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下栗の里で絶景を満喫!日本のチロルと呼ばれる秘境を訪れてみよう!

下栗の里で絶景を満喫!日本のチロルと呼ばれる秘境を訪れてみよう!
投稿日: 2017年10月28日最終更新日: 2020年10月8日

下栗の里は日本のチロルと呼ばれている秘境です。近年注目を浴びるようになり、多くの人が訪れるようになりました。とても魅力がたっぷり詰まっている下栗の里が一体どんなところなのか、アクセス情報や見どころなどと合わせてご案内します。

下栗の里には魅力がたっぷりある見出し

信州には絶景を見られるところがたくさんありますが、下栗の里は信州と言うよりも日本屈指の絶景が見られるところと言っても過言ではありません。まだまだ広く知られているとは言えない下栗の里の魅力について紹介していきます。本当に素晴らしいところなので、一度行ってみたいと思ってもらいたいです。

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下栗の里へのアクセス見出し

下栗の里へのアクセスですが、基本は車でのアクセスになります。中央自動車道飯田インターで降りて国道153号線を走ります。永大橋の交差点で県道83号線に入ってしばらく走ると、三遠南信自動車道の矢筈トンネルに行けるので、矢筈トンネルを抜けます。矢筈トンネルを抜けると、国道152号線に合流することができます。

国道152号線に合流して浜松方面に走ると小中学校前という交差点があるので、そこを左折して山道を走って行きます。この山道はとても細くなっているところがあり、車同士のすれ違いが困難なところもあります。山道を約10キロ行った先に下栗の里があります。飯田インターからアクセスすると約1時間になります。

下栗の里はなぜチロルの里と呼ばれるか見出し

下栗の里は標高800メートルから1100メートルのところにあり、最大傾斜38度の傾斜面に点在する耕地や家々が絶景を作り上げています。この絶景は平成21年に「にほんの里100選」にも選ばれました。景観の美しさ、自然と暮らしの調和といった姿がオーストリアのチロル地方に似ていることからチロルの里と呼ばれるようになりました。

チロルの里と呼ばれるようになった下栗の里は南アルプスを望む景観が素晴らしく、下栗ほど素晴らしい景観を見られるところは他にないと言う有名登山家もいます。スタジオジブリがアニメ制作にあたって下栗の里を取材するなど、どんどん注目されるようになってきました。また伝統野菜や伝統文化の宝庫でもあります。

下栗の里の散策のすすめ見出し

下栗の里はじっくり散策するのにおすすめのスポットです。急傾斜の畑を彩るそばの花、軒先に置かれた民具、道端にある石仏など、日本人が忘れかけていた日本の原風景が下栗の里にあるのです。下栗の里を散策するということは、かつての日本人の暮らしを知ると言うことにもなるのです。つまり日本の歴史を体感できるスポットです。

自分たちだけで散策しても良いのですが、下栗の里案内人の会という地元ガイド人がいるので、その人たちにガイドをお願いしても良いです。いろんな絶景スポットや見どころ、撮影スポットについて紹介してくれます。下栗の里のことを詳しく知る良い機会になるのではないでしょうか。下栗の里は最高の散策スポットです。

下栗の里で郷土食を楽しむ見出し

下栗の里で食べられる郷土食をいくつか紹介します。にどいもは下栗などで古くから栽培されている小ぶりのジャガイモで、その田楽は県の文化財にも指定されている伝統料理です。遠山の味付けジンギスは「ジンギスカン」ではなく「ジンギス」と呼ぶのが地元の呼び方です。マトンを秘伝のタレに漬け込んでおり、味がしっかりしています。

山肉は野趣あふれる山の味覚は、ジビエとしても注目されています。猪は鍋、鹿はステーキなどが美味しいです。そばは水田の少ない下栗では、そばが重要な作物でした。下栗には手打ちそばが楽しめるお店があります。下栗の里に訪れたら郷土食を是非食べてください。食もとても素晴らしいと思ってもらえるでしょう。

下栗の里で宿泊する見出し

下栗の里の宿泊施設を紹介します。高原ロッジ下栗はおしゃれなペンション風の建物で、和室4室・洋室13室で定員38名です。1泊2食で7600円から宿泊できます。民宿みやしたは囲炉裏があるぬくもりがあります。下栗の里の中央部に位置し、いろんな見どころスポットに行きやすいです。和室10室で定員20名で、1泊2食は7000円からです。

民宿ひなたは聖岳・兎岳を望むことができます。南アルプスの登山拠点でも知られています。和室6室で定員は15名で、1泊2食は6800円から宿泊できます。どの宿も下栗の里を観光するために、アクセスしやすいところにあります。下栗の里を目一杯楽しむならば、下栗の里に宿泊するのをおすすめしたいです。

下栗の里で祭りを楽しむ見出し

下栗の里の祭りを是非楽しんでもらいたいです。下栗の霜月祭りは毎年12月13日に下栗拾五社大明神で行われます。祭りは13日の朝9時頃から始まって、翌14日の深夜3時頃まで行われます。様々な神事が行われ、祭りの最大の見どころである面の登場は14日の午前0時頃で、39の面が舞を奉納する姿は圧巻です。

下栗の掛け踊りは毎年お盆の8月15日に下栗拾五社大明神で行われます。太鼓や鉦(かね)を打ち、笠と棒を振り和讃をを唱えて踊り、豊穣を祈願する雨乞い祭りと念仏踊りが行われます。下栗ふれあい祭りは11月上旬に高原ロッジの前で行われ、農産物や加工品の即売、太鼓や踊りの出し物など地区内外からたくさんの人が訪れます。

下栗の里でミニ登山やハイキングを楽しむ見出し

下栗の里に来たらミニ登山やハイキングを楽しんでもらいたいです。おすすめの3つのコースを紹介します。奥茶臼山登山コースはしらびそ峠より往復9から10時間になります。日本300名山の一つである奥茶臼山のビュースポットからは仙丈、甲斐駒、北岳などの山々をきれいに見ることができます。撮影にも人気があるスポットです。

尾高山ミニ登山コースはしらびそ峠から往復3時間半のコースです。シラビソ、トウヒなどの亜高山帯の原生林を歩きます。岩を覆う苔の緑も幻想的で、写真撮影にもおすすめです。御池山ハイキングコースは南アルプスエコーラインから往復1時間半のコースです。隕石クレーターに沿って歩きます。雨乞いの聖地である御池があります。

下栗の里の見どころ1:御池山隕石クレーター跡見出し

御池山隕石クレーター跡は地元研究者を中心に研究が進み、日本で初めて隕石クレーターであると確認されました。2万年から3万年前に直径約45メートルの小惑星が衝突して誕生したと推測されています。直径約900メートル、全体の約40%が現存しています。国際的にも認められた隕石クレーター跡です。

御池山に行くと隕石クレーター跡の案内看板もあります。詳しく知ることによって、自然の凄まじさなどを知ることができます。世界中で約180個ある隕石クレーターの1つを見ることができるので、とても貴重なところと言うことができます。下栗の里に行ったら、是非見てもらいたいです。

下栗の里の見どころ2:御池見出し

御池は御池山ハイキングの御池山頂から700メートルくらい下ると出てきます。御池のほとりには雨乞いの神様として崇められている池大明神のほこらがあり、日照りが続いた時に池の水を汲んで、雨乞いのお祈りをしたとされています。御池にはモリアオガエル生息地もあります。雨が少ない時には是非行きたいところです。

水というのは貴重な生活資源であり、水を獲得するためには雨が降らなければなりません。今は科学が進歩してきたので、雨の予測が可能ですが、昔はそんなことはできなかったので、雨乞いが重要だったのです。今でも雨がなかなか降らないという予報の時には雨乞いのお祈りをすると良いかもしれません。

下栗の里の見どころ3:天空の里ビューポイント見出し

下栗の里に来て絶対に外せないスポットと言えば、天空の里ビューポイントです。天空の里ビューポイントは平成21年に下栗の景観を多くの人に見てもらいたいと、地元住民が手造りで造ったスポットです。下栗の絶景を撮影するには最高のスポットで、下栗の里をきれいに撮影するためにはここに来ることをおすすめしたいです。

天空の里ビューポイントへのアクセスは、はんば屋というお店から歩いて約20分です。「ビューポイントはこちら」という看板が出ているので、道に迷うことはないでしょう。地元住民が手造りで造った絶景撮影スポットは、観光客のことを真剣に考えてくれた最高のスポットと言えるでしょう。

下栗の里に行ってみよう見出し

下栗の里には絶景撮影スポットがあり、にぎやかな祭りあり、ミニ登山やハイキングコースありなど見どころが盛りだくさんです。下栗の里へアクセスする際には運転に気をつけてもらい、苦労して運転した先に素晴らしい風景が見られます。写真や動画に撮影してもらい、下栗の里の思い出をずっと残してください。

投稿日: 2017年10月28日最終更新日: 2020年10月8日

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