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ウチキパンは日本の食パン元祖!横浜に来たなら是非行きたいおすすめ店!

ウチキパンは日本の食パン元祖!横浜に来たなら是非行きたいおすすめ店!
投稿日: 2017年10月25日最終更新日: 2020年10月8日

ウチキパンは横浜でも、いえ、日本でも屈指の老舗のパン屋です。なんとこちらは食パン発祥の地。そんなウチキパンのアクセスやグルメな方々を唸らせてきた人気メニュー、そして食パンが生まれた秘密やウチキパンの長い歴史など、様々な角度からウチキパンの秘密に迫って行きます。

横浜元町ウチキパン見出し

皆様はウチキパンをご存知でしょうか。その名前を一度くらいは聞いたことがあるかもしれません。横浜の元町商店街にある老舗のパン屋で、何かとご当地グルメとしてメディアにも取り上げられている名店です。今回はウチキパンのおすすめや人気のパン、アクセスなどについてご紹介します。グルメの方必見です。

ウチキパンは屈指の老舗見出し

ウチキパンは老舗中の老舗です。なんと創業は1888年。1888年というと、日本がやっと市制・町村制を始めて、市町村が定められた年です。ペリー提督率いる黒船が来航したのが1853年、横浜港が開港したのが1859年のことですから、それが如何に古い歴史を持っているかがうかがえます。もう間もなく創業して130周年です。

古い歴史を持つお店ですから、常連さんも相当なものとなっています。よく、親子三代で通っている店などがありますが、ウチキパンに比べたらまだまだひよっこです。ウチキパンに通う人の中には親子四代、親子五代に渡って通っているという方もいます。もはやウチキパンは、歴史の生き証人とも言えます。

ウチキパンの歴史見出し

ウチキパンの歴史は、その前身であるヨコハマベーカリーから始まります。ヨコハマベーカリーは1862年に来日したロバートクラークが日本にいるイギリス人のために興したパン屋で、元は外国人のために作られたパン屋でした。ここで作られていたのが大型型焼食パン、今でいうところのイギリスパン、食パンです。

そんなヨコハマベーカリーに、ひとりの日本人、14歳の少年がパン見習工として住み込むことになったのです。それが、後にウチキパンを立ち上げることになる打木彦太郎さんでした。打木彦太郎さんは10年間という時間を必死に修行に費やして、ついにはロバートクラークの右腕となる職人にまで成長したのでした。

そして1888年、ロバートクラークは打木彦太郎に暖簾を譲り、引退しました。それから11年後、1899年に屋号をヨコハマベーカリー宇千喜商店に改め、二代目へと引き継がれていきます。今のウチキパンという名前になったのは1963年のことです。当時から銀座資生堂や新宿中村屋など、当時のグルメ御用達のお店にもパンを納入していました。

ウチキパンの今見出し

ウチキパンが現在の場所、元町商店街の端っこに店舗を構えたのは1984年、打木吉則さんがウチキパンの三代目だった時のことです。現在では四代目の打木宏さんが代表取締役を務めています。今でもウチキパンは大人気で、地元の人だけでなく観光客の方、まだ見ぬグルメを求めた方も多くいらっしゃいます。

歴史だけでなく人気もあるウチキパンはグルメな方々にも認められており、グルメ系サイトでの評価は軒並み好評価。メディアにも多数取り上げられています。その人気はやはり、実力に裏打ちされたものであり、一過性のものでないということは、イングランドは横浜のご当地グルメにまでなったことが証明しています。

食パンの歴史見出し

ウチキパンを語る上で、避けて通れないのが食パンの歴史です。今では日本で当たり前に食べられている食パンですが、この食パンを日本にもたらしたのはロバートクラーク、ウチキパンの前身であるヨコハマベーカリーの創始者なのです。この食パンは、如何にして日本に広まったのでしょうか。

ヨコハマベーカリーが創業した時、パンというものは日本人にとって大変珍しいものでした。当時、日本人はパンの外側、耳を食べずに捨てていたそうです。他にもフランスパンなどがあったのですが、耳を捨てていた日本人にとって食べやすいパンはイギリスパン、つまり食パンの方で、自然他のパンは淘汰されていきました。

食パンが残ったとはいえ、日本人にとっては珍奇なものであり、ウチキパンも当初は外国人相手の商売がほとんどでした。しかし、食パンに追い風が吹く時がやってきます。それは給食に食パンが採用されたことです。これが主食用のパン、食パンが広まる大きなきっかけになりました。ウチキパンも当初は給食用のパンも作っていました。

ウチキパンの食パン見出し

ウチキパンの食パンはイングランドという名称で販売されており、なんと開業当初からそのレシピは変わっていません。その製法はホップから作られた酵母で生地を発酵させるというもので、酵母を作るのに4日、そして生地を発酵させるのに1日と、手間暇を惜しまず作られた逸品です。

それだけの手間暇をかけられたイングランドはなんと360円という価格。人気が出ないわけがありません。味は折り紙付きで、グルメな方でも満足されることうけあいです。しかもイングランドは頼めば好きな厚さに切ってもらえるというサービスつきです。ただし、チャーミングセールなど混雑時は対応できない場合もあります。

ウチキパンのパン見出し

ウチキパンのパンの種類は約70種類です。それこそ毎日食べても飽きがこないほど、多くの選択肢があります。まずは、主食系のパンからご紹介します。一番人気はやはりイングランドです。歴史の生き証人でありウチキパンの象徴でもあるイングランドは、横浜のご当地グルメの筆頭です。その人気はゆるぎません。

また、食パンにはもう一種類、角型の食パンがあります。こちらはゴールドという商品で、サンドイッチを作る時などにピッタリの食パンです。また、クロワッサンや丸パンの北の大地、そして1個70円という価格で販売されているバターロールもおすすめで、毎朝の食卓に大人気です。

食パンのイメージの強いウチキパンですが、フランスパンの種類も豊富です。太くて短めのバタール、細くて長いバゲット、チーズの入ったチーズブレッド、そして珍しい酸味のあるフランスパンのサワーブレッドなどです。また、フランスパンにクリームが挟まれているミルクフランスも優しい甘さがくせになるおすすめ商品です。

ウチキパンの惣菜パン見出し

ウチキパンでは惣菜パンも人気です。近くに公園などが多いため、周辺では惣菜パンを買って、公園でランチをする方の姿をよく見かけます。サンドイッチ類にはもちろんウチキパンの食パンが使われているため、パン自体がおいしく人気です。外で食パンを食べたいときに一斤買って食べるのは至難の業ですので、こちらをおすすめします。

また、カレーパンなども人気です。特にキーマカレーパンは揚げていないカレーパンなので、ヘルシーだと女性にも人気があります。その他にもビーフシチューのパンには黒毛和牛が使われていたりと、こだわりが随所に感じられます。ウチキパンの公式サイトには、考案された方の名前も掲載されています。

ウチキパンの甘いパン見出し

パン屋に来ると、やはり食べたいのは甘いパン。ウチキパンでも、甘いパンはかなり充実しています。シンプルなレモンドーナツはレモンピールが爽やかな風味を出しており、値段はなんと90円です。小倉あんぱんの中にはあんこがぎっしり詰まっており、パンからはみ出してしまうのではないかというほど入っており、おすすめです。

メロンパンには本物のメロンの果汁が入っていて、香料では出せない自然な香りと甘みが人気の秘密です。また、ウチキパンならではなのがいちじくクリームのパン。いちじくが入ったカスタードクリームのパンで、あまり他では見かけませんが、ウチキパンでは定番となっており、こちらもおすすめです。

ウチキパンのケーキ見出し

ウチキパンはケーキ類もおいしく、人気があります。代表格のマフィンはちょうどいい甘さで、牛乳といっしょに召し上がることをおすすめします。チョコレートマフィンはこれでもかというくらいチョコが入っており、どこを齧ってもチョコだらけ。はずれのないおすすめ商品です。

細長い形のアップルパイも人気です。どうして細長いかというと、ウチキパンではここで購入して公園で食べるという方が多いため、食べやすい形に作ったということです。フルーツのパウンドケーキやチョコレートのパウンドケーキはお土産におすすめで、切り分けティータイムにどうぞ。

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焼きたてを狙う見出し

どこのパン屋でもどのパンでもそうですが、やはり焼き立ては格別においしいものです。ウチキパンでも焼き立てを食べられたらどれだけ嬉しいかわかりません。しかし、ここはさすがのウチキパン。なんと、ホームページに焼き上がりの概ねの時間を掲載してくれています。

サンドイッチ類は9時、菓子パンは9時から12時、フランスパンは10時半、ゴールドは11時、イングランドは11時半から12時半、シナモンレーズンが13時となっています。こちらは平日の目安になりますので、土日は順不同になってしまいます。時間に余裕のある時は、是非焼きたてを狙ってみてください。

お客様の声見出し

ウチキパンに長い歴史があるように、ウチキパンに通うお客様にもまた長い歴史があります。そんなお客様の声は、ウチキパンに直接届けられて、ホームページでも公開されています。いつまでも変わらないでいて欲しいという声や、ついつい目移りをしてしまい、色々買い込んでしまうという声が見られます。

特に多いのは、両親に連れられて通っていたという方の声です。両親に連れられてウチキパンに来ていた子どもが、今度や親となり、その子どもと一緒にウチキパンに通っている、という方が実に多いです。また、夕方にほとんど売り切れているという声もあります。人気がある故に売り切れてしまいますので、お早目のご来店をおすすめします。

ウチキパンへのアクセス見出し

ウチキパンは元町商店街の海側の一番端に近い場所にあります。歩いて行ける範囲にある駅は、京浜東北線の石川町駅と元町・中華街駅です。まずは石川町駅からのアクセスをご紹介します。電京浜東北線への乗り換えは、横浜駅がおすすめです。横浜駅から石川町までは約7分の乗車時間です。

石川町駅に到着しましたら、南口の改札を出ていただいて正面に進むと、すぐ目の前が川で行き止まりですので、右に曲がります。すると石川町商店街がありますので、それを突き抜けると信号があります。この信号を渡ると元町商店街に入ります。元町商店街に入りましたら、後はとにかく直進です。

真っ直ぐ進んでいくと、商店街の終わりが見えてきて、右手に元町プラザという建物があり、その手前を右に曲がるとウチキパンが見えます。以上が石川町駅からのアクセスです。次は、元町・中華街駅からのアクセスをご紹介します。元町・中華街駅は東急東横線直通のみなとみらい線の駅で、横浜駅から10分弱の乗車時間です。

電車を降りましたら、進行方向前側のエスカレーターかエレベーターに乗り、5元町口を出て左に進みます。するとすぐに元町商店街に入ります。元町商店街入って次の角を左に曲がれば、すぐにウチキパンの看板が見えます。ウチキパンへ直行したい場合には元町・中華街駅がおすすめです。以上が元町・中華街駅からのアクセスでした。

住所:神奈川県横浜市中区元町1-50 電話番号:045-641-1161

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ウチキパンの周辺情報見出し

ウチキパンの周辺には、買ったパンを食べるのにもってこいな公園がたくさんありますので、いくつかそれら公園へのアクセスをご紹介します。まずは元町公園へのアクセスです。ウチキパンから元町商店街と反対方向に坂を上っていいけば、そこに元町公園があります。ベンチも多く、木陰も多いので、休憩するのにおすすめです。

続いて港の見える丘公園へのアクセスです。ウチキパンから元町・中華街駅を通り過ぎて、次の信号を右に曲がって坂を上ると、港の見える丘公園があります。丘の上から横浜港を見下ろしながらパンをいただけます。続いてアメリカ山公園へのアクセスです。元町・中華街駅内のエスカレーターを上っていただくと、アメリカ山公園に出ます。

アメリカ山公園は比較的人が少なく穴場ですので、ゆっくりパンをいただくことができます。最後に山下公園へのアクセスです。元町商店街を抜けたところを左折し、谷戸橋を渡ったら右に進んでいただくと、山下公園があります。原っぱでもベンチでも、海や船を眺めならがいただくパンは格別です。

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ウチキパンの営業時間見出し

ウチキパンの営業時間は朝は9時から夜の19時までの営業になっています。定休日は月曜日です。月曜日はウチキパンのある元町商店街の多くのお店が定休日ですので、それに合わせたかたちになります。また、営業時間内であっても、人気のパンはすぐに売り切れてしまいますので、ご注意ください。

ウチキパンへようこそ見出し

以上、ウチキパンのご紹介をいたしました。ウチキパンは横浜元町商店街以外に店舗がないため、ここでしか食べられないご当地グルメといっても差し支えありません。横浜にいらした際には是非、ウチキパンでグルメな方御用達のイングランドや、その他のパンをお試しください。きっとお気に召します。

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投稿日: 2017年10月25日最終更新日: 2020年10月8日

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