみ公開している研究施設や企画が盛りだくさんです。ぜひこのイベントに参加してみませんか。

三鷹国立天文台へのアクセス方法見出し

公共交通機関のバスを利用する場合、三鷹キャンパス前の「天文台前」または「天文台裏」のバス停で下車すると、最寄駅のJR武蔵境駅または京王線調布駅からバスに乗って約15分です。もし敷地内にある三鷹市星と森と絵本の家へお越しの場合は、「天文台裏」で下車して裏門を利用すると少し近いです。また自転車でお越しの場合は、正門すぐそばにある駐輪場をご利用ください。

住所:東京都三鷹市大沢2-21-1 電話番号:0422-34-3600

三鷹国立天文台に駐車場はある?見出し

三鷹国立天文台へ車でお越しの場合、天文台裏門側にある見学者用駐車場を利用できます。この駐車場は、はじめの3時間は500円・以降1時間ごとに200円加算される有料駐車場です。駐車可能台数は54台なので、もしこちらの駐車場が満車の場合は、1㎞以内の周辺に多数コインパーキングが点在していますから、周辺の駐車場を利用されると便利です。

天文台裏門側にある見学者用駐車場の利用可能時間は、8時30分から17時30分迄です。ただし、定例観望会の開催日のみ22時30分迄駐車場を利用できますから、ご安心ください。ちなみに入庫可能時間は、4月から9月迄は21時迄・10月から3月迄は22時迄なので、ご注意ください。

三鷹国立天文台を満喫するために見出し

東京・三鷹国立天文台は、"科学と天文好きの聖地"ともいわれています。もちろん天文に詳しくなくてもスタッフの方がわかりやすく説明してくださるので安心です。それに、春には桜やつつじ・秋には紅葉も楽しめる自然豊かな場所なので、時には星に思いをはせながら散策するというちょっと贅沢な時間を三鷹国立天文台で過ごしてみてはいかがですか。

投稿日: 2017年10月11日最終更新日: 2020年10月8日

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