京都の甘味処のおすすめ！絶品の和スイーツが味わえる名店から穴場まで！

京都は、国内外を問わず連日多くのお客さんが訪れる、日本でも一大観光スポットでもあります。そんな京都には、古都の情緒を感じられるスポットが目白押し。今回は、京都で人気・名店といわれる甘味処をご紹介していきます。味もさることながら、雰囲気もバツグンなところばかりなのでぜひお立ち寄りください。

出町柳駅から車で5分ほどのところにある「茶寮 宝泉」は、下鴨神社近くにあるため地元の方だけでなく観光客にも大変人気のお店です。純和風の日本家屋をカフェに改装したため、門構えから店内含め、大変格式高い雰囲気となっています。そのため、雰囲気はバツグンでまさに大人のための茶寮といえます。

こちらのお店では、わらびもちやくずきりなど、京都を代表するスイーツが美味しいと人気ですが、季節の上生菓子もぜひご賞味ください。手のひらに収まるほどのサイズではありますが、しっかりと四季を表現されていて芸術的です。しっとりとしていて、滑らかな口当たりと上品な甘さが美味しいです。

こちらのお店は、小さなお子様連れのお客さんの入店をお断りしているので注意が必要です。また、時間帯によってはお客さんで満員ということもあるので、事前の確認をしていくことをおすすめします。厳かで格式高い空間と日本庭園を眺めながらのティータイムは、格別なのでぜひお立ち寄りください。

烏丸御池駅から徒歩4分程度のところにある「紫野和久傳 堺町店」は、地元の人にも愛される穴場的存在の甘味処。老舗旅館のロビーを思わせるようなクラシカルな店内は広々としていて、天井も高く居心地が大変良いと人気。そんなお店では、わらびもちが美味しいということで人気のメニューです。

穴場的スポットなので、平日のランチタイムであればお客さんもまばらで静かで落ち着いた空間をさらに感じられます。わらびもち以外にも、常連さんに人気のメニューがたくさんあります。その1つは「艶ほくろ」。丹波の黒豆を使い、煮詰めた島ざらめを絡ませたお菓子です。カリカリとした歯ごたえと、香ばしさが美味しいです。

そして、お店の創業当初から定番商品でもある「れんこんモチ」は、わらびもちよりもさらにモチっと弾力があり、それでいて口の中でとろけるような食感が美味しいと評判です。おもちの上にかかっているきな粉もこだわりぬいた素材から作られているので、香ばしさが他のものとは段違い。お一人のお客さんも多い、穴場的名店といえます。

JR宇治駅から徒歩5分ほどのところにある「中村藤吉 本店」は、京都の中でも知らない人はいないほどの超有名店です。なんと150年以上の歴史を誇る老舗甘味処。連日多くのお客さんで賑わっています。特に混み合うランチ時には、行列ができていることも多く、確実に入店するには開店前から並ぶことをおすすめします。

こちらのお店では、宇治抹茶を使ったスイーツが美味しいと評判です。「生茶ゼリィ」はこちらのお店でしか味わえない絶品スイーツなのでぜひお試しを。プルプル・モチモチとした抹茶ゼリーは、苦味をしっかりと感じられる味わいとなっていて濃厚な抹茶味を楽しめます。ゼリーの上に白玉・抹茶アイスクリームとまさに抹茶づくしです。

こちらのお店では、スイーツ以外にもお蕎麦やうどんもいただけます。特に人気は「抹茶そば」。抹茶が練りこまれたお蕎麦は、そばの香りと抹茶の華やかな香りを同時に感じられて美味しいです。そしてお土産に人気が「抹茶フィナンシェ」と「ほうじ茶フィナンシェ」です。お茶の香りをそのまま閉じ込めたスイーツとなっています。

四条駅から徒歩4分程度のところにある「三丘園 京綾小路店」は、土日・祝日のみ営業という少し変わったお店。穴場的存在の甘味処として、地元の人に長年親しまれています。お店の外観も、ひっそりとしていて、まさに常連さんしか知らないような「穴場」の佇まいも魅力の1つ。店内も、とても静かでゆったりとした時間が過ごせます。

こちらで提供される甘味は全てお店の手作り。美味しいと評判のスイーツは「抹茶わらびもち」です。わらびもちの味をしっかりと感じてもらうために甘さは控えめ。もちもちとした食感と、抹茶のほろ苦さ、そしてふくよかな香りがやみつきになります。店内には、茶器や茶道具が置かれ、趣のある雰囲気があります。

「丸久小山園 西洞院店」は、烏丸御池駅の4番出口から徒歩6分程度のところにある日本茶専門店。こちらでは、抹茶を使ったスイーツが絶品と評判です。元禄時代創業の和菓子の名店でもあり、そんな名店でいただくスイーツで人気は「抹茶のロールケーキ」。日本の抹茶と西洋のスイーツを融合させたメニューが女性にも人気です。

洋菓子以外には、抹茶のクリームぜんざいなども人気です。上品な苦味と深い甘み、さらにつるつるとしたのどごしの白玉の相性がバツグンです。店内には、お土産用のお菓子なども売られているので、自分用にまたは友人・仕事先と色々な人に喜んでもらえるお菓子です。おすすめのお土産は「サクレット」です。

桂駅から徒歩10分ほどかかりますが大変な人気店「中村軒」は、京都名物の白味噌を使ったお団子が楽しめるお店として有名です。店先で焼いているので、いつでも焼きたてのお団子を食べることができます。お団子は備長炭でしっかりとあぶっているので香ばしく、後を引くおいしさがあります。そして山椒を利かせた白味噌が絶品です。

こちらのお店では、季節にあったスイーツを提供しているので目や舌でも季節の移ろいを感じることができて風流です。店内も、日本家屋のつくりになっていてとっても雰囲気が良いです。夏には宇治抹茶やすだちシロップを使ったかき氷が人気、冬には麦代餅といったお菓子が楽しめます。食器にもこだわっていてフォトジェニックな一品です。

祇園四条駅から車で3分程度のところにある「かさぎ屋」は、カジュアルに京都の和菓子を楽しめるお店として人気。地元の人をはじめ、観光で訪れた人にも評判のお店です。こちらで一番人気のメニューは「おはぎ」。通常のおはぎと違い、トロっとしたあんこがご飯を包むようにかかっているのが特徴。あんこの風味を感じられます。

夏の暑い時期などに人気は「しるこセーキ」です。ひんやりと冷えた小豆は、上品な甘さで小豆の風味をしっかりと感じられます。そして上にのった白玉もモチモチ・つるんとしていて、清涼感がたまりません。熱いお茶が付いてきますが、良く合います。甘いものを普段召し上がらない人でも食べやすいと評判です。

烏丸駅の16番出口から徒歩5分程度の距離にある「栖園」は、とても鮮やかなスイーツがいただけるということでメディアにも紹介されたことのある名店。こちらの看板商品は「琥珀流し」です。見た目はまるで宝石のような寒天は、触れば壊れてしまうような柔らかさです。その上に、季節の果物のシロップがかかっていて美しいです。

目にも美しいのは琥珀流しだけでなく、夏季限定のカキ氷もです。女性に人気はミントフレーバーのカキ氷。透き通ったエメラルドのようなシロップは見ているだけでも清涼感を感じさせます。ミントの爽やかな香りとシロップの優しい甘みが、体を優しく冷やしてくれます。その他冷やしぜんざいも大人気です。

京都駅の駅ビル6階にある「茶寮 都路里」は老舗茶屋の「祇園辻利」のカフェです。立地からも観光客や修学旅行生に大変人気で、ランチタイム問わず多くのお客さんでいつも賑わっています。平日であっても並ぶことが普通なので時間に余裕をもって訪れることをおすすめします。

こちらのお店で人気は「都路里パフェ」抹茶の老舗店というだけあって、使われる抹茶の質・量共に素晴らしいです。パフェの内容は、抹茶のクリーム・アイス・ゼリー・白玉などボリュームもすばらしいです。しかし、全て甘さ控えめの仕上がりとなっているので、全体のバランスも良く、男性のお客さんも多いです。

京都のおすすめ甘味処特集はいかがでしたか。メディアでも取り上げられたことのある超人気店や、行列の絶えない名店、さらに地元の人に愛されてきた穴場的な甘味処など、京都には魅力的なスポットがたくさんあります。今回ご紹介したお店以外にも、まだまだ素敵なお店に出会えるので、京都に訪れた際にはスイーツをお楽しみください。