武雄神社の御朱印が人気！佐賀のパワースポットには大楠など見どころも満載！

佐賀県武雄市にある武雄神社では、珍しい見開きの御朱印や樹齢3000年を超える大楠など見どころがたくさんあります。ここではパワースポットとも言われる武雄神社の基本情報、ご利益や見どころについてまとめてご紹介していきます。佐賀を訪れる際はぜひ人気観光スポット武雄神社で神聖なパワーを感じに行ってみてください。

武雄神社は佐賀県武雄市の御船山の麓にある神社です。御祭神は武内宿禰(たけうちのすくね)、武雄心命(たけおこころのみこと)、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)、神功皇后(じんぐうこうごう)、応神天皇(おうじんてんのう)で総称して武雄大明神と呼ばれています。主祭神武内宿禰は長寿の神様で武運長久、開運、厄除けのご利益もあるとされています。

武雄神社の歴史は天平7年まで遡り、様々な歴史の中で重要な役割を果たしてきています。また武雄神社には国内で第7位という樹齢3000年の大楠があり、御朱印にもこの大楠が記されます。特にこの大楠の前は日本でも有数のパワースポットとして有名で、全国各地からこの大楠を目的に訪れる人がいます。

武雄神社へは福岡から長崎自動車道武雄北方ICを下りて約10分、佐賀から西九州自動車道から武雄南ICを下りて約15分で行くことができます。一般道を利用する場合は佐賀市から国道34号線で約1時間ほどかかります。武雄神社前に駐車場がありますが、満車になっていることもあります。近くの駐車場を見つけておくか、公共交通機関を利用しましょう。

公共交通機関を利用する場合、JR武雄温泉駅から徒歩約25分かバスで約5分で行くことができます。バス停は武雄高校前バス停が最寄りとなっています。駅から歩くのは結構距離があるので、バスがない場合はタクシー利用をおすすめします。タクシーでも5分ほどなのでそんなに料金はかかりません。

武雄神社のシンボルとも言える御神木は樹齢3000年とも言われている大楠です。緑に囲まれた不思議な雰囲気の中に堂々と立つ巨大な木を前に多くの人が言葉を失うほど圧倒されます。大楠があるのは神の隠れ住まう山の深い神域で、この大楠の周りは気温がかなり低く、ひんやりとしており明らかに他の場所と違う空気を感じます。

この大楠には主祭神の武内宿禰だけでなく、龍神様も宿っていると言われているそうです。幹の周りが20メートル、高さが30メートルもあり、根元部分は空洞になっています。空洞の中の広さは12畳という広さで、天神様（菅原道真公）も祀られています。ここに来ると武雄神社が日本有数のパワースポットと言われている理由に誰もが納得できます。

武雄神社には大楠の他に有名な木があります。むすびの檜と呼ばれる木で、二つの檜が仲良く並んで上で手を繋いでいるように見えます。檜の幹の部分にはロープがかけられており、その中央から赤いロープが下げられています。ここは縁結びのご利益があるとして、特に独身女性に人気のスポットとなっています。

むすびの檜は夫婦檜とも呼ばれており、そこに願掛け鈴をかけることで様々なご利益が得られるとされています。願掛け宝来鈴を受けて、願いを込めながら鈴緒に結びましょう。鈴は紐の色が3色あり、赤い紐は良縁・恋愛成就、黄色い紐は商売繁盛・金運向上、白い紐は心願成就のご利益があるそうです。自分の願いに合ったものを選びましょう。

武雄神社の御朱印は初穂料300円から受けることができます。300円のものは一般的なサイズのもので神社名の墨書きの上に神璽印を押印されます。また見開きの御朱印もあり、金粉や銀粉を使用して立派な大楠が記されています。見開きのものは初穂料500円で受けることができます。

見開きのものは2種類ありますが、武雄神社では2種とも受けていく人も多いようです。御神木の大楠やむすびの檜のパワーを感じられる豪華な御朱印は要チェックです。社務所や授与所は朝早くから開いているので、より人の少ない朝行くとじっくり境内を見て回れ、御朱印もスムーズに受けられるでしょう。

武雄神社のオリジナル御朱印帳は初穂料1200円で受けることができます。片面には流鏑馬、もう一面には大楠が刺繍されており、樹齢3000年、武雄の大楠の表記もあるおしゃれなデザインとなっています。御神木の後ろにある竹林も金色で刺繍されて大楠の美しさを際立たせています。

武雄神社には様々なお守りがあります。大楠守は大楠の特徴にあやかって、延命長寿、病気平癒、商売繁盛などのご利益が得られるとされています。楠は堅実な金持ちの木として知られているそうです。また勝守は、困難に打ち勝ち勝利をもたらしてくれ、厄除け開運の効果もあるとして特に男性に人気があるようです。

武雄神社には安産母子守という珍しいお守りもあります。初穂料は1200円で、大きなお母さんのお守りと小さな赤ちゃんのお守りの紐と紐を結びつけて身につけておくと良いそうです。お腹の中の赤ちゃんとの絆を深めるように、二つのお守りをいつも一緒に大切に持ち歩きましょう。

武雄神社には歩射みくじという珍しいおみくじもあります。1200年の歴史のある歩射祭の占いの神事を一般の人にも体験できるようにしたもので、専用の破魔弓で的の輪を通すことができれば願い事がかなうとされているそうです。外れてしまっても除災招福になるのでご心配なく。難しいですが、ぜひ挑戦してみてください。

武雄神社の本殿裏から御神木である大楠に向かう道には竹林があります。ここからすでに大楠のパワーを感じられるという人も多くいます。御神域に入る前には手を清め、心を鎮めながらゆっくりと御神木のあるところまで向かいましょう。竹の間から射す光もとても幻想的です。

武雄市で毎年夏から秋にかけて行われている武雄のあかり展では、武雄神社のライトアップも行われています。この時期に武雄に行く方はぜひ武雄神社の白い本殿や大楠、竹林がライトアップされている様子も見にいってみてください。昼間とはまた違った美しさを楽しむことができます。

武雄市でオープン時から話題となったのが武雄市図書館です。普通の図書館と比べ、とにかくおしゃれなデザインで観光スポットにまでなっています。武雄温泉駅からは徒歩で約15分、または祐徳バス、JR九州バスを利用して行くことができます。天気が良い時は武雄の綺麗な空気を楽しみながら歩くのもいいでしょう。

武雄市図書館の中にはスターバックスもあるので、選んだ本をすぐにコーヒーを飲みながら読むこともできます。TSUTAYAと提携しており、ここでは本や雑誌の購入もできるので、図書館で本をゆっくり読む暇はないという方も、武雄に行った際はぜひ立ち寄ってみてください。

多くの人が武雄神社と一緒に訪れるのが御船山楽園です。広い敷地内には様々な植物が植えられており、一年中美しい光景を楽しむことができます。10月はチームラボのライトアップショー、11月3日からは紅葉まつりで夜には日本最大級の紅葉ライトアップも予定されています。約4万坪の敷地で行われるライトアップは圧巻です。

春になると一面に咲き誇るツツジの絨毯を見ることができ、こちらも紅葉と同様かなり人気があります。武雄に行く季節に御船山楽園で何かイベントが行われていないかチェックしておきましょう。そして御船山楽園に行く時はカメラをお忘れなく。この美しい景色を記録に残してきてください。

武雄といえば、やはり武雄温泉です。弱アルカリ性の単純泉で、美人の湯としても知られています。武雄温泉では日帰りで楽しめる温泉施設もいくつもあるので、武雄神社に行った後に温泉でさらに癒されてきてはいかがでしょうか。武雄温泉の立派な楼門も、国の重要文化財であり、有名な見どころとなっています。

楼門をくぐると武雄温泉新館があります。こちらも国の重要文化財となっている建物でとても見応えがあるので、温泉にゆっくり入る暇がないという方もぜひ立ち寄ってみてください。武雄で一泊できる方は様々な温泉で疲労回復、神経痛、健康増進などの効能のある武雄の湯をお楽しみください。

佐賀の人気スポット武雄神社についてご紹介してきましたが、魅力は伝わりましたか?武雄神社には御神木の大楠を中心に見どころがたくさんあります。パワースポット武雄神社で神聖なパワーを感じ、御船山の自然、温泉や図書館なども楽しみ、癒しの旅にしてはいかがでしょうか。