嵯峨野湯は銭湯カフェ？一番人気メニューのパンケーキはリピーター続出！

嵯峨野湯は大正時代後期の銭湯をリノベーションし現代風にアレンジした京都は嵐山の大人気カフェです。古き良きものを残しつつ、リゾート感を生み出したこの嵯峨野湯はとても不思議でおしゃれな空間になっています。気になる店内に早速入ってみましょう。

レトロな雰囲気を残した入り口から見るより店内は広くあちらこちらに銭湯の名残があります。タイルモザイク横のレジ台は番台だったものをそのまま再利用しています。白を基調とした清潔感あふれる日当たりのよい気持ちの良い空間となっていてついつい長居してしまいそうです。

「わぁ、こんなのあったよね」との声が聞こえてきそうな店内には昔懐かしい体重計が置いてあります。ここで体重計に乗る方はいらっしゃるのでしょうか。このようなノスタルジックな小物や設備を見ながら、3世代でご一緒に来店されているご家族やご友人たちとの会話もきっと楽しく弾むことでしょう。

タイル張りの色が完全に銭湯のもので壁にシャワーがそのまま付いています。鏡も銭湯の象徴でした。嵯峨野湯のエントランスもインパクト十分な空間でしたが内装も負けじとインパクトの強い内装になっています。しかし、この内装のインパクトにも負けないのが嵯峨野湯のお料理です。

嵯峨野湯のパンケーキは一番人気の高いメニューです。季節限定のメニューもあり10月より「カラメルと南京のパンケーキ」が登場しています。パンケーキは1枚と2枚より選べます。おからと豆乳でできたパンケーキはどっしりもっちりとして食べ応えがありますのでランチにもおすすめです。1枚780円、2枚980円です。

嵯峨野湯のパンケーキは季節限定のメニューがあり、いつの季節のパンケーキも人気があります。見た目も可愛らしくさらにボリュームもあり、ソースにはチアシードが入っていたり、牛乳のアイスが添えられていたり細部までこだわった仕上がりになっています。この季節のパンケーキをお目当てに来られる方も多いようです。

毎年販売されるお正月パンケーキは楽しみにされている方も多く金粉なども使用されたご利益ありそうでおめでたい装いです。来年のパンケーキはどんなパンケーキなのでしょか。毎年このお正月パンケーキを楽しみに来店される方も多いようです。お正月の嵐山もきっとにぎわうことでしょう。

パンケーキの定番メニュー「抹茶チョコ小豆」です。別に添えられた抹茶チョコソースは抹茶の濃厚な味とチョコのまろやかな組み合わせが甘ったるくなくそのままでも美味しいですがもちろんソースはかけてお召し上がりください。お値段このほかに「メイプル＆ソルトバター」「チョコバナナ」「フルーツのパンケーキ」があります。

お豆腐ではなくお豆富です！パスタランチセット「肉団子と九条ネギの豆乳クリーム仕立て」お値段1500円です。九条ネギの甘さと豆乳のやさしさが絡み合うクリームパスタです。木製の板の上に乗った自家製のもっちりしたお豆腐を混ぜて食べても良し、そのまま抹茶塩、柚子こしょう、お醤油の粉で食べてもまた違った美味しさです。

この「お豆富パスタ」は嵯峨野湯のランチ看板メニューでもあります。このパスタに使用されている九条ネギは京都の野菜のひとつで長くて柔らかく甘くて風味がよい青ネギです。ぬめりがあるのが特徴でネギ臭くない香りと甘さが凝縮されているのでクリームソースに鮮やかな緑と香りと甘みを加えてくれる大事な役割を担っています。

季節限定メニューのパスタも季節ごとに変わり10月からは「鶏肉とゆず大根のお漬物パスタ」「甘栗とベーコンのクリームパスタ」「秋刀魚の蒲焼とキノコの甘醤油パスタ」の3種が登場しています。名前を聞いただけでも今すぐ食べたくなってしまうメニューです。ランチにもディナーにも。

京都ならではのお漬物を使用したパスタは意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが食べてみると納得の人気メニューです。べったら漬けや柚子大根などを使用したこちらのメニューはもちもちしたパスタの食感とお漬物の歯ごたえが絶妙にマッチしたおすすめメニューとなっています。

こちらもランチにおすすめで嵯峨野湯の嵐山に見立てた、山カレーやチーズ山カレーも新しい人気メニューです。ご飯はもちもちとした十五穀米で腹持ちも良くスパイシーなカレーによく合います。トロッと溶ろけるチーズの具合もちょうどよく絡みスパイシーなカレーをまろやかにしてくれます。季節の山カレーランチセット1300円、季節のチーズカレーランチセットが1460円です。

嵯峨野湯のかき氷は大人気メニューの一つで現在（2017/10現在）も販売しています。「抹茶づくし」は特に人気があります。みずみずしくプルプルした大きな白玉だんごが5つ、甘すぎない小豆がどっさり、抹茶の粉より作ったシロップはこれでもかというくらいかかっており2人分ですか？というサイズです。

こちらは「きな粉まみれ」ネーミングがとても素敵です。特製のきな粉蜜に特製きな粉をふんだんに振りかけてさらに濃厚きな粉アイスを乗っけています。去年よりも今年のほうがきな粉まみれ具合が大きかったとのことです。かき氷メニューは他に「胡麻まみれ」「いちごづくし」があります。お値段940円です。

こちらはほうじ茶のスイーツ「ほうじ茶三昧ゼリー」です。ほうじ茶の香りがお口いっぱいに広がるほうじ茶アイスクリームの下には香ばしい香りのほうじ茶ゼリーが隠れています。小豆と白玉が添えてあり、お好みで別添えの練乳をかけてお召し上がりください。竹の器もいい感じに冷やされております。「抹茶三昧ゼリー」もあります。

今では海外でも抹茶ラテは人気のドリンクメニューの一つですがやはり抹茶は本場京都でいただきたいものです。嵯峨野湯の抹茶ラテは宇治の抹茶を使用しています。嵐山散策に疲れたら抹茶ラテでほっと一息入れませんか？ほろ苦さとミルクの甘さに癒されてきっと疲れも吹き飛んでしまうのではないでしょうか。

嵯峨野湯のホットラテやミルクティーは大きなボウルでいただけます。「アイランドミルクティー」というメニューがありますがココナッツミルクと紅茶からできたミルクティーです。合わないはずのない組み合わせですが他を探してもこの組み合わせはありません。オリジナリティーの高いメニューです。まろやかな舌触りとココナッツの風味がたまりません。

嵯峨野湯では雑貨も販売しています。ランチの後はお土産選びも楽しいです。その名も「湯上がりキャンディ」は見た目も可愛くておすすめです。京都らしい抹茶味、柚子味、てまりの3種があり袋入り270円、筒入り470円で販売しています。一緒に来られなかった方にも「今度は一緒に」の気持ちを込めていかがですか。

こちらの「招き猫黒糖銅羅焼」もお土産に人気があります。見た目にも可愛らしいパッケージは8種類のさまざまな猫のイラストが描かれておりどのイラストも縁起が良さそうで眺めるだけでも楽しめます。ボリュームのある生地にたっぷりのあんこは嵯峨野湯にきた思い出のお土産にぴったりです。

バレンタインの時期にはシンプルでいながらスタイリッシュなパッケージの抹茶枝チョコがお目見えします。ワンランク上の枝チョコをお楽しみいただけます。そしてホワイトデーには湯上りキャンディーが少しおめかししたようなパッケージで登場します。

そのほかにも真っ白いシンプルな缶や袋に入ったコーヒー、お茶、紅茶、ハーブティー（670円より）戎さま、蓮、七宝柄の手ぬぐい（980円）お皿やグラスなどの食器さまざまな雑貨が所狭しと並んでいます。見ているだけでも時間が経っていくのですぐにテーブルに着けないときは雑貨を見てると時間が早く過ぎていきます。

嵯峨野湯の営業時間は午前11時より午後20時まででラストオーダーは19時までとなっています。休日などは開店前より並んでいらっしゃる方もいるようです。ランチタイムから夕方4時くらいまでは混雑が予想されますので開店と同時に入店されるか夕方に行かれるとよいかもしれません。

住所：京都府京都市右京区嵯峨天龍寺今堀町4-3 電話番号：075-882-8985

嵯峨野湯の魅力をお伝えして参りましたがいかがでしたでしょうか。大正12年に憩いの場として誕生した日本家屋「銭湯・嵯峨野湯」は時を超えて「カフェスタイルリゾート嵯峨野湯」に装いを変えました。現在もこの先もおしゃれな憩いの場としてにぎわい続けることでしょう。嵐山へお出かけの際はぜひお立ち寄りくださいませ。