富岡製糸場の駐車場！無料あり？おすすめの場所・料金・混雑状況を調査！

2014年に世界遺産に選ばれてからは日本中から観光客が詰めかけている群馬県の富岡製糸場。みなさんもテレビのニュース等で混雑状況を伝える映像を見たことがあるのではないでしょうか？世界遺産になったからには、やっぱり一度は見てみたいですよね。

でも、混雑しているって言うし…と二の足を踏んでいるそこのあなた！この記事では、駐車場情報を中心に、お得にチケットを買える情報も含めて、富岡製糸場をスマートに見学する方法を伝授しちゃいます。これで世界遺産見学も問題なしですよ。

富岡製糸場とは、富岡市に作られた日本で初めての本格的な器械製糸の工場です。オープンしたのが1872年ですが、今でもなおその当時の倉庫などが残っていて見学をすることができます。国宝および重要文化財に指定されているほか、2014年にはユネスコより「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界遺産に登録されました。そのころから観光客がぐっと増えました。

見学ができるのは午前9時から午後5時までです。ただし、入館が出来るのは午後4時30分までですので注意してくださいね。入場料金は大人が1,000円、高校生と大学生が250円、小学生と中学生が150円です。富岡市の市民だというラッキーなあなたは入場料金が無料になりますので、住所を証明できるものを持参してください。

普通に入場するのに予約は必要ありませんが、団体の場合は事前予約が必要です。富岡製糸場の公式ホームページから空き状況をチェックしてみてください。

時間に余裕のある人、富岡製糸場についてしっかりと学習をしたい人には解説員によるガイドツアーがおすすめです。料金は200円で、約40分ほどのツアーです。自分のペースで見て回りたいという人におすすめなのは、音声ガイドのレンタルです。こちらも料金は200円。日本語の他に、英語、フランス語、中国語、韓国語に対応しています。

スマートフォンをお持ちの方は、富岡製糸場の見学のアプリをダウンロードすることで、見学場所の情報を聞くことができます。こちらの料金はなんと無料です！GPSの位置情報に合わせて、解説が流れる仕組みになっています。

住所：群馬県富岡市富岡1-1 電話番号：0274-67-0075

混雑する時期になると、富岡製糸場はこの入場チケットを買い求める列も長くなります。賢い買い方はずばり「事前に入場チケットを買っておくこと！」なんです。富岡製糸場の窓口以外にもチケットを購入できるところがありますので、そこで買っておくと、窓口での混雑に巻き込まれることがありません。

入場チケットを買えるのは、①まちなか観光物産館「お富ちゃん家」と②仲町まちなか交流館の2か所です。また、電車で来られる方は、上信電鉄が出している「富岡製糸場見学往復割引乗車券」を買っておくとお得になります。 住所:群馬県富岡市富岡1151（まちなか観光物産館「お富ちゃん家」）

気になる富岡製糸場の混雑状況ですが、実は富岡製糸場の公式ホームページに入場者数が発表されているので、そこから大体の目安を付けることができるんです。

それによると、平成26年の8月が166,168人だったのに対し、平成27年の8月が123,603人、平成28年の8月になると94,493人になっています。月ごとに多少の差はありますが、全体的に見て一時期より大分混雑は緩和されているようです。

大型連休はなるべく避ける、混雑し始める時間を避けてなるべく朝早くに見学するなどの工夫をすればそこまで大変な状況ではないようです。駐車場も午前10時ごろまでなら空車がある様子です。ただ、念には念を入れてしっかり下調べはしたいですね。

群馬県の富岡製糸場の周辺にはいくつか駐車場があり、中には無料でとめられるところもあります！市営の駐車場、民営の駐車場のどちらも複数ありますが、ここでは富岡製糸場にアクセスのいい5つを選んでご紹介します。

宮本町（みやもとちょう）駐車場は市営で、30分100円（最初の30分は無料）で駐車が可能です。また、夜間（午後5時30分から翌朝8時）は上限が500円です。富岡製糸場までは500メートルですから、徒歩6分程度でアクセスすることができます。 住所：富岡市富岡1406-4

上町（うえまち）駐車場も市営ですので、先に紹介した宮本町駐車場と基本は同じです。30分100円（最初の30分は無料）で駐車が可能で、夜間（午後5時30分から翌朝8時）は上限が500円です。富岡製糸場までは500メートルですから、徒歩6分程度でアクセスすることができます。 住所：富岡市富岡1469-1

こちらは市営の中でも一番新しい駐車場です。おすすめポイントは何といっても料金が無料なこと！料金の心配をすることなく、ゆっくりと富岡製糸場を見学できますね。200台の駐車が可能です。場所は上州富岡駅の近くです。

1つだけマイナスポイントを挙げるとすると、先に紹介した2つの市営駐車場に比べて富岡製糸場まで少し距離があることです。約1,000メートル離れていますので、徒歩だと15分ぐらいかかることになります。

ただ、この富岡市、今でこそ富岡製糸場で有名になりましたが、以前はその古い街並みで注目を集めていました。製市場に勤めていた人が通っていたであろう当時のお店が当時のまま残っています。ゆっくりと歩いて昭和レトロを満喫するのも悪くないですよ！

ちなみに、週末は隣接している市職員駐車場（100台）も無料で開放されるので、合計すると300台の無料駐車場ということになります。 住所：群馬県富岡市富岡1722-1 電話番号：274-62-5439

メインストリートにある仲町交流会館前の大変便利な立地です。富岡製市場までも220メートルとかなり近いです。料金はその分少しだけ割高で20分100円になります。お年寄りや小さな子どもさんがいる場合、また天気が悪い日など便利ですね。 住所：群馬県富岡市富岡1025

こちらも富岡製糸場の正門まで徒歩2分とかなり便利な立地です。料金は午前8時から午後6時までは、最初の2時間までは500円、それ以降に延長する場合は20分ごとに100円です。午後6時から翌朝8時までは60分100円、最大料金は200円になります。台数は17台とちょっと激戦ですね。 住所：群馬県富岡市富岡13 電話番号：03-3901-6199

特に混雑が予想される週末などに富岡製糸場を訪れる方には入場チケットの事前購入がぜひおすすめなのですが、例えば駅に近い市営駐車場である「富岡駅東駐車場」にとめると、途中に「お富ちゃん家」があり、そこでチケットを事前に購入してから富岡製糸場まで来ることができます。

歩く時間は他の駐車場より少し余分にかかりますが、その分チケット購入に並ぶ時間が節約できますよ！入場がスムーズにできるというのはなかなかポイントが高いですよね。

また、富岡製糸場の周りは一方通行や進入禁止が結構多いのです。住宅地と言うこともありますので、道も決して広くはありません。すれ違いなどで困ることのないように、車は少し離れていても駐車場にとめて歩いたほうが結果としてスムーズに来ることができるようです。近隣の住民の方の迷惑にもなりませんね。

最後におすすめする理由は、富岡駅東駐車場のところでも触れましたが、富岡市の街並みです。昭和レトロの世界に入り込んだような建物があちらこちらにあります。富岡製糸場は観光地となっていますが、この街並みにはそこまで開発の手が入ってませんので、まさに当時の雰囲気のまま！ゆっくりと街歩きするのがおすすめです。

世界遺産登録で一気に注目を浴びた群馬県の富岡製糸場。混雑は少し緩和されてきたものの、週末になるとまだまだ多くの人で賑わいます。駐車場情報をしっかりと事前にチェックし、スムーズな観光を楽しんできてくださいね！