くじらの博物館と海洋水族館を一緒に楽しもう！太地町くじら浜公園まとめ！

和歌山県東牟婁郡に位置する「太地町」は、くじらの町としても知られており、多くの人が訪れています。そんな日本における捕鯨発祥の地と知られる太地町には、くじらの博物館があり、様々な鯨に関する資料を目にすることができます。それ以外にもくじら浜公園や水族館もあり、子連れでも気軽に楽しめる人気の地として、観光スポットでも定番となりつつあります。そこでくじらの博物館や周辺についていくつかご紹介します。

和歌山県東牟婁郡太地町立「くじらの博物館」へのアクセスについてですが、電車で行かれる場合は、大阪方面から和歌山へ来るときは「JR紀勢本線特急くろしお」に乗車後新大阪から太地駅間で3時間50分にて到着します。名古屋方面から和歌山へ来られる場合は、JR紀勢本線特急ワイドビュー南紀に乗るとJR名古屋駅から紀伊勝浦駅まで3時間30分、その後串本・紀伊田辺行きに乗り太地駅まで7分で到着できます。

大阪から車の場合は阪和道と紀勢自動車道すさみ南ICから国道42号利用で到着でき、名古屋方面から車の場合は、東名阪道・伊勢道と勢和多気IC、熊野大泊ICから国道42号の流れで到着できます。開館時間は朝8時半から夕方17時までの営業で、一般駐車場も太地くじら浜公園のそばにあるので、そちらを利用されるのがおすすめです。

くじらの博物館の入場料ですが、一般入場料は1500円で小・中学生は800円、保護者同伴幼児は無料で入れます。70歳以上の方の入場料は100円引きの1400円で入館できるので、老人保険法医療受給者証など年齢のわかるものを提示できるようにしましょう。障害者の方の入場料割引制度もあるため、障害者手帳などを併せてもって行くようにしましょう。15名以上の団体の場合は入場料も団体割引が適応されます。

くじら友の会に入会していると、様々な特典があります。年間パスポートの代わりにできた制度で、年会費大人3000円・子供1500円で初回入場料込みで発行できるため、1年間に2回くると元が取れるお得な券です。入会すると、売店商品が10%オフで買えたり、誰でも使える入場料200円割引10枚セットなど、お得な特典が受けられます。ネットで入場割引券を保存して提示すると、入場料100円割引が適応されるのでおすすめです。

入場料を払って中に入ると、くじらの博物館本館に入れます。本館は3階建ての建物で、1階は大ホールで、太地の伝統的な捕鯨方法の「古式捕鯨」を再現したジオラマが広がっており、シャチなどの実物大の骨格標本などを吊り下げて展示しています。その迫力は圧巻で、いかに大きいか一目でわかります。

本館2階では、骨格標本だけでなく液浸標本など、様々なクジラの生態に関する資料が展示されています。世界の海には80種類以上もいると言われているくじらの生態は未だ未知数で、膨大な資料が展示されています。本館3階では、400年にわたってくじらと関わりを持ってきた、太地との歴史に関する様々な資料が展示されており、人とくじらの関係を学べるスポットです。

くじらの博物館を抜けると、イルカショープールがあり、スピーディーなイルカショーイベントを楽しめます。バンドウイルカやカマイルカが様々な技を披露し、イルカの生態などもアナウンスされるためイルカについての知識も学べるスポットで、子供はもちろん大人にも人気です。水に濡れる可能性があるので、濡れたら困る方はなるべく離れた場所で見られることをおすすめします。

イルカショーイベント終演後は、気軽に参加できるイルカにタッチやトレーナー体験があり、多くの人に人気のコーナーとして愛されています。イルカショーは毎日9時半・11時15分・13時15分・15時15分で行われており、専用の入場料など無く無料で楽しめます。天候や動物の体調が悪い場合は中止になることもあるので、タイミングが合えば是非とも見られることをおすすめします。

イルカショーの建物を抜けると、今度はくじらショーイベントが行われている広場に出ます。自然の入江の一角に作られた自然プールで、悠々と泳ぐ世界でも珍しいゴンドウくじらだけのショーイベントを、間近で体感できる人気イベントで、子供だけでなく大人にも人気のショーイベントとして親しまれています。コビレゴンドウ・オキゴンドウ・ハナゴンドウといったゴンドウクジラに出会えるおすすめイベントです。

クジラショーイベントは、毎日10時15分・12時15分・14時15分・16時の4回で開催されています。天候や動物の体調が悪い場合は、こちらも同じく中止になることがあるので、タイミングが合えば是非とも見学されることをおすすめします。国内でもクジラショーイベントを見られる機会は少ないので、是非とも訪れた際には体感されると良いでしょう。

クジラショースペースを抜けると、えさやり・ふれあいコーナーに到着します。えさやり体験では手軽にクジラやイルカにえさやりができ、子供を筆頭に大人気のイベントとされています。ふれあい桟橋にて体験申し込みをすると、えさやり体験ができます。。300円で1バケツ渡され、9時から15時の間でえさやりを体験できます。イルカと間近で関われる機会もそうそう無いのでおすすめのイベントです。

ただのえさやり以外にも、カヤックアドベンチャーとして、1回10分1000円にて9時から15時半の間、カヤックに乗ってくじらたちの近くにいけます。カヤックの上からくじらたちにえさやりできるので、カヤックが好きな人には是非ともおすすめのイベントです。えさやりの他にもふれあい浜にて海の中に入ってイルカに触れ合えるイベントや、ゴンドウクジラと一緒に泳げるイベントなど、様々な体験ができます。

太地町のくじらの博物館内にも水族館が併設されています。そちらが海洋水族館「マリナリュウム」で、和歌山県内の水族館の一つとして知られている水族館です。他の水族館ほど大きな水族館では無いですが、太地町らしいクジラやバンドウイルカなど、およそ100種以上のに動物たちに出会えます。

スジイルカとマダライルカを望むこともできるスポットで、全国的にも飼育が難しいためなかなかお目にかかれない二頭に出会えます。その他にも太地周辺で採捕された数々の魚や甲殻類の展示もされていて、気軽な水族館として子供から大人まで楽しんでいます。ふれあいの浜すぐ横にあり、入場料なども必要ないのでくじらの博物館観光と併せて、楽しんでいただきたいおすすめスポットです。

くじらの博物館周辺は、くじら浜公園と言われる公園が敷地となっていて、散歩や釣りを楽しんでいる方が多く見られます。海岸沿いでは釣りをすると、アジやグレ・アオリイカにチヌ・キスなどが釣れ、釣り場にもよく人がいます。くじら浜公園内に設置されている捕鯨船もとてつもないインパクトを放っており、近くに行くと大きさに圧巻すること間違いなしです。

くじら浜公園内は広めの敷地となっているため、ちょっとしたウォーキングにもおすすめのスポットです。博物館を見終わった後に、くじら浜公園をくるっと回りながら夕焼けなどの景色を眺めるのも、ロケーションが良いためおすすめです。くじら浜公園内にはカフェレストランなどもあるため、休憩にもおすすめのスポットなので併せて楽しむのが良いでしょう。

くじらの博物館周辺には、くじら料理が食べられる「くじら家」や、カジュアルな定食が食べられる「竹トンボ」などがあり、気軽に食事も取れるので、昼食に困ることなどもなく楽しめます。子連れの方は竹とんぼの方がおすすめで、カレーやラーメン・うどんにお子様ランチといった気軽なメニューが揃っているのでおすすめです。

くじら家では、くじらのカツやくじらの刺身にステーキなど、様々なくじら料理を堪能できる人気店で、価格はそれ無いにしますが、美味しいくじらが食べられるおすすめ店です。それ以外にもエビフライ定食や、レディースランチなど、様々な定食も用意されているので、大人だけで行かれる際にはおすすめのお店です。

くじらの博物館とその周辺特集いかがでしたか?くじら浜公園含め、様々な魅力があり、和歌山内の観光スポットとしてもおすすめの地です。和歌山を何日か観光考えられている人はもちろん、日帰りでも十分楽しめるため、和歌山で行き場所を考えている人は訪れてみるのもおすすめです。イルカはもちろん、くじらにえさやりなど希少な体験もできるくじらの博物館に、この機会に訪れてみてはいかがでしょうか。