軽井沢・雲場池の紅葉情報！見頃やアクセス、絶景スポット紹介!

雲場池は軽井沢にある紅葉の名所です。見頃となると赤や黄などのさまざまな色合いの紅葉を楽しむことができます。大きな池を囲むように辺り一面に広がる紅葉はまさに圧巻で神秘的。大自然が生み出す紅葉は雲場池が誇る秋の絶景です。今回は雲場池の紅葉の見頃やおすすめの見どころ、アクセスや混雑予想などをご紹介していきます。

雲場池は長野県の軽井沢にある細長い大きな池で紅葉の名所として知られています。雲場池は自然豊かな場所にあり、周りの木々たちが季節によって表情を変える軽井沢屈指の観光スポットです。昔は冬になると白鳥が飛来していたことから「スワンレイク」という愛称もつきました。特に秋の紅葉は人気で毎年多くの観光客で混雑しています。

雲場池では豊かな自然を感じながら紅葉をゆっくりと眺めることができます。池には柵なども設置されておらず、視界を遮るものはなにもないという軽井沢だけでなく日本屈指のロケーションです。その完璧かつ美しい光景が人気を呼びメディアで取り上げられることも多く、近年ではで櫻井翔と村尾信尚が訪れたことでさらに話題となりました。

自然豊かな雲場池では可愛い野生動物との遭遇率も高く、池と紅葉が織りなす美しい風景もあるため晴れの日に訪れるのがおすすめです。雨の日やその次の日は水溜りが多くできるためヒールは履かないほうがいいかもしれません。また雲場池は入場料などは一切かかりません。時間も定められておらず好きな時間に紅葉を眺めることができます。

雲場池というだけあり1番のおすすめポイントはこの池と紅葉のコラボレーションで作り出す風景です。雲場池は北と南にかけて細長い形状をしており、南側にある入口から入るとどこまでも続くような池と紅葉が目の前に広がります。日の光を浴びて輝く雲場池と紅葉は言葉で言い表せないほどの美しさで紅葉名所と言われる所以を感じさせます。

さらに雲場池では目の前に広がる池や紅葉だけでなく、池に映る紅葉まで楽しむことができます。いつでも見ることができますが特におすすめしたい最高のロケーションは晴れの日でなおかつ風のないときです。きらきら輝く紅葉と池に映った紅葉はとても幻想的でこの瞬間を撮影したいがために風が止むのを待つ方もいるほど美しい光景です。

雲場池の紅葉を眺める場所としておすすめなのが遊歩道です。「雲場池園地」と呼ばれている遊歩道で雲場池をぐるっと一周囲むように整備されています。この遊歩道は池のふちのすぐそばにあり池と紅葉を間近で眺めることができます。それだけでなく池のほうを見ても紅葉、後ろを振り返っても紅葉と紅葉に囲まれた遊歩道になっています。

遊歩道から見る遮るもののない紅葉はまさに圧巻の一言です。遊歩道は1周20分ほどで、その間ゆっくりと紅葉を眺めたり散策したりとさまざまな楽しみ方ができます。また遊歩道にはベンチも設置されており紅葉を座って眺めるにも休憩にもおすすめです。この遊歩道は天皇陛下が軽井沢を訪れた際には必ずお散歩される場所でもあります。

雲場池で紅葉を眺めていると可愛い野生動物に遭遇することがあります。最も遭遇率が高いのはカモです。池で優雅に泳ぐカモと紅葉のコラボレーションは雲場池の見どころのひとつでもあり、自然豊かな雲場池だからこそ見れる光景です。人馴れしているようで近くに寄ってきて可愛いのですがエサやりは禁止されていますのでご注意ください。

日の光に照らされた池に映る紅葉の上を泳ぐカモは少し神々しくも見え、紅葉と池に映る紅葉、そしてカモを一緒に写真に収める方も多いんだとか。会えるのはカモだけでなく運がよければリスに会えることもあるそうです。また雲場池では犬を連れての散策も歓迎されており、紅葉と同時に犬とカモのコラボレーションが見られる場合もあります。

雲場池にあるカフェ「R's Pond Cafe」から見る紅葉も絶景です。付近にある別荘の一部をカフェにしたもので外観はまるで池に浮かんでいるようと話題になっています。自然の風景と見事にマッチしたこのカフェではコーヒーを始めホットチョコレートや軽食、さらにはホットワインまで味わうことができます。寒い季節に嬉しいメニューです。

またフランスのシロップを使った「モナン」という珍しいドリンクも提供されています。店内席からもテラス席からも美しい紅葉を眺ることができ、温かいコーヒーを飲みながら池と紅葉を眺めるという至福の一時を味わえます。もちろん犬も一緒に入ることができます。普段は土日祝日のみの営業ですが紅葉の見頃となると毎日営業しているそうです。

雲場池へのアクセスは徒歩の場合は北陸新幹線の軽井沢駅が最も近く、20分ほどで到着します。しばらく住宅街が続きますがそこを抜けると周りを木々に囲まれた細い道になり、金沢の空気を味わいながら雲場池に向かうことができます。また雲場池の近くにはサイクリングコースもあるのでサイクリング中に立ち寄ってみるのもおすすめです。

車でのアクセス場合は上信越自動車道の碓氷軽井沢ICからだと20分ほど、佐久ICからは30分ほどで到着します。駐車場は有料と無料の2種類が完備されており有料駐車場は雲場池のすぐそばで広さも台数も十分です。無料駐車場は台数も少なく離れたところにありますが六本辻界隈を散歩しながら雲場池に向かえるといういい面があります。

さらに雲場池では有料駐車場に車を駐車してから自転車をレンタルすると駐車場料金が無料になるというサービスも展開しています。雲場池で紅葉を見た後は車をそのまま置いておき、サイクリングで軽井沢の大自然を感じたり観光名所を巡ったりという楽しみ方もできます。車でのアクセスの際はぜひ試してみてください。

雲場池の紅葉の見頃は気候によって多少変わることはありますが例年10月中旬から11月上旬となっています。10月の上旬から木々が徐々に色づき始めるそうです。このシーズンなかでも10月末と11月の始めは最も旬の見頃と言われており、この時期に行くと雲場池の圧巻の紅葉を存分に楽しめます。

雲場池は軽井沢でも屈指の紅葉名所なので見頃となると例年混雑しており、2017年も混雑が予想されます。まず車でのアクセスは少し覚悟が必要で雲場池に向かう道も車と人で溢れ、駐車場に入る手前から混雑が始まります。紅葉観賞も特に午後は混雑しており雲場池を囲む遊歩道は列をなして歩くという状況になることもあるそうです。

到着するまでの混雑を回避したいなら徒歩やレンタル自転車でのアクセスがおすすめです。また混雑を気にせず紅葉をゆっくり楽しみたいという方は早朝から午前中にかけてが最も混雑を回避できる時間帯となっています。深夜も空いていますがライトアップなどはなく周辺も暗くて紅葉が見えにくいので、日が出ている時間帯をおすすめします。

軽井沢では毎年紅葉の時期が近づくと「軽井沢紅葉まつり」というイベントが開催されます。2017年は9月23日から始まっており11月5日まで毎日軽井沢のさまざまな場所でイベントが行われています。軽井沢の大自然を約12㎞歩くハイキングや子供も楽しめるどんぐりの種まき、さらにはマラソンやテニス大会など誰もが楽しめるイベントです。

雲場池に関するイベントでは「観光ガイドと歩こう」が開催されます。旧軽井沢会館から雲場池まで観光ガイドと一緒に巡るツアーのようなイベントで無料で参加することができます。開催日は雲場池の紅葉の見頃である10月28日と29日で10時から11時30分まで30分刻みで4組に分けてスタートします。観光も同時にできるのでおすすめです。

雲場池で紅葉を見た後は旧軽井沢銀座での観光がおすすめです。どこか懐かしい昔ながらの雰囲気が漂う旧軽井沢銀座には飲食店や雑貨店など多くのお店が立ち並んでいます。ここでランチを食べるもよし、食べ歩きもよし、小物を買うのもよしと楽しみ方は無限大です。そのまま旧碓氷峠見晴台にまた紅葉を見に行くのもいいかもしれません。

雲場池ではここでしか見ることができないような豊かな自然が作り出す絶景と共に紅葉を楽しむことができます。辺り一面が紅葉に囲まれる雲場池は大自然の中で紅葉を眺めたい方にもおすすめの名所です。天気によって表情が変わる池や紅葉は何度見ても楽しめます。軽井沢で紅葉を見る際にはぜひ雲場池に行ってみてはいかがでしょう。