新小岩の『麺屋一燈』は行列のできる人気ラーメン店！メニューや人気の理由を徹底紹介！

昨今どんどんレベルが上がる日本のラーメンですが、新小岩の『麺屋一燈』といえば行列のできる人気店としてとても有名です。こちらではそんな新小岩『麺屋一燈』の人気の秘密やおすすめメニュー、行列の待ち時間など様々な情報に関してご紹介していきます。

人気店『麺屋一燈』のある新小岩は東京有数のラーメンの激戦区と言われています。老舗のラーメン店の姉妹店、有名なラーメン屋の出身の店主が作る絶品ラーメンなどありとあらゆる系統のラーメン屋がしのぎを削っています。そんな中でも特に美味しいと有名なのが『麺屋一燈』です。

『麺屋一燈』のオーナー坂本幸彦氏が40歳の時、オーナーがラーメンの師匠とあがめる富田治氏と出会いました。富田氏といえば千葉県の松戸市にあるつけ麺の人気店「とみ田」の店主です。それまでなかなか定職につけなかった坂本氏でしたが、この出会いによりラーメンは心で作るものだと学びました。

それ以来、「もしも自分にとって一番大切な人に出すとしたら、この一杯は誇れるラーメンか」と常に自問自答しながら、「この一杯は、世界一大切な人に出す一杯」として提供しているそうです。

ラーメンを食べた人が幸せな気持ちになってくれることを願いながら、仕事に取り組むことを決意し始めた『麺屋一燈』は、2010年の開店以来東京のラーメンの人気店としてその名をとどろかせています。現在では、ラーメン燈郎、豚骨一燈、つけ麺一燈、煮干し中華そば一燈などの系列店の展開や海外展開を行なっています。

「ラーメンの人気店で美味しいラーメンを食べてみたい」という女性の方でも、やはり一人では入りづらいのが通常のラーメン店ですが、『麺屋一燈』は小さなお店ですが、ラーメンをより多くの人に幅広く楽しんでもらうために、女性や家族連れの方が入りやすい店舗をイメージしてデザインされています。

店舗で財をしたのは女性のデザイナーで、椅子の座りごごちから客席スペース、キッチンスタジアムのようなイメージのキッチン、食材がより美味しく美しくみえるような照明などの内装や設備まで、すべてを計算して設計しました。清潔感がありおしゃれな内装に待ち時間も苦ではありません。

また、女性を意識したお店作りは内装設備だけでなく、女性限定のサービスにも表れています。女性客には食後にアイスクリームのデザートが付いてくるのです。ラーメンを食べて少しもったりとした口の中を、さっぱりとさせてくれるスイーツは本当に嬉しいサービスです。

『麺屋一燈』では自家製の麺を使用しています。小麦粉の種類は6種類で、ラーメンの特徴に合わせた麺の種類は3種類、麺の太さなどにもこだわって作っています。『麺屋一燈』には系列店がいくつかありますが、それぞれのラーメンの特徴を最大限に生かすためにグループ全体では麺は5種類もあるのだそうです。

麺屋一燈のラーメンを彩るチャーシューはなんと3種類あります。お肉の種類は鶏肉、豚ロース、豚バラの3種類です。また、お肉を柔らかくジューシーな状態で食べられるように「真空低温調理」という方法で、たんぱく質が固まる68度を超えない方法で調理するフランス料理由来の調理法で作られます。しっかりと熱が入っているのにレアな感覚のチャーシューは大変美味です。

また、チャーシューと同様に人気なのが鶏団子です。つくば茜鶏を使用した鶏団子は柔らかくふわりとした食感と、軟骨のコリコリとした食感が楽しい鶏のつみれのようなお団子です。チャーシューはフレンチからのインスピレーションですが、この鶏団子は和食のお蕎麦屋さんのメニューにありそうな感じです。一杯のラーメンにいろいろなアイデアと工夫が詰まっています。

やはり師匠がつけ麺の人気店「とみ田」の店主だけあって、つけ麺メニューには自身があるようです。つけ汁は鶏の白湯スープに5種類もの魚介や甲殻類をブレンドして濃縮させた、とても濃厚なスープです。もちろんつけ麺屋さんの定番の"割のスープ"は無料です。カウンターにありますので、セルフで調節できるのはうれしいことです。

濃厚魚介つけめんは830円、半熟味玉濃厚魚介つけめんは930円、特製濃厚魚介つけめんとチャーシュー濃厚魚介つけめんは1100円です。濃厚魚介つけめんには鶏団子が乗っており、特製濃厚魚介つけめんにはさらに3種類のチャーシューなど盛りだくさんの具が乗っています。つけ麺のスープは冷めやすいので熱々の器に入っています。やけどをしないように気を付けましょう。

ラーメンは「最初からスープと麺が一緒になっているものだ」という方の為にはこちらの濃厚魚介ラーメンがおすすめです。つけ麺とのスープをラーメンとして食べやすいようにバランスを調整した濃厚なラーメンです。隠し味に抹茶を使用しています。濃厚魚介ラーメンは800円、半熟味玉濃厚魚介ラーメンは900円、特製濃厚魚介ラーメンとチャーシュー濃厚魚介ラーメンは1050円と、つけ麺より多少リーズナブルです。

濃厚なつけ麺やラーメンに比べてこちらの芳醇香味そばはさっぱりとしたのど越しでありながら、旨みとコクが深い味わいのラーメンです。その秘密はスープを取るときの鶏ガラの量だそうです。通常の3倍の量の鶏ガラからでた出汁のスープは、こちらでしかいただけません。中細ストレート麺の芳醇香味そばは、シンプルな「塩」と、醤油とアサリを加えた日本人好みの「醤油」があります。

「塩」も「醤油」も、芳醇香味そばが800円、半熟味玉芳醇香味そばが900円、特製芳醇香味そばとチャーシュー芳醇香味そばが1050円です。濃厚なラーメンが一燈の代名詞でもありますが、こちらのさっぱりとしながら深いコクの強い印象が残る芳醇香味そばもおすすめです。

いずれも食券制になっていますので、メニューや会計が分かりやすいです。また、日本の食文化であるラーメンは日本のB級グルメとして外国人にも人気です。そのため、日本語だけでなく、英語のメニューなども用意されています。外国のお友達を連れて行くのもおすすめです。

また『麺屋一燈』では麺の量を有料で変更することができます。ラーメンの場合は150gが並で、50円で200gに、100円で250gまで増やすことができます。つけ麺の場合は200gが並で、50円で300gに、100円で400gに、150円で500ｇの特盛にすることもできます。大盛り以上でつけ汁のお代わりもできます。

新小岩『麺屋一燈』の営業時間は昼は午前11時から午後3時、夜は午後6時から10時までです。年中無休で、スープもしくは麺が無くなったら終了なのですが、いつもお店の外には行列ができており、待ち時間を覚悟する必要があります。

店内の席はカウンターで11席しかないので、開店前にお店に並んだときに11番目までであれば開店と同時に入店できますが、人気店ですので早いときは開店1時間前にはもうすでに20人近く行列ができています。つまり待ち時間は最低1時間は見なくてはなりません。

また、絶えず行列ができているので、近隣のマンションからの苦情があり、行政からも待ち時間の指導が来ています。内容としてはなるべく店よりに並ぶこと、絶対に車道の白線をはみださないこと、近隣のマンションの入り口をふさがず間を開けて並ぶこと、待ち時間の間にマンションの花壇には座らないこと、喫煙は喫煙所のみで行うことなどです。待ち時間のマナーに気を付けましょう。

JR総武線の新小岩駅の北口を出たら、牛丼の松屋の角を右手に曲がりまっすぐ大通りまで出ます。新小岩駅北口の交差点を渡り左手に進みます。カレーのCoCo壱番屋を通り過ぎ、ディスカウントリカーショップ「カクヤス」の角を右に曲がるとすぐ『麺屋一燈』です。駅から徒歩で10分弱で到着します。

JRの新小岩駅には総武快速線と総武線各駅停車の両方の電車が止まります。快速電車ならば東京駅から10分ちょっとで新小岩まで行くことができます。新小岩は東京都に東端の方ですが、東京の中心部からのアクセスは意外と便利なのが嬉しいです。

いかがでしたか？関東の人気ラーメンショップの中でも上位に入るラーメン店ですが、男性だけでなく女性も気軽に美味しいラーメンがいただける雰囲気作りはうれしいです。ぜひ新小岩の『麺屋一燈』に絶品ラーメンを食べに行きましょう。