沖縄のパン屋ランキング！有名な人気店&おすすめのパンを一挙紹介！

日本きってのリゾート地、沖縄。近年、沖縄に個性的で美味しいパン屋さんがたくさんオープンしているのをご存知でしょうか。自家製天然酵母を使ったこだわりのパン屋さんや、沖縄の自然を活かして建てられたベーカリーカフェ、外人住宅を改装したお店など、素敵なパン屋さんがいっぱい。沖縄の人気パン屋さんをご紹介します。

室上氏、通称モジャさんがオーナーを務める「モジャのパン」は、地元で大人気のパン屋さんです。接客とパン作りを同時にこなすモジャさん。次から次へと焼き上がるパンは、まるぱん、ぶどうぱん、くるみぱん、ちょこぱん、ごまぱん、フランスパン、あんぱんの7種類。

自家焙煎珈琲「モジャコーヒー」もおすすめ。宮古島という場所にありながら行列が絶えない人気店である理由は、接客が好きというモジャさんのお人柄もあるようです。営業時間は11時から17時(売り切れ次第終了)、定休日は日・月曜日。

住所:沖縄県宮古島市平良字東仲宗根20 電話番号:090-3977-6778

閑静な外人住宅の一角、ベンジャミンの木の下に佇む「イッペコッペ」は、ミントグリーンと白を基調としたかわいらしいパン屋さん。国際色豊かな浦添という場所で、天然酵母食パンを専門に作っています。農学部で学び、パン屋で修業を積んだオーナー西村剛氏が生み出す食パンは、農学の観点に基づいた環境にも人にもやさしいもの。

食パンには、北海道産「はるゆたかブレンド」、ホシノ天然酵母、久米島産「白銀の塩」、大宜味村「七滝の水」のみを使用。食パンは、仕込みから焼き上げまで約20時間かかるため、限定販売となっています。営業時間は12時30分から18時30分(売り切れ次第終了)、定休日は火・水曜日。

住所:沖縄県浦添市港川2-16-1 電話番号:098-877-6189

沖縄那覇市にある「しぶパン」は、麹・小麦・米から起こした天然酵母「あこ酵母」を使用した、天然酵母パンのお店です。硬さや酸味がなく、小麦本来の味わいを楽しむことができます。おすすめの「山食パン」は、小麦粉と天然酵母、洗双糖、塩のみで作られており、小麦の甘みが感じられる素朴なお味です。

奥様が付けるパンの名前もユニークです。「ロールちゃん」「でかマヒン」「チーパン」「ぐるっちょ」「くりむっちょ」ほか。お店の場所は、美栄橋駅から555m。営業時間は10時から20時、定休日は日・月曜日。

住所:沖縄県那覇市松尾2-6-18 電話番号:098-867-4848

沖縄八重瀬町にある「内田製パン」は、パン屋さんを目指して修業を積んできたオーナーが、大好きな沖縄という場所にオープンしたパン屋さん。噛めば噛むほど小麦の旨みや甘さが感じられる、ハード系パンが有名なお店です。使用している粉は、フランスパン粉とライ麦粉、北海道産100%の全粒粉の3種類。

生地の美味しさが味わえるパンを作るために、自家製レーズン酵母を使用。丁寧に酵母を起こすことで、小麦の旨みを引き立てる酸味のない酵母ができあがります。おすすめは、「バゲット」や「カンパーニュ」「トマトのリュスティック」ほか。営業時間は11時から19時、定休日は月・火曜日。

住所:沖縄県島尻郡八重瀬町字富盛337 電話番号:098-998-0322

沖縄北中城村にある「プラウマンズ ランチ ベーカリー」は、自家製天然酵母パンの有名ベーカリーカフェ。じっくり時間をかけて発酵させた、水分量が多くもちもちとした食感のパンが人気です。外人住宅を改装したお店は高台にあり、天気が良い日には素晴らしい眺望が楽しめます。

おすすめは、各種サンドイッチプレート。パン、スープ、サラダ、スクランブルエッグに自家製ディップが添えられた「A.M.プレート」850円は、8時から12時、限定10食の朝食メニューです。営業時間は8時から16時(売り切れ次第終了)、定休日は日曜日。

住所:沖縄県中頭郡北中城村安谷屋927-2 電話番号:098-979-9097

沖縄名護市にある「パンドカイト」は、天然酵母を使用したハード系パンを中心として、バリエーション豊富なパンがリーズナブルに購入できるパン屋さん。地元沖縄の農家から仕入れる新鮮な野菜やフルーツを使った惣菜パン、菓子パン、サンドイッチ、離乳食パンなど日ごとに50種類以上のパンが並びます。

パンをもっと身近に感じて欲しいとの想いから、試行錯誤を重ねリーズナブルな価格を実現。自家製天然酵母で素材の旨みを引き出し、じっくり時間をかけて熟成させた「バゲット」や「パンオルヴァン」がおすすめです。パンを購入すると、デロンギのコーヒーメーカーで淹れた美味しいコーヒーのサービスがあり、お店の心遣いが感じられます。

「バゲット」180円、「離乳食パン」30円、クロワッサンにスタッフドオリーブを加えた「クロワッサン・オリーブ」180円、「グリーンオリーブとバジルのフーガス」160円、「クルミレーズン」200円、「カレーパン」170円ほか。営業時間は8時から19時、年中無休(年末年始休業あり)。

住所:沖縄県名護市宇茂佐の森4-2-1 電話番号:0980-53-5256

沖縄読谷村の豊かな自然の中に佇む有名パン屋「水円」。オーナー夫妻が友人の手を借りながら改装した古民家は、日本家屋の良さを活かしたやさしい雰囲気です。かわいいロバがいることでも有名で、店頭に掲げられた木製看板にはロバが彫刻されています。

併設のカフェは、開放感ある高い天井、裸電球のやわらかな光が心癒される空間。カフェメニューも用意されており、イートインもOKです。元古民家という広い場所を活かして、オリジナリティあふれる数々のイベントや展示会を開催。お店の場所はホームページに詳しく掲載されています。

オーナー夫妻は、沖縄の天然酵母パンの元祖「宗像堂」で修業後、2010年に「水円」をオープン。無農薬玄米と沖縄のさつまいもから起こした酵母、水、塩、粉のみで作られたパンは、どっしりと重量感があり中はもちもちです。粉には、九州産・北海道産の石臼挽き粉、無農薬の宮崎県産玄葉、ドイツ産のライ麦を使用。

石臼挽きの粉を使っているので、自然な甘さが感じられるパンになるそうです。おすすめは「いちじくとくるみ、ライ麦のパン」や「シナモンロール」「食パン」ほか。営業時間は10時30分位から日暮れまで(パン売り切れ次第終了)。定休日は月・火・水曜日。

住所:沖縄県中頭郡読谷村字座喜味367 電話番号:098-958-3239

沖縄県宜野湾市にお店を構える有名パン屋「宗像堂」。外人住宅を改装した住居兼店舗は大自然に囲まれた場所にあり、ナチュラルとモダンを兼ね備えた空間になっています。大学院で微生物の研究をしていたオーナーの宗像誉支夫氏は、沖縄の天然酵母パンの先駆けとも言える存在の方。第12回青山パン祭りでは講師としても活躍されました。

宗像氏が生み出すパンは力強く、大地のパワーが感じられるものばかり。小麦粉、リンゴ、長芋、人参、無農薬米、黒糖、三温糖、MRET WATER、オリーブオイル、塩などの素材ひとつひとつにこだわり、パンが持つエネルギーを大切にしながらパン作りをしています。

伊江島産全粒粉生地、ローズマリー、島ザラメ、サルタナレーズンを使った「サブリナ」は、ホール690円・ハーフ346円・小286円。「シナモンロール」は塩がアクセントになった宗像堂ならではの一品です。ホール950円・ハーフ476円・1/3 317円・小250円。

低温長時間発酵させた「バゲット」は、ホール380円・ハーフ190円。自家製オリジナルサワー種使用、伊江島産小麦入りの「ライ入りカンパーニュ」は、ホール520円・ハーフ261円。通信販売も行っています。営業時間は10時から18時、定休日は水曜日。

住所:沖縄県宜野湾市嘉数1-20-2 電話番号:098-898-1529

沖縄の有名パン屋さんとおすすめパンをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。沖縄という自然豊かな場所だからこそ生み出せる、生命力あふれる自家製天然酵母パンのお店など、沖縄にはハイレベルなパン屋さんがいっぱい。沖縄を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。